センター試験が廃止
センター試験が廃止されることが決まった現代では、難関大学受験英語では実践的な英語力が求められています。
英語の正しい発音方法を覚えておくと、リスニング力やスピーキング力が身につきますし、外国語大学、大学受験英語の中では実際に英語で会話して行う形式もあります。
今回は、大学受験英語に頻出の英語の発音・アクセント問題の勉強法とおすすめの参考書・問題集を紹介します!
- 英語の発音・アクセント問題の勉強法を知りたい
- 英語の発音・アクセント問題の参考書・問題集を知りたい
- 英語の発音・アクセント問題はいつから対策するべきか知りたい
- 英語の発音・アクセント問題の解き方のコツを知りたい
この記事は5分程度で読めるのでぜひ、読んでみてくださいね♪
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発音・アクセント問題の勉強は必要?
まず、この議論から始めましょう!
そもそも発音・アクセント問題って必要だと思いますか?
確かに配点は低く、得点効率が悪いようにも思えますが、必要な学習量がそれほど多くないためです。
ただし、時間をかけすぎてはいけません。
発音・アクセント問題は配点が低い上、自分が解けない問題はみんな解けないことが多く、差がつきにくいためです。
早稲田大学法学部や慶應大学法学部の難関大学では毎年出題される
発音・アクセント対策・勉強はいつから始めるべき?
発音、アクセント対策・勉強することをおすすめする旨は上記で説明しました!
発音・アクセント対策・勉強の始めるには2つのタイミングがあります!
2つのタイミングとは以下の通り↓
- 対策・勉強時期1:受験勉強が本格化する前の高1・高2
- 対策・勉強時期2:入試本番直前
対策・勉強時期1:受験勉強が本格化する前の高1・高2
1つ目は受験勉強が本格化する前の高1・高2の時期です。
前述したように、配点が低く差がつきにくい発音・アクセント問題の対策を忙しい高3でやるのは非効率です。
対策・勉強時期2:入試本番直前
2つ目は入試本番直前期です!
発音・アクセントは感覚的な部分もあり、完全な暗記項目ではないため、何となくで覚えてしまっていることも多く、直前に改めて確認することで記憶を定着させることができます。
また、発音・アクセントは他の暗記項目よりも短期覚えやすいです!
発音・アクセントの対策・勉強法
では、本記事もメイントピックである、『発音・アクセント問題の対策・勉強法』を紹介します!
発音・アクセント問題の勉強法は以下の通りです↓
- 勉強法1:単語帳で普段から発音する
- 勉強法2:Googleの発音機能をフル活用する
- 勉強法3:リスニングの勉強をする
- 勉強法4:発音・アクセントの法則を勉強する
- 勉強法5:発音・アクセントの参考書や問題集を使う
- 勉強法6:英語圏の方が発音しているネイティブな英会話をCDで聞く
- 勉強法7:実際に英語圏の方と英語で会話のやり取りをしてみる
状況に合わせて試してみるのが良いですよ♪
勉強法1:単語帳で普段から発音する
発音・アクセント問題がなぜ出題されるのかを考えたことがありますか?
それは、筆記試験ではスピーキングの能力を測ることはできないため、文字ベースで英語を話す能力を確かめるためなのです!
つまり、普段からちゃんと英語を発声しているかが問われているのです。
発音・アクセント問題を解く上で一番望ましい状態は、発音・アクセントが体に染み付いていて感覚的に理解できている状態です。
特に英単語を学習するときは発声することで暗記の効率が上がるため、一石二鳥です。
『英単語の覚え方』については、以下の記事で解説しているので、興味がある方は読んでみてください↓
英単語の必要数(英単語って何語覚えるの?)皆さんは、英単語をどのくらい覚えているでしょうか?2,000語くらいでしょうか? そもそも、大学受験英語において、東大や京大、難関私立大学に合格するためには[…]
勉強法2:Googleの発音機能をフル活用する
受験生の皆さんにとって発音記号を見て、発音やアクセントを完璧に理解するというのは難しいと思います!
そのため、発音の仕方がわからない単語があったら正しい発音を聞いてしまうのが手っ取り早いです。
Google翻訳を使うと、耳からも覚えることができるので、記憶の定着度も上がります!
耳から覚えることの記憶力向上の効果は以下の記事で詳しく解説しています!
興味がある方は読んでみてみkてください↓
音読の効果は最強という話皆さんは、英語長文問題の勉強において、音読はしているでしょうか?もし、音読はしていないという方がいたら、それはもったいないことをしています。 英語では、音読すると英語長文問題の点数を[…]
勉強法3:リスニングの勉強をする
リスニング学習をするときに、問題を解いたら、リスニングの文章を音読しましょう。
音読の際はCDを聴きながら、着いていくようにスクリプトを読み上げるのが良いです。
ちなみに、このやり方をシャドーイングと言います。
『英語長文問題対策』に関しては、以下の記事を参考にしてみてください↓
はじめに【英語長文問題で点数が取れない理由】皆さんは、大学受験の英語長文問題で点数は取れていますか?英語長文問題は、受験する大学のレベルが上がるほど、入試問題でも配点の大部分を占める重要な分野です。 しかし[…]
はじめに【英語長文読解に取り組む前に】英語長文読解の解き方にはコツがあります。 私は、 英単語 英文法 英文解釈 英語長文読解とある程度勉強を重ねてきましたが、なぜか思うよう[…]
勉強法4:発音・アクセントの法則を勉強する
英語には、発音・アクセントの一定のルールがあります。
このルールを覚えることで、ミスを減らすことができるでしょう。
勉強法5:発音・アクセントの参考書や問題集を使う
参考書や問題集を使い実際に発音・アクセント問題を解いてみるです。
当たり前です(笑)
発音・アクセント問題には定番があり、なんども同じ単語が出題されることがあります。
勉強法6:英語圏の方が発音しているネイティブな英会話をCDで聞く
正しい英語の発音方法を身に付けるには日本人が発音しているような単語単語で分かりやすく区切った英会話ではなく、英語圏の方が発音している滑らかでネイティブな英会話を収録したCDを聞くのがおすすめです。
発音している英会話を例文で見ながら聞いたり、実際に発音している英会話を真似して声に出して読んでみることで英語の発音方法を学ぶことが出来ます。
勉強法7:実際に英語圏の方と英語で会話のやり取りをしてみる
CDなどで正しい英語の発音方法を学んだあとは、現在では高校でも特別講師として外国人教師も増えているので、外国人講師の方にお願いして実際に英会話のやり取りをしてみましょう。
CDを聞いただけでは気づかなかった単語と単語のつなぎ目の発音や疑問文や単語のアクセントの違いを実際に英会話しながら指導してもらい、学ぶことが出来ます。
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発音・アクセント対策におすすめの参考書・問題集
発音・アクセント問題について理解いただけましたでしょうか?
では、本章では、そんな発音・アクセント問題を勉強するのにおすすめの参考書・問題集を紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- Next Stage英文法・語法問題
- Vintage
- 短期で攻める最頻出問題発音・アクセント300
Next Stage英文法・語法問題
英文法の問題集で最も使っている受験生が多いといっても過言ではない『Next Stage』です。
左ページに文法問題、右ページに解答・解説というシンプルな構成になっています。
この参考書の特徴は、とにかく問題量が多いので、確実に演習量を確保できます。
文法問題で問われるほとんどの事項がこの問題集でカバーできるので、文法問題を落とすことはほとんどなくなるでしょう。
ただ、解説が少し少なめなので、そこには注意してください。
『Next Stage英文法・語法問題』について詳しく知りたい方はこちら↓
Next Stage(ネクストステージ)英文法・語法問題とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の中でも5本の指に入る程有名な「ネクステ」という愛称でお馴染みの「Next Stage(ネクストステージ)英文法・語法問題[…]
Vintage
茶色い表紙が印象的な『Vintage』です。
CDもついていて、解説も読みごたえがあり充実しているので、基礎から応用まで対応できる英文法力をつけることができます。
問題数も多く、演習量も確保できます。
各問題の解説にそれぞれポイントが1行で書いてあるので、復習がしやすいです。
『Next Stage英文法・語法問題』とかなり類似しています!
『Next Stage英文法・語法問題』よりも解説が充実しているのが特徴ですね!
『Vintage』について詳しく知りたい方はこちら↓
英文法・語法Vintageとは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の中でも5本の指に入る程有名な「英文法・語法Vintage」です! 受験業界ではあまりにも有名すぎる一冊ですよね。多くの受[…]
短期で攻める最頻出問題発音・アクセント300
『ネクステ』も『Vintage』以外にも発音・アクセント専門の参考書があります!
本のタイトルから分かるように、短期で発音・アクセント問題を対策することをコンセプトとしているため、入試直前期の対策にもおすすめです。
発音・アクセント問題を解くコツ【センター英語でよく出る法則・ルール集】
これで、発音・アクセント問題の対策はバッチリではないでしょうか?
ただ、受験生は、ただでさえ時間がありません!
そこで、発音・アクセント問題の勉強時間が短縮される、発音・アクセントのルールを紹介したいと思います!
例外はありますが、この法則は8割方当たっているため覚えておくと便利ですよ♪
結論から言うと、以下の通りです!
- アクセント法則1:派生語は、元の語と同じ位置にアクセント
- アクセント法則2:名前動後
- アクセント法則3:直前にアクセントがくるパターン
- アクセント法則4:必ず特定の場所にアクセントがつく
- アクセント法則5:直後にアクセントがくるパターン
アクセント法則1:派生語は、元の語と同じ位置にアクセント
例えば、becomeは派生元のcomeと同様、friendlyはfriendと同様の位置にアクセントが置かれます。
アクセント法則2:名前動後
名詞と動詞の両方の用法を持つ語は、
- 名詞の時:前方にアクセント
- 動詞の時:後方にアクセント
が置かれるという法則です。
例えば、inheritは名詞の時inにアクセントが置かれ、動詞の時はheritにアクセントが置かれます。
アクセント法則3:直前にアクセントがくるパターン
必ず直線にアクセントが置かれる場合があります!
具体的には、
- tion
- sion
- ic
- ety
- ity
- graphy
- logy
- ence
- ial
- ual
- ious
などの接尾辞の直前にはアクセントが置かれます。
例えば、instructionのアクセントの位置はru、interactionのアクセントの位置はraです。
アクセント法則4:必ず特定の場所にアクセントがつく
必ずアクセントが置かれる特定のワードがあります!
具体的には、
- ee
- teen
- eer
- ever
- ese
- self
- esque
- ette
などの接頭辞にはアクセントが置かれます。
例えば、employeeのアクセントはee、volunteerのアクセントはeerに置かれます。
アクセント法則5:直後にアクセントがくるパターン
直後に必ずアクセントがくる場合もあります!
具体的には、
- no
- any
- some
- every
- by
- pan
- para
などの接頭辞にはアクセントが置かれます。
例えば、somebodyのアクセントはsome、nobodyのアクセントはnoに置かれます。
最後に
今回は大学受験英語に頻出の『英語の発音の対策・勉強法』と『おすすめの参考書・問題集』を紹介しました。
ただ、1番良いのは、英単語帳を覚えながら同時に発音も覚えてしまうことです!
発音は、配点自体は少ないですが、1点に泣かないためにもぜひ勉強してみてくださいね♪
皆さんが合格することを祈っています!
では、また!