英文標準問題精講とは
英文標準問題精講とはどのような参考書・問題集なのか紹介していきます。
英文標準問題精講は英文解釈の参考書になっていて、その中でもかなりレベルの高い参考書になっています。
英文標準問題精講の題名に標準と書いてありますが標準のレベルの問題は全くと言っていいほどありません。
全て最高難易度で作られた問題になります。
英検で表すと1級を目指している人などが使って勉強する参考書になります。
なので、英文標準問題精講ではいくつかのテクニックも記載されていますし、この参考書を終えた後には、あなたも日本大学生でトップレベルの英文解釈力、長文読解力を手に入れていることでしょう!
を使いましたが、あまりわかりませんでしたよ(笑)
とういうわけで、この記事では、そんな最高難易度を誇る英文標準問題精講の
- 英文標準問題精講の特徴
- 世間の評判(評価)、口コミレビュー
- 合格できる大学のレベル
- 使い方と勉強法
- おすすめできる人、おすすめできない人
- 英文標準問題精講が終わったら次にやること
について解説していきます!
ちなみに、英文標準問題精講には前に2つのレベルがあるので、そこから始めると英文解釈の力はさらに身につくはずです!
目安は以下の通りです↓
- 偏差値50~の方は、入門英文問題精講
- 偏差値60~の方は、基礎英文問題精講
入門英文問題精講とは入門英文問題精講とはどのような参考書なのかご紹介していきます。 入門英文問題精講は英文解釈の参考書になっています。 入門英文問題精講は題名に入門と書いてあるだけあっ[…]
基礎英文問題精講とは基礎英文問題精講とはどのような参考書なのかご紹介していきます。 基礎英文問題精講は英文解釈の参考書です。 基礎英文問題精講は基礎と題名に書いてあるので、基礎レベルを[…]
また、英文解釈の解き方のコツや勉強法を知りたい!という方は以下の記事を読んでみてください!
はじめに【英文解釈の重要性】皆さんは、大学受験英語でどのくらい点数を取れていますか?英単語も英文法も勉強しているのになぜか点数が伸びない・・・ そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?その理[…]
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英文標準問題精講の特徴
英文標準問題精講の特徴について紹介していきます。
結論から言うと、以下の通りです!
- 例題と練習問題が110問ずつある
- 解説が丁寧
- 理解しにくい箇所は図解で説明されている
- 1題1題のボリュームは少ない
1つずつ解説していきます!
例題と練習問題が110問ずつある
英文標準問題精講の問題は、まず例題と練習問題に分けられています。
例題に関しては、110問の問題で構成されていて後半に連れて難易度があがっていきます。
練習問題に関しても110問の問題でこちらも構成されており、例題の後に練習問題がくっついている感じになっています。
例題で英文解釈を学び、練習問題と解くという流れ
まずは例題で英文解釈の仕方などを学んでいき、次に練習問題で自分でもやってみることができます。この構成の仕方はとても勉強になります。
解説が丁寧
また英文標準問題精講の解説に関してはかなり丁寧に書かれています。
英文標準問題精講はレベルの高い問題ばかりですし、問題の難易度が高いので、解説が適当だと分からなくなってしまうことは多々あります。
理解しにくい箇所は図解で説明されている
ですが、英文標準問題精講の解説はとても丁寧で、わかりづらい所などは図解なども用いられているのでとてもわかりやすく書かれているのが特徴的です。
1題1題のボリュームは少ない
英文標準問題精講は問題数などを見てみると一見多く感じるかもしれませんが、英文解釈用に出来ているので一題一題の重みはそんなに無いですので安心して取り組むことができます。
英文標準問題精講の評判(評価)・口コミレビュー
この章では、英文標準問題精講の評判(評価)・口コミレビューを紹介します。
良い評判(評価)・口コミレビュー
まずは、良い評判(評価)・口コミレビューを紹介します!
レベルの高い参考書を使いたい受験生にはぴったり
英文標準問題精講のコメントであったのが問題がこれでもかと言うくらい難しいと言った部分です。
レベル的には、東大、京大、早慶など最難関大学と言われるレベルを受験するなら最適な参考書です!
最難関とも言われる大学になると、意味不明ともいえる難易度が高い問題も出題されます。それに打ち勝つために英文標準問題精講を使って勉強するとちょうどいいかもしれないですね。
最高峰のレベルの大学を目指しているものたちよりも一つ上のレベルに行きたいという人は使っても良いのではないかと思います。
悪い評判(評価)・口コミレビュー
続いて、悪い評判(評価)・口コミです。
問題が難しすぎる
英文標準問題精講は大学受験英語の参考書になっていますが、ほとんどの受験生は使わなくていい参考書です。
偏差値で言うと、65以上を目指す受験生しか解けないレベルになっています。
問題をみても書いてある内容が理解できる人も少ないので、偏差値50台の人が軽い気持ちで解くと自信を無くしてしまうかもしれません。
英文標準問題精は、難易度が高いので、最難関大学を目指す方にはとてもおすすめです!
偏差値70以上を確実なものにしたい!というレベルの方は本参考書はおすすめです!
ちなみに、英文標準問題精講は総合的にみると内容に関しては、高い評価にありました。
ちなみに、英文標準問題精講には、前のレベルものが2冊あります!
- 偏差値50~の方は、入門英文問題精講
- 偏差値60~の方は、基礎英文問題精講
を試してみてください!
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英文標準問題精講で到達するレベル(難易度)は?
英文標準問題精講で到達するレベルついてご紹介していきます。
英文標準問題精講は最高峰の難易度の参考書になっています。
偏差値70のレベルへ
英文標準問題精講をしっかりと使って勉強していけば英語力はマックスに値すると言っても過言ではありません。この参考書を使うのには偏差値は最低でも65は必要になってきます。
それ以下でしたら英文標準問題精講をつかうことはおすすめしません。それくらいレベルの高い参考書だと言う事を理解してください。
問題の構成や質など全てが最高峰の難易度になっています。ですからむやみやたらに勉強とかはしたりするのではなく自分に合っていないと感じたのであれば使うことはやめましょう。
東大、京大、早慶レベル
もちろん、この参考書を使って勉強すれば東大、京大、早慶もカバーすることができます。
英文標準問題精講は余裕のある人が使っていきましょう。普通の受験生は無理して使う必要はありません。
英文標準問題精講の使い方と勉強法
英文標準問題精講の使い方や勉強法について紹介していきます。
英文標準問題精講は英文解釈の参考書になりますので問題をといていくことが重要です。
しかし、問題をただ単に解くだけでは効率や効果などが減ってしまいます。
ですから、英文標準問題精講でまずは勉強の計画を立てていく必要があります。
勉強の計画を立てないで勉強を始めてしまうと、いつ頃までにこの参考書を使い終わるかの目処が立たなくなってしまいます。
では、先に勉強法の結論を言ってしまうと、
- 勉強の計画を立てる
- 目安時間の×0.8時間で問題を解く
- 自分の受ける大学によって解き方を変えるのもオススメ
- 解答を確認
- 勘で回答した問題はもう1度考える
- 復習する【音読はおすすめです!】
こんな感じでしょうか!
詳しく解説していきます!
1.勉強の計画を立てる
まず初めに大切なのが、勉強の計画を立てることです。
勉強の計画を立てないで勉強を始めてしまうと、いつ頃までにこの参考書を使い終わるかの目処が立たなくなってしまいます。ですのでまずは計画から立てましょう。
この参考書の問題量や一日または一週間ならどれくらい勉強することができるのか決めていきましょう。
もちろんそこには回答解説をみたり復習をしたりしなければならないのでその分の時間を考えなければいけません。
2.目安時間の×0.8時間で問題を解く
次に計画を立てたのならば実際に問題を解いていきましょう。
問題を解いていく際は入試本番のつもりで解いていきましょう。入試の時周りは敵です。いつもの環境ではないので急に問題が解けなくなったりします。
そのようなことがないように少しでも入試本番同様にする様に心がけましょう。
ほとんどの参考書には問題を解く時間が書かれています。その時間通りに解いていくのもいいですが、ここは一つレベルアップをして解いていくことをオススメします。
参考書に書かれている解答時間の×0.8分の時間で解いていきましょう。
3.見直しの時間も含める
もちろんこの時間内で見直しも入れていく必要があります。はじめに問題をみたらどのくらいの問題数で記述などはどれくらいあるのか確認しましょう。
皆さんは過去問などを解いて各々の大学の問題を把握しているはずです。
確認ができたら問題を進めていき回答して行きましょう。
大学入試英語頻出問題総演習はとなりに回答解説が記載されていますが、気にする必要はありません。黙々と何問解くかを決めて、時間を測っていきましょう。
3.自分の受ける大学によって解き方を変えるのもオススメ
自分の受ける大学によって合わせていくやり方も、オススメです。
例えば、ある大学の入試問題で英文法が20問出題されるのであれば、大学入試英語頻出問題総演習で勉強するときは20問ずつ解いていくというやり方でもいいです。
4.解答を確認
それから問題が解き終わったら解説を見ていきましょう。自分がどこが正解で不正解なのかチェックしていきます。
ここで気をつけなければいけない注意点があります。
5.勘で回答した問題はもう1度考える
それは、勘で回答した問題が正解な時です。
入試本番の時はわからない問題があれば勘で解いても構いませんが、普段の勉強の時は分からないところを潰していくことが大事ですからしっかりと復習していきましょう。
ですから、根拠のない問題が正解の時はぜひ解説をしっかりと読んで理解して行きましょう。そして復習の時も確認して再度同じ傾向の問題が出てきても解答できるような状況にしておく必要があります。
6.復習する【音読はおすすめです!】
続いて復習をしていきます。ここの復習が一番大切ですから、一度やった問題だからといってサボるの
は絶対にやめましょう。
復習の仕方は何通りかはありますがここでは一番効果がありかつ効率の良い復習の仕方をご紹介していきます。
復習で一番効率が良いのは音読です。
音読は感覚神経を目、口、耳の3つを使っていて、ただ単に黙読するよりも断然効率が良いです。感覚神経を使っている数が多ければ多いほど脳に記憶は残ります。
なので、何回も音読をし、最低でも間違えた問題は音読を10回は繰り返して音読していきましょう。
同じ問題というところが鍵です。
そこには英単語、英文法、構文など様々なものが含まれています。一度音読しただけでは頭の中には残りません。何度も繰り返し読んでいって初めて頭の中に残るものです。
音読は長文問題のイメージですが、英文法でもかなり効果的です。やはり声に出さして英語を読むというのは、強烈に頭の中にインプットします。
音読の効果は最強という話皆さんは、英語長文問題の勉強において、音読はしているでしょうか?もし、音読はしていないという方がいたら、それはもったいないことをしています。 英語では、音読すると英語長文問題の点数を[…]
もう1度、まとめると、
- 大まかな勉強の計画を立てる
- 実際に推奨されている時間の×0.8時間で解いていく
- 解説を読んでいき勘で解いたり間違っていた問題にチェックしていく
- 復習では音読を最低でも5~10回は繰り返し英文法や構文などにも注目しながら読んでいく
という流れです。
そうすることによって自分の苦手な英文法、語法などが、頭の中に定着していきます。
以上が勉強法になります。
英文標準問題精講は問題のレベルが高いものになっていますので、余裕のある計画を立て、じっくり取り組むことをおすすめします。
また、「英文解釈の解き方、勉強法」に関しては、以下の記事も併せて読んでおくと良いでしょう↓
はじめに【英文解釈の重要性】皆さんは、大学受験英語でどのくらい点数を取れていますか?英単語も英文法も勉強しているのになぜか点数が伸びない・・・ そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?その理[…]
英文標準問題精講がおすすめできる人・できない人
ここまで、英文標準問題精講の評判(評価)や使い方について紹介してきましたが、この章では、本参考書について、おすすめできる人、おすすめできない人について紹介します。
どんな参考書・問題集も向いている人、向いていない人がいます。自分がどちらに当てはまっているか確認してみてくださいね。
英文標準問題精講がおすすめできる人
英文標準問題精講がおすすめできる人についてご紹介していきます。
先に結論を言ってしまうと、以下の通りです!
- 東大、京大、早慶などの最難関クラスの大学を志望する人
- 特殊な構文の問題や難問の和訳問題などを出題する大学を志望している人
- 偏差値65以上、トップ層にいきたい方
東大、京大、早慶などの最難関クラスの大学を志望する人
英文標準問題精講は最難関レベルの参考書になっていますので、東大、京大、早慶などの最難関クラスの大学を志望する人にはおすすめすることができます。
特殊な構文の問題や難問の和訳問題などを出題する大学を志望している人
また大学によって特殊な構文の問題や難問の和訳問題などを出題する大学であるならば使っても良いかも知れません。
偏差値65以上、トップ層にいきたい方
偏差値65以上、つまり大学受験英語のトップ層にいきたい方は本参考書を手に取り、頂の景色を目指してみてください!
英文標準問題精講がおすすめできない人
英文標準問題精講がおすすめできない人についてご紹介していきます。
先に結論を言うと、以下の通りです。
- 通常の大学(偏差値65以下レベル)の志望を考えている人
にはおすすめしていません。
通常の大学(偏差値65以下レベル)の志望を考えている人
通常の大学の志望を考えている人は英文標準問題精講を使うのはおすすめしません。
英文標準問題精講まで使って勉強しても大学の入試問題にはほとんど出ない問題ばかりです。仮に出題されたとしてもその問題は捨て問として扱っても問題ないです。
英文標準問題精講がおすすめできる人は限られています。
英文解釈の勉強をしたい方は、以下の2つの参考書がおすすめ
前述の通り、標準問題精講には同じシリーズで、レベルが下のものが2つあります!
以下のレベル感を目安におすすめできない人に当てはまっていた方は、購入を検討してみてください!
- 偏差値50~の方は、入門英文問題精講
- 偏差値60~の方は、基礎英文問題精講
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英文標準問題精講の次は?(終わったら?)
英文標準問題精講が終わったら次は何をするのかについてご紹介していきます。
英文標準問題精講は最難関レベルの参考書になりますので、これ以上英文解釈を極める必要はありません。
長文問題の参考書・問題集に切り替える
東大、京大、早慶などを志望している受験生も英文標準問題精講が終わったら長文問題の参考書に切り替えていきましょう。
また英文標準問題精講まで勉強してあるのであれば、かなりレベルの高い参考書の長文問題を使っても問題ないです。
英文解釈が終わったのであれば、自身を持って次は長文問題を解きまくりましょう!
ちなみに長文問題の参考書や問題集を探している方はこちら!
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まとめ
いかがでしたか?
英語長文読解は、大学受験英語において最も重要な課目です。英語の点数で合否が分かれます。
そんな英語長文を効率的に勉強、得点する鍵が、英文解釈なのです。
そんな、英文解釈を勉強するのに英文標準問題精講は完成版として、最適でしょう。本参考書が終われば、あなたは英語の偏差値で65以上だと思います。
私の予想だと勉強後には、70も取れている方もいるのではないでしょうか?
もし、英文解釈や英語長文の勉強法において、不安な方がいれば、以下の記事も参考にしてみてください。
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ではまた!