大学受験対策で塾は行くべき?必要か【塾通いvs参考書で独学】

大学受験対策で塾は行くべき?必要か【塾通いvs参考書で独学】

大学受験対策で塾は行くべき?必要か【塾通いvs参考書で独学】

「大学受験のために塾は必要?」これは、多くの受験生や保護者が一度は考える疑問ではないでしょうか。

塾に通うことで、効率的な学習法や受験に特化した指導を受けられる一方で、「独学でも合格できるのでは?」と思う人もいるかもしれません。

実際に塾に行かずに難関大学に合格した例もあり、必ずしも全員にとって塾が必要とは限りません。

しかし、塾に通わないことで受験情報が不足したり、学習ペースが乱れたりするリスクもあります。

また、志望校のレベルや自分の学力によっても、塾が必要かどうかは大きく変わってきます。「独学でも大丈夫な人」と「塾に行ったほうがいい人」の違いはどこにあるのでしょうか?

この記事では、大学受験において塾が本当に必要なのかを徹底検証します。塾に通うメリット・デメリット、そして塾なしで成功するためのポイントについても詳しく解説。

あなたにとって最適な受験勉強のスタイルを見つけるためのヒントをお届けします。

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目次

大学受験を塾なしで挑む高校生の割合は?(通塾率)

大学受験を塾なしで挑む高校生の割合は?(通塾率)

塾や予備校に通うためには受講料など結構な費用がかかります。「できれば独学して費用を抑えたい」と思う方もいるでしょう。

一方で、受験するからには学校の勉強だけでなく、塾や予備校で勉強を補強する必要があると考える高校生も結構多いです。

そこで本章では、皆さんはどの程度塾に通っているのか数字で見てみましょう。下記の3点について見ていきます。

チェック項目
  1. 高校生の通塾割合
  2. 大学受験者に占める通塾者の割合
  3. 実際に難関大学に合格した学生の通塾割合

①高校生の通塾割合

学校偏差値帯1990年1996年2001年2006年2015年
45未満9.3%12.9%9.7%12.6%15.1%
45以上50未満19.0%14.7%18.4%22.8%22.5%
50以上55未満9.5%21.8%16.4%23.6%29.6%
55以上12.1%14.2%28.6%39.1%35.6%

参考:ベネッセ教育総合研究所「学習基本調査」第5回(2018年)

2001年以降どの偏差値帯も通塾割合は上昇傾向が続いています。また、偏差値帯55以上の通塾率が35.6%ともっとも高くなっています。

さらに、学校偏差値が高いほど通塾率も高いことが分かります。

②大学受験者の通塾割合

次に、大学受験者で通塾していた学生の割合です。下の表は、大学卒業生に「塾、予備校には通ったか?」と尋ねた結果です。

通っていない通った
43.1%56.9%

参考:大学偏差値マップ(2020.8.13)

アンケートによると、実際に大学に進学した人のうち約6割が「塾や予備校に通っていた」と答えています。

高校生の通塾割合は偏差値55以上でも3割台後半ですから、大学受験者の通塾率は倍近い確率です。

学校だけの授業では足りないと考え塾や予備校に通った学生がかなり多かったことがわかります。

③東大・国公立・難関大学合格者の通塾割合

次に、難関大学合格者で通塾していた学生の割合です。下の表は、大学を卒業した方に行ったアンケート結果からの引用です。

大学名通塾率
東京大学79%
早稲田大学76%
慶應義塾大学70%
上智大学77%
明治大学85%
青山学院大学84%
立教大学68%
中央大学85%
法政大学66%

参考:スタスタ「アンケート調査(2018年10月)」

大学受験の際に通塾していた学生の割合は7割~8割と高率です。特に東大や早慶などの難関大学合格者はかなりの割合で塾に通っていたことが分かります。

塾に行かないで合格した方ももちろんいますが、MARCHレベル以上の難関大学に合格した人に限れば塾に行っていない学生は2~3割程度に過ぎません。

学習者
難関大学に行くにはほぼ全ての人が塾に通っていたということですね。
筆者
そうですね。やはり、塾が持っている情報や資源を有効活用できた方が受験に有利というのは確かですね。
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大学受験の塾・予備校の費用相場は?

大学受験の塾・予備校の費用相場は?

では、塾や予備校に行った方がいいのはわかるけど、いくらかかるのかは重要なポイントです。本章では、大学受験塾の費用相場・高校生の塾代について解説します。

大学受験塾・高校生の平均の学習塾費用

公立高校私立高校
高179,887円119,421円
高2112,975円177,665円
高3127,908円219,791円
平均106,767円171,462円

まずは、高校生の平均の学習塾費をみていきましょう。こちらは平成28年度に文部科学省が発表した資料から抜粋した高校生の年間の学習塾費用の平均額になります。

高校生全体の平均では以下の結果となりました。

  • 公立:約11万円(高1~2)、約13万円(高3)
  • 私立:約17万円(高1~2)、約22万円(高3)

注意:塾を利用していない生徒も含めた数値になります。ちなみに、この平均額は、塾を利用していない生徒も含めた数値となりますのでご注意ください。

塾を利用していない家庭では費用を0円として集計していることが考えられるため、塾を利用している家庭の学習塾費の平均はこの数値よりも高いことが予想されます。

それでは高校生の塾代の相場はいくらになるのでしょうか。

大学受験塾・高校生の塾代の平均相場

つづいて高校生の塾代の相場をみていきましょう。

定期テストなどの内申点対策などのコースもありますが、一般的には大学受験対策のために塾へ通いますのでここでは大学受験対策のために塾へ通った場合の塾代の相場を記載します。

集団指導塾個別指導塾
高1~240~50万円50~80万円
高350~70万円60~100万円

ただし、超難関校を志望する場合は年間で100万円を超える費用が掛かるケースもありますので、こちらの相場はあくまで目安としてご認識いただくようお願いします。

やはり、大学受検向けの塾・予備校は安いとは言えない金額ですね。

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大学受験対策で塾・予備校に通うメリット

大学受験対策で塾・予備校に通うメリット

前章までで、大学受検向けの塾は安いとは言えない金額であることは認識できたと思います。では、そんな高額な塾に大学受験対策として行くメリットには何があるのでしょうか。

本章以降では、大学受験対策に塾に通うメリットとデメリットについてそれぞれ紹介していきます。まずはメリットです。

塾・予備校に通うメリット
  1. プロの分析に基づくカリキュラムやノウハウが豊富
  2. 友達やライバルと切磋琢磨できる
  3. 勉強そのものや計画について質問できる
  4. 自習室が使える→勉強に集中できる環境
  5. 勉強のペースを一定で保つことができる

①プロの分析に基づくカリキュラムやノウハウが豊富

塾のノウハウがつまったカリキュラムやテキストを使って勉強ができるので、志望校合格に向けて効率的かつ効果的な勉強が期待できます。

参考書だけで勉強するとどうしても主観になるので、自分のやっている勉強のやり方が本当に正しいかどうか不安になります。

しかし、塾に通っていればプロの分析や蓄積データなどから信頼できる情報を得られるため、その心配は不要でしょう。

②友達やライバルと切磋琢磨できる

塾に通っていると、自然にほかの生徒と切磋琢磨しながら学習できます。

ライバルがいたほうが、1人で勉強しているよりも集中力と緊張感を持って勉強できることも多いので、より受験勉強を頑張ることができるでしょう。

刺激を受けるだけでなく、同じ受験生同士ということで少し会話をするだけでも、リフレッシュになることもあります。

③勉強そのものや計画について質問できる

参考書だけで学習していると講師に質問することはできませんが、塾に行けば講師やチューターに質問することができます。

授業の内容だけでなく、苦手分野の克服の仕方や、独学したい教科の勉強計画なども質問できる機会があるので、安心して受験勉強に打ち込むことができるでしょう。

④自習室が使える→勉強に集中できる環境

塾は勉強するための環境が整っています。在籍していると自由に使える「自習室」や、受験情報が載っている書籍や赤本(過去問がまとめられた書籍)を自由に見ることができます。

さらに、チューターやTA(ティーチングアシスタント)と呼ばれる「勉強のサポートスタッフ」が担当としてついてくれます。

勉強のスケジュールを一緒に考えてくれたり、数学や英語などの質問を受け付けてくれたりすることもあります。

また、受験勉強の中では「今の時点で偏差値50でも大丈夫かな」「勉強の仕方が分からない」などの悩みが出てくることがあります。

チューターはこうした悩みの相談も受け付けてくれます。さらに、勉強へのモチベーションが下がっても、チューターに相談すれば背中を押してもらうことができます。

⑤勉強のペースを一定で保つことができる

基本的に塾は、何曜日の何時からこの科目、と毎日の予定が決まっているので、塾の授業をペースメーカーにした学習ができます。

つまり、塾の授業に合わせた学習計画をたてることで、勉強のペースを一定に保つことができます。

実際わたしは、英語・現代文・古文を受講していたのですが、「いつまでに〇〇の復習と予習を終わらせる」という毎週のルーティンがつけられたのは良かったと思います。

また、私の場合は予習しないと授業についていけないという恐怖感から、予習を欠かすことなく授業に臨んでいたので、追い込まれないと勉強できない人には意外と塾が合っていたと思います。

大学受験対策で塾・予備校に通うデメリット

大学受験対策で塾・予備校に通うデメリット

続いて、塾のデメリットについてです。

塾・予備校に通うデメリット
  1. 自分のレベルに合わないと授業についていけない
  2. 時間に融通が利かない
  3. 自分に合ってないカリキュラムで遠回りする

①自分のレベルに合わないと授業についていけない

塾の授業のレベルは、基本的に学校よりも高いと思ったほうがいいでしょう。

大学受験レベルの問題の解説などをおこなうわけですから、必然的に基礎を教えることを目的とした学校の授業よりもレベルが高くなります。

自分のレベルに合った塾のクラスに入れればいいですが、そうであっても「塾の授業についていく」という意識を持って予習復習をしっかりおこなうことができない人には塾は向いていません。

②時間に融通が利かない

塾の授業は時間や曜日が決められているため、個人都合では融通がききません。

部活や習いごとで忙しい現役生は、なかなか授業に通うことができなかったり、振替授業がなかったりするので、塾を有効活用することが難しくなってしまうでしょう。

また、塾の授業は予習と復習が欠かせないため、授業以外でも勉強する時間が必要になります。

③自分に合ってないカリキュラムで遠回りする

塾の教科書は、全生徒に等しく理解してもらうために作られているので、自分に合っていないカリキュラムで受講しなくてはならない可能性があります。

また、自分の志望系統とはあまり関係のない単元をやらなくてはいけなかったりすることもあるので、遠回りになってしまうということも考えられます。

以上が塾のメリット・デメリットの一部になります。塾に通うメリット・デメリットについて、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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大学受験対策に塾・予備校が必要な人の特徴

大学受験対策に塾・予備校が必要な人の特徴

今までの内容を全て踏まえて、大学受験対策に塾が必要な人と必要でない人の特徴をまとめておこうと思います。

塾・予備校が必要な人
  1. 中学・高校の基礎が身についている人
  2. 浪人生や時間に余裕がある人
  3. 推薦以外の大学受験対策を目的としている人

①中学・高校の基礎が身についている人

塾は、中学・高校での勉強内容がある程度理解できている人に向いています。

大人数での講義では、授業中に質問することはなかなかできないため、ある程度基礎的な内容を理解している状態で授業を受けないと途中からついていけなくなる可能性が高く、塾の講義を効果的に活用できません。

また、講義を聞くだけでなく、さらに自分で予習復習ができる人に向いています。

塾の授業は必ず予習復習をしないと身につかないため、自主的にできないと塾に通い続けることは難しいでしょう。

②浪人生や時間に余裕がある人

塾は授業の日程や時間が決まっているので、そこに合わせて受講しなければ受けたい授業を受けることができません。自由に時間を確保できないと、通うのは難しいです。

また、時間に余裕があったとしても、いつも部活やバイトなどで疲れきってから参加している人は、塾での勉強に集中できないでしょう。

そういったことから、塾は時間的にも体力的にも余裕がある人に向いているといえます。浪人生ならバイトとの両立は避けて受験勉強に集中したほうが無難です。

③推薦以外の大学受験対策を目的としている人

塾は大学受験対策に特化した勉強をおこなう場所です。

ですから、高校の定期テスト対策や、推薦入試志望で内申点対策を目的としている人は、塾に行くべきではありません。そうした対策ができる塾を探すべきでしょう。

一方で、受験合格を目指す人は、志望校の合格実績がある塾で受験対策することをおすすめします。

大体の塾は、これまでの受験傾向や入試問題の分析などのノウハウをもとに大学受験対策をおこなっているため、参考書の独学だけでは得られない情報を持っているでしょう。

以上が、大学受検対策で塾・予備校に向いている人の特徴です。もし当てはまっていたら、下記の記事で紹介している塾・予備校をぜひチェックしてみてくださいね。

サクキミ英語の過去200社以上の塾・予備校調査で特におすすめ度の高いスクールを厳選しています。

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大学受験対策で塾・予備校が必要ない人の特徴

大学受験対策で塾・予備校が必要ない人の特徴

続いて、大学受験対策に塾が必要ない人もいます。特徴を見てみましょう。

塾・予備校が必要ない人
  1. 受験勉強に集中できる自室や場所が確保できる人
  2. 自己管理能力に長けている人
  3. 勉強や進路の相談ができる人が身近にいる人

①受験勉強に集中できる自室や場所が確保できる人

塾は授業ごとに教室が用意され、周囲の人も静かに勉強している環境のため、自ずと集中して勉強せざるをえません。

しかし、参考書で自学自習する場合は、勉強に集中できる場所を自分で確保する必要があります。

学校や地域の図書館、自宅の部屋など、長時間集中して勉強できる場所を確保したほうがいいでしょう。

②自己管理能力に長けている人

塾での勉強は、ある程度カリキュラムが決まっている上に授業形式でおこなうので、それに従っていれば受験に必要な学力を向上させていくことができます。

一方で参考書中心の勉強では、計画立て、参考書選び、自己採点、模試の申込み手続きなど、すべて自分で考えて受験勉強していかなければなりません。

自己管理能力がある人でないと、自分で計画を立てることも難しいですし、それに従うことも難しいでしょう。

③勉強や進路の相談ができる人が身近にいる人

「参考書を中心に独学で勉強をする」と決めたとしても、どの参考書を使えばいいのか、勉強の計画はどう立てたらいいのか、など悩むことは多いでしょう。

しかし、受験生にとって時間はとても貴重ですので、そういったことに悩んでいる時間はもったいないです。

両親や兄妹、親戚などの身近に、受験の悩みを気軽に質問できて、的確なアドバイスをしてくれる人がいるならば、参考書中心に勉強しても、しっかりと志望校合格に向けて進んでいくことができるでしょう。

身近にそんな人がいないのであれば、塾の講師やチューターに聞くことで、安心して受験勉強を進められるでしょう。

以上が、大学受検対策で塾・予備校が必要ない人の特徴です。自分がどちらに向いているかわかりましたか。

もし自分は独学に向いているなと思った方は、以下の記事が参考になると思うので読んでみてください。

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そして、やっぱり塾があった方がいいなと思った方は下記の記事をチェックです。

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結論:大学受験対策に塾・予備校が必要かはあなた次第

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以上を踏まえての結論ですが、大学受験で塾や塾に行くべきなのかはあなたの状況次第ということです。

ただ正直「大学受験対策に塾が必要でない人の特徴」に当てはまっている方は、1割もいないと思います。

そして、そんな方はすでに偏差値で言うと、70くらいあるのではないでしょうか。

ネット上の記事を見ていると「塾には行く意味ない」「塾へ行くのは金の無駄」という意見が一部で散見されますが、この意見を書いている人は本当に一部の人、つまり1割の方だと思います。

この1割の方からしてみれば、塾や塾に通う意味はないと感じてしまうのもわかります。

しかし、私も含めてほとんどの人が塾や塾に通うことによってメリットを多く享受できるのは事実です。

もし少しでも塾や塾に行くのを迷っている方は、ぜひ無料体験授業を受けてみることをおすすめますよ。

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大学受検対策として塾・予備校に通いつつ参考書も併用するのはあり?

大学受検対策として塾・予備校に通いつつ参考書も併用するのはあり?

ちなみに、もう一つの議論。予備校・塾に通いつつ参考書も併用するのはあり。という疑問にもお答えします。

塾と参考書を併用してもいいですが、自分の状況によって参考書も併用すべきかを決めるのがおすすめです。

前提として、参考書よりも塾の講義やテキスト・プリント・問題集を基本的には優先すべきです。

塾の教材と参考書の両方に手をつけてしまうと、どちらも中途半端になる可能性があります。基本は塾中心にしつつ、不足するところを参考書で補うスタイルがおすすめです。

塾のテキストなどが簡単にできてしまうなら、難易度高めの問題集を選んで解き、必要ならそのための参考書を用意するといった使い方がいいでしょう。

また、「数学は得意だから塾に通わず参考書で独学する」、「英語は苦手だから塾に通う」というように、教科ごとに塾と参考書をうまく分けて併用している人も少なくありません。

おすすめの参考書や問題集を紹介しておきます。

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大学受験対策に塾にはいつから行くべき?

大学受験対策に塾にはいつから行くべき?

前章では、多くの受験生が塾や予備校に行くメリットは大きい旨、ご説明しました。ここでは、塾にはいつから通うべきのがベストかを最後に説明します。

塾や予備校にはいつから通うべきか
  1. 中学1~2年生の時は塾なしでOK
  2. 難関大学へは中学3年生からがベスト!まずは英語か数学から始めてみる
  3. 高校生になったら英語と数学は必須
  4. 理科や社会、その他科目は高校2年生から

①中学1~2年生の時は塾なしでOK

学校のレベルにもよりますが、中学3年生〜高校1年生から行き始めるのが一般的です。それ以前に行くのはかえって逆効果になることもあります。

国公立や難関大学志望だからといって早くから勉強を始めるのは効果的とは言えません。

特に中学一年生や中学二年生といった、中学受験を乗り越えたばかりのお子さんに塾へ行かせるのは気をつけましょう。

早くから塾へ行かせすぎてキャパオーバーになったり、勉強がとても嫌いになってしまったりします。

中学1〜2年生であれば、学校の勉強にしっかりついていくことを目標にすれば良いでしょう。

この時期は、中学受験と大学受験の間の唯一といってもいいゆっくりできる期間です。お子さんの羽を伸ばさせてあげることも大事になります。塾へ行くのはその後で良いでしょう。

②難関大学へは中学3年生からがベスト!まずは英語か数学から始めてみる

中学3年生になると中高生活の半分が目前となり、すこし大学受験を意識しなくてはいけない時期になります。

この時期は、学力の基礎となる英語か数学を塾で学ぶのがおすすめです。両方学んでも良いですが、負担が大きくなるので苦手な方だけ塾へ行くのが良いでしょう。

英語や数学の基礎力をつけるには年単位の時間が必要です。大学受験の試験内容はとても難しく、少し勉強した程度では到底歯が立ちません。

とくに英語や数学は長い期間の積み重ねが大事になるため、中学3年生という比較的早い時期から勉強を行うようにしましょう。

理科や社会、国語までも塾で学んでしまうと、お子さんの負担がとても大きくなってしまいます。

部活や遊びを両立させたい時期なので、まずは英語か数学の片方から始める、と言うのも有効でしょう。

③高校生になったら英語と数学は必須

高校生になれば大学受験まであっという間です。受験の基礎となる英語と数学は塾へいきましょう。高校生になれば、塾へ行くことを強くおすすめします。

特に難関大学志望の生徒の場合学校の勉強だけでは不十分なことも多く、塾で進んだ内容を学んだり、学校の勉強の先取りをすることが重要になります。

とくに英語と数学は受験における柱となるので、苦手のまま放置しないようこころ掛けましょう。

※ちなみに、英語だけで大学受検に合格する裏技は下記の記事で解説しています。

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④理科や社会、その他科目は高校2年生から

高校一年生までに数学と英語を固め、その他科目は高校2年生からするのがおすすめです。

国公立・難関大学へ行く場合、理科や社会などは高校2年生から塾で学びましょう。

高校2年生になれば受験に対する意識もついて行き、複数科目を塾で学ぶ負担にも堪えられる時期となります。

理科や社会などの科目は最難関大学志望であっても、高校2年生からで間に合うので安心してください。

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まとめ:大学受験で塾・予備校が必要な人は多い!高校生は検討しよう

大学受験で塾・予備校が必要な人は多い!高校生は検討しよう

今回は、大学受験に塾は必要かを解説しました。

塾・予備校が必要な人
  1. 中学・高校の基礎が身についている人
  2. 浪人生や時間に余裕がある人
  3. 推薦以外の大学受験対策を目的としている人
塾・予備校が必要でない人
  1. 受験勉強に集中できる自室や場所が確保できる人
  2. 自己管理能力に長けている人
  3. 勉強や進路の相談ができる人が身近にいる人

塾や予備校は無料の体験授業や説明会を実施しています。ぜひ塾選びに失敗しないためにも、積極的に参加しましょう。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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