東進と河合塾はどっちがおすすめ?7つの違い徹底比較【マナビスも】

東進と河合塾はどっちがおすすめ?7つの違い徹底比較【マナビスも】

東進と河合塾はどっちがおすすめ?7つの違い徹底比較【マナビスも】

こんにちは。サクキミ英語です。

私たちサクキミ英語は予備校講師や現役難関大学生(東大・京大・早慶など)でチームを構成しており、英語学習に関する様々な最新情報を発信しています。現在まで200社以上の塾・予備校を調査してきました。

予備校に通うか悩まれている方の中には、東進ハイスクールか河合塾、どちらにしようか迷われている方も多いのではないでしょうか?東進と河合塾は大学受験対策の大手予備校として知られていますが、その違いについて細かく把握している方は少ないでしょう。

そこで今回は、大手予備校の中でも特に人気の高い東進と河合塾の違いについて徹底比較していきたいと思います。

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東進と河合塾の特徴【共通点も紹介】

東進と河合塾の特徴【共通点も紹介】

まずは、東進と河合塾の特徴を紹介します。

共通点はどちらにも映像授業がある

東進は映像授業で講座を提供しているのは有名ですが、河合塾でも「マナビス」という映像授業サービスを提供しています。共に映像授業を展開していますが、それぞれ特徴があるので自分に合った方を選ばなければ効率よく勉強できません。

なお、トータルで見ると料金面ではあまり差が無いため、自分と合いそうかどうかという観点を重視して決めましょう。

東進は有名講師の授業が受けられる

東進は映像授業に特化した予備校です。クオリティの高い授業の動画を何回も使うため、繰り返し視聴することで着実に知識を習得することができます。

また、東進では他社の予備校から優れた講師を引き抜くなどして数多くの有名講師を採用しているため、講師の質に関しても申し分ありません。このように、講師と講義の質は予備校業界でもトップクラスなので、安心して受講することが可能です。

河合塾は対面授業を提供している

河合塾はもともと対面授業を行う予備校でしたが、市場のニーズに応える形でマナビスによる映像授業サービスも開始しました。河合塾では対面授業を受けることができるため、自分の勉強スタイルに応じてコースを選ぶと良いでしょう。

しかし、河合塾とマナビスは自習室の兼用ができないなど、サービスが一体化しているわけではないため、共通のサービスを受けることができない点は要注意です。

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【比較表】東進と河合塾の違いまとめ

【比較表】東進と河合塾の違いまとめ

ここでは、最初に東進と河合塾の違いを比較表にしてまとめておきます。

①東進と河合塾の指導方法の違いを比較

東進河合塾
講師プロ講師プロ講師
テキスト授業を行う講師が作成教材作成チームが作成
授業形態映像授業ライブ授業
生徒サポートシステム担任助手チューター
グループミーティング有りなし

②東進と河合塾の料金の違いを比較

東進河合塾
(グリーンコース)
入塾料金33,000円33,000円
授業料(1講座あたり)77,000円~高3生:121,200円
高1・2生:146,450円
模試費用(年間)高3生:29,700円
高2生:14,850円
高1生:12,650円
高3生:72,600円
高1・2生:39,600円
担任指導費高3生:44,000円
高1・2生:33,000円

③東進と河合塾の合格実績の違いを比較

東進河合塾
東京大学834名1,311名
京都大学493名1,318名
旧帝大+東工・一橋・神戸4,146名8,018名
早稲田大学3,582名5,638名
慶應大学2,398名3,577名
上智大学1,605名2,817名
国公立医学部医学科1,033名1,603名
私立医学部医学科767名2,774名
MARCH16,521名28,217名
関関同立13,491名20,116名

※2024年度の合格実績で東進は現役生に限定しています。

筆者
次章では、上記の情報をもとに各項目について比較していきます。

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東進と河合塾の指導方法の違いを比較

東進と河合塾の指導方法の違いを比較

まず、東進と河合塾の指導方法の違いを比較していきます。

東進河合塾
講師プロ講師プロ講師
テキスト授業を行う講師が作成教材作成チームが作成
授業形態映像授業ライブ授業
生徒サポートシステム担任助手チューター
グループミーティング有りなし
指導方法の違い
  1. 講師の違いを比較
  2. 教材・テキストの違いを比較
  3. 授業形式の違いを比較
  4. サポートシステムの違いを比較
  5. グループミーティングの違いを比較

①講師の違いを比較

東進と河合塾にはどちらにも著名な講師が多くおり、おもしろくて分かりやすい授業を展開しています。

例えば、東進には「今でしょ!」でおなじみの林修先生や英語の安河内哲也先生、数学の志田晶先生などの著名な講師が多く揃っています。

一方で、河合塾にも現代文の菊川智子先生や英語の成川博康先生、数学の森本啓夫などの優秀な講師が揃っています。

②教材・テキストの違いを比較

東進と河合塾では、テキストに違いがあります。具体的には、授業をする講師とテキストを作成する講師が一致しているかどうかということです。

東進では、授業を実際に行う講師が担当する講座のテキストを作成します。そのため、講座によっては予習・復習が必要なかったり、テキストの分量が非常に多かったりするということがあります。

一方で、河合塾では教材作成を専門にする講師のチームがテキストを作ります。そのため、テキストには一貫性があり、授業の予習・復習は必須となっています。

③授業形式の違いを比較

授業形式はご存知の方も多いかもしれませんが、東進が映像授業で河合塾がライブの集団授業です。

東進の映像授業は、ネット環境があれば見られることから、校舎に行けなくとも家の中や電車の中で授業を視聴することができます。ちなみに、東進で勉強していた友人の1人は、ほとんど校舎に行くことなく自宅で勉強をしていました。

また、東進では授業後に必ず「確認テスト」を受けなければいけません。この確認テストで80%以上の点数が取れなかった場合は次の授業に進むことができないようになっています。

一方で河合塾は、集団授業なので指定された時刻に教室にいなければなりません。授業は、現役生が通う「グリーンコース」では17時頃から22時頃の間に行われますので、部活生にとっては少し厳しいところがあるかもしれません。

④サポートシステムの違いを比較

生徒をサポートするシステムとして、東進には「担任助手」、河合塾には「チューター」がそれぞれ就きます。

担任助手もチューターも主な役割は、学習面・精神面・生活面から生徒をサポートすることです。具体的には、生徒の学習計画を作成したり、生徒と面談をしたり、生徒の質問や悩み相談を受けたりとその役割は多岐に渡ります。

担任助手やチューターは多くの校舎では大学生のアルバイトが勤めています。また、担任助手やチューターとして働く大学生は元々東進や河合塾に通っていた経験があり、その予備校のシステムがどんなものかよく理解している人が多いようです。

担任助手とチューターの2つの制度については、大きな違いはありません。強いて言うならば、東進には後で紹介する「グループミーティング」で指導を行うのが担任助手だということくらいです。

⑤グループミーティングの違いを比較

東進には「グループミーティング」という制度があります。グループミーティングでは、週に1回決められたメンバーで集まり、学習進捗の確認や翌週の勉強計画の作成、模試の目標点の宣言、連絡事項の共有などが行われます。

メリットは、毎週校舎内のライバルや友人と顔を合わせることで受験勉強のモチベーションを保てることです。

  • ライバルを目の前にしてやる気に火が付いた
  • 励まし合って受験を乗り切れた

と話す卒業生もいるようです。

河合塾には、基本的に他の塾生と情報共有をする機会はないので、その点グループミーティングは東進の強みの1つかもしれません。

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東進と河合塾の料金の違いを比較

東進と河合塾の料金の違いを比較

続いて、料金の比較です。

東進河合塾
(グリーンコース)
入塾料金33,000円33,000円
授業料(1講座あたり)77,000円~高3生:121,200円
高1・2生:146,450円
模試費用(年間)高3生:29,700円
高2生:14,850円
高1生:12,650円
高3生:72,600円
高1・2生:39,600円
担任指導費高3生:44,000円
高1・2生:33,000円

東進と河合塾では、入塾金は全く同じ金額です。

模試費用については河合塾が大幅に上回るように見えますが、担任指導費を合わせて考えれば、東進の高3生が73,700円、高2生が47,850円、高1生が45,650円となり、河合塾でかかる費用が下回ることが分かります。

1講座あたりの授業料は、表にある通り東進の方が安くなっています。また、1授業あたりの料金を調べてみても、東進が3,850円、河合塾が高1、高2生ともに5,050円となっており、東進の方が安くなることが分かります。

これは単純に、東進が映像授業なので講師の人件費がかからないからであると考えられます。

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東進と河合塾の合格実績の違いを比較

東進と河合塾の合格実績の違いを比較

最後に、東進と河合塾の合格実績の違いを比較します。

東進河合塾
東京大学834名1,311名
京都大学493名1,318名
旧帝大+東工・一橋・神戸4,146名6,019名
早稲田大学3,582名5,638名
慶應大学2,398名3,577名
上智大学1,605名2,817名
国公立医学部医学科1,033名1,603名
私立医学部医学科767名2,774名
MARCH16,521名28,217名
関関同立13,491名20,116名

※2024年度の合格実績で東進は現役生に限定しています。

一見すると、どの大学においても河合塾の方が多く合格者を出しているので、河合塾の方が進学実績はいいのではないか?と思うかもしれませが、実際はそうとも言い切れません。

なぜなら、東進と河合塾は同じ基準で合格者数を発表していないからです。

東進では現役生の合格のみを実績として発表しており、浪人生を含んだ合格者数を発表しておりません。一方で河合塾は、河合塾のみの合格者数を発表しておらず、河合塾マナビスなど含めた河合塾グループ関連法人の生徒の合格者数を出しています。

そのため、単純な比較はできませんが、東進と河合塾の比を考えると、東京大学や慶応大学、国公立医学部では東進が、上智大学や私立大学医学部では河合塾が強いように思われます。

とはいえ、どちらの予備校も高い実績があることは確かですので、進学実績がネックになることはないでしょう。

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東進と河合塾はどっちがおすすめ?【向いている人を紹介】

東進と河合塾はどっちがおすすめ?【向いている人を紹介】

ここまで、東進と河合塾の指導方法や料金、進学実績について比較をしてきました、結局は自分に合った方に入会するのがいいです。ここでは、東進が合う人、河合塾が合う人それぞれの特徴を紹介します。

東進がおすすめ・向いている人

東進は、部活生や受験まで時間がないという人におすすめです。なぜなら、東進の映像授業はネット環境さえあれば視聴できるので、時刻や場所に縛られずに学習を進めることができます。

また、集団授業は決められたカリキュラム上を一定のスピードで進むので、入塾する以前に授業が行われた範囲は独学になってしまう場合があります。また、同じクラスにいる生徒より抜きん出て成績を伸ばすことも難しくなります。

しかし、映像授業ではどのタイミングで入会しても最初から、自分のスピードで学習を進めることができるので、ライバルよりも早く成績を上げることができます。

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河合塾がおすすめ・向いている人

河合塾は、河合塾が作成したテキストに魅力を感じるという人や、しっかりと授業を受けることができる人におすすめです。

河合塾のテキストは、先程申しましたように、専門の作成チームが手掛けており、非常に質が高いものになっています。毎年、テキストに含まれる問題と同様の内容の問題が難関大学の入試で出題されることも多くなっており、評判が良いです。

また、ライブ授業なので1度でも内容を聞き逃すことはできません。そのため、緊張感を持って授業に臨めるという高いモチベーションを持った生徒にも河合塾はおすすめです。

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おまけ:東進と河合塾マナビスの違いを比較

東進と河合塾マナビスの違いを比較

河合塾には映像授業を提供している河合塾マナビスがあります。最後に、東進ハイスクールと河合塾マナビスについて、様々な面から比較してみました。

違いを比較
  1. 料金の違い
  2. 授業システムの違い
  3. 学習サポートの違い

①料金の違い

初期費用東進河合塾マナビス
入学金33,000円6,600円
その他の料金33,000円(担任指導費)6,600円/月(学習サポート料)

まず、東進を利用するにあたって必要な費用ですが、まず基本料金の入学金として33,000円と担任指導費として33,000円の出費が発生します。

一方で、河合塾マナビスの場合は入学金の代わりに事務手数料が6,600円と学習サポート料が月6,600円となっており、一年で換算すると、85,800円となるため、受講にあたっての費用は東進の方がが安いと言えるでしょう。

なお、授業料に関して見てみると、東進は1講座(90分×20コマ)が77,000円、河合塾が1講座76,400円となっており、こちらも大きな差はありません。

②授業システムの違い

続いて授業システムについて比較していきますが、まず東進の授業は講座によって大きく内容が異なる点に注意が必要です。東進で使用する教材は講師が作成したオリジナルのテキストであるため、講座の内容も講師や受講生のレベルに応じて分かれているケースが多いです。

一方で、河合塾では講師陣が過去問を綿密に分析した上でテキストを作成しており、レベルごとに使い分けるのではなく一律で使用しています。

つまり、授業の内容が東進では講師ベースで決まっていて、河合塾ではテキストベースで決まっていると言えるでしょう。

③学習サポートの違い

続いて、それぞれの学習サポートについて比較してみましょう。東進にも河合塾にもチューターと呼ばれているサポート担当のスタッフが存在していますが、両校で果たしている役割が違います。

東進はグループミーティングが中心

東進の学習サポートは「担任助手」と呼ばれている、主に大学生のスタッフが受講生のサポートにあたります。

週に1回のペースで同じレベルの大学を志望している受講生同士で向上心を高めることができる「グループミーティング」という場を設けており、この場を活用して有益な情報をシェアしたり勉強のモチベーションを高めていきます。

また、グループミーティング以外にも担任との面談機会も設けられています。面談のペースはまちまちですが、担任に様々な相談をすることで長期的な勉強プランを立ててくれたり、励みになる助言を授けてもらえます。

マナビスはアドバイスタイムが豊富

一方で、河合塾では「アドバイザー」と呼ばれているチューターが在籍しています。アドバイザーは、毎回の授業後に設けられているアドバイスタイムで、受講生の理解度や進捗具合を確認してくれます。

なお、このアドバイスタイムは授業内容を完璧に理解できなかった受講生向けの時間で、適宜不安を解消するという意味では非常にありがたいシステムです。

授業内容を完全に理解できている受講生であれば特段必要のないものですが、もし学習に躓いた場合は活用すると良いでしょう。

以上、東進と河合塾マナビスの違いでした。

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まとめ:東進と河合塾の無料体験を受けて違いを比較してみよう

東進と河合塾の無料体験を受けて違いを比較してみよう

東進と河合塾の違いを比較してみました。

両社の違い
  • 映像授業かライブ授業か
  • 授業料は東進の方が安い
  • 講座を担当する講師とテキストを作成する講師が一致しているかどうか

予備校を選ぶ際に大事なのはどちらが自分に合っているかということです。自分に合った予備校を選ぶためには、体験授業や季節講習に行ってみるのがおすすめです。

文字通り無料なので、使わない手はないですよ。個人的には東進の方が若干おすすめですね。

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今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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