英文法は、大学受験英語の“土台”ともいえる最重要分野です。読解・リスニング・英作文のどれを取っても、文法力がなければ本当の理解にはたどり着けません。
しかし、市販の参考書や問題集は数が多く、「どれを選べば効率的に伸ばせるのか分からない」という受験生も多いはず。
そこで本記事では、大学受験の英文法参考書・問題集を「レベル・偏差値・難易度別」に徹底比較。
英語が苦手な初学者から難関大志望者まで、それぞれの目的に合わせた最適な参考書を厳選して紹介します。自分に合った一冊を見つけ、文法の基礎を固めて合格への第一歩を踏み出しましょう。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
大学受験英語における英文法の重要性

まず、大学受験英語における英文法の重要性をもう一度確認しておきましょう。
大学受験において最も重要となる英語の勉強。
でも英語の勉強は、やらなければならないことがたくさんあります。
- 英単語
- 英文法
- 英文解釈
- 英語長文問題
- 英熟語
その中でも基本中の基本なのが「英文法」です。
英文法がわからなければ、英語を読むのも書くのも聞くのも何一つまともにできないでしょう。
つまり、英文法の勉強を終わらせなければ、その先に進めないということです。
大学受験英語において最も配点の高い英語長文問題の勉強というのは、英単語の知識と正しい英文法の知識を正しく使う練習をしていく勉強です。
つまり、その2つがおぼつかないと、いくら勉強しても何も無意味になってしまいます。
そのため、まずは英文法の参考書・問題集で徹底的に基礎知識を鍛えましょう。
それだけ英文法は重要です。
大学受験におすすめの英文法の参考書・問題集の選び方【比較ポイント】

本屋さんの問題集コーナーに行くと、たくさんの英文法の参考書・問題集が並んでおり、どれを選べばよいのか迷ってしまいます。
次章からおすすめの英文法の参考書と問題集を紹介していきますが、最適な英文法の参考書・問題集は一人一人異なりますので、まずは英文法の参考書・問題集を選ぶ際に注目したいポイントを紹介します。
※選び方より先に参考書と問題集を知りたいという方は、下記よりレベル別の参考書・問題集を確認してみてください。
①レベルや自分の偏差値で選ぶ
最も重要なのが、自分のレベルや志望校のレベルに合わせたものを選ぶということです。
自分のレベルよりも高すぎるものを選んでも低すぎるものを選んでも、英文法のレベルを上げることにはつながりません。
もしも自分の英文法のレベルが自分の志望校のレベルに到達していなかったとしても、まずは自分のレベルに合わせた問題集を使って、英文法のレベルの底上げを目指しましょう。
そしてそこから少しずつ、志望校のレベルに近づけていくことが大切です。
表紙などからどのくらいのレベルかを想定する
英文法の参考書・問題集には、通常表紙などにどのくらいのレベルを想定しているのかが明記されています。
表紙を目安に購入するといいでしょう。
中学校から英文法をやり直したい方は基礎編へ
もしも中学校から英文法をやり直したいという場合は、高校受験向けの「3年間の総復習」といった内容のものにまず手を付けてみるのもいいかもしれません。
ここで紹介する基礎編から1冊購入すると良いでしょう。
英文法の基礎力があるという方は中級編へ
十分に英文法の基礎力があるという方は、自分の志望校のレベルに合わせた参考書・問題集を選びましょう。
②解説の内容や問題の量で選ぶ
英文法の参考書や問題集は解説が充実しているもの、ほぼ問題しかついていないものなどさまざまです。
英文法をあまり理解していない方や、わからないところを周囲に聞ける環境にない方は、解説が充実しているものがおすすめです。
逆にわからないところを誰かに聞いて解決できる方や、英文法の理解に自信がある方は、解説があまりなく、そのぶん問題量の多い問題集のほうが無駄がなくていいかもしれません。
解説がしっかりとついているものの場合、購入する前に解説の内容に目を通しておきましょう。
③出題形式や構成で選ぶ
同じ英文法の問題集でも、その構成や出題形式もそれぞれ異なります。
自分に最もしっくりきて使い勝手の良さそうなものを選ぶことが大切です。
英文法の問題集の出題形式は、以下の2つのものがあります。
- 文法事項ごとに出題されているもの
- ランダムに出題されているもの
基礎固めをしたい方は文法事項ごとに出題されている参考書を選ぶ
基礎固めをじっくりしたい方の場合は、文法事項ごとに出題されているものがおすすめです。
上級者ははランダムに出題されている問題集を選ぶ
基礎はわかっているから、とにかくいろいろな問題に触れておきたいという方には、ランダムに出題されているものがおすすめです。
自分が「使いやすい」と感じる構成のものを選ぶことが大切
英文法の参考書・問題集は、使い勝手がいいようにと構成も工夫されています。
しかし一人一人「使いやすい」と感じるポイントは異なります。
そのため自分が「使いやすい」と感じる構成のものを選ぶことが大切です。
例えば、問題集の答えは下記の2種類があります。
- 別冊になっているもの
- 問題の隣のページに書かれているもの
答えが別冊になっているものは、問題を解いている最中に答えが目に入ってしまうことがないですし、問題と解答を照らし合わせやすいというメリットがあります。
しかし、解答の場所を探すのが大変、別冊なので無くす危険性があるなどのデメリットもあります。
一方で、問題の隣のページに解答が書かれている場合、解答が見やすい反面、問題を解いている最中にも見えてしまう危険性があります。
それぞれのメリット、デメリットを考慮しつつ、自分にとって使いやすいものを選ぶことが大切です。
④口コミ・評判を参考に選ぶ
英文法の問題集は、実際に使ってみないと使い心地がどうなのか、なかなか判断できないことも多いでしょう。
実際に使った方の口コミで選ぶ
そんなとき参考になるのが、実際に使った方の口コミです。
気になる問題集があるときは、口コミを調べてみるのもおすすめです。
東大生などのインフルエンサーの情報を頼りに選ぶ
最近クイズ番組などで有名になった東大生が、自分の勉強法や自分が使ってみてためになった参考書などを紹介していることがよくあります。
そういった有名人の意見を参考にするのも一つの手です。
Amazonなどのレビューや、TwitterなどSNSの口コミを参考にするのもいいでしょう。
全てをうのみにはできませんが、一つの目安にはなるのではないでしょうか。
周囲の友人や、学校・塾の先生に聞いてみる
周囲の友人や、学校・塾の先生に聞いてみるのもおすすめです。
この場合、あなたの性格やレベルを考慮したうえで勧めてくれるかもしてないですし、より参考になる意見が聞けるのではないでしょうか。
以上、英文法の参考書の選び方でした。
上記の内容を踏まえて、次章よりおすすめの参考書を見ていきましょう。
大学受験におすすめの英文法の参考書・問題集18選【レベル別・偏差値別】

それでは、以上の内容を踏まて大学受験英語におすすめの英文法の参考書・問題集を紹介します。
【基礎レベル】偏差値40~50の受験生向け

まずは、英文法の参考書・問題集基礎レベルです。
偏差値が40~50前後の方は、まだ英文法の力が不足しています。
そんな方はこちらで紹介する、基礎編の問題集から1冊選び、勉強することおすすめします。
1.総合英語Forest 7th Edition
英文法をインプットするなら、「総合英語Forest(フォレスト)7th Edition」を選べば間違いありません。
この参考書の特徴は、とにかく分厚く情報量が多いこと。
ですので、英文法で困ることはほとんどなくなります。
また、情報量の割に解説も堅苦しくなく、Part 1 これが基本→Part 2 理解する→Part 3 深く知る→Part 4 確認する(一部のみ)の4部構成になっていて、体系的に英文法を学習することができます。
ただ、分厚さゆえに挫折する可能性ありなので、そこは注意が必要です。
「総合英語Forest」はこんな人におすすめ
- 講義本よりも、解説書のようなものに魅力を感じる受験生
- 英文法を完璧に使いこなせるようになりたい受験生
「総合英語Forest」のメリット
- 解説書系統の参考書のわりに、表現が固くない
- 分厚くてとにかく情報量が多いため、英文法で困ることがほとんどなくなる
ちなみに、現在は廃盤になっており、次に紹介する「総合英語Evergreen」として生まれ変わりました。
-
-
総合英語Forest(フォレスト)の口コミ・評判は?レベル・使い方・販売終了の真相を解説
2.総合英語Evergreen
「Evergreen」は、昔から受験生に愛されていた「Forest」の進化版のようなもので、出版社は違いますが執筆陣はほとんどおなじになっています。
内容も全て同じです。どちらを購入しても同じ勉強ができます。
「総合英語Evergreen」はこんな人におすすめ
- 講義本よりも、解説書のようなものに魅力を感じる受験生
- 英文法を完璧に使いこなせるようになりたい受験生
「総合英語Evergreen」のメリット
- 解説書系統の参考書のわりに、表現が固くない
- 分厚くてとにかく情報量が多いため、英文法で困ることがほとんどなくなる
ある事情があり、「Evergreen」として生まれかりました。
ある事情が知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
ちなみに私は基礎編の中ではEvergreenが最もおすすめです。
-
-
総合英語Evergreenの口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
3.大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
中学英語を復習する参考書として、おすすめなのが「大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】」です。
大学受験生向けの予備校講師をやられている方が執筆しているので、高校生が習う英語にも直結できるような解説がもりだくさんの英語参考書になっています。
この参考書の特徴は、文章が会話口調で書かれているので、まるでその場で授業を受けているかのような感覚で読み進めることができるという点です。
会話口調で書かれているがゆえに、解説の1つ1つがつながっていくので、理解がしやすい参考書になっています。
ただ、解説が中心の参考書なので、問題演習が不足してしまいがちです。
問題演習に関しては、他の参考書などで補うなど、別の対策が必要になってきます。
「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」はこんな人におすすめ
- 英語がまったくわからないという受験生
- 中学英語ですでにつまづいている受験生
「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」のメリット
- 解説が会話口調なので、その場で授業を受けている感覚で読み進めることができる
- 章ごとの最初にポイントが簡潔に書いてあってわかりやすい
-
-
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
4.安河内の新英語をはじめからていねいに
東進ハイスクールの人気英語講師・安河内哲也先生が執筆されている参考書です。
この参考書の特徴は、英文法でそれぞれ学ぶ項目ごとに問題がついていて、その場で知識の確認ができるということです。
理解はできるけど、実際にその知識が使いこなせないという状況がなくなります。
ただ、解説部分の途中に問題が差し込まれているので、復習などの観点から解説と問題が別になっているものを好むという人にはあまりおすすめできません。
ちなみに、「安河内の英語をはじめからていねいに【完全版】」とは、「1入門編」と「2完結編」の内容が改訂されて、合わさったものです。
「安河内の新英語をはじめからていねいに」はこんな人におすすめ
- 文法書のような固い文法の参考書で学習するのが苦手な受験生
- しゃべり口調で書かれているような参考書を好む受験生
「安河内の新英語をはじめからていねいに」のメリット
- しゃべり口調で書かれているのでテンポよく英文法を学習することができる
- 項目ごとに問題がついているので、知識の確認がその場でできる
-
-
安河内の新英語をはじめからていねいにの口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
5.一億人の英文法
こちらの参考書の良さは何といってもイラストの豊富さと実用性の高さ。
かなりイラストが豊富でとても見やすい、且つ例文はユニークでリアル、実用性が高い参考書になっています。
この参考書の特徴は、「話すための英文法」と謳っている点です。
ネイティブが文法をどのようにとらえて会話に応用しているのか、というところを学ぶことができるので、イメージで英文法をとらえることができます。
点数はある程度出るが、英文法の理解があいまい、英語が苦手で勉強が手につかないという方におすすめです。
\CDブックもあり!/
また、CDブックもあるので、移動時間等上手く活用できる参考書となっているので、こちらもおすすめ。
「一億人の英文法」はこんな人におすすめ
- 文法用語に苦手意識を感じていて、英文法をネイティブ的にとらえたいと考えている受験生
- 短期間で文法理解をとりあえずやってしまいたいと考えている受験生
「一億人の英文法」のメリット
- 話すための英文法とあるように、文法用語は書いてあるものの、ネイティブの頭の中が中心的に書かれている
- 分厚いとはいえ、読みやすいので短期的にやりこむことができる
-
-
一億人の英文法の口コミ・評判は?レベル・難易度・勉強法・使い方を評価
6.英文法レベル別問題集 1超基礎編
こちらは、林修先生の「今でしょ」でおなじみの東進ハイスクールの安河内先生が監修したレベル別問題集です。
1超基礎編は本当に基礎的な問題集となっており、Forest(フォレスト)やEvergreenなどで勉強した内容をチェックテストみたいな感覚で使ってみることをおすすめします。
英文法レベル別問題集 2基礎編
上記で紹介した「1超基礎編」の上のレベルの問題集です。
後程、さらに上位ランクの問題集もご紹介するので、セットで購入するのもいいかもしれません。
ここでは、基礎を固めたい方は、上の1超基礎編とセットで購入することをおすすめします。
「英文法レベル別問題集」はこんな人におすすめ
- インプットした英文法知識を確認テストしてみたい人
- 基礎レベルの問題演習をしたい人
「英文法レベル別問題集」のメリット
- 短期間で終わらせることができる
- ちょっとしたアウトプットの練習ができる
-
-
英文法レベル別問題集123456の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
【中級レベル】偏差値50~60の受験生向け

続いて、英文法について基本的には勉強したけど、いまいち結果に反映されないという方におすすめな中級レベルの参考書・問題集を紹介します。
勉強したけど、偏差値が上がらないのは、アウトプットが足りていないからです。
この中級レベルではアウトプットがたくさんできる問題集を紹介します。
1.Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題
英文法の問題集で最も使っている受験生が多いといっても過言ではない「Next Stage」です。
左ページに文法問題、右ページに解答・解説というシンプルな構成になっています。
この参考書の特徴は、とにかく問題量が多いので、確実に演習量を確保できる点です。
文法問題で問われるほとんどの事項がこの問題集でカバーできるので、文法問題を落とすことはほとんどなくなるでしょう。
収録問題数の多さ、そして網羅性の高さが売りで、イディオムの問題も500個あり、難関大受験生にとっても十分な量となっています。
ただ、解説が少し少なめなので、そこには注意してください。
どれを使ったらいいか迷った方は、とりあえず定番のこのテキストから使ってみた方がいいです。
ちなみに私も現役時代はこのネクステを使っていました。
\Power StageでもOK!/
最近では「Next Stage」の進化版として「Power Stage」という新入試形式に対応した参考書も出ています。
ただ、変更箇所としては「読解問題・英作文問題に挑戦」というページが数章ごとに設けられたことくらいです。
個人的には、読解問題と英作文問題は専門の問題集で対策をした方が効率てきなので、文法問題に集中でき、高速で回転させていける「Next Stage」の方が好きです。
「Next Stage(ネクステージ)」はこんな人におすすめ
- 英文法のインプットがある程度おわったという受験生
- 解くための英文法を身につけたい受験生
「Next Stage(ネクステージ)」のメリット
- 英文法の問題が網羅的に掲載されているので、文法問題で怖いものがなくなる
- 問題量が豊富なので、演習量が確保できる
-
-
Next Stage(ネクストステージ)の口コミ・評判は?Power Stageとの違いも解説
2.Vintage(ヴィンテージ)英文法・語法
茶色い表紙が印象的な「Vintage」です。
CDもついていて、解説も読みごたえがあり充実しているので、基礎から応用まで対応できる英文法力をつけることができます。
問題数も多く、演習量も確保できます。
各問題の解説にそれぞれポイントが1行で書いてあるので、復習がしやすいです。
「Next Stage英文法・語法問題」とかなり類似しています。
「Next Stage英文法・語法問題」よりも解説が充実しているのが特徴ですね。
「Vintage」はこんな人におすすめ
- 英文法のインプットがある程度おわったという受験生
- 解くための英文法を身につけたい受験生
- 解説が詳しいアウトプット用の問題集が欲しい受験生
「Vintage」のメリット
- 各問題の解説にそれぞれポイントが1行で書いてあるので、復習がしやすい
- まずは確認・整理しておぼえるなど、解説の工夫が施されている
-
-
英文法・語法Vintageの口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
3.UPGRADE(アップグレード)英文法・語法問題
こちらはUPGRADE(アップグレード)という参考書です。
レベルはネクステやVintageと比較すると優しく、あらゆる範囲を網羅しています。
また、少し難易度の高いものも「発展」として掲載しているため、難関大志望者も一度手に取ってみるとよいでしょう。
「まだまだ共通テストで半分くらい、もう少し文法が伸びれば…」という方におすすめです。
この参考書の特徴は、左に問題・右に解説というシンプルな作りでありながらも、引っかかりやすいところにQ&Aコーナーというものがところどころに設けられているので、ライバルに差をつけることができます。
右側には詳しい解説を表記しており、その問題の文法事項に関連した文法も説明されるなどかなりマルチタスクな参考書です。
「UPGRADE(アップグレード)」はこんな人におすすめ
- 英文法のインプットがある程度おわったという受験生
- 解くための英文法を身につけたい受験生
「UPGRADE(アップグレード)」のメリット
- 解説が問題によって詳細に書いてあるものがあるので、引っかかりやすいところで引っかからずに済む
- システム英単語の作者と同じ人が書いているので、安心感がある
-
-
UPGRADE(アップグレード)の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
\UPGRADEはシステム英単語と同じ著者が執筆!/
また、実は「UPGRADE」はシステム英単語と同じ著者が執筆しています。
システム英語をセットで購入してもいいかもしれないですね。
4.スクランブル英文法・語法
入試に必要な文法を総合的にトレーニングできます。
ネクステ同様、これ一冊でMarch、共通テストレベルの文法はいけます。
文法理解というより文法を整理するための問題集なので、ある程度の単語、熟語、文法の知識をもって取り組むほうが効率的。
CDもついていて、解説も読みごたえがあり充実しているので、基礎から応用まで対応できる英文法力をつけることができます。問題数も多く、演習量も確保できます。
各問題の解説にそれぞれポイントが1行で書いてあるので、復習がしやすいです。
「スクランブル英文法・語法」はこんな人におすすめ
- 英文法のインプットがある程度おわったという受験生
- 解くための英文法を身につけたい受験生
「スクランブル英文法・語法」のメリット
- 各問題の解説にそれぞれポイントが1行で書いてあるので、復習がしやすい
- まずは確認・整理しておぼえるなど、解説の工夫が施されている
-
-
スクランブル英文法・語法の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を解説
5.英文法レベル別問題集 3標準編
こちらは、先程ご紹介した東進ハイスクールの安河内先生監修の標準レベルの問題集です。
このレベルから、英文法の問題のレベルも上がり、文法の基礎を身に着けていないと解けないレベルになってきます。
私個人的には、この上の「英文法レベル別問題集 4中級編」が1番出題問題が良いと思っていますので、3と4はセットで購入することをおすすめします。
6.英文法レベル別問題集 4中級編
自分のレベルに合わせて無理なく取り組める、東進の人気講師安河内先生が手掛けた英文法の問題集です。
この中級編は、共通テストから中堅私大を視野に作られており、入試問題がそのまま使われており、実践に即した問題演習ができます。
問題は「穴埋め問題」「正誤判別問題」「整序問題」「そのほか」があり、これらがランダムに並んでいます。文法事項ごとに問題がまとめられているので、苦手強化にもおすすめです。
この中級編をマスターしたら、次は上級編にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
解説は詳しくないところもあるので、文法書と一緒に利用することをおすすめします。
-
-
英文法レベル別問題集123456の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
【上級レベル】偏差値60~70の受験生向け

最後に英文法の問題集上級編を紹介します。
ここのレベルは、基本的に英文法はできるけど、もっと問題集で演習を重ねたいという方におすすめです。
ここで紹介する参考書・問題集をこなせば、英文法に関しては完了で良いと思います。どれもけっこう難しいので、頑張ってください。
1.全解説頻出英文法・語法問題1000
これ1冊で英文法はバッチリです。早慶合格者がこぞって使っている参考書です。
英文法の基礎知識があり、あとは問題の量をこなしたいという方や、英文法を完璧に完成させたいという方におすすめの問題集です。
この問題集のメリットは、なんといっても問題量の多さと解説の詳しさを兼ね備えているところでしょう。
この問題集は難解な問題が多いので、基礎が理解できている受験生でも「これはどうしてこの答えになるの?」と疑問に思うこともあるかもしれません。
しかし、この問題集は解説が詳細なので、その場ですぐ疑問を解消することができます。
丸暗記ではなく、しっかり理解しながら学ぶことができるところが、多くの受験生を魅了するポイントのようです。口コミでも、解説の詳しさを評価する声が多くみられました。
「全解説頻出英文法・語法問題1000」はこんな人におすすめ
- 文法問題で1点も落としたくないという受験生
- 最高難易度の網羅性問題集を解きたい受験生
「全解説頻出英文法・語法問題1000」のメリット
- 大学受験の英文法問題集で一番レベルが高いので、完ぺきにしたら文法はほぼいけるようになる
- 解説が豊富なので、どうしてそうなるのか?というところを理解できる
-
-
全解説頻出英文法・語法問題1000の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
2.英文法レベル別問題集 5上級編
先程紹介した東進ハイスクールの安河内先生の問題集で、中級編の上の上級編です。
基本的は、MARCH以上を目指す受験生におすすめの問題集と言えます。
3.英文法レベル別問題集 6難関編
東進ハイスクールの安河内先生の問題集の中で、最上級ランクの文法問題集です。
こちらは、早慶以上を目指す方におすすめです。
「英文法レベル別問題集」はこんな人におすすめ
- ランダム形式の文法問題を解きたい受験生
- 短期間で1冊終わらせたい受験生
「英文法レベル別問題集」のメリット
- 短期間で終わらせることができる
- ランダム形式なので、受験本番を同じ環境で練習できる
-
-
英文法レベル別問題集123456の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
4.英文法ファイナル問題集【標準編・難関大学編】
この英文法の問題集は、早慶上智、難関国立大学を受験する方の総仕上げにおすすめの問題集です。
実際の大学入試を想定し、ランダムに問題が出題されていて、問題は「合否がわかれる問題」「絶対にはずせない問題」などテーマごとに分類されています。
入試本番前に、過去問とともに取り組んでおくとよいのではないでしょうか。
ただし、このレベルに到達する前に手を出してしまうと、難しすぎて挫折をしてしまうことも。しっかりと段階を踏んでから手を付けるようにしましょう。
ランダムに問題が出題されていますが、苦手分野を探して問題を解くこともできるよう工夫されているところも、この問題集の使いやすいポイントです。
口コミでは、これ1冊で共通テストから2次試験まで対策ができたなど「とても役立った」という意見が多くみられました。
「英文法ファイナル問題集」はこんな人におすすめ
- ランダム形式の文法問題を解きたい受験生
- 受験本番同様の環境で文法問題を解きたい受験生
「英文法ファイナル問題集」のメリット
- 短期間で終わらせることができる
- ランダム形式なので、受験本番を同じ環境で練習できる
-
-
英文法ファイナル問題集の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方・効果を評価
大学受験の英文法の参考書・問題集の中でサクキミ英語のおすすめは?

前章では、英文法の参考書・問題集をレベル別、偏差値別に紹介しました。
自分に合った参考書や問題集が見つかった方はぜひその参考書・問題集で英文法を解きまくってください。
ただ、結局どれがおすすめかわからない方もいるのではないでしょうか?
これだけあると選びきれない方もいると思うので、そんな方のために、サクキミ英語が各レベルの中から迷ったらこれを選ぶべし、というベストな1冊を紹介して終わりにしましょう。
【基礎レベル】総合英語Evergreen
まず、基礎レベルでおすすめなのは、絶対に「総合英語Evergreen」です。
「総合英語Forest」の方が個人的には好きなのですが、絶版になってしまったので、同じ内容の「総合英語Evergreen」です。
「総合英語Evergreen」は網羅性が違う
「総合英語Evergreen」は他の基礎レベルの参考書と比較すると英文法の網羅性が桁違いです。
どうせ勉強するなら、抜け漏れがないように英文法の基礎を勉強しましょう。
時間はかかるかもしれませんが、受験に落ちるよりはマシです。
大変かもしれませんが、頑張ってください。
それに勉強し終わった後に辞書的に使えるがいいですよ。
「総合英語Evergreen」完全準拠文法問題集
「総合英語Evergreen」には完全準拠文法問題集もあります。
この問題集を組み合わせれば、英文法の基礎でわからないことはなくなります。
-
-
総合英語Evergreenの口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
【中級レベル】「Next Stage」または「Power Stage」
中級レベルであれば、「Next Stage(ネクステージ)」がおすすめです。
私も現役時代は「Next Stage(ネクステージ)」を使っていました。
「Next Stage(ネクステージ)」は最近出題頻度が上がっている、
- 英会話問題
- 語法問題
- 構文問題
- 発音・アクセント問題
- ことわざ問題
にしっかりと対応していますし、何よりこちらも網羅性が高い。
「Next Stage(ネクステージ)」を選んでおけば、どんな文法問題も解けるようになると思いますよ。
\「Power Stage」でも問題なし!/
「Power Stage」でも「Next Stage(ネクステージ)」と同じ内容になっているので、どちらを選んでも大丈夫です。
-
-
Next Stage(ネクストステージ)の口コミ・評判は?Power Stageとの違いも解説
【上級レベル】全解説頻出英文法・語法問題1000
最後、上級レベルでは、「全解説頻出英文法・語法問題1000」を選んでください。
「全解説頻出英文法・語法問題1000」は市販されている英文法の参考書・問題集の中で最もレベルが高いと思います。
「全解説頻出英文法・語法問題1000」は解説が詳しい
しかも、「全解説頻出英文法・語法問題1000」は解説が詳しいです。
「ネクステ」の後に「全解説頻出英文法・語法問題1000」で完璧。
「Next Stage(ネクステージ)」で勉強したところを復習しつつ、さらに詳しい解説で確かな知識として定着させていくというイメージです。
これで、英文法は完璧ではないでしょうか?
-
-
全解説頻出英文法・語法問題1000の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
まとめ:英文法は大学受験英語の基礎!しっかり勉強しよう

今回は、大学受験英語における英文法の参考書と問題集を紹介しました。
英文法が大学受験英語では必ず誰もが勉強する分野だと思います。
ここで紹介した参考書・問題集から選べば間違いありませんので、ぜひ英文法を完璧にしてください。
そして、英文法の勉強が終わったら「英文解釈」の勉強をしてください。英文法の勉強の後に英文解釈を勉強することで一気に偏差値60を突破し、偏差値が爆伸びする時がきます。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
大学受験の勉強法の関連記事
- 大学受験の勉強法完全版
- 大学受験の英単語の覚え方
- 大学受験の英文法勉強法
- 大学受験の英文解釈の勉強法・やり方
- 大学受験の英語長文問題の読み方と解き方のコツ
- 大学受験の英語長文読解の読み方と解き方のコツ
- 大学受験の英熟語の覚え方・暗記法
- 大学受験英語のイディオムの効率の良い覚え方・勉強法
- 大学受験英語の語法・イディオムの重要性
- 大学受験英語の基礎固めができる勉強法・やり方
- 大学受験英語で夏休みにやること・過ごし方
- 大学受験英語で3ヶ月で偏差値10~20上げる勉強法
- 大学受験英語で1ヶ月で偏差値70を目指す短期間勉強法と参考書・問題集
- 大学受験英語の受かる勉強計画の立て方
- 大学受験英語の受かる過去問・赤本の使い方
- 大学受験英語の発音・アクセント対策の勉強法
- 大学受験英語での音読の効果と正しいやり方
- 大学受験英語の小説・物語問題の対策法と解き方のコツ
- 大学受験の英語構文の覚え方・勉強法
- 大学受験英語の英会話問題の対策方法と解き方のコツ
- 大学受験英語の英作文の対策方法・勉強法と参考書
- 大学受験英語に頻出のことわざ・慣用句
大学受験の参考書の関連記事
塾・予備校の関連記事
- 大学受験の塾・予備校おすすめランキング
- 大学受験の通ってよかった予備校ランキング
- 大学受験におすすめのオンライン塾
- 大学受験におすすめのオンライン予備校
- 総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦に強い塾
- 大学受験におすすめの英語塾
- 中学生におすすめの英語塾
- 大学受験におすすめの費用が安い塾・予備校
- 大学受験におすすめの個別指導塾
- 大学受験の勉強計画を立ててくれるコーチング塾
- 大学受験におすすめの少人数制で面倒見のいい塾
- 浪人生におすすめの大手予備校・個別指導塾
- 自習室の評価が高い大学受験向けの予備校・塾
- 大学受験におすすめの寮がある塾・予備校
- 医学部におすすめの塾・予備校
- 薬学部におすすめの塾・予備校
- 看護大学・看護専門学校におすすめの塾・予備校
- 大学受験におすすめのタイプ別塾・予備校
- 大学受験におすすめの理系に強い塾・予備校
- 大学受験におすすめの文系に強い塾・予備校
- 大学受験におすすめの部活と両立しやすい塾・予備校
- 偏差値40からでも逆転合格できる塾・予備校
- 大学受験でレベル・偏差値別に紹介する塾・予備校
- 大学受験におすすめのスパルタ教育の塾・予備校
- 大学受験におすすめのお金がない人向けの塾・予備校
家庭教師の関連記事
中高生向けの英会話スクール