英文法の基礎をしっかり固めたいけれど、どの参考書を選べばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
「入門英文法問題精講」は、そんな英語学習者の“文法のつまずき”を一つずつ解消してくれる定番の問題集です。
豊富な演習量と丁寧な解説で、文法の理解を深めながら実戦的な力を養えると評判を集めています。
本記事では、「入門英文法問題精講」の口コミや評判をもとに、そのレベル・難易度・使い方・効果的な勉強法を徹底解説。
初心者から中級者へとステップアップしたい人にとって、本書がどのように役立つのかを詳しく紹介していきます。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
入門英文法問題精講とはどんな参考書?

まず、入門英文法問題精講の基本情報から見ていきましょう。
入門英文法問題精講の特徴
この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくことで、確実に文法力をレベルアップできる問題集となっています。
入門英文法問題精講の問題数と構成
- 600問
- 本冊:224ページ
- 別冊:136ページ
- 穴埋め問題、語句整序問題、和訳問題、英作文問題と様々なタイプの入試問題を収録。
- 各問題にていねいで詳しい解説付き。見開きで解答解説を確認しやすい紙面構成。
- 文法知識の確認ができる文法解説書の別冊(精講編)付き
入門英文法問題精講の目次
第1章 動詞と文型
第2章 時制
第3章 助動詞
第4章 受動態
第5章 仮定法
第6章 不定詞
第7章 動名詞
第8章 分詞
第9章 名詞・冠詞
第10章 代名詞
第11章 形容詞
第12章 副詞
第13章 比較
第14章 疑問詞・疑問文
第15章 前置詞
第16章 接続詞
第17、18章 関係詞
ほか全21章
もし、少しでも気になる方は数千円の世界なので、一度手にとってはいかがでしょうか。
入門英文法問題精講を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「入門英文法問題精講」を深堀していきたいと思います。
まずは、入門英文法問題精講のメリットを紹介しましょう。
①レベルが高い(難易度高め)
まず全体的に言えることですが、本書は以下の3つのレベルに分かれておりますが全体的にレベルが高いです。
- 入門英文法問題精講
- 基礎英文法問題精講
- 英文法標準問題精講
1番易しいレベルも「入門」と書いていますが、けっこう入門じゃなくね?というレベルの問題も混ざっています。
使う人の学力により感じ方は異なりますが、収録されている問題のレベルは一般的にかなり高いです。
というのも、文法分野には分野ごとに重要度合いが異なる為、分野ごとにかけるべき勉強時間は変わってきます。もっとも本書は各分野の問題数は同程度の構成になっています。
すなわち、重要分野であっても他の分野と同程度の問題数しか扱えないため、重要分野ではより問題を厳選する必要があり、入門、基礎というよりも入試実戦的なハイレベルな問題が多いのです。
ただ、英語の外部検定利用入試の普及などにより、受験生に求められる英語レベルは間違いなく上がっています。
そのため、今の時代に合った問題集と言えるでしょう。
②問題が厳選されている
先程ページの構成につき説明をしましたが、問題数自体はそう多くありません。
各分野の頻出と言われている問題が厳選されています。
また、単によく出やすいということだけで掲載されているのではなく、問題は入試問題から抜粋されているため、入試対策として非常に適したものになっています。
文法問題集の中には、ただ単によく出る問題を羅列し、分野によって問題数が全く異なることもあります。
その点、本書は各分野満遍(まんべん)なく頻出問題が収録されているため、分野ごとにサッと要点を押さえられるというメリットがあります。
③熟語も多く収録されている
近年、入試問題における英語のレベルは向上し、以前はよく見られた文法問題の出題割合は減り、語法や熟語を問うものが増えてきています。
とりわけ熟語については、「単語帳はしっかりやるけれど熟語帳は持っていない」という高校生も多く見られ、どうしても後回しになっています。
その点、本書では文法問題の演習を通して熟語の勉強も並行して行うことができるのでとても効率的です。
④解説もコンパクトで持ち運びも便利
問題に対する解説も多すぎず少なすぎず非常にコンパクトにまとめられています。
また、内容面ではありませんが、このシリーズは全て見開きでB5サイズということで単語帳並みに持ち運びが便利です。
「解説が物足りない」と感じる受験生もいるかもしれませんが、他教科含め参考書に問題集、時期によっては過去問集も持ち歩かなければならない受験生にとっては、スキマ時間にも効率よく使えるテキストサイズは大変有益と言えます。
入門英文法問題精講を利用するデメリット

メリットがあれば、デメリットもあります。
本章では「入門英文法問題精講」のデメリットを紹介しておきます。
①解説が薄く少ない
上記のメリットで説明した「解説もコンパクトで持ち運びも便利」とも重なりますが、解説が不十分という見方もできるでしょう。
見開き左ページの下部から解説箇所を設けているので、分量としては解説の量をなるべく確保しようという意図は見られますが、やはり問題の難易度に比して解説が足りない部分があると言わざるを得ないでしょう。
別冊にも解説がありますが、全ての問題につき網羅されているわけではないので、参考書や調べものに適したテキストで調べるという作業は求められそうです。
英文法問題精講シリーズのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、英文法問題精講シリーズのレベル・難易度について紹介します。
どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。
入門英文法問題精講
- 前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】
- 対象者:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:共通テストレベルの英文法で安定して得点可能【偏差値50台後半以上】
前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】
「入門編」は、共通テストレベルを想定した設定・構成になっています。
そのため、「入門編」は、大学受験英語初心者向けということです。
ただ、本書に取り組む前に、前提として以下の3冊のような参考書から英文法の基礎知識をインプットしておく必要があります。
英文法の初心者はまずは、以下の3冊から自分に合った参考書を選んで勉強しましょう。
- 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
- 総合英語Evergreen
- 高校英文法をひとつひとつわかりやすく
時間がない方は1番下の「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」を選べばよいでしょう。1~2週間程度で高校英文法をマスターすることができます。
対象者:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人
次に本書を使う対象となる人についてですが「共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人」となります。
本書に収録されているのは共通テストレベルの難易度の英文法ですので、どこの大学を受験するにしても、ぜひとも解けるようにしておきたいレベルです。
このシリーズのうち、一番解説が丁寧で分かりやすい参考書ですので、「基礎」や「標準」が難しいと感じた人はまずこれから解いてみるといいでしょう。
勉強後の到達レベル:共通テストレベルの英文法で安定して得点可能【偏差値50台後半以上】
最後に本書をマスターした後の到達レベルとしては「偏差値が50台後半レベルに達する」そして「共通テストレベルの英文法は対応できる」ようになります。
基礎英文法問題精講
- 前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力【偏差値55以上】
- 対象者:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル【偏差値60以上】
前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力【偏差値55以上】
まず、前提となるレベルですが、語彙力も文法力もある程度付いてきて、いよいよ英文法ではミスをなくしたいという受験生におすすめです。
基礎編とはいえ中身は入試問題の抜粋で構成されていますので、最低限の語彙力・文法力は必要でしょう。
偏差値で言うならば、偏差値55以上レベルが目安となるでしょう。
対象者:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
勉強すべき対象となる方は、MARCH、関関同立レベル以上の大学を受験する人です。
MARCH、関関同立レベルになると、英文法でミスるということは不合格に直結します。
英文法でミスをなくすためにも「基礎編」までは、取り組んでおきましょう。
勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル【偏差値60以上】
「基礎英文法問題精講」をしっかりと勉強した後は、MARCH、関関同立合格レベルに達することができます。
偏差値で言うと、60前後のレベルには到達可能ですね。
このレベルになると、問題を見たら、一瞬で「これだな」と答えがわかるようになっていると思います。
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基礎英文法問題精講の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方・勉強法を評価
英文法標準問題精講
- 前提となるレベル:偏差値60以上
- 対象者:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル【偏差値65以上】
前提となるレベル:偏差値60以上
前提となるレベルですが、偏差値60以上は必須です。
本書のレベルはかなり高いので「最難関大学を目指すから難しいものに取り組まなければ」と焦り、実力がしっかりとついていない段階で取り組んでも効果はありません。
別のシリーズでも良いですが、同じシリーズの方が構成や解答解説の書かれ方など一貫していて使いやすいと考えられますので、「入門」ないし「基礎」から始めて最終的に本テキストに取り組むのが良いでしょう。
英文法の基礎がしっかりできていないと、自信を喪失してしまう可能性があるので、注意してください。
対象となる人:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
対象となる人は東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人です。
自信がある方は取り組んでみましょう。
勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル【偏差値65以上】
ただ、この問題集を勉強すれば、大学受験英語で怖いものはなくなります。
東大、京大、早慶も合格圏内に入ってくるレベルを目指すことができるでしょう。
偏差値で言うと、偏差値65以上となるイメージです。
このレベルまでいけばトップクラスですね。英文法でのミスはなくなるはずです。
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英文法標準問題精講の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
入門英文法問題精講の口コミ・評判【利用者の声を徹底レビュー】

今までの内容を踏まえて、「入門英文法問題精講」の口コミ・評判を紹介します。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「入門英文法問題精講」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
良い口コミ・評判
まずは良い口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ・評判①:今回の改訂で非常に良くなり使いやすい問題集となりました
英文法問題精講シリーズは入門・基礎・標準の3段階の難易度に分かれている3部作です。そのうち本書は入門編ということで一番簡単なものにあたります。今回の改訂をうけて入門英文法問題精講を一通り読み終えたのでレビューしてみることにします。
結論的にいうと以前より定評のあった問題集ですが、今回の改訂で非常に良くなり使いやすい問題集となりました。最初にA5版とサイズが大きくなって格段に使いやすくなりました。サイズアップとはいってもA5版であり他の多くの参考書・問題集と同じサイズであり携帯にも大きな支障はないでしょう。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判②:取り外し可能な別冊(本編に匹敵する厚さです)には各テーマごとの文法事項が詳説されています
問題は時制・受動態・仮定法・比較などなどテーマごとにわけて掲載されています。そして各テーマごとに基本問題・標準問題・発展問題(チャレンジ問題)と3段階にわけて出題されています。基本問題はおおむね4択の選択穴埋め式問題です。標準問題は多選択肢の並べ替え問題が中心です。
そして発展問題は和訳問題・英訳問題・正誤判断問題など入試レベルの問題が並んでいます。全部で約600題です。本編の左側に問題、右側に解答と簡単な解説がつけられています。取り外し可能な別冊(本編に匹敵する厚さです)には各テーマごとの文法事項が詳説されています。
これにより文法事項の解説のみをまず読んでから問題に取りかかることも出来ますし、逆に2週目以降は本編の問題のみをガンガン解いて周回することもできます。別冊ゆえに取り外して手元に置き参照しながら問題を解いていくという学習方法もとれます。これは改訂により非常に使いやすくなった点と思います。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判③:センター試験や国公立2次試験における文法対策までであれば、この本1冊でよいかもしれません
音声に関してですがCDは付属していません。しかしウェブサイトより音声はダウンロードできます。あと今回の改訂ではウェブで英文法の映像講義を見ることもできるようになりました。
本書を自習に用い簡単に質問できる相手がいない方などは是非利用したいところです。このあたりも入門編という初級者をターゲットにした問題集としては秀悦と思います。
センター試験や国公立2次試験における文法対策までであれば、この本1冊でよいかもしれません。あとは過去問演習で十分でしょう。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判④:MARCH、関関同立or少し下くらいまで合格点取れそう
文法事項的には結構ポイント多いしコンパクトで使いやすい。特に入試頻出ポイントは数題出してパターン把握できるので定着しやすいのではないか。
自分の受験経験では文法知識的にはMARCH、関関同立or少し下くらいまで合格点取れそう。自分は長文で稼ぐ派だったが。解説は簡潔なので読むのに時間かからないのがいい。
繰り返して定着しやすい。この手のは繰り返してナンボなのでポイント高い。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判⑤:より丁寧な英文解釈参考書に生まれかわった
今回の入門英文問題精講は見やすいレイアウトや、例題の英文の構文解説にページが割かれていて、前回よりも練習問題は減ったかなといった印象です。
前回はポイントとなる構文にのみSVOCMの構文振りがされていましたが、今回は全文に構文振りがされている為、より丁寧な英文法参考書に生まれかわった。
(引用:サクキミ英語調査)
「入門英文法問題精講」は、改訂して、前回の課題であった「解説面」や「構文のSVOCの割り振り」が改善されて、相当世間の評価は上がったようです。
ただ、口コミを見ると「入門」と書いてありますが、やはりかなりハイレベルな問題集ということが伺えますね。
悪い口コミ・評判
続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。
悪い口コミ・評判①:別冊にしなくてもよかった気がする
実はこの見開きの英頻系というのは入門者にとってはとっつきづらい。それを別冊で丁寧に解説するのだが、別冊にしなくてもよかった気がする。
2冊開いたまま読み比べるといういうのは結構大変な作業だ。
入門者には従来の問題精講のように左上に例題を取り上げて、2ページかけて丁寧に解説していくという形式の方がとっつきやすいと思うのだが、どうだろうか?
(引用:サクキミ英語調査)
悪い口コミ・評判②:解説が少ないのが少しマイナスポイント
解説が少ないのが少しマイナスポイント。
この1冊をやりきるには、ある程度の英文法知識がなければなりません。
(引用:サクキミ英語調査)
悪い口コミ・評判③:英文がつまらないものが多い
これは個人的な感想なんですが英文がつまらないものが多いです。
この本を購入するのは英語が苦手な方や勉強しはじめの方だと思うので、もう少し面白い英文なら勉強するモチベーションにも繋がると思います。僕は途中で飽きてしまいました。
(引用:サクキミ英語調査)
「解説が足りない」、「面白味はない」という口コミが多かったです。
今回レビューをまとめるにあたって最近の改訂をユーザーがどのように評価しているかが気になり、入門英文問題精講3訂版と入門英文法問題精講4訂版の両方のレビューを参照しました。
いずれも総合的な評価は平均的な英文法参考書より高かったです(3訂版が平均評価星5個中の3.6個、4訂版が星5個中の3.7個)。
また、4訂版のレビューにはサイズ、解説動画、レイアウト等が3訂版よりも良くなったと評価しているレビューが多くみられました。
一方で入門編を名乗る以上もう少し簡単な単語を使ってほしいという意見や解説をもっと丁寧にしてほしいというレビューも見られました。
ただ、総括すると、内容的な評価はとても高い問題集となっていました。
内容については評価が高く、購入しても絶対損はしない問題集となっていること間違いなしです。
あなたもぜひ1度勉強してみてはいかがでしょうか?
入門英文法問題精講がおすすめできる人・できない人

今までの内容を全て踏まえ「入門英文法問題精講」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。
入門英文法問題精講がおすすめできる人
- 大学受験標準レベルの英語力があり、これから英文法のアウトプットの練習がしたい人
- 偏差値50以上
1.大学受験標準レベルの英語力があり、これから英文法のアウトプットの練習がしたい人
大学受験標準レベルの英語力があり、これから英文法のアウトプットの練習がしたい人におすすめです。
大学受験標準レベルの英語力とは、具体的に「英文法」のインプットを終えた方です。
「入門」と書いてありますが、「英文法」のインプットの勉強を終えていない方は、勉強しても効果は半減しますし、よく理解できないと思います。
そのため、「英文法」のインプットの勉強を終えていない方は下記の3冊のどれかを終わらせましょう。
- 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
- 総合英語Evergreen
- 高校英文法をひとつひとつわかりやすく
2.偏差値50以上
偏差値で言うならば、50以上ある受験生にはおすすめです。偏差値50の学生が、この問題集を勉強して、偏差値55前後を目指すというイメージですね。
入門英文法問題精講がおすすめできない人
- 偏差値50未満
1.偏差値50未満
偏差値50未満の受験生は、まだこの問題集を勉強するには早いです。
偏差値50未満の受験生は、英文法の基礎が完璧でない可能性が高いです。以下の参考書、問題集から自分に合うものを選んで、勉強しましょう。
サクキミ英語でおすすめしている英文法の参考書・問題集を知りたい方は、関連記事『大学受験におすすめの英文法の参考書・問題集』をご覧ください。
英文法問題精講シリーズとNext Stage(ネクストステージ)の違いを比較

よく「英文法問題精講シリーズ」と「Next Stage(ネクストステージ)」どっちを使うべきですか?という質問を受けます。本章ではどちらを使うべきか解答しておきましょう。
両者には以下の違いがあります。
収録されている問題のレベルとしては「英文法問題精講シリーズ」も「Next Stage(ネクストステージ)」も共通テストレベルから東大、京大、早慶レベルで対応可能です。
ただ、「英文法問題精講シリーズ」も「Next Stageも何回もやっていると答えを覚えてしまっているので、答えを覚えるまで勉強してしまったという方は、勉強していない方を勉強するのが良いと思います。
そのため、個人的には以下の順番で勉強するのがベストだと思います。
おすすめの勉強する順番
- 入門英文法問題精講
- Next Stage(ネクストステージ)
- 基礎英文法問題精講
- 英文法標準問題精講
まず「入門英文法問題精講」で英文法演習に慣れて、「ネクステ」で分野ごとに徹底的にアウトプットしながら、わからない箇所をインプットします。
そして、最後にランダム形式で出題される「基礎英文法問題精講」と「英文法標準問題精講」でアウトプットしまくるという流れです。
もちろん、POWER STAGEでもOKです。POWER STAGEはネクステを新しく改訂したものです。ただ、ネクステと内容は同じです。
入門英文法問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法を解説】

今までの内容を踏まえて、入門英文法問題精講を使ってみようかなと思う方に入門英文法問題精講の効果的な使い方について紹介しておきます。
使い方1:スピード感を持って単元ごとに一周する
まずは確実にわかる問題とわからない問題の選別を行います。
1問30秒で制限時間を設けて1周サクッと解いてみてください。
時間以内に解けなかったもの、間違えたもの、自信がなかったものも含め全てマークするようにしてください。
ここで大事なのは正直に自分の力のなさを認めることです。
できないところと向き合いましょう。
使い方2:問題と解答を見ながら「なぜその解答になるか?」を理解する
問題と解答を自分で熟読し、解答根拠をどのように問題で使用するかを理解します。
自分がなぜできなかったのか、問題を解くために必要なエッセンス、プロセスをまずはゆっくり吸収しましょう。
ここで解説を読んでもわからない箇所が出てくると思います。
そんな時は、上記で紹介した辞書的な参考書を使えば解決します。
- 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
- 総合英語Evergreen
- 高校英文法をひとつひとつわかりやすく
使い方3:1回解けた問題を含めて再度スピーディーに演習する
人間の記憶力は曖昧ですので解説を読んでもわからなくなってしまうものです。
再度時間を決めて解いてみましょう。すると正答数は増えているはずです。
そしてさらに間違えた問題と新しく間違えた問題にマークをつけてください。
使い方4:自分の苦手な分野を補強する
2周してやっと自分が苦手としているところが明確化されてきたと思います。
足りない部分や苦手な分野は上記で紹介した参考書や先生を駆使してわからない箇所を潰していきながら学習を進めていきましょう。
使い方5:1〜4を高速化する
これを続けて1回の演習時間をどんどん短くしていきます。
短時間で文法事項の総復習を心がけてください。
問題を見た瞬間に文法事項と答えがわかるようになればバッチリですね。
大学受験の英文法を1ヶ月で効率的に覚える勉強法を知りたい方は、関連記事『大学受験の英文法を1ヶ月で効率的に覚える勉強法』をご覧ください。
入門英文法問題精講が終わったら?【次は何やる?】

最後に「入門英文法問題精講」が終わったら次に何をすれば良いか紹介しましょう。
下記のが考えられます。
①アウトプット用の英文法の参考書に取り組む

「入門英文法問題精講」が終わったら、次は以下の2冊のどちらかを勉強するのがおすすめです。
- Next Stage(ネクストステージ)
- Vintage
1.Next Stage(ネクストステージ)
Next Stage(ネクストステージ)がおすすめです。
Next Stage(ネクストステージ)は英文法の参考書や問題集の中では最も有名で長年愛されている問題集です。
分野ごとに分かれており、大学受験英語で出題される分野を全て網羅しています。
Next Stage(ネクストステージ)を1冊勉強すれば、英文法の勉強はほぼ完成で良いでしょう。
\Power Stageでも問題なし!/
最近では「Next Stage」の進化版として「Power Stage」という新入試形式に対応した参考書も出ています。
ただ、変更箇所としては「読解問題・英作文問題に挑戦」というページが数章ごとに設けられたことくらいです。
個人的には、読解問題と英作文問題は専門の問題集で対策をした方が効率てきなので、文法問題に集中でき、高速で回転させていける「Next Stage」の方が好きです。
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Next Stage(ネクストステージ)の口コミ・評判は?Power Stageとの違いも解説
2.Vintage
Vintageもおすすめです。
VintageもNext Stageのような網羅性の問題集で、Next Stageよりも解説が詳しいです。
VintageとNext Stageを比較したら「入門英文法問題精講」が好きな方は、解説が詳しく挫折しにくいVintageの方が好きかもしれません。
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英文法・語法Vintageの口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
②英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

入門英文法問題精講を終えた時点で、ある程度の英語の基礎はあるのではないでしょうか?
このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばし、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や英語長文問題を解くという偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。
最も効率的な時間の使い方が可能になります。
下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
まとめ:入門英文法問題精講を使って英文法を効率よく勉強しよう

今回は大学受験英語の中でも有名な一冊、入門英文法問題精講を紹介しました。
「入門英文法問題精講」はレベルの高い学生なら皆さん勉強してくる参考書・問題集です。
そのため、他の受験生に差をつけられないためにもぜひ、勉強しておくことをおすすめします。
英文法は英語の基礎中の基礎ですので、手を抜かずに頑張ってください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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