英文法標準問題精講とは
今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の中でも5本の指に入る程有名な「英文法標準問題精講」です!
この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくことで、確実に文法力をレベルアップできる問題集となっています!
- 入門英文法問題精講
- 基礎英文法問題精講
- 英文法問題精講
皆さんも1度は書店等で見たことがあるのではないでしょうか?
ちなみに、他のレベルについても参考記事を書いているので、興味がある方は読んでみてください!
入門英文法問題精講とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の中でも5本の指に入る程有名な「入門英文法問題精講」です! この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくこと[…]
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ここで、この記事を読んでくださっている皆様に1つ質問です。
「総合英語Evergreen」や「総合英語Forest」で基礎はインプットしたものの、「テストではなぜか得点できない」なんて方もいるのではないでしょうか?
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理由は何だと思いますか?
その理由はアウトプットの練習量が足りていないからです。
英文法は完璧にインプットしただけでは得点できません。
「英文法問題精講シリーズ」はそんな悩みを解決してくれる参考書になっています。
様々ある英文法の問題について、レベル別に厳選され、アウトプットには最適な参考書・問題集です!
この記事では、そんな「英文法問題精講シリーズ」の中でも最上位レベル「英文法標準問題精講」について以下の内容で徹底解説していきます!
- 「英文法問題精講シリーズ」の概要・構成
- 「英文法問題精講シリーズ」の特徴
- 「英文法問題精講シリーズ」のレベル・難易度
- 「英文法標準問題精講」がおすすめできる人・できない人
- 「英文法標準問題精講」の評価(評判)、口コミレビュー
- 「英文法標準問題精講」の効果的な使い方と勉強法
- 「英文法標準問題精講」が終わったら次にするべきこと
「英文法」のインプットが終わりましたら、アウトプットしまくることが大切です!
『英文法』に関して、この記事の後に併せて読んでおくとおすすめです↓
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また、『サクキミ英語』では、
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英文法問題精講シリーズの特徴
ではまず、「英文法問題精講シリーズ」の特徴について紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- レベルが高い(難易度高め)
- 問題が厳選されている
- 熟語も多く収録されている
- 解説もコンパクトで持ち運びも便利
- 解説が薄い
1.レベルが高い(難易度高め)
まず、全体的に言えることですが、本書は以下の3つのレベルに分かれておりますが、全体的にレベルが高いです。
- 入門英文法標準問題精講
- 基礎英文法標準問題精講
- 英文法標準問題精講
使う人の学力により感じ方は異なりますが、収録されている問題のレベルは一般的にかなり高いです。
というのも、文法分野には分野ごとに重要度合いが異なる為、分野ごとにかけるべき勉強時間は変わってきます。
もっとも本書は各分野の問題数は同程度の構成になっています。
すなわち、重要分野であっても他の分野と同程度の問題数しか扱えないため、重要分野ではより問題を厳選する必要があり、入門、基礎というよりも入試実戦的なハイレベルな問題が多いのです。
ただ、英語の外部検定利用入試の普及などにより、受験生に求められる英語レベルは間違いなく上がっています。
なので、今の時代に合った問題集と言えるでしょう!
2.問題が厳選されている
先程ページの構成につき説明をしましたが、問題数自体はそう多くありません。
各分野の頻出と言われている問題が厳選されています。
また、単によく出やすいということだけで掲載されているのではなく、問題は入試問題から抜粋されているため、入試対策として非常に適したものになっています。
文法問題集の中には、ただ単によく出る問題を羅列し、分野によって問題数が全く異なることもあります。
その点、本書は各分野満遍(まんべん)なく頻出問題が収録されているため、分野ごとにサッと要点を押さえられるというメリットがあります。
3.熟語も多く収録されている
近年、入試問題における英語のレベルは向上し、以前はよく見られた文法問題の出題割合は減り、語法や熟語を問うものが増えてきています。
とりわけ熟語については、「単語帳はしっかりやるけれど熟語帳は持っていない」という高校生も多く見られ、どうしても後回しになっています。
その点、本書では文法問題の演習を通して熟語の勉強も並行して行うことができるのでとても効率的です。
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4.解説もコンパクトで持ち運びも便利
問題に対する解説も多すぎず少なすぎず非常にコンパクトにまとめられています。
また、内容面ではありませんが、このシリーズは全て見開きでB5サイズということで単語帳並みに持ち運びが便利です。
「解説が物足りない」と感じる受験生もいるかもしれませんが、他教科含め参考書に問題集、時期によっては過去問集も持ち歩かなければならない受験生にとっては、スキマ時間にも効率よく使えるテキストサイズは大変有益と言えます。
5.解説が薄い
上記の「解説もコンパクトで持ち運びも便利」とも重なりますが、解説が不十分という見方もできるでしょう。
見開き左ページの下部から解説箇所を設けているので、分量としては解説の量をなるべく確保しようという意図は見られますが、やはり問題の難易度に比して解説が足りない部分があると言わざるを得ないでしょう。
別冊にも解説がありますが、全ての問題につき網羅されているわけではないので、参考書や調べものに適したテキストで調べるという作業は求められそうです。
英文法問題精講シリーズのレベル・難易度
続いて、以下の「英文法問題精講シリーズ」のレベル・難易度について紹介しましょう!
- 入門英文法標準問題精講
- 基礎英文法標準問題精講
- 英文法標準問題精講
入門英文法標準問題精講
結論から言うと、以下の通りです!
- 前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力(偏差値50以上)
- 対象者:旧センター試験レベルを含めて大学受験で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:旧センターレベルの英文法で安定して高得点が取れるようになる(偏差値50台後半以上)
前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力(偏差値50以上)
「入門編」は、旧センター試験レベルを想定した設定・構成になっています。
なので、「入門編」は、大学受験英語初心者向けということです。
ただ、本書に取り組む前に、前提として以下の3冊のような文法知識のインプットをしておく必要があります!
英文法の初心者はまずは、以下の3冊から自分に合った参考書を選んで勉強しましょう!
- 「総合英語Forest(フォレスト)」
- 「一億人の英文法」
- 「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」
私も使っていました!
上記3冊について詳しく知りたい方はこちら↓
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英文法の問題集を解く場合、上記のようなインプット用の参考書を使わずに、「英文法問題精講シリーズ」のようなアウトプット型の問題集を解きながら知識を入れようとする受験生がいますが、おすすめできません。
というよりも、インプットを先にせずにアウトプット用の問題集を解こうとしても解けないと思います!
対象者:旧センター試験レベルを含めて大学受験で英語を受験する人
次に本書を使う対象となる人についてですが、「旧センター試験レベルを含めて大学受験で英語を受験する人」となります。
本書に収録されているのは旧センターレベルの難易度の英文法ですので、どこの大学を受験するにしても、ぜひとも解けるようにしておきたいレベルです。
このシリーズのうち、一番解説が丁寧で分かりやすい参考書ですので、「基礎」や「標準」が難しいと感じた人はまずこれから解いてみるといいでしょう。
勉強後の到達レベル:旧センターレベルの英文法で安定して得点できるようになる(偏差値50台後半以上)
最後に本書をマスターした後の到達レベルとしては「偏差値が50台後半レベルに達する」そして「旧センターレベルの英文法は対応できる」ようになります。
「入門英文法問題精講」についてもっと詳しく知りたい!という方は、以下の記事を参考にしてください!
入門英文法問題精講とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の中でも5本の指に入る程有名な「入門英文法問題精講」です! この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくこと[…]
基礎英文法標準問題精講
続いて、「基礎英文法問題精講」のレベル・難易度について紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- 前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力(偏差値55以上)
- 対象者:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル(偏差値60以上)
前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力(偏差値55以上)
まず、前提となるレベルですが、語彙力も文法力もある程度付いてきて、いよいよ英文法ではミスをなくしたいという受験生におすすめです。
基礎編とはいえ中身は入試問題の抜粋で構成されていますので、最低限の語彙力・文法力は必要でしょう。
偏差値55以上レベルが目安
偏差値で言うならば、偏差値55以上レベルが目安となるでしょう!
対象者:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
勉強すべき対象となる方は、MARCH、関関同立レベル以上の大学を受験する人です!
MARCH、関関同立レベルになると、英文法でミスるということは不合格に直結します!
英文法でミスをなくすためにも、「基礎編」までは、取り組んでおきましょう!
勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル(偏差値60以上)
「基礎英文法問題精講」をしっかりと勉強した後は、MARCH、関関同立合格レベルに達することができます!
偏差値60前後
偏差値で言うと、60前後のレベルには到達可能ですね!
「基礎英文法標準問題精講」についてさらに詳しく知りたい方はこちら↓
基礎英文法問題精講とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の中でも5本の指に入る程有名な「基礎英文法問題精講」です! この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくこと[…]
英文法標準問題精講
最後は、最もレベルの高い「英文法標準問題精講」のレベル・難易度についてです!
結論から言うと、以下の通りです!
- 前提となるレベル:偏差値60以上
- 対象者:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル(偏差値65以上)
前提となるレベル:偏差値60以上
まず、前提となるレベルですが、偏差値60以上は必須です!
本書のレベルはかなり高いので「最難関大学を目指すから難しいものに取り組まなければ!」と焦り、実力がしっかりとついていない段階で取り組んでも効果はありません。
別のシリーズでも良いですが、同じシリーズの方が構成や解答解説の書かれ方など一貫していて使いやすいと考えられますので、入門ないし基礎から始めて最終的に本テキストに取り組むのが良いでしょう。
英文法の基礎がしっかりできていないと、自信を喪失してしまう可能性があるので、注意してください!
対象となる人:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
対象となる人は東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人です!
自信がある方は取り組んでみましょう!
勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル(偏差値65以上)
ただ、この問題集を勉強すれば、大学受験英語で怖いものはなくなります!
東大、京大、早慶も合格圏内に入ってくるレベルを目指すことができるでしょう!
偏差値65以上
偏差値で言うと、偏差値65以上となるイメージです。
英文法でのミスはなくなるはずです!
英文法標準問題精講がおすすめできる人・できない人
本章では、今までの内容を踏まえ、結局、「英文法標準問題精講」はどんな人におすすめなの?ということについて紹介しておきます!
おすすめできる人
まずは、おすすめできる人を紹介します!
結論から言うと、以下の通りです!
- 東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生
- 偏差値60以上
東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生
東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生におすすめです!
この問題集は、最難関レベルの問題集です。
なので、上記のような最難関レベルの大学を目指す学生は勉強しておくことをおすすめします!
MARCH、関関同立レベル以上を受けるなら勉強しておくべき
個人的には、MARCH、関関同立レベル以上を受けるなら勉強しておくべきだと思います。
「英文法標準問題精講」を勉強しておけば、MARCHや関関同立は余裕で受かるレベルに到達できると思います。
偏差値60以上
偏差値で言うならば、60以上ある受験生にはおすすめです!
おすすめできない人
続いて、おすすめできない人についても紹介しておきましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- 志望校が日東駒専レベル
- 偏差値60未満
志望校が日東駒専レベル
志望校が日東駒専レベルの方は、この「英文法標準問題精講」までは勉強する必要はありません。
「英文法標準問題精講」を取り組むのであれば、「基礎英文法問題精講」を勉強しましょう!
自分のレベルに合った参考書・問題集でないと、時間がもったいないですし、自信を喪失してしまうかもしれません。
余計な勉強は、非効率になるので気を付けましょう!
偏差値60未満
また、偏差値60未満の受験生も、まだこの問題集を勉強するには早いです。
偏差値60未満の受験生は、基礎が完璧でない可能性が高いです。
くどいかもしれませんが、以下の参考書、問題集から英文法のインプットを行ってください↓
上記3冊について詳しく知りたい方はこちら↓
総合英語Forest(フォレスト)7th Editionとは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の「総合英語Forest(フォレスト)7th Edition」です! 「総合英語Forest(フ[…]
一億人の英文法とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の「一億人の英文法」です! 「一億人の英文法」は高校で学習するすべての英文法についてわかりやすく解説をしている参考書です。&nbs[…]
高校英文法をひとつひとつわかりやすくとは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の「高校英文法をひとつひとつわかりやす」です! この参考書は題名の通り、高校で学習する英語の文法事項が分かりやすく解[…]
また、英文法の勉強法に関して、こちらも再度紹介しておきます↓
英文法を1ヶ月で効率的に勉強したい方へ皆さんは英文法の勉強は進んでおりますでしょうか? 大学受験が迫ってきているのに、 英単語が終わらず、英文法までは手をつけられていない 英文法を勉強してい[…]
大学受験英語の勉強法完全版
大学受験英語の勉強法について一連の流れを知りたい方はこちら!
最短で偏差値40から70にする方法を解説しています!
大学受験英語が全くできない偏差値40台の受験生へ!突然ですが未来の話をします。大学受験英語で偏差値70を超えると、その先どうなると思いますか? 高確率でどこの大学も合格することができる 良い大学に入ると異性からか[…]
この問題集の効果を最大限享受するためにも、基礎はしっかりと勉強しておきましょう!
英文法標準問題精講の評価(評判)・口コミ
それでは、「英文法問題精講シリーズ」についての解説が終わったところで、ここからはいよいよ、皆さんが1番気になるであろう、「英文法標準問題精講」の世間での評価(評判)、口コミについて紹介したいと思います。
良い評価(評判)・口コミレビュー
まずは、良い評価(評判)・口コミレビューを紹介します!
国公立ならこれを仕上げに使って十分だと思います!
国公立ならこれを仕上げに使って十分だと思います。
特に理系は、シリーズ中のこれで文法を完成するだけで十分だと思います。
最後に、もっと薄い長文読解や英作文を足せば十分。
この本は文法書と辞書を傍らに置き取り組むものである
この本は文法書と辞書を傍らに置き取り組むものである。
分からない所があったらそれらを駆使して逐一不明点を無くしていってほしい。
ときには1ページ終えるのに何時間も掛かるかもしれない、でもそれはどこかで役に立つ日が来るのである。
しかしながら英文法だけにそんなに時間を掛けていいのかという不安があるかもしれない、それは正しいしその他やらねばならない事はいっぱいあるのだが、きちんと英文法をやらねば、他の事をやっていても二度手間になる事が必ずや起こるはずである。
であるからしてこの本により文法と言う名の鋼の鎧を身に着けたなら、万全の体勢で受験英語に臨めるのである。
ただ単語はこの問題集と並行して何か一冊終わらせられればいいですね。
受験までにこの本を三回はやり遂げましょう。
最初の一回目はとにかくすべての例題と問題を理解する。
これに徹して下さい。
また短い文とはいえ良い英文ばかりなので和訳を作ってみて下さい。
大学入試レベルとしては、練りに練られた名著
問題や文例のなかに仕組まれた様々な気遣い(引っ掛け)が濃厚に込められており、これまでのよい復習になった。
入試の前の最後の仕上げに自分の仕上がりを見る良い鏡になるだろう。
大学入試レベルとしては、練りに練られた名著といえる。
悪どく意地悪なひねくれ問題は無いので、安心して良い。
問題の出題意図がはっきりと見抜けるならば、文法力はついていると自信を持ってよいだろう。
本の形式は”問題形式別”でこれは非常に素晴らしい!
問題の難しさはかなりのもので、慶応・早稲田・一橋・東京外語大を中心に難関校をまんべんなく取り入れています。
本の形式は”問題形式別”でこれは非常に素晴らしい!
「空欄補充」「選択」「誤文訂正」「書き換え」を章ごとに区分けしてあるので、自分の苦手な文法問題だけ取り組むことも可能です。
しかも後半には「製序作文」「文法」「品詞名」をほんの少しと、「発音(アクセント・抑揚など)」「語彙問題(派生語・同義語・綴り)」を収録。
この問題集が出来れば、大学受験英語では英文法の心配はないです!
ただ、口コミを見るとかなりハイレベルな問題集みたいですね!
悪い評価(評判)・口コミレビュー
続いて、悪い評価(評判)、口コミについて紹介していきます!
各問題に対して解説が少ない気がします
各問題に対して解説が少ない気がします。
英文法を体系的に理解するためには、一つ一つの規則に関する解説だけではなく、全体を俯瞰的に見る解説が必要です。
本書を含めて大学入試用の参考書は入試に頻出する問題に薄っぺらな解説を付けただけ物がほぼすべてと言っても過言ではない。
そのような教材を使って対症療法的な学習をしても真の理解には程遠い。
解説が少ないために正解を見ても今一解らない部分が多く独学用にはとても向かないと思う
この文法書は文法力の強化においては非常に強力な効果を発揮するが、解説が少ないために正解を見ても今一解らない部分が多く独学用には向かないと思う。
独学用として使うのならば、桐原書店のファイナル英文法問題集がいいと思うし、解説も多くて解りやすく、実力が早めにつくと思う。
基礎文法知識が完璧でないと自信を喪失します!
英語が嫌いな人、もしくは苦手な人にはあまり良くないと思います。
全部やれれば、かなりの力がつくと思いますが、上に挙げたような人は、多分挫折を味わいます。
薄っぺらい問題集を解いていくのがベストです。
基礎文法知識が完璧でないと自信を喪失します!
解説に関してだけでは惜しい・・・
【まとめ】評価(評判)・口コミレビュー
まず、総合的な評価としては他の参考書より少し高いくらいの星5つ中の3.5個となっていました。
悪い評価の中には「標準」とうたっていたので高校英文法の総復習をするために買ったが、レベルが高すぎるといったものも散見されたので、この点を理解したうえで買ったユーザーの評価はもう少しよくなると思います。
レビューの内容を見るとやはり問題の選定の良さや、応用力の養成に最適である点、問題に多くのひっかけが含まれているために実際の入試のトレーニングになる点を多角評価しているユーザーが多かったです。
一方で、やはり解説があまり詳しくない点をマイナスに評価するユーザーが多くみられました。
ただ、総括すると、内容的な評価はとても高い問題集となっていました。
内容については、すこぶる評価が高く、購入しても絶対損はしない問題集となっていること間違いなしです。
英文法標準問題精講の効果的な使い方と勉強法
続いて、「英文法標準問題精講」の効果的な使い方と勉強法についても紹介しましょう!
英文法問題、特にこの「英文法標準問題精講」は効率重視でガツガツ解いていったほうがいいです。
使い方の一例を紹介します。
結論から言うと、以下の通りです!
- スピード感を持って単元ごとに一周する
- 問題と解答を見ながら「なぜその解答になるか?」を理解する
- 1回解けた問題を含めて再度スピーディーに演習する
- 自分の苦手な分野を補強する
- 1〜4を高速化する
1.スピード感を持って単元ごとに一周する
まずは確実にわかる問題とわからない問題の選別を行います。
1問30秒で制限時間を設けて1周サクッと解いてみてください。
時間以内に解けなかったもの、間違えたもの、自信がなかったものも含め全てマークするようにしてください。
ここで大事なのは正直に自分の力のなさを認めることです。
できないところと向き合いましょう。
2.問題と解答を見ながら「なぜその解答になるか?」を理解する
続いて、問題と解答を自分で熟読し、解答根拠をどのように問題で使用するかを理解します。
自分がなぜできなかったのか、問題を解くために必要なエッセンス、プロセスをまずはゆっくり吸収しましょう。
ここで解説を読んでもわからない箇所が出てくると思います!
そんな時は、上記で紹介した辞書的な参考書を使えば解決します。
もう1度紹介しておきますね♪
上記3冊について詳しく知りたい方はこちら↓
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3.1回解けた問題を含めて再度スピーディーに演習する
人間の記憶力は曖昧ですので解説を読んでもわからなくなってしまうものです。
再度時間を決めて解いてみましょう。
すると正答数は増えているはずです。
そしてさらに間違えた問題と新しく間違えた問題にマークをつけてください。
4.自分の苦手な分野を補強する
2周してやっと自分が苦手としているところが明確化されてきたと思います。
足りない部分や苦手な分野は上記で紹介した参考書や先生を駆使してわからない箇所を潰していきながら学習を進めていきましょう。
5.1〜4を高速化する
これを続けて1回の演習時間をどんどん短くしていきます。
短時間で文法事項の総復習を心がけてください。
また、「英文法の勉強法」に関しては、以下の記事も併せて読んでおくと良いでしょう↓
英文法を1ヶ月で効率的に勉強したい方へ皆さんは英文法の勉強は進んでおりますでしょうか? 大学受験が迫ってきているのに、 英単語が終わらず、英文法までは手をつけられていない 英文法を勉強してい[…]
英文法標準問題精講が終わったら?(次は?)
「英文法標準問題精講」の勉強がある程度終わったあなたは、かなりの文法知識がついているのではないしょか?
ここでは、「英文法標準問題精講」が終わったら、次にやるべきことについても紹介しておきます!
結論から言うと、以下の通りです!
- 英文法ファイナル問題集
- 英文解釈の勉強を始める
- 英語長文問題にチャレンジ
英文法ファイナル問題集
「英文法標準問題精講」が終わったら、次は「英文法ファイナル問題集」を勉強しましょう!
「英文法ファイナル問題集」は文法問題が様々な分野からランダムに出題されます!
「英文法標準問題精講」で取り入れた知識を本番の受験形式でアウトプットするのにぴったりです!
「英文法ファイナル問題集」について詳しく知りたい方はこちら↓
英文法ファイナル問題集とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の中でも5本の指に入る程有名な「英文法ファイナル問題集」です! 受験業界ではあまりにも有名すぎる一冊ですよね。多くの受験生がこ[…]
ちなみに、他の「英文法の参考書・問題集」が知りたい方はこちら↓
大学受験英語における英文法の重要性大学受験において最も重要となる英語の勉強! でも英語の勉強は、 英単語 英文法 英文解釈 英語長文問題 英熟語などやらなければなら[…]
英文解釈の勉強を始める
英文法の勉強が終了したあなたは、英文解釈の勉強を始めましょう!
もし、並行して「英文解釈」の勉強していたあなたはそのまま継続で問題ありませんが、これから英語長文問題にチャレンジするとう方で、まだ「英文解釈」の勉強をしていない方がいれば、まずは、「英文解釈」の勉強をすることをおすすめします!
詳しくは、以下の記事を参考にしてください!
大学受験英語が全くできない偏差値40台の受験生へ!突然ですが未来の話をします。大学受験英語で偏差値70を超えると、その先どうなると思いますか? 高確率でどこの大学も合格することができる 良い大学に入ると異性からか[…]
また、英文解釈の勉強法や参考書・問題集について詳しく知りたい方はこちら↓
はじめに【英文解釈の重要性】皆さんは、大学受験英語でどのくらい点数を取れていますか?英単語も英文法も勉強しているのになぜか点数が伸びない・・・ そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?その理[…]
英文解釈がいらないは間違い!よく、大学受験英語の勉強において、『英文解釈なんていらない!』と言われることがあります! 筆者しかし、これ間違いです! 『英文解釈』は、難関[…]
英語長文問題にチャレンジ
「英文解釈を勉強する時間がない」、「英文解釈は並行して勉強していた」という方は、英語長文問題に取り組みましょう!
大学受験英語に合格するためには、英文法の勉強だけでは絶対受かりません!
英語長文問題が解けた始めて、志望校に合格できます。
「英文法標準問題精講」を勉強すれば、英文法は充分だと思うので、英語長文問題にチャレンジしてみてください!
「英語長文問題の解き方や勉強法」、「英語長文問題の参考書や問題集」について詳しく知りたい方はこちら↓
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はじめに【英語長文読解に取り組む前に】英語長文読解の解き方にはコツがあります。 私は、 英単語 英文法 英文解釈 英語長文読解とある程度勉強を重ねてきましたが、なぜか思うよう[…]
はじめに皆さんは英語長文問題は得意ですか? 筆者この質問に自信を持って得意です!と言える方は、恐らく大学受験が受かるでしょう! なぜなら、大学受験は英語で合否が決まりま[…]
「英文法問題精講シリーズ」と「Next Stage(ネクストステージ)」どちらを使うべき?
よく、「英文法問題精講シリーズ」と「Next Stage(ネクストステージ)」どちらを使うべきですか?という質問を受けます!
結論から言うと、どっちもがベストです!
まず「英文法問題精講シリーズ」が英文法を中心とした問題集であるのに対して、「Next Stage(ネクストステージ)」は英文法のみならず語法や、発音・アクセント、イディオム、会話表現など長文読解を除く総合的な英語問題集です。
収録されている問題のレベルとしては「英文法問題精講シリーズ」も「Next Stage(ネクストステージ)」も旧センター試験レベルから東大、京大、早慶レベルで対応可能です!
ただ、「英文法問題精講シリーズ」も「Next Stage(ネクストステージ)も何回もやっていると、答えを覚えてしまっているので、答えを覚えるまで勉強してしまったという方は、勉強していない方を勉強するのが良いと思います!
- 入門英文法問題精講
- Next Stage(ネクストステージ)
- 基礎英文法問題精講
- 英文法標準問題精講
まず、「入門英文法問題精講」で英文法演習に慣れて、「ネクステ」で分野ごとに徹底的にアウトプットしながら、わからない箇所をインプットします。
そして、最後にランダム形式で出題される「基礎英文法問題精講」と「英文法標準問題精講」でアウトプットしまくるという流れです!
「Next Stage(ネクストステージ)」について詳しく知りたい方はこちら↓
Next Stage(ネクストステージ)英文法・語法問題とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文法の参考書・問題集の中でも5本の指に入る程有名な「ネクステ」という愛称でお馴染みの「Next Stage(ネクストステージ)英文法・語法問題[…]
最後に
いかがでしたか?
「英文法問題精講シリーズ」はレベルの高い学生なら皆さん勉強してくる参考書・問題集ですので、他の受験生に差をつけられないためにもぜひ、勉強しておくことをおすすめします。
皆さんが合格することを祈っています!
ではまた!