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英文法標準問題精講の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価

英文法標準問題精講の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価

サクフリ株式会社

サクフリ株式会社は、リサーチ×分析を得意とするWebマーケティング会社です。英会話スクール・学習塾・家庭教師など、英語教育や大学受験領域を中心に、各サービスを公平かつ専門的な視点からレビューしています。

英文法の実力を「入試レベル」に引き上げたい人に支持され続けているのが、「英文法標準問題精講」です。

基礎を終えた学習者が、より深く正確な文法理解を身につけるための1冊として、多くの受験生や英語講師から高い評価を得ています。

本書は、入試頻出の文法項目を網羅しながら、解説が論理的で理解しやすいのが特徴。

演習を通して知識を「使える力」に変えていく構成になっており、英文法を本格的に鍛えたい人に最適です。

この記事では、「英文法標準問題精講」の口コミ・評判をもとに、レベル・難易度・効果的な使い方を詳しく解説します。

どの段階の学習者に向いているのか、他の文法問題集との違いもあわせて紹介していきます。

※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。

英文法標準問題精講とはどんな参考書?

英文法標準問題精講とはどんな参考書?

まず、英文法標準問題精講の基本情報から見ていきましょう。

英文法標準問題精講の特徴

この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくことで、確実に文法力をレベルアップできる問題集となっています。

3つのレベル

  • 入門英文法問題精講
  • 基礎英文法問題精講
  • 英文法問題精講←本記事はこれ!

※他のレベルについても参考記事を書いているので、興味がある方は読んでみてください。

英文法標準問題精講の問題数と構成

  • 出題形式別に4編に分け、各編を10日間、計40日間で終える構成
  • 本冊:340ページ
  • 別冊:32ページ
  • 穴埋め問題、語句整序問題、和訳問題、英作文問題と様々なタイプの入試問題を収録。
  • 各問題にていねいで詳しい解説付き。見開きで解答解説を確認しやすい紙面構成。
  • 文法知識の確認ができる文法解説書の別冊(精講編)付き
  • 16年ぶりに改訂を実施

意外にボリューミーですねよね。私はそう思いました。

もし、少しでも気になる方は数千円の世界なので、一度手にとってはいかがでしょうか。。

英文法標準問題精講を利用するメリット

英文法標準問題精講を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「英文法標準問題精講」を深堀していきたいと思います。

まずは、英文法標準問題精講のメリットを紹介しましょう。

メリット

  1. レベルが高い(難易度高め)
  2. 問題が厳選されている
  3. 熟語も多く収録されている
  4. 解説もコンパクトで持ち運びも便利

①レベルが高い(難易度高め)

まず全体的に言えることですが、本書は以下の3つのレベルに分かれておりますが全体的にレベルが高いです。

  • 入門英文法問題精講
  • 基礎英文法問題精講
  • 英文法標準問題精講

1番易しいレベルも「入門」と書いていますが、けっこう入門ではないのでは?というレベルの問題も混ざっています。

ましてや本書も標準と書いてありますが、全然標準レベルじゃない問題もけっこうあります。使う人の学力により感じ方は異なりますが、収録されている問題のレベルは一般的にかなり高いです。

というのも、文法分野には分野ごとに重要度合いが異なる為、分野ごとにかけるべき勉強時間は変わってきます。もっとも本書は各分野の問題数は同程度の構成になっています。

すなわち、重要分野であっても他の分野と同程度の問題数しか扱えないため、重要分野ではより問題を厳選する必要があり、入門、基礎というよりも入試実戦的なハイレベルな問題が多いのです。

ただ、英語の外部検定利用入試の普及などにより、受験生に求められる英語レベルは間違いなく上がっています。そのため、今の時代に合った問題集と言えるでしょう。

②問題が厳選されている

先程ページの構成につき説明をしましたが、問題数自体はそう多くありません。

各分野の頻出と言われている問題が厳選されています。

また、単によく出やすいということだけで掲載されているのではなく、問題は入試問題から抜粋されているため、入試対策として非常に適したものになっています。

文法問題集の中には、ただ単によく出る問題を羅列し、分野によって問題数が全く異なることもあります。

その点、本書は各分野満遍(まんべん)なく頻出問題が収録されているため、分野ごとにサッと要点を押さえられるというメリットがあります。

③熟語も多く収録されている

近年、入試問題における英語のレベルは向上し、以前はよく見られた文法問題の出題割合は減り、語法や熟語を問うものが増えてきています。

とりわけ熟語については、「単語帳はしっかりやるけれど熟語帳は持っていない」という高校生も多く見られ、どうしても後回しになっています。

その点、本書では文法問題の演習を通して熟語の勉強も並行して行うことができるのでとても効率的です。

④解説もコンパクトで持ち運びも便利

問題に対する解説も多すぎず少なすぎず非常にコンパクトにまとめられています。

また、内容面ではありませんが、このシリーズは全て見開きでB5サイズということで単語帳並みに持ち運びが便利です。

「解説が物足りない」と感じる受験生もいるかもしれませんが、他教科含め参考書に問題集、時期によっては過去問集も持ち歩かなければならない受験生にとっては、スキマ時間にも効率よく使えるテキストサイズは大変有益と言えます。

英文法標準問題精講を利用するデメリット

英文法標準問題精講を利用するデメリット

メリットがあれば、デメリットもあります。

本章では「英文法標準問題精講」のデメリットを紹介しておきます。

デメリット

  1. 解説が薄く少ない

①解説が薄く少ない

上記のメリットで説明した「解説もコンパクトで持ち運びも便利」とも重なりますが、解説が不十分という見方もできるでしょう。

見開き左ページの下部から解説箇所を設けているので、分量としては解説の量をなるべく確保しようという意図は見られますが、やはり問題の難易度に比して解説が足りない部分があると言わざるを得ないでしょう。

別冊にも解説がありますが、全ての問題につき網羅されているわけではないので、参考書や調べものに適したテキストで調べるという作業は求められそうです。

英文法問題精講シリーズのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

英文法問題精講シリーズのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、英文法問題精講シリーズのレベル・難易度について紹介します。

どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。

レベル

  • 入門英文法問題精講
  • 基礎英文法問題精講
  • 英文法標準問題精講

入門英文法問題精講

  • 前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】
  • 対象者:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:共通テストレベルの英文法で安定して得点可能【偏差値50台後半以上】

前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】

「入門編」は、共通テストレベルを想定した設定・構成になっています。

そのため、「入門編」は、大学受験英語初心者向けということです。

ただ、本書に取り組む前に、前提として以下の3冊のような参考書から英文法の基礎知識をインプットしておく必要があります。

英文法の初心者はまずは、以下の3冊から自分に合った参考書を選んで勉強しましょう。

  • 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
  • 総合英語Evergreen
  • 高校英文法をひとつひとつわかりやすく

時間がない方は1番下の「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」を選べばよいでしょう。1~2週間程度で高校英文法をマスターすることができます。

対象者:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人

次に本書を使う対象となる人についてですが「共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人」となります。

本書に収録されているのは共通テストレベルの難易度の英文法ですので、どこの大学を受験するにしても、ぜひとも解けるようにしておきたいレベルです。

このシリーズのうち、一番解説が丁寧で分かりやすい参考書ですので、「基礎」や「標準」が難しいと感じた人はまずこれから解いてみるといいでしょう。

勉強後の到達レベル:共通テストレベルの英文法で安定して得点可能【偏差値50台後半以上】

最後に本書をマスターした後の到達レベルとしては「偏差値が50台後半レベルに達する」そして「共通テストレベルの英文法は対応できる」ようになります。

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基礎英文法問題精講

  • 前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力【偏差値55以上】
  • 対象者:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル【偏差値60以上】

前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力【偏差値55以上】

まず、前提となるレベルですが、語彙力も文法力もある程度付いてきて、いよいよ英文法ではミスをなくしたいという受験生におすすめです。

基礎編とはいえ中身は入試問題の抜粋で構成されていますので、最低限の語彙力・文法力は必要でしょう。

偏差値で言うならば、偏差値55以上レベルが目安となるでしょう。

対象者:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人

勉強すべき対象となる方は、MARCH、関関同立レベル以上の大学を受験する人です。

MARCH、関関同立レベルになると、英文法でミスるということは不合格に直結します。

英文法でミスをなくすためにも「基礎編」までは、取り組んでおきましょう。

勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル【偏差値60以上】

「基礎英文法問題精講」をしっかりと勉強した後は、MARCH、関関同立合格レベルに達することができます。

偏差値で言うと、60前後のレベルには到達可能ですね。

このレベルになると、問題を見たら、一瞬で「これだな」と答えがわかるようになっていると思います。

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英文法標準問題精講

  • 前提となるレベル:偏差値60以上
  • 対象者:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル【偏差値65以上】

前提となるレベル:偏差値60以上

前提となるレベルですが、偏差値60以上は必須です。

本書のレベルはかなり高いので「最難関大学を目指すから難しいものに取り組まなければ」と焦り、実力がしっかりとついていない段階で取り組んでも効果はありません。

別のシリーズでも良いですが、同じシリーズの方が構成や解答解説の書かれ方など一貫していて使いやすいと考えられますので、「入門」ないし「基礎」から始めて最終的に本テキストに取り組むのが良いでしょう。

英文法の基礎がしっかりできていないと、自信を喪失してしまう可能性があるので、注意してください。

対象となる人:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人

対象となる人は東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人です。

自信がある方は取り組んでみましょう。

勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル【偏差値65以上】

ただ、この問題集を勉強すれば、大学受験英語で怖いものはなくなります。

東大、京大、早慶も合格圏内に入ってくるレベルを目指すことができるでしょう。

偏差値で言うと、偏差値65以上となるイメージです。

このレベルまでいけばトップクラスですね。英文法でのミスはなくなるはずです。

英文法標準問題精講の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

英文法標準問題精講の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

今までの内容を踏まえて、「英文法標準問題精講」口コミ・評判を紹介します。

良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「英文法標準問題精講」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。

良い口コミ・評判

まずは良い口コミ・評判を紹介します。

良い口コミ・評判①:国公立ならこれを仕上げに使って十分だと思います

国公立ならこれを仕上げに使って十分だと思います。

特に理系は、シリーズ中のこれで文法を完成するだけで十分だと思います。

最後に、もっと薄い長文読解や英作文を足せば十分。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判②:この本は文法書と辞書を傍らに置き取り組むものである

この本は文法書と辞書を傍らに置き取り組むものである。分からない所があったらそれらを駆使して逐一不明点を無くしていってほしい。ときには1ページ終えるのに何時間も掛かるかもしれない、でもそれはどこかで役に立つ日が来るのである。

しかしながら、英文法だけにそんなに時間を掛けていいのかという不安があるかもしれない、それは正しいしその他やらねばならない事はいっぱいあるのだが、きちんと英文法をやらねば、他の事をやっていても二度手間になる事が必ずや起こるはずである。

であるからしてこの本により文法と言う名の鋼の鎧を身に着けたなら、万全の体勢で受験英語に臨めるのである。ただ単語はこの問題集と並行して何か一冊終わらせられればいいですね。受験までにこの本を三回はやり遂げましょう。最初の一回目はとにかくすべての例題と問題を理解する。これに徹して下さい。また短い文とはいえ良い英文ばかりなので和訳を作ってみて下さい。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判③:大学入試レベルとしては、練りに練られた名著

問題や文例のなかに仕組まれた様々な気遣い(引っ掛け)が濃厚に込められており、これまでのよい復習になった。入試の前の最後の仕上げに自分の仕上がりを見る良い鏡になるだろう。

大学入試レベルとしては、練りに練られた名著といえる。悪どく意地悪なひねくれ問題は無いので、安心して良い。

問題の出題意図がはっきりと見抜けるならば、文法力はついていると自信を持ってよいだろう。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判④:本の形式は”問題形式別”でこれは非常に素晴らしい

問題の難しさはかなりのもので、慶応・早稲田・一橋・東京外語大を中心に難関校をまんべんなく取り入れています。

本の形式は”問題形式別”でこれは非常に素晴らしい。「空欄補充」「選択」「誤文訂正」「書き換え」を章ごとに区分けしてあるので、自分の苦手な文法問題だけ取り組むことも可能です。

しかも後半には「製序作文」「文法」「品詞名」をほんの少しと、「発音(アクセント・抑揚など)」「語彙問題(派生語・同義語・綴り)」を収録。この問題集が出来れば、大学受験英語では英文法の心配はないです。

(引用:サクキミ英語調査)

「英文法標準問題精講」は世間の評価はかなり高いようです。ただ、口コミを見るとかなりハイレベルな問題集みたいですね。

悪い口コミ・評判

続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。

悪い口コミ・評判①:各問題に対して解説が少ない気がします

各問題に対して解説が少ない気がします。英文法を体系的に理解するためには、一つ一つの規則に関する解説だけではなく、全体を俯瞰的に見る解説が必要です。

本書を含めて大学入試用の参考書は入試に頻出する問題に薄っぺらな解説を付けただけ物がほぼすべてと言っても過言ではない。そのような教材を使って対症療法的な学習をしても真の理解には程遠い。

(引用:サクキミ英語調査)

悪い口コミ・評判②:解説が少ないために正解を見ても今一解らない部分が多く独学用にはとても向かないと思う

この文法書は文法力の強化においては非常に強力な効果を発揮するが、解説が少ないために正解を見ても今一解らない部分が多く独学用には向かないと思う。

独学用として使うのならば、桐原書店のファイナル英文法問題集がいいと思うし、解説も多くて解りやすく、実力が早めにつくと思う。

(引用:サクキミ英語調査)

悪い口コミ・評判③:基礎文法知識が完璧でないと自信を喪失します

英語が嫌いな人、もしくは苦手な人にはあまり良くないと思います。

全部やれれば、かなりの力がつくと思いますが、上に挙げたような人は、多分挫折を味わいます。

薄っぺらい問題集を解いていくのがベストです。

基礎文法知識が完璧でないと自信を喪失します。

(引用:サクキミ英語調査)

「解説が少ない」「レベルが高い」という口コミが多かったですね。

まず、総合的な評価としては他の参考書より少し高いくらいの星5つ中の3.5個となっていました。

悪い評価の中には「標準」とうたっていたので高校英文法の総復習をするために買ったが、レベルが高すぎるといったものも散見されたので、この点を理解したうえで買ったユーザーの評価はもう少しよくなると思います。

一方で、レビューの内容を見ると、

  • やはり問題の選定の良さ
  • 応用力の養成に最適である点
  • 問題に多くのひっかけが含まれているために実際の入試のトレーニングになる点

を多角評価しているユーザーが多かったです。

内容については、すこぶる評価が高く、購入しても絶対損はしない問題集となっていること間違いなしです。

ぜひ1度、勉強してみて最上位レベルを目指してみてはどうでしょうか?

英文法標準問題精講がおすすめできる人・できない人

英文法標準問題精講がおすすめできる人・できない人

今までの内容を全て踏まえ「英文法標準問題精講」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。

英文法標準問題精講がおすすめできる人

  1. 東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生
  2. 偏差値60以上

1.東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生

東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生におすすめです。

この問題集は、最難関レベルの問題集です。

そのため、上記のような最難関レベルの大学を目指す学生は勉強しておくことをおすすめします。

個人的には、MARCH、関関同立レベル以上を受けるなら勉強しておくべきだと思います。

「英文法標準問題精講」を勉強しておけば、MARCHや関関同立は余裕で受かるレベルに到達できると思います。

日東駒専までが志望校という方は勉強する必要はありませんが、MARCH、関関同立レベル以上を受験する人はぜひ、このレベルの問題集まで手を伸ばしておきましょう。

2.偏差値60以上

偏差値で言うならば、60以上ある受験生にはおすすめです。

偏差値60の学生が、この問題集を勉強して、偏差値65を目指すというイメージですね。

英文法標準問題精講がおすすめできない人

  1. 志望校が日東駒専レベル
  2. 偏差値60未満

1.志望校が日東駒専レベル

志望校が日東駒専レベルの方は、この「英文法標準問題精講」までは勉強する必要はありません。

「英文法標準問題精講」を取り組むのであれば、「基礎英文法問題精講」を勉強しましょう。

自分のレベルに合った参考書・問題集でないと、時間がもったいないですし、自信を喪失してしまうかもしれません。

余計な勉強は、非効率になるので気を付けましょう。

2.偏差値60未満

また、偏差値60未満の受験生も、まだこの問題集を勉強するには早いです。

偏差値60未満の受験生は、基礎が完璧でない可能性が高いです。

偏差値60未満の方は以下の参考書、問題集から英文法のインプットを行ってください。

  • 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
  • 総合英語Evergreen
  • 高校英文法をひとつひとつわかりやすく

時間がない方は1番下の「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」を選べばよいでしょう。1~2週間程度で高校英文法をマスターすることができます。

サクキミ英語でおすすめしている英文法の参考書・問題集を知りたい方は、関連記事『大学受験におすすめの英文法の参考書・問題集』をご覧ください。

英文法標準問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法】

英文法標準問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえて、英文法標準問題精講を使ってみようかなと思う方に、英文法標準問題精講の効果的な使い方について紹介しておきます

効果的な使い方

  1. スピード感を持って単元ごとに一周する
  2. 問題と解答を見ながら「なぜその解答になるか?」を理解する
  3. 1回解けた問題を含めて再度スピーディーに演習する
  4. 自分の苦手な分野を補強する
  5. 1〜4を高速化する

使い方1:スピード感を持って単元ごとに一周する

まずは確実にわかる問題とわからない問題の選別を行います。

1問30秒で制限時間を設けて1周サクッと解いてみてください。

時間以内に解けなかったもの、間違えたもの、自信がなかったものも含め全てマークするようにしてください。

ここで大事なのは正直に自分の力のなさを認めることです。

できないところと向き合いましょう。

使い方2:問題と解答を見ながら「なぜその解答になるか?」を理解する

問題と解答を自分で熟読し、解答根拠をどのように問題で使用するかを理解します。

自分がなぜできなかったのか、問題を解くために必要なエッセンス、プロセスをまずはゆっくり吸収しましょう。

ここで解説を読んでもわからない箇所が出てくると思います。

そんな時は、上記で紹介した辞書的な参考書を使えば解決します。

辞書的な参考書

  • 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
  • 総合英語Evergreen
  • 高校英文法をひとつひとつわかりやすく

使い方3:1回解けた問題を含めて再度スピーディーに演習する

人間の記憶力は曖昧ですので解説を読んでもわからなくなってしまうものです。

再度時間を決めて解いてみましょう。

すると正答数は増えているはずです。

そしてさらに間違えた問題と新しく間違えた問題にマークをつけてください。

使い方4:自分の苦手な分野を補強する

2周してやっと自分が苦手としているところが明確化されてきたと思います。

足りない部分や苦手な分野は上記で紹介した参考書や先生を駆使してわからない箇所を潰していきながら学習を進めていきましょう。

使い方5:1〜4を高速化する

これを続けて1回の演習時間をどんどん短くしていきます。

短時間で文法事項の総復習を心がけてください。

問題を見た瞬間に文法事項と答えがわかるようになればバッチリですね。

大学受験の英文法を1ヶ月で効率的に覚える勉強法を知りたい方は、関連記事『大学受験の英文法を1ヶ月で効率的に覚える勉強法』をご覧ください。

英文法標準問題精講が終わったら?【次は何やる?】

英文法標準問題精講が終わったら?【次は何やる?】

最後に、英文法標準問題精講が終わったら次に何をするべきか紹介しておきます。

次にやること

  1. 最高難易度の英単語帳を覚える
  2. 英文解釈の勉強を始める
  3. 英語長文問題にチャレンジ
  4. 英熟語を覚える
  5. 過去問を解いてみる
  6. 英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

①最高難易度の英単語帳を覚える

最高難易度の英単語帳を覚える

「英文法標準問題精講」だけで充分な基礎力と言えます。

英文法に関してはもう勉強量は充分だと思うので、ここでさらに基礎力強化に向けて単語力を鍛えたてもいいかもしれません。

そのため、「英文法標準問題精講」が終わったら、最高難易度の英単語帳を覚えてもみましょう。

最高難易度の英単語帳は以下の3冊です。

  • 鉄壁
  • 単語王
  • DUO3.0

サクキミ英語でおすすめしている英単語帳を知りたい方は、関連記事『大学受験におすすめの英単語帳』をご覧ください。

②英文解釈の勉強を始める

英文解釈の勉強を始める

「英文法標準問題精講」のみで充分な文法力です。

東大、京大、早慶にも受かることも難しくないはずです。

そのため、英文法を終えたあなたは、英文解釈の勉強を始めましょう。

もし並行して「英文解釈」の勉強していたあなたはそのまま継続で問題ありません。

しかし、これから英語長文問題にチャレンジするという方で、まだ「英文解釈」の勉強をしていない方がいれば、まずは、「英文解釈」の勉強をすることをおすすめします。

英文解釈を勉強しない方と勉強した方では、その後の偏差値の伸びに差が出ます。

③英語長文問題にチャレンジ

英語長文問題にチャレンジ

「英文解釈を勉強する時間がない」、「英文解釈は並行して勉強していた」という方は、英語長文問題に取り組みましょう。

大学受験英語に合格するためには、英文法を終えただけでは絶対受かりません。

英語長文問題が解けた始めて、志望校に合格できます。

「英文法標準問題精講」を覚えれば、文法力はもう充分だと思うので、英語長文問題にチャレンジしてみてください。

④英熟語を覚える

英熟語を覚える

「英文法」を覚えたら、次は「英熟語」を覚えてください。

受験生の間で「英単語」は覚えたけど「英熟語」は覚えてないという方は本当に多いです。

そして、以下の記事でも書きましたが、「英熟語」を覚えた時点で大学受験英語は勝ち組といって私は良いと思っています。

ただ1点注意点があり、「英熟語」を覚えるのは「英文解釈」と「英語長文問題」が終わってからです。

正直、英熟語を完璧に覚えていなくても大学に受からないということはありません。

「英熟語」は他の受験生に差をつけるものと思ってください。

⑤過去問を解いてみる

過去問を解いてみる

「英文法標準問題精講」が終わったら、過去問を解いてみても良いかもしれません。

サクキミ英語でおすすめしている過去問・赤本の使い方を知りたい方は、関連記事『過去問・赤本の使い方』をご覧ください。

⑥英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英文法を覚えたらある程度の基礎はあると思います。

このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばし、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や英語長文問題を解くという偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。

最も効率的な時間の使い方が可能になります。

下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。

まとめ:英文法標準問題精講を使って英文法を効率よく勉強しよう

英文法標準問題精講を使って英文法を効率よく勉強しよう

今回は大学受験英語の中でもおすすめな一冊、英文法標準問題精講を紹介しました。

「英文法標準問題精講」はレベルの高い学生なら皆さん勉強してくる参考書・問題集です。

そのため、他の受験生に差をつけられないためにもぜひ、勉強しておくことをおすすめします。

英文法は英語の基礎中の基礎ですので、手を抜かずに頑張ってください。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。