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基礎英文法問題精講の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方・勉強法を評価

基礎英文法問題精講の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方・勉強法を評価

サクフリ株式会社

サクフリ株式会社は、リサーチ×分析を得意とするWebマーケティング会社です。英会話スクール・学習塾・家庭教師など、英語教育や大学受験領域を中心に、各サービスを公平かつ専門的な視点からレビューしています。

大学受験に向けて文法の基礎をしっかり固めたい人に人気なのが「基礎英文法問題精講」です。

コンパクトな一冊の中に重要な文法事項が凝縮されており、短期間で効率よく基礎力を固められる参考書として知られています。

一方で、「難易度はどのくらい?」「基礎といっても本当に初心者向けなの?」「どんな勉強法で使えば効果的?」と気になる受験生も多いでしょう。

そこで本記事では、基礎英文法問題精講の口コミや評判をもとに、レベル感や難易度、効果的な使い方や勉強法まで詳しく解説していきます。

基礎を盤石にしてから応用力を伸ばしたい人は、ぜひ参考にしてください。

※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。

基礎英文法問題精講とはどんな参考書?

基礎英文法問題精講とはどんな参考書?

ではまず、基礎英文法問題精講の基本情報から見ていきましょう。

基礎英文法問題精講の特徴

この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくことで、確実に文法力をレベルアップできる問題集となっています。

3つのレベル

  • 入門英文法問題精講
  • 基礎英文法問題精講←本記事はこれ!
  • 英文法問題精講

※他のレベルについても参考記事を書いているので、興味がある方は読んでみてください。

基礎英文法問題精講の問題数と構成

  • 720問
  • 本冊:224ページ
  • 別冊:160ページ
  • 穴埋め問題、語句整序問題、和訳問題、英作文問題と様々なタイプの入試問題を収録。
  • 各問題にていねいで詳しい解説付き。見開きで解答解説を確認しやすい紙面構成。
  • 文法知識の確認ができる文法解説書の別冊(精講編)付き
  • 16年ぶりに改訂を実施

基礎英文法問題精講の目次

Chapter 1 文型と動詞
Chapter 2 時制
Chapter 3 助動詞
Chapter 4 受動態
Chapter 5 仮定法
長文融合型問題にチャレンジ①
Chapter 6 不定詞
Chapter 7 動名詞
Chapter 8 分詞
Chapter 9 関係詞
Chapter 10 比較
長文融合型問題にチャレンジ②
Chapter 11 疑問,否定など
Chapter 12 名詞・冠詞
Chapter 13 代名詞
Chapter 14 形容詞
Chapter 15 副詞
長文融合型問題にチャレンジ③
Chapter 16 前置詞
Chapter 17 接続詞
Chapter 18 特殊構文など
Chapter 19 その他の重要事項
長文融合型問題にチャレンジ④
(※別冊は,本冊と同じ章立ての文法解説)

意外にボリューミーですねよね。私はそう思いました。

あなたはどうでしょうか?もし、少しでも気になる方は数千円の世界なので、一度手にとってはいかがでしょうか。

基礎英文法問題精講を利用するメリット

基礎英文法問題精講を利用するメリット

では、前提知識を把握していただいたところで、さらに「基礎英文法問題精講」を深堀していきたいと思います。

基礎英文法問題精講のメリットを紹介しましょう。

メリット

  1. レベルが高い(難易度高め)
  2. 問題が厳選されている
  3. 熟語も多く収録されている
  4. 解説もコンパクトで持ち運びも便利

①レベルが高い(難易度高め)

まず全体的に言えることですが、本書は以下の3つのレベルに分かれておりますが全体的にレベルが高いです。

  • 入門英文法問題精講
  • 基礎英文法問題精講
  • 英文法標準問題精講

1番易しいレベルも「入門」と書いていますが、けっこう入門じゃなくね?というレベルの問題も混ざっています。

ましてや本書も基礎と書いてありますが、全然基礎レベルじゃない問題もけっこうあります。

使う人の学力により感じ方は異なりますが、収録されている問題のレベルは一般的にかなり高いです。

というのも、文法分野には分野ごとに重要度合いが異なる為、分野ごとにかけるべき勉強時間は変わってきます。

もっとも本書は各分野の問題数は同程度の構成になっています。

すなわち、重要分野であっても他の分野と同程度の問題数しか扱えないため、重要分野ではより問題を厳選する必要があり、入門、基礎というよりも入試実戦的なハイレベルな問題が多いのです。

ただ、英語の外部検定利用入試の普及などにより、受験生に求められる英語レベルは間違いなく上がっています。そのため、今の時代に合った問題集と言えるでしょう。

②問題が厳選されている

先程ページの構成につき説明をしましたが、問題数自体はそう多くありません。

各分野の頻出と言われている問題が厳選されています。

また、単によく出やすいということだけで掲載されているのではなく、問題は入試問題から抜粋されているため、入試対策として非常に適したものになっています。

文法問題集の中には、ただ単によく出る問題を羅列し、分野によって問題数が全く異なることもあります。

その点、本書は各分野満遍(まんべん)なく頻出問題が収録されているため、分野ごとにサッと要点を押さえられるというメリットがあります。

③熟語も多く収録されている

近年、入試問題における英語のレベルは向上し、以前はよく見られた文法問題の出題割合は減り、語法や熟語を問うものが増えてきています。

とりわけ熟語については、「単語帳はしっかりやるけれど熟語帳は持っていない」という高校生も多く見られ、どうしても後回しになっています。

その点、本書では文法問題の演習を通して熟語の勉強も並行して行うことができるのでとても効率的です。

④解説もコンパクトで持ち運びも便利

問題に対する解説も多すぎず少なすぎず非常にコンパクトにまとめられています。

また、内容面ではありませんが、このシリーズは全て見開きでB5サイズということで単語帳並みに持ち運びが便利です。

「解説が物足りない」と感じる受験生もいるかもしれませんが、他教科含め参考書に問題集、時期によっては過去問集も持ち歩かなければならない受験生にとっては、スキマ時間にも効率よく使えるテキストサイズは大変有益と言えます。

基礎英文法問題精講を利用するデメリット

基礎英文法問題精講を利用するデメリット

メリットがあれば、デメリットもあります。

本章では「基礎英文法問題精講」のデメリットを紹介しておきます。

デメリット

  1. 解説が薄く少ない

①解説が薄く少ない

上記のメリットで説明した「解説もコンパクトで持ち運びも便利」とも重なりますが、解説が不十分という見方もできるでしょう。

見開き左ページの下部から解説箇所を設けているので、分量としては解説の量をなるべく確保しようという意図は見られますが、やはり問題の難易度に比して解説が足りない部分があると言わざるを得ないでしょう。

別冊にも解説がありますが、全ての問題につき網羅されているわけではないので、参考書や調べものに適したテキストで調べるという作業は求められそうです。

英文法問題精講シリーズのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

英文法問題精講シリーズのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、英文法問題精講シリーズのレベル・難易度について紹介します。

どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。

レベル

  • 入門英文法問題精講
  • 基礎英文法問題精講
  • 英文法標準問題精講

入門英文法問題精講

  • 前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】
  • 対象者:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:共通テストレベルの英文法で安定して得点可能【偏差値50台後半以上】

前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】

「入門編」は、共通テストレベルを想定した設定・構成になっています。

そのため、「入門編」は、大学受験英語初心者向けということです。

ただ、本書に取り組む前に、前提として以下の3冊のような参考書から英文法の基礎知識をインプットしておく必要があります。

英文法の初心者はまずは、以下の3冊から自分に合った参考書を選んで勉強しましょう。

  • 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
  • 総合英語Evergreen
  • 高校英文法をひとつひとつわかりやすく

時間がない方は1番下の「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」を選べばよいでしょう。1~2週間程度で高校英文法をマスターすることができます。

サクキミ英語でおすすめしている英文法の参考書・問題集を知りたい方は、関連記事『大学受験におすすめの英文法の参考書・問題集』をご覧ください。

対象者:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人

次に本書を使う対象となる人についてですが「共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人」となります。

本書に収録されているのは共通テストレベルの難易度の英文法ですので、どこの大学を受験するにしても、ぜひとも解けるようにしておきたいレベルです。

このシリーズのうち、一番解説が丁寧で分かりやすい参考書ですので、「基礎」や「標準」が難しいと感じた人はまずこれから解いてみるといいでしょう。

勉強後の到達レベル:共通テストレベルの英文法で安定して得点可能【偏差値50台後半以上】

最後に本書をマスターした後の到達レベルとしては「偏差値が50台後半レベルに達する」そして「共通テストレベルの英文法は対応できる」ようになります。

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基礎英文法問題精講

  • 前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力【偏差値55以上】
  • 対象者:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル【偏差値60以上】

前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力【偏差値55以上】

まず、前提となるレベルですが、語彙力も文法力もある程度付いてきて、いよいよ英文法ではミスをなくしたいという受験生におすすめです。

基礎編とはいえ中身は入試問題の抜粋で構成されていますので、最低限の語彙力・文法力は必要でしょう。

偏差値で言うならば、偏差値55以上レベルが目安となるでしょう。

対象者:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人

勉強すべき対象となる方は、MARCH、関関同立レベル以上の大学を受験する人です。

MARCH、関関同立レベルになると、英文法でミスるということは不合格に直結します。

英文法でミスをなくすためにも「基礎編」までは、取り組んでおきましょう。

勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル【偏差値60以上】

「基礎英文法問題精講」をしっかりと勉強した後は、MARCH、関関同立合格レベルに達することができます。

偏差値で言うと、60前後のレベルには到達可能ですね。

このレベルになると、問題を見たら、一瞬で「これだな」と答えがわかるようになっていると思います。

英文法標準問題精講

  • 前提となるレベル:偏差値60以上
  • 対象者:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル【偏差値65以上】

前提となるレベル:偏差値60以上

前提となるレベルですが、偏差値60以上は必須です。

本書のレベルはかなり高いので「最難関大学を目指すから難しいものに取り組まなければ」と焦り、実力がしっかりとついていない段階で取り組んでも効果はありません。

別のシリーズでも良いですが、同じシリーズの方が構成や解答解説の書かれ方など一貫していて使いやすいと考えられますので、「入門」ないし「基礎」から始めて最終的に本テキストに取り組むのが良いでしょう。

英文法の基礎がしっかりできていないと、自信を喪失してしまう可能性があるので、注意してください。

対象となる人:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人

対象となる人は東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人です。

自信がある方は取り組んでみましょう。

勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル【偏差値65以上】

ただ、この問題集を勉強すれば、大学受験英語で怖いものはなくなります。

東大、京大、早慶も合格圏内に入ってくるレベルを目指すことができるでしょう。

偏差値で言うと、偏差値65以上となるイメージです。

このレベルまでいけばトップクラスですね。英文法でのミスはなくなるはずです。

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基礎英文法問題精講の評判は?【口コミを徹底レビュー】

基礎英文法問題精講の評判は?【口コミを徹底レビュー】

それでは、今までの内容を踏まえて、「基礎英文法問題精講」の口コミ・評判を紹介します。

良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「基礎英文法問題精講」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。

良い口コミ・評判

まずは良い口コミ・評判を紹介します。

良い口コミ・評判①:定期テスト、模試ともに1位を譲らないほどにまで力がつきました

高一の夏から取り組んでいましたが、その結果高校在学中は学内において定期テスト、模試ともに1位を譲らないほどにまで力がつきました(地方の中堅私立ですが‥)。

最初は正直全くわかりませんでしたが、わからないなりに解説を見て、それと並行して単語や文法を勉強していったことでだんだんわかるようになりました。

英文のレベルは高いですが、継続していればいずれ自分もそのレベルに到達することができます。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判②:見合うだけの成果が得られる問題集

丁寧にじっくり取り組み、そしてちゃんと復習するよう心がければそれに見合うだけの成果が得られる問題集です。

問題集もコンパクトですが、中身はとても見やすい構成となっており、中途半端にページがまたがるといった煩わしさはなく、また無駄な雑学的知識が無いので洗練されています。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判③:この基礎編を何度も繰り返し音読しながら意味も捉えれるようになったら早慶レベルです

国公立大の二次試験や私大の問題では、曖昧に読解してた箇所の訳を要求したり、その部分が解答を出す重要な所だったりします。

つまり、勝負の分かれ目になる所を重点的に勉強できるのでとてもおすすめです。

この基礎編を何度も繰り返し音読しながら意味も捉えれるようになったら早慶レベルです。

”基礎”とありますがこれでも充分な難度だと思います。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判④:旧帝大を受けるなら、高3になるまでに終えておきたい一冊

網羅性も高く、難易度もちょうどいい。

なにより、日本語訳が洗練されている。文法を意識しつつも綺麗な日本語で、手本にすべき仕上がり。旧帝大を受けるなら、高3になるまでに終えておきたい一冊。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判⑤:「何を」学ぶべきなのかも教えてくれる素晴らしい一冊です

目次を見るにChapter1の「文」から始まって、時制や仮定法など一部を除き、そのほとんどの単元が品詞で構成されており、英文読解・英文解釈にも言える基本的なことですが、英語は品詞が最も重要なのだと痛感しました。

文法事項はもちろん、「何を」学ぶべきなのかも教えてくれる素晴らしい一冊です。

(引用:サクキミ英語調査)

「基礎英文法問題精講」は、世間の評価はかなり高いようです。

ただ、口コミを見ると「基礎」と書いてありますが、やはりかなりハイレベルな問題集ということが伺えますね。

悪い口コミ・評判

続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。

悪い口コミ・評判①:内容についての面白味はない

文法的な解読力を付けるための主に大学入試に出題された評論文から引用の短文集なので、内容についての面白味はない。

(引用:サクキミ英語調査)

悪い口コミ・評判②:私は気が遠くなったし、挫折しました

文法や構文の解説はそれなりにあるのに、問題文の英文構造の解説が皆無なのは英文でとりうる形をいちいち暗記して文中の単語の品詞から判断というスタンスでしょうね。

私は気が遠くなったし、挫折しました。

(引用:サクキミ英語調査)

悪い口コミ・評判③:僕みたいに英語の実力があまりない人が使っても?な部分が出てくると思います

よって、僕みたいに英語の実力があまりない人が使っても?な部分が出てくると思います。

また、この本にはCDがありません。そこが残念です。

(引用:サクキミ英語調査)

「英文構造の説明が不十分」「面白味はない」という口コミが多かったですね。

収録されている文法事項の網羅性の高さやレベルの高さ、値段に対する問題数の多さ(=コストパフォーマンスの良さ)を高く評価しているレビューが多くありました。

一方で英文が古臭かったり論文からの抜粋であるために読んでいてつまらないというレビューや(これについては良い点でもあるといえますし、実際にこの点を高く評価しているレビューも多くみられました。)

英文構造の説明が不十分であるというレビュー、応用しづらいというレビューも見られました。

全体でみると評価が星5つ中の4.2個、高い評価をしているユーザーが多い(星5つが57%、星4つが24%)であるなどユーザーの満足度は非常に高いものであることがうかがえます。

総括すると、内容的な評価はとても高い問題集となっていました。内容については、すこぶる評価が高く、購入しても絶対損はしない問題集となっていること間違いなしです。

あなたもぜひ1度勉強してみてはいかがでしょうか?

基礎英文法問題精講がおすすめできる人・できない人

基礎英文法問題精講がおすすめできる人・できない人

では、今までの内容を全て踏まえ「基礎英文法問題精講」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。

基礎英文法問題精講がおすすめできる人

  1. MARCH、関関同立レベル以上の大学を目指す学生
  2. 偏差値55以上

1.MARCH、関関同立レベル以上の大学を目指す学生

MARCH、関関同立レベル以上の大学を目指す学生におすすめです。

この問題集は、「英文法をある程度勉強して、ミスを0にしたい」という方に適したレベルの問題集です。

そのため、MARCHや関関同立レベルのような難関レベルの大学を目指す学生は勉強しておくことをおすすめします。

2.偏差値55以上

偏差値で言うならば、55以上ある受験生にはおすすめです。

偏差値55の学生が、この問題集を勉強して、偏差値60前後を目指すというイメージですね。

基礎英文法問題精講がおすすめできない人

  1. 偏差値55未満

1.偏差値55未満

偏差値55未満の受験生は、まだこの問題集を勉強するには早いです。

偏差値55未満の受験生は、基礎が完璧でない可能性が高いです。

偏差値55未満の方は、以下の参考書、問題集から自分に合うものを選んで、勉強しましょう。

  • 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
  • 総合英語Evergreen
  • 高校英文法をひとつひとつわかりやすく

サクキミ英語でおすすめしている英文法の参考書・問題集を知りたい方は、関連記事『大学受験におすすめの英文法の参考書・問題集』をご覧ください。

基礎英文法問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法】

基礎英文法問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえて、基礎英文法問題精講を使ってみようかなと思う方に、基礎英文法問題精講の効果的な使い方について紹介しておきます

効果的な使い方

  1. スピード感を持って単元ごとに一周する
  2. 問題と解答を見ながら「なぜその解答になるか?」を理解する
  3. 1回解けた問題を含めて再度スピーディーに演習する
  4. 自分の苦手な分野を補強する
  5. 1〜4を高速化する

使い方1:スピード感を持って単元ごとに一周する

まずは確実にわかる問題とわからない問題の選別を行います。

1問30秒で制限時間を設けて1周サクッと解いてみてください。

時間以内に解けなかったもの、間違えたもの、自信がなかったものも含め全てマークするようにしてください。

ここで大事なのは正直に自分の力のなさを認めることです。

できないところと向き合いましょう。

使い方2:問題と解答を見ながら「なぜその解答になるか?」を理解する

問題と解答を自分で熟読し、解答根拠をどのように問題で使用するかを理解します。

自分がなぜできなかったのか、問題を解くために必要なエッセンス、プロセスをまずはゆっくり吸収しましょう。

ここで解説を読んでもわからない箇所が出てくると思います。

そんな時は、上記で紹介した辞書的な参考書を使えば解決します。

辞書的な参考書

  • 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
  • 総合英語Evergreen
  • 高校英文法をひとつひとつわかりやすく

使い方3:1回解けた問題を含めて再度スピーディーに演習する

人間の記憶力は曖昧ですので解説を読んでもわからなくなってしまうものです。

再度時間を決めて解いてみましょう。

すると正答数は増えているはずです。

そしてさらに間違えた問題と新しく間違えた問題にマークをつけてください。

使い方4:自分の苦手な分野を補強する

2周してやっと自分が苦手としているところが明確化されてきたと思います。

足りない部分や苦手な分野は上記で紹介した参考書や先生を駆使してわからない箇所を潰していきながら学習を進めていきましょう。

使い方5:1〜4を高速化する

これを続けて1回の演習時間をどんどん短くしていきます。

短時間で文法事項の総復習を心がけてください。

問題を見た瞬間に文法事項と答えがわかるようになればバッチリですね。

大学受験の英文法を1ヶ月で効率的に覚える勉強法を知りたい方は、関連記事『大学受験の英文法を1ヶ月で効率的に覚える勉強法』をご覧ください。

基礎英文法問題精講が終わったら?【次は何やる?】

基礎英文法問題精講が終わったら?【次は何やる?】

最後に、基礎英文法問題精講が終わったら次に何をするべきか紹介しておきます。

下記のパターンが考えられます。

次にやること

  1. 最高難易度の英単語帳を覚える
  2. 英文解釈の勉強を始める
  3. 英語長文問題にチャレンジ
  4. 英熟語を覚える
  5. 過去問を解いてみる
  6. 英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

①最高難易度の英単語帳を覚える

最高難易度の英単語帳を覚える

「基礎英文法問題精講」だけで充分な基礎力と言えます。

英文法に関してはもう勉強量は充分だと思うので、ここでさらに基礎力強化に向けて単語力を鍛えたてもいいかもしれません。

そのため、「基礎英文法問題精講」が終わったら、最高難易度の英単語帳を覚えてもみましょう。

最高難易度の英単語帳は以下の3冊です。

  • 鉄壁
  • 単語王
  • DUO3.0

②英文解釈の勉強を始める

英文解釈の勉強を始める

「基礎英文法問題精講」のみで充分な文法力です。

東大、京大、早慶にも受かることも難しくないはずです。

そのため、英文法を終えたあなたは、英文解釈の勉強を始めましょう。

もし並行して「英文解釈」の勉強していたあなたはそのまま継続で問題ありません。

しかし、これから英語長文問題にチャレンジするという方で、まだ「英文解釈」の勉強をしていない方がいれば、まずは、「英文解釈」の勉強をすることをおすすめします。

英文解釈を勉強しない方と勉強した方では、その後の偏差値の伸びに差が出ます。

③英語長文問題にチャレンジ

英語長文問題にチャレンジ

「英文解釈を勉強する時間がない」、「英文解釈は並行して勉強していた」という方は、英語長文問題に取り組みましょう。

大学受験英語に合格するためには、英文法を終えただけでは絶対受かりません。

英語長文問題が解けた始めて、志望校に合格できます。

「基礎英文法問題精講」を覚えれば、文法力はもう充分だと思うので、英語長文問題にチャレンジしてみてください。

④英熟語を覚える

英熟語を覚える

「英文法」を覚えたら、次は「英熟語」を覚えてください。

受験生の間で「英単語」は覚えたけど「英熟語」は覚えてないという方は本当に多いです。

そして、以下の記事でも書きましたが、「英熟語」を覚えた時点で大学受験英語は勝ち組といって私は良いと思っています。

ただ1点注意点があり、「英熟語」を覚えるのは「英文解釈」と「英語長文問題」が終わってからです。

正直、英熟語を完璧に覚えていなくても大学に受からないということはありません。

「英熟語」は他の受験生に差をつけるものと思ってください。

⑤過去問を解いてみる

過去問を解いてみる

「基礎英文法問題精講」が終わったら、過去問を解いてみても良いかもしれません。

サクキミ英語でおすすめしている過去問・赤本の使い方を知りたい方は、関連記事『過去問・赤本の使い方』をご覧ください。

⑥英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英文法を覚えたらある程度の基礎はあると思います。

このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばし、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や英語長文問題を解くという偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。

最も効率的な時間の使い方が可能になります。

下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。

まとめ:基礎英文法問題精講を使って英文法を効率よく勉強しよう

基礎英文法問題精講を使って英文法を効率よく勉強しよう

今回は大学受験英語の中でもおすすめな一冊、基礎英文法問題精講を紹介しました。

「基礎英文法問題精講」はレベルの高い学生なら皆さん勉強してくる参考書・問題集です。

そのため、他の受験生に差をつけられないためにもぜひ、勉強しておくことをおすすめします。

英文法は英語の基礎中の基礎ですので、手を抜かずに頑張ってください。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。