英熟語Always1001とは
今回紹介するのは、大学受験英語の英熟語帳でも意外と知られていない名著『英熟語Always1001』です!
『英熟語Always1001』河合塾が監修しており、熟語と例文を左右見開きに配置した、見やすいレイアウトのシンプルな英熟語帳で1番の特徴は「前置詞の解説が詳しい」点です!
また熟語だけでなく、構文や会話の定型句も覚えられるので、1冊だけで点数は大きく上がるでしょう。
到達できるレベルとしては、この一冊をしっかりとマスターすることで、GMARCH・関関同立、早慶の難関私立大学や東大・京大・旧帝大といった難関国公立大学まで対応可能です!
ここで、この記事を読んでくださっている皆様に1つ質問です。
「英単語」や「英文法」の勉強はしているものの、「なぜか英語長文問題では安定して得点できない」、「模試でも偏差値60前後でくすぶっている」なんて方もいるのではないでしょうか?
理由は何だと思いますか?
その理由は英熟語を覚えていないからです。
英語長文問題は英熟語を覚えると爆発的に解けるようになりますし、偏差値も爆上がりします!
上記のような問題は『英熟語を覚えれば全て解決できます!』
『英熟語Always1001』はそんな悩みを解決してくれる英熟語帳になっているのです。
この記事では、そんな『英熟語Always1001』について以下の内容で徹底解説していきます↓
- 『英熟語Always1001』のボリューム・概要
- 『英熟語Always1001』の特徴・メリット
- 『英熟語Always1001』のレベル・難易度
- 『英熟語Always1001』がおすすめできる人・できない人
- 『英熟語Always1001』の評価(評判)、口コミレビュー
- 『英熟語Always1001』の効果的な使い方(覚え方)
- 『英熟語Always1001』が終わったら次にするべきこと
英熟語を覚えると、英文を読むスピードも正確さも格段に上がります。
詳しいことは以下の記事で紹介していますよ↓
『大学受験英語の勉強法』の完全版になります↓
大学受験英語が全くできない偏差値40台の受験生へ!突然ですが未来の話をします。大学受験英語で偏差値70を超えると、その先どうなると思いますか? 高確率でどこの大学も合格することができる 良い大学に入ると異性からか[…]
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英熟語を覚えると偏差値70超え!?皆さんは、大学受験英語の勉強において、英熟語の勉強はしていますか? 膨大な量の単語に加えて、熟語も覚えなければならない・・・どうしても熟語は後回しになってしまいますよね。[…]
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また、『サクキミ英語』では、
『英語学習に関する最新記事をTwitterでも配信』しているので、
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英熟語Always1001のボリューム(単語数)・構成(内容)
『英熟語Always1001』のボリューム(単語数)と簡単な構成を紹介します!
ボリューム(単語数)
- 見出し語:1001語+α
- 熟語:700語
- 構文:300語
- 頻出口語表現を17場面110表現に簡潔に整理
- ページ数:336ページ
英熟語が700個、構文が300個と量はそれなりに多く、合計すると1001語+αになります!
河合塾から出ていますが、河合塾生じゃない人は知らないのではないでしょうか!
ちなみに、大学受験英語における必要な単語数をレベル別にまとめています!
自分の志望校はどのくらいの単語数が必要なのか知りたい方は読んでみてください↓
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また、『構文問題』についても以下の記事で解説しているので、興味がある方は読んでみてください↓
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構成(内容)
『英熟語Always1001』の構成は以下のようになっています↓
- 第1章:スタートレベル247個(センター試験・中堅大学対応)
- 第2章:リードレベル244個(難関大学対応)
- 第3章:ゴールレベル281個(最難関大学対応)
- 第4章:知らなきゃアウト 構文156個
- 第5章:簡単暗記 動詞句73個
- 第6章:口語表現これだけ 110個
シンプルな構成の熟語帳
『英熟語Always1001』は、とてもシンプルな構成の熟語帳です。
第1章〜第4章までは、ページに熟語・日本語が並び、右ページには、例文が載っています。
第5章は、基本動詞と前置詞の組み合わせをパターンごとに整理し、紹介しています。
第6章では、会話問題の中で登場する熟語の典型問題を紹介しています。
志望校別カリキュラム
簡単な志望校別カリキュラムは
- 日東駒セン〜MARCH:1・2章+4・5章
- MARCH・関関同立以上:全部(口語表現は場合による)
という感じです。
『会話問題』についても解説記事を用意しているので、興味がある方は読んでみてください↓
はじめに皆さんは英会話問題を解いたことはあるでしょうか? 最近、必ず英会話問題が出題される慶應大学を始めとして、出題する大学が増えてきています。 センター試験が廃止となり、今後の動向と[…]
語法問題にもしっかりと対応
また、本書はイディオムの問題の他にも語法に関する問題もしっかりと収録されています!
最近、大学受験英語において『語法』の重要性が増してきているので、時代にもマッチした熟語帳です↓
語法・イディオムとは【大学受験英語】大学入試英語において「文法」「語法」は頻出分野になっていますが、多くの受験生が「文法」と「語法」の違いを理解しないまま勉強しているせいで、『語法』に関する対策をしっかり行えず、結果、『語法問題』で大幅[…]
英熟語Always1001の特徴・メリット
続いて、『英熟語Always1001]』の特徴・メリットについて紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです↓
- 特徴・メリット1:3つのレベルと必須構文の章(+句動詞)
- 特徴・メリット2:短めの例文があり覚えやすい!(システム英熟語に似ている)
- 特徴・メリット3:前置詞の説明が詳しい!
- 特徴・メリット4:『1・2章+4・5章⇒日東駒専レベル』、『全部覚えればMARCH・関関同立以上』
- 特徴・メリット5:索引が秀逸
- 特徴・メリット6:音声CDはない
特徴・メリット1:3つのレベルと必須構文の章(+句動詞)
もう一度おさらいですが、『英熟語Always1001』の構成は以下のようになっています↓
- 第1章:スタートレベル247個(センター試験・中堅大学対応)
- 第2章:リードレベル244個(難関大学対応)
- 第3章:ゴールレベル281個(最難関大学対応)
- 第4章:知らなきゃアウト 構文156個
- 第5章:簡単暗記 動詞句73個
- 第6章:口語表現これだけ 110個
上記のことからもわかる通り、『英熟語Always1001』は頻度順で効率もよく、どこまで憶えればいいかがはっきりしています。
しかしなんといっても1番のおすすめは第4章の『必須構文』の章があるという点です。
長文中、特に設問で問われる頻度がとてつもなく高い表現が網羅できるはずです。
特徴・メリット2:短めの例文があり覚えやすい!(システム英熟語に似ている)
『英熟語Always1001』は短めの例文があり、覚えやすい作りになっています!
自分で熟語前後だけ確認してコンパクトに憶えるのがおすすめです!
『システム英熟語』について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
システム英熟語とは今回紹介するのは、大学受験英語の英熟語帳でも1.2位を争う有名は熟語帳『システム英熟語』です! 『システム英熟語』は熟語によく使う基本動詞や前置詞、副詞等それぞれのグループに分類して、それぞれ[…]
特徴・メリット3:前置詞の説明が詳しい!
また、他の英熟語帳にない特徴は「前置詞の解説が詳しい」という点です。
英熟語の暗記に必要不可欠な、前置詞の理解をサポートしてくれるので、暗記の効率がグッと上がります。
また熟語だけでなく、構文や会話の定型句も覚えられるので、1冊だけで点数は大きく上がるでしょう。
特徴・メリット4:『1・2章+4・5章⇒日東駒専レベル』、『全部覚えればMARCH・関関同立以上』
上記で、『英熟語Always1001』はどこまで憶えればいいかがはっきりしていると解説しましたが、具体的には以下のようにレベル分けされています↓
- 日東駒専レベル:1・2章+4・5章
- MARCH・関関同立以上レベル:全部覚える
特徴・メリット5:索引が秀逸
索引が秀逸です。
索引の日本語部分も赤シートで隠せるようになってるので、高速アウトプットが可能な仕様になってます。
特徴・メリット6:音声CDはない
音声CDは残念ながらありません。
英熟語Always1001のレベル・難易度
ここでは、『英熟語Always1001』のレベル・難易度について紹介します!
結論から言うと、以下の通りです↓
- 前提となるレベル:英単語、英文法の基礎が固まっているこ(偏差値55前後)
- 対象となる人:GMARCH・関関同立、早慶、東大・京大を除く難関国立大学を受験する人
- マスター後の到達レベル:上記の大学で合格点が取れる(偏差値65前後)
前提となるレベル
前提となるレベルとしては、英単語、英文法の基礎が固まっていることです!
理由は2つあって、
- 上記の2つの方が英熟語よりも英語の勉強において重要
- ある程度の例文やフレーズを暗記する時は上記2つの知識がある方が効率が良いから
偏差値55を目安に
偏差値55を1つの目安にすると良いかもしれません!
基礎レベルの英単語帳
なので、中学レベルの英単語の知識がない人は、以下のおすすめの英単語帳中から自分に合う英単語帳を選んでみてください↓
- キクタンBasic4000
- ターゲット1400
- システム英単語Basic
- 速読英単語必修編
上記の英単語帳について詳しく知りたい方はこちら↓
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他の英単語帳について知りたい方はこちら↓
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英単語の覚え方についても解説しているので、読んでおくと良いでしょう↓
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基礎レベルの英文法の参考書・問題集
英文法の知識がない人は、以下の3冊の参考書の内どれかを選んで並行して英文法の勉強をしておきましょう↓
- 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
- 総合英語Evergreen
- 高校英文法をひとつひとつわかりやすく
上記参考書について詳しく知りたい方はこちら↓
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もし、他の参考書や問題集が知りたい方はこちら↓
大学受験英語における英文法の重要性大学受験において最も重要となる英語の勉強! でも英語の勉強は、 英単語 英文法 英文解釈 英語長文問題 英熟語などやらなければなら[…]
対象となる人
対象となる人としては、GMARCH・関関同立、早慶、東大・京大を除く難関国立大学を受験する人でしょう!
『英熟語Always1001』は重要な基本英熟語をすべて網羅してるいるので、ほぼ全ての大学に対応可能です!
マスター後の到達レベル
最後にマスター後の到達レベルですが、『英熟語Always1001』を覚えれば、英熟語に関しては基本的には東大・京大を除いたほぼ全ての大学で戦える力が身に付きます。
TOEICや英検など、実践的な英語の試験にも対応できる力が身につくでしょう。
大学入学共通テスト(新センター試験)のみで英語を使う受験生からGMARCH、関関同立、早慶や国立大学受験生も大丈夫です!
『解体英熟語』について詳しく知りたい方はこちら↓
解体英熟語とは今回紹介するのは、大学受験英語の英熟語帳でも1.2位を争う高難易度の熟語帳『解体英熟語』です! 『解体英熟語』は早慶などの難関大を目指す人向けの熟語帳です。1017もの英熟語が掲載されており、[…]
英熟語Always1001をおすすめできる人・できない人
では、上記の内容を踏まえ、『英熟語Always1001』をおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます!
おすすめできる人
まずは、『英熟語Always1001』をおすすめできる人について紹介していきます。
結論から言うと、以下の通りです↓
- 短期間で英熟語を覚え、偏差値を上げたい人
- シンプルな構成の英熟語帳を好む人
短期間で英単語を覚え、偏差値を上げたい人
『英熟語Always1001』は、短期間で英熟語を覚え、偏差値を上げたい人におすすめです!
『英熟語Always1001』は大学受験に必要な最重要熟語を厳選し、ミニマムなフレーズや例文があり、覚えやすさで言えばトップクラスと言っていいでしょう!
なので、『英熟語Always1001』を覚えれば、効率よく熟語力をつけることができ、ここに掲載されている英熟語を覚えれば、最短で偏差値を上げることができます!
シンプルな構成の参考書を好む人
『英熟語Always1001』は構成がかなりシンプルです。
ですので、ごちゃごちゃした熟語帳があまり好きではないという人には、非常におすすめの英熟語帳です。
おすすめできない人
続いて、おすすめできない人についてです!
結論から言うと、以下の通りです↓
- 英熟語Always1001を辞書のように使いたい人
- 音声CDを活用し、耳から熟語を覚えたい人
英熟語Always1001を辞書のように使いたい人
『英熟語Always1001』はあくまでも優先度を考えて厳選された1000語であるために、普段の学習でわからない熟語の全てが載っているわけではありません。
加えて類義語や対義語が詳しく載っていたり、様々な意味が載っているわけではないので、わからない熟語を調べたり、一つの熟語への理解を深めるには不向きです。
音声CDを活用し、耳から熟語を覚えたい人
音声CDを活用し、耳から英熟語を覚えたい人にもおすすめはしていません。
『英熟語Always1001』は音声CDがついていないですし、別売りもしていません!
なので、耳からCDを活用し、熟語を覚えたい人には不向きです!
もし、短い例文やミニマムなフレーズがあり、CD等も活用し熟語を覚えたい方は『システム英熟語』がおすすめです↓
システム英熟語
『システム英熟語』について詳しく知りたい方はこちら↓
システム英熟語とは今回紹介するのは、大学受験英語の英熟語帳でも1.2位を争う有名は熟語帳『システム英熟語』です! 『システム英熟語』は熟語によく使う基本動詞や前置詞、副詞等それぞれのグループに分類して、それぞれ[…]
また、市販されているほぼ全ての英熟語帳については、詳しくは以下の記事で解説しています↓
はじめに【英熟語帳っているの?】10%この数字は何かわかりますか? この数字は、英熟語は覚えましたか?こう受験生に問いかけた時に「覚えました!」と答える割合です! そう。大学受験英語に[…]
英熟語Always1001の評価(評判)・口コミ
それでは、いよいよ、皆さんが1番気になるであろう、『英熟語Always1001』の世間での評価(評判)、口コミについて紹介したいと思います。
良い評価(評判)・口コミレビュー
まずは、良い評価(評判)・口コミレビューを紹介します!
解体英熟語は挫折しましたが、これはマスターできました!
ページ左半分に英熟語があり右半分に和訳が載ってるというシンプルな英熟語帳。
内容については必須レベルのものが網羅されており無駄なものがありません。
私は解体英熟語は挫折しましたが、これはマスターできました。
形で覚えられる!!
英熟語を文中の形で覚えられるようになっているのでとても使いやすかったです。
簡単なものから難しいものまで幅広くあったので、志望大学のレベルによって上手く使い分けられればよりいいと思います。
中には構文もあるので形で覚えて、長文読解の役にも立つ優れた熟語本だと思います。
シンプルであり他にはないて点が
とにかくシンプルで見やすいしデザインもよい 紙質もちょうどよい
カバーもよし
そしてなんといっても例文である!
例文が非常にいい。
なにがいいかというと大抵の熟語本は意味が複数あってもそのうちの一つだけしか例文をのせないのにたいし、こちらはちゃんとのっけてある
さらには構文、会話表現収録、レベル別になっていてセンターだけなら最初の章だけなど選べる!
赤シート方式でもある!
オススメである!
数ある熟語帳の中で№1!
一番のおすすめがこれです。
無駄がいっさいないので、自分のレベルに合わせて学習できるのがいいです。
CDはないですが、それほど気になりません。
赤シートで隠して消えるように赤文字で書かれたものが氾濫する中であえて黒で統一している辺りがしぶいです。
さらに一番良心的だと思ったのは、3文型のOの後の前置詞の掘り下げた意味の一覧が設けられているところです。
至れり尽くせりです。
さらには会話表現、構文などがあります。
ちなみにこの1001という数字は熟語と構文編をあわせての数字ですが熟語の部分は全部で700近くしかないのだけど
合計すると1000近くはあります。
訳も絞り込まれていて、読解、設問に対応できるようになっている至れり尽くせりの1冊です。
使いやすいし、頭に入る!
よくある英熟語帳とかは、頭の固い著者がクッソ分かりにくい例文を使っちゃってるけど、こちらの本は例文が「普通」!
普通が故に分かりやすい。
無駄に難しくしようとしてないし、訳の日本語が自然。
速読英熟語っていう選択肢もあったけど、横に例文乗ってるならそれ読めばよくね?って感じ。
そして会話表現も載ってる。
これ、明治大学受ける人には嬉しい。
他の大学のことは知らないけど、明治大学は比較的に会話表現が出るから、この本で対策可能。
速読買う人ってレビューにつられることが多いと思うんだよな…
『英熟語Always1001』は全体的に評価が高いんですよ!
知名度は低いですが、使ってみると相当使い勝手が良いという感じですね!
悪い評価(評判)・口コミレビュー
続いて、悪い評価(評判)、口コミについて紹介していきます!
例文がもう少し長い方が私的には好み!
英熟語Always1001の特徴は例文が短いことである!
確かに覚えやすいのだが、私的にはもう少し長まえの方が記憶に残りやすい!
例文が長いと1周するのに時間がかかるが、受験まで時間がある私にとっては例文が長くても気にならないので、そこだけマイナスポイントである。
音声CDがあれば完璧!
『英熟語Always1001』には音声CDがありません。
せっかくかなり良い熟語帳なので、音声CDがあれば完璧でした!
まぁ、好みの問題って感じですよね(笑)
評価(評判)・口コミまとめ
結論、全体的な口コミレビューは内容については良かったです。
やはり、『解体英熟語は挫折したが、これは続けられる』、『例文やフレーズがわかりやすい!』という高い評価や口コミが多かったですね!
一方で、「例文がもう少し長い方が私的には好み!」とか「音声CDがあれば完璧!」という内容にはイマイチな評価や口コミも一定数ありました。
ただ、総括すると内容的な評価はとても高い英熟語帳となっていました。
内容については、評価が高く、購入しても絶対損はしない英熟語帳となっていること間違いなしです。
英熟語Always1001の効果的な使い方と覚え方(勉強法)
本章では、『英熟語Always1001』の効果的な使い方と覚え方(勉強法)について紹介します!
結論から言うと、以下の通りです!
- 覚え方1:短期で1周して、そのあと何回も繰り返して復習する
- 覚え方2:覚えた熟語と覚えてない熟語に選別して何周も回す
- 覚え方3:イメージして覚える
- 覚え方4:覚えにくい日本語は言い換える
覚え方1:短期で1周して、そのあと何回も繰り返して復習する
英熟語帳は長いスパンで記憶しようとする人が大半だと思います。
しかし、英熟語帳は早ければ1週間程度で暗記することができるのです。
そのために、まずは2-3日だけは、その英熟語帳だけに集中して勉強してみてください。
短期間、英熟語だけに集中することによって、英熟語を「なんとなく見たことある状態」にすることができます。
そして、「なんとなく見たことある状態」になった英熟語帳を何回も何回も復習してください。
なぜ、上記のように勉強したらよいのか。
わかりやすく説明するために、人間の記憶メカニズムを紹介します。
人間の記憶には、短い間だけ覚えていられる「短期記憶」と、長い間保持しておく必要のある「長期記憶」の2種類があります。
「長期記憶」に入った記憶は、基本的には忘れにくくなっています。
では、どうしたら、英熟語を長期記憶に入れることができるのか?
それは、何回も何回も、しつこいくらいにその英熟語の意味を確認することです。
何回も見ることで、脳が「これは大事な情報だ」と認識し、短期記憶のフォルダから長期記憶のフォルダに、英熟語を移してくれます。
ですので、とりあえず英熟語帳を短期間で1周して「なんとなく見たことある状態」にしたあとに、何回も何回もその英熟語帳を復習すれば、英熟語が長期記憶に移っていきます。
覚え方2:覚えた熟語と覚えてない熟語に選別して何周も回す
上記の方法で英熟語を覚えられたなと思ったら、自分の覚えたれた英熟語とそうでない英熟語を選別しましょう。
○×でも、間違えた英熟語に正の字をつけるのでも構いません。
とりあえず、自分がおぼえていない・自分にとっておぼえにくい英熟語をあぶり出しましょう。
そのうえで、覚えていない英熟語を重点的に復習しましょう。
覚え方3:イメージして覚える
どうしても覚えられない英熟語は、キーワードを「イメージ付け」で覚えてください。
この「イメージ付け」というのを具体的に説明すると、「英熟語を見たときに、その情景・ものなどが思い浮かぶこと」だと思っておいてください。
たとえば、みなさん「apple(アップル)」という単語を見たり聞いたりしたら、どんなものを思い浮かべますか?赤色のフルーツがちゃんと浮かんできますよね。(笑)
どんな難易度の英熟語でも、「イメージ付け」ができていれば、早く覚えることができます。
逆に言うと、「イメージ付け」をしないで無理やりおぼえようとしても、すぐに忘れてしまいます。
覚え方4:覚えにくい日本語は言い換える
英熟語を覚えていると、「こんな日本語ふだん使わないよ」という日本語訳が書いていたりしますよね。
たとえば、「improve:向上させる」であれば、「『向上する』じゃなくて、『向上させる』なの?」となると思います。
そこで、「向上させる」という日本語を言い換えてみましょう。
「向上させる」というのは、要するに何かを「向上『させる』」のですから、要するに「改善する・改良する」と同義ですよね。
英熟語を覚えるときに、日本語で苦戦しているのはもったいないですよ。
『英熟語の覚え方』については、以下の記事も併せて読んでおくとおすすめです↓
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英熟語Always1001が終わったら?(次は?)
最後に、『英熟語Always1001』が終わったら次に何をするべきか紹介しましょう!
結論から言うと、以下の4パターンが考えられます↓
- レベルの高い英熟語帳を覚える
- 英文解釈の勉強を始める
- 英語長文問題にチャレンジ
- 過去問を解いてみる
レベルの高い英熟語帳を覚える
『英熟語Always1001』はMARCH、早慶や東大・京大を除く難関国立大学などの難関大学レベルにも対応可能です!
しかし、早慶以上、特に東大・京大のような最難関大学の熟語力には少し不安があるかもしれません。
なので、『英熟語Always1001』が終わったら、さらにレベルの高い英熟語帳を覚えても良いと思います!
解体英熟語
『解体英熟語』などはおすすめです↓
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解体英熟語とは今回紹介するのは、大学受験英語の英熟語帳でも1.2位を争う高難易度の熟語帳『解体英熟語』です! 『解体英熟語』は早慶などの難関大を目指す人向けの熟語帳です。1017もの英熟語が掲載されており、[…]
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英文解釈の勉強を始める
『英熟語Always1001』のみで充分な英熟語力です!
難関大学にも受かることも難しくないはずです!
なので、英熟語を覚えたあなたは、英文解釈の勉強を始めましょう!
もし、並行して「英文解釈」の勉強していたあなたはそのまま継続で問題ありませんが、これから英語長文問題にチャレンジするという方で、まだ「英文解釈」の勉強をしていない方がいれば、まずは「英文解釈」の勉強をすることをおすすめします!
詳しくは、以下の記事を参考にしてください↓
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英文解釈がいらないは間違い!よく、大学受験英語の勉強において、『英文解釈なんていらない!』と言われることがあります! 筆者しかし、これ間違いです! 『英文解釈』は、難関[…]
英語長文問題にチャレンジ
「英文解釈を勉強する時間がない」、「英文解釈は並行して勉強していた」という方は、英語長文問題に取り組みましょう!
大学受験英語に合格するためには、英熟語を覚えただけでは絶対受かりません!
英語長文問題が解けて始めて、志望校に合格できます。
『英熟語Always1001』を覚えれば、ある程度、英熟語は充分だと思うので、英語長文問題にチャレンジしてみてください!
「英語長文問題の解き方や勉強法」、「英語長文問題の参考書や問題集」について詳しく知りたい方はこちら↓
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はじめに【英語長文読解に取り組む前に】英語長文読解の解き方にはコツがあります。 私は、 英単語 英文法 英文解釈 英語長文読解とある程度勉強を重ねてきましたが、なぜか思うよう[…]
はじめに皆さんは英語長文問題は得意ですか? 筆者この質問に自信を持って得意です!と言える方は、恐らく大学受験が受かるでしょう! なぜなら、大学受験は英語で合否が決まりま[…]
過去問を解いてみる
『英熟語Always1001』が終わったら、過去問を解いてみても良いかもしれません!
『過去問の使い方』については、以下の記事を参考にしてください↓
過去問・赤本を解く前に皆さんは、過去問を有効活用していますでしょうか?過去問をただ何となく解いている人、特に明確な戦略がない人! 筆者あぶないです。過去問はその志望大学からのメッセージです。[…]
英熟語Always1001でTOEICや英検単語はどこまでカバーできる?
『英熟語Always1001』でTOEICや民間試験をカバーできるのかについてご紹介していきたいと思います。
結論から言うと『英熟語Always1001』でカバーすることはできます。
TOEICや民間試験は会話表現問題、英文法、主に長文問題が出題されます。
会話表現では『英熟語Always1001』で対策することができます。
『英熟語Always1001』の後半の方に会話表現の章が記載されており、そこの章で勉強していけば充分力をつけることができます。
また英文法や長文問題には英熟語は必然的に含まれているので、『英熟語Always1001』をやっておけばかなりの対策となり、高得点につながっていきます。
最後に
いかがでしたか?
『英熟語』は大学受験英語の中で最も差がつくところであり、多くの受験生が勉強まで手が回らないところと言っていいでしょう!
『英熟語』は覚えたら覚えただけ大学受験英語で有利なのは間違いありません。
そして、『英熟語Always1001』は大学受験英語の熟語帳として間違いないと思います。
『英熟語Always1001』を覚えて、素敵なキャンパスライフを送ってください!
皆さんが合格することを祈っています!
ではまた!