英語長文を読むときに、「文構造が複雑で、どこから理解すればいいのかわからない…」と感じたことはありませんか?
そんな受験生に“英文読解の基礎の基礎”から丁寧に教えてくれる名著として知られているのが、『英文読解入門 基本はここだ!』です。
英文を「文法的に正しく読み解く力」を徹底的に鍛えることができ、SVOCなどの構文を意識しながら英語を論理的に読む力が身につく構成。
英文を感覚で読むのではなく、構造で理解できるようになるため、英語長文の土台づくりに最適な一冊といえます。
この記事では、『英文読解入門 基本はここだ!』の口コミ・評判をもとに、レベルや難易度、効果的な使い方を詳しく解説します。
英語長文の読み方を根本から身につけたい人は、ぜひ参考にしてください。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
英文読解入門基本はここだ!とはどんな参考書?

まず、英文読解入門基本はここだ!の基本情報から見ていきたいと思います。
英文読解入門基本はここだ!の特徴
この参考書は代々木ゼミナールが監修しており、同じ著者の「ポレポレ英文読解プロセス50」の前に取り組む参考書としても有名です。
この参考書は以下の2つをセットとして、下位のレベルから使うことによって長文読解のスキルが爆伸びします。
- 英文読解入門基本はここだ!←本記事はこれ!
- ポレポレ英文読解プロセス50
英文読解入門基本はここだ!のボリューム【ページ数・問題数】
- 【ページ数】165ページ
- 【問題数】50題
英文読解入門基本はここだ!の構成と扱われているテーマ
筆者の西きょうじ氏は本著で以下のように述べています。
英文を読めるようになるのに必要なことは「その基本システムを理解すること」さらに「その理解に基づいてその言語に慣れ、基本システムを使いこなせるようになること」の両方が必要なのです。
この参考書は上記の考えを忠実に表現されている作りになっていますよ。
英文読解入門基本はここだ!の構成
- 0品詞の役割を知ろう
- 1主語と動詞を発見しよう
- 2準動詞と句を理解しよう
- 3動詞の型を覚えよう
- 4節の役割をつかもう
- 5比較文の構造を知ろう
- 6倒置を見抜こう
- 7同格表現に注意しよう
- 8挿入をくくりだそう
- 9略に気づこう
- 10共通構文を自然に訳そう
- 例題一覧・英和対照
例文が50テーマ収録されており、章ごとに厳選された例文を解説していくという構成になっています。
英文読解入門基本はここだ!の扱っているテーマ
- 節:20
- 準動詞:11
- 5文型:8
- 比較:5
- 他:4(同格、省略、挿入、自然翻訳の各1)
- 倒置:2
配列は「準動詞→五文型→節→比較→他の順」になっています。
主語述語を判別し(準動詞)、修飾関係を見極め(五文型)、それらが塊になった絡みを見抜き(節)、これに加えて複雑な構造に手をかけるといった内容になっています。
英文に対してすぐ下に解答例が形成されていて、すぐ下に解説が掲載されています。
イラストやコラムなどの余計な内容は少なく、コンパクトにまとまっています。
前のページから順に解いていくと、前半の復習も兼ねながら、効率よく学習を進めることができるよう作られています。
英文解釈を勉強したい全ての人におすすめの一冊です。
英文読解入門基本はここだ!の著者はあの有名な西川先生
ちなみに、本書の著者は元東進の人気講師である西川先生です。
英文読解入門基本はここだ!は英文解釈の参考書の中でも5本の指に入る程本当におすすめできる参考書です。少しでも興味がある方はぜひチェックしてみてください。
英文読解入門基本はここだ!を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「英文読解入門基本はここだ!」を深堀していきたいと思います。
まずは、英文読解入門基本はここだ!のメリットを紹介しましょう。
①英文を読むための思考回路を形成してくれる
この参考書を使うことで読者の頭の中に「英文を読むための思考回路を形成してくれる」ということです。
ここでいう「英文を読むための思考回路」とは、英文を左から右へと順に読み、読み終わった時にはその文の内容を正確に把握できるというものです。
つまり、ネイティブが実際に英文を読む際に無意識に辿っている思考回路だと思ってください。
この思考回路を手に入れることで「英文が“正確”そして“スラスラ”と読める」ようになりますよ。
そしてこれは中堅以上の大学に合格するためには必須の能力ですので必ず身に着けましょう。
②基本に焦点を当てており、解説が分かりやすい
また本書は英文解釈の基本に焦点を当てているため「中学英文法と中学英単語が分かっていれば」そして「一般中学生レベルの”日本語”読解力」があれば読むことが出来るようになっています。
この参考書以外にも英文解釈の基本に焦点を当てた参考書はありますが、それらの多くは、例文中に高校レベルの英単語が多く盛り込まれているので、それを覚えていない人には読みにくいです。
ですが、この参考書は、基本的に中学レベルの英単語しか出てこないので「まだ高校英文法や英単語を覚えていない」という人でも取り組むことが出来ます。
③英文解釈の慣れのための類文が豊富
この参考書には例文以外にも、例文で学んだ英文解釈を実践するための英文が多数掲載されています。
これは、この記事の上記でも説明したように、英文を読めるようになるには「英文解釈法を理解すること」と「それを使って慣れる」ことの両方が大事だからです。
また、本書の巻末には例文の一覧が掲載されているため「慣れ」を効率よく行う“音読”の際に活用できますよ。
英文読解入門基本はここだ!を利用するデメリット

メリットがあれば、デメリットもあります。
本章では「英文読解入門基本はここだ!」のデメリットを紹介しておきます。
1.中学英文法に関してはしっかりとした理解が必要
この参考書を理解するにも「中学英文法に関してはしっかりとした理解は必要」です。
この参考書は中学英文法を知っていること前提で書かれているので「それを知らなければ、書かれている内容が理解できません」。
例えば中学の後半で学ぶ以下のようなの英文法を知っていないと、本書の内容を理解することが出来ません。
- 「動名詞」 Seeing is beliving.(見ることは信じることである)
- 「To 不定詞」 To master English is not easy.(英語を習得することは簡単ではない)
- 「It is ~ to …」It is not easy to master English(英語を習得することは簡単ではない)
ただ、通常英文解釈の勉強を始めようとする人は、ある程度英単語や英文法を理解している人だと思うので、この点は心配いらないのかなとは思います。
英文読解入門基本はここだ!のレベル・難易度

ここでは、英文読解入門基本はここだ!のレベル・難易度について紹介します。
どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。
前提となるレベル
この参考書を取り組む前提となるレベルとしては「英単語」や「英文法」の勉強がある程度終わり、これから英語長文に取り組もうとする人です。
「英単語」と「英文法」の勉強が終わっていない人は、英文解釈の勉強をしても効果が半減してしまいます。
目安としては偏差値で50前後あるかないかで判断してください。
もし偏差値50前後ない方は、以下で紹介している「英単語帳」や「英文法の参考書・問題集」を使い、基礎を築きましょう。
対象者
対象者としては、東大、京大、早慶、MARCH、関関同立を含む大学受験をする人全員が当てはまります。
偏差値70ある方や、東大、京大に合格する人も皆さん、始めはここからスタートしています。
「千里の道も一歩から」のごとく、どんな人も英文解釈の勉強はここから開始しましょう。
勉強後の到達レベル
勉強後の到達レベルとしては、共通テストレベルの問題が読めるようになる、わからない単語が文中にあっても文構造からその意味を理解できるようになります。
偏差値で言うならば、偏差値55前後のイメージですね。
偏差値50前後の受験生がこの参考書で偏差値55になるというイメージですかね。
英文読解入門基本はここだ!でTOEICや英検はカバーできる?

たまに「英文読解入門基本はここだ!でTOEICと英検の勉強も一緒にできますか?」という質問をいただきますので、紹介しておきましょう。
結論から言うと、「英文読解入門基本はここだ!」でTOEICや英検をカバーすることは厳しいです。
「英文読解入門基本はここだ!」はあくまでも大学受験英語の入試に向けて作られた問題集ですので、TOEICや英検の対策として使っていくのはやめた方がいいでしょう。
TOEICや英検はそれ専用の問題集を使うことをおすすめします。
英文読解入門基本はここだ!の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

今までの内容を踏まえ、「英文読解入門基本はここだ!」の口コミ・評判を紹介します。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「英文読解入門基本はここだ!」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
良い口コミ・評判
まずは良い口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ・評判①:どれを利用したらいいのか迷ったのならば本書からスタートするのがおすすめ
大学受験の構文把握の参考書というのは単語帳と並んでいろいろな本が出ているのでどれを使用したらいいのか迷ってしまうかと思う。
例えば、本書以外にもビジュアル英文解釈、ビジュアル英文読解基本ルール編、基礎英文解釈の技術100、英文読解スマートリーディング、大学受験のための英文熟考、英語リーディング教本あたりが評判の本として挙げられるかと思う。
基本的には説明のしかたや章立ての順序が違うだけで、「主語と動詞を見つけて、動詞の文型を把握して、句と節をほぐしていこう。あとはIT構文や否定や倒置や比較などの用法を抑えておこう」ということがどの本にも書かれているので、自分の使いやすいと思った本を利用すればいいだけで大した違いはないといえる。
但し、個人的には特にこの本は大学受験の読解の勉強を始める時においてはごく簡単なところから始めてくれるのに基本的な構文把握力が抑えられ、説明も最も簡にして要を得ている非常にいい本だと思うのでどれを利用したらいいのか迷ったのならば本書からスタートするのがオススメだ。
読解用の参考書というとビジュアル英文解釈があまりにも名高い(時間は相当取られますが、身に付ければ構文把握の勉強はひと通り完了します)が、ハードカバー2冊のボリュームに加えて説明文もびっしり書き込まれているため受験勉強開始時点だと最後まで辿り着くまえに投げ出してしまう可能性が高いので、まずは取っ掛かりに本書を反復してものにしてしまうほうがいいだろう。
その後ならばビジュアル英文解釈もどうにか最後までこなすことができると思う。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判②:英文を読解してゆくための「基礎力」を我々が短期間で身に付けられように工夫してある
この参考書を再三熟読すれば英文を読み解くための基礎的な力は必ずつくと思う。ただし、この一冊のみで、大学入試の英文読解問題が解けるようになるとか、本がすらすら読めるようになるとか思ったら大間違いである。
200ページにも充たない本なのであるし、もしこの参考書だけでそんなことが可能になるなら、何ゆえに巨大な文法書が存在するのか、何ゆえに塾や予備校が存在するのか疑問である。
この書の存在理由とその価値は、あくまでも、英文を読解してゆくための「基礎力」を我々が短期間で身に付けられように工夫してあるところにある。
開巻劈頭のはしがきを読まれたい。英文読解入門、基本はここだ。 この表題の通りであることを了解し得るであろうから。とにかく、正確に英文を読めるようになりたいと今現在思っている者には一読をすすめる。
ところで、この参考書を読んでいると時々、むなしい笑いをもらしてしまうのだが、これはしかし私だけだろうか?西先生の感想だか、アフォリズムだか知らんが、例えば・・・準動詞を説明する章。I want somebody to love me.「私は誰かに愛してもらいたい」(愛したい欲求も愛されたい欲求も、不特定に「誰か」を対象にしてしまうときは要注意です。・・・Love is a drag?・・・)。私はひとり笑った。
そして、突っ込みをいれた。お前が一番要注意(人物)だろう、と。最後に仮定法を説明する章。「もしあの飛行機に乗っていたならば今頃は死んでいるだろう」(乗らなかったから今生きているわけです。
なんでもない日常は常に非日常をはらんでいるものです・・・今、という時間は一瞬の亀裂・・・) この()内の文章に接した時には、あんたはブルトン先生のつもりか?シュルレアリストのつもりか?と、これは思わず突っ込みたくなった。他にも多数あるので面白い。
(引用:サクキミ英語調査)
「英文読解入門基本はここだ!」は英文解釈を勉強する最初の一冊としてかなり評判が良いようです。
悪い口コミ・評判
続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。
悪い口コミ・評判①:本として読む時に邪魔に感じることが多い
ところどころに西先生自身のポエムや個人的な発言などがあり、本として読む時に邪魔に感じることが多い。ひどい時には半ページほどもある。
さらに、西戦士自身日本語が苦手なのか、句点を打ちすぎて読みづらい場所もある。
(引用:サクキミ英語調査)
悪い口コミ・評判②:この本は基礎固めには使えません
基本的な英文法を、ざっと触れる程度の内容でしかありません。
ある程度、基礎が出来ている学生ならすぐに解けてしまうと思います。
最初の頃にやるような、基礎的な文法の本なり学習をきちんとこなせばいきなり「ポレポレ英文読解プロセス50」を勉強しても良いかもしれません。
(引用:サクキミ英語調査)
口コミを見る限り「英単語」や「英文法」などの基礎学習ができている人には簡単みたいですね。
内容的についての悪い評価は少なかったものの、簡単だったという微妙な口コミは多かったですね。基礎がある程度出来ている人は「ポレポレ英文読解プロセス50」から取り組んでも良いかもしれませんね。
総括すると、内容的な評価はとても高い参考書となっていました。
唯一の欠点が、「レベルの高い学生には簡単」くらいですかね。
内容については評価が高く、購入しても絶対損はしない参考書となっていること間違いなしです。
あなたも、ぜひ1度勉強してみて最上位レベルを目指してみてはどうでしょうか?
英文読解入門基本はここだ!がおすすめできる人・できない人

今までの内容を踏まえ「英文読解入門基本はここだ!」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。
英文読解入門基本はここだ!がおすすめできる人
- 東大、京大、早慶、MARCH、関関同立を含む大学受験をする人全員
- 英単語や文法を覚えたのに、なかなか英語の点数が上がらないという人
- 偏差値50前後
1.東大、京大、早慶、MARCH、関関同立を含む大学受験をする人全員
前述もしましたが、東大、京大、早慶、MARCH、関関同立を含む大学受験をする人全員におすすめできます。
この参考書で「英文解釈」の勉強を開始しましょう。
2.英単語や文法を覚えたのに、なかなか英語の点数が上がらないという人
また「英単語や文法を覚えたのに、なかなか英語の点数が上がらないという人」にもおすすめです。
長文問題で点数が取れない人は、「英文解釈」の勉強ができていないからです。
この参考書は解説が詳しいので「英単語」と「英文法」を勉強し基礎ができている方なら、勉強すれば必ず長文問題が読めるようになります。
3.偏差値50以上
偏差値で言うならば50前後が目安となるでしょう。
偏差値50の学生が、この問題集を勉強して、偏差値55以上を目指すというイメージですね。
英文読解入門基本はここだ!がおすすめできない人
- 「英単語」と「英文法」の勉強が終わっていない方
- 偏差値50未満
1.「英単語」と「英文法」の勉強が終わっていない方
また「英単語」と「英文法」の勉強が終わっていない方、まだこの問題集を勉強するには早いです。
2.偏差値50未満
偏差値の目安で50を基準に考えると良いでしょう。
偏差値50未満の受験生は、基礎が完璧でない可能性が高いです。
以下の記事の中から自分に合うものを選んで、勉強しましょう。
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大学受験英語のゼロからの勉強法|偏差値40~70を最短達成する勉強の順番
英文読解入門基本はここだ!の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえ、英文読解入門基本はここだ!を使ってみようかなと思う方に、本書のの効果的な使い方について紹介しておきます。
サクキミ英語で考えた最も効率が良い勉強法だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
使い方1:ゴールを決める【計画を立てる】
いつまでにこの参考書をマスターするかのゴールを決めましょう。
このいつまでという期限を決めないと、人はどうしてもだらけがちになってしまいますが、期限を決めることで集中力を高め、効率よく勉強できます。
ですので、例えば高校3年生の方であれば「10月からは過去問演習に取り組みたいから夏休み中に長文演習を終わらせる」などと言ったようにゴールを決めましょう。
使い方2:問題を印刷・コピーする
そして、問題のページを印刷しましょう。
もし印刷せずに本紙に直接書き込んでしまうと、精読による復習や解きなおしができなくなってしまいます。
先ほどの述べたように、英語長文は同じ長文を何度も何度も復習することによってその成果を発揮します。
ですので、復習ができるように、本紙には書き込まず、“必ず”問題文はコピーするようにしましょう。
使い方3:時間を決めて問題を解く
印刷が出来たら早速解いていきます。
長文ごとに目標解答時間があるので、その時間内に解き終わるようにしてください。
ここではとにかく、限られた時間の中で問題を解ききることを意識してください。
使い方4:解説を読む
問題が解き終わりましたら解説を読んでいきましょう。
この際に間違った問題に関しては、自分がなぜ間違っていたのか、そして正解するにはどのように文構造を把握すべきだったのかを解説を読んでしっかりと理解してください。
この際に、正解の選択肢だけでなく不正解の選択肢に関する解説もしっかりと読み、自分が問題を解くうえで引っ掛かりやすい場所などの弱点を見つけて克服することを意識してください。
使い方5:和訳も参考程度に見る
解説を読み終わったらその横にある和約を見ましょう。
ただ和約は意訳であるため、正解は本著に書かれているもの1つだけとは限りませんが、和訳する際のコツなどは参考になるので必ず目を通しておきましょう。
使い方6:SVOCを割り振り精読する
ここでの精読と、次の音読をやり込むことによって長文読解力が“大幅”に伸びます。
むしろ、解説を読んで終わりという人はいつまでも経っても長文読解力が伸びることはありません。
具体的にどのように精読するかというと、長文1文1文全てにSVOCを割り振り、わからない英単語などは調べて、長文の全てを和訳できるようにするということです。
この際に、SVOCを割り振り終えたらそれがあっているか、SVOCが割り振られている巻末の長文ページを開いて確認しましょう。
そこで、自分が誤って把握していた文構造を正しく理解しなおすことを心がけてください。
ここで、誤ったままにしていると次の音読の際に、この誤った構文把握を身体に染み込ませていしまい、英文読解の際の大きな障害となってしまいますので、くれぐれもご注意を。
使い方7:10回以上音読する
いよいよ最後のステップ「音読」です。音読しまくりましょう。
この長文を完全に理解した後に音読をすることによってあなたの長文読解力は飛躍的に向上します。
それはなぜかというと、音読することにより「音読をするスピードと同じスピードで英文を読める」ようになり、「頭の中で英語を日本語に訳さずに、英語を英語のまま理解できる」ようになるからです。
おそらくこれができるようになるまで少なくても10回は音読することになるでしょう。
できるようになるまで“音読を繰り返してください。
使い方8:受験までに最低3周
繰り返し1周終わったらそれで終わらずに何度も何度も繰り返し復習しましょう。
参考書を1周して完璧に内容を習得できている人は天才中の天才です。
ほとんどの人は2周目以降に理解できることや気づくことがあると思います。
ですので、参考書の内容を完璧に習得するために何周もしましょう。
私は3周をしたころには、構文が複雑に入り混じった英文も自然と読めるようになり英語の学習はほぼ完成したと感じました。
英文解釈の勉強法に関して知りたい方は、関連記事『大学受験の英文解釈の勉強法・やり方』をご覧ください。
英文読解入門基本はここだ!が終わったら?【次は何やる?】

最後に「英文読解入門基本はここだ!」が終わったら次に何をすれば良いか紹介しましょう。
①レベル・難易度の高い英文解釈の参考書に取り組む

「英文読解入門基本はここだ!」が終わったら、次は以下の2冊のどちらかを勉強するのがおすすめです。
- ポレポレ英文読解プロセス50
- やっておきたい英語長文500
ポレポレ英文読解プロセス50
「英文読解入門基本はここだ!」を極めた人はセオリー通り「ポレポレ英文読解プロセス50」に取り組みましょう。
「ポレポレ英文読解プロセス50」は偏差値60前後の受験生が偏差値65を目指すような参考書です。
大学で言うならば、MARCH、関関同立以上、もっと言えば、早慶以上も目指せます。
ポレポレ英文読解プロセス50を勉強して英語長文問題を得意にしましょう。
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ポレポレ英文読解プロセス50の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
やっておきたい英語長文500
「英文読解入門基本はここだ!」が終わったら、次は河合塾の「やっておきたい英語長文500」がおすすめです。この問題集はレベル的にはMARCH、関関同立レベルを合格にするレベルです。
「英文読解入門基本はここだ!」で英文解釈をマスターしたと思うので、次は英語長文問題の練習をしましょう。
4択問題や和訳問題など、多岐にわたりますので、良い練習になると思います。
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やっておきたい英語長文500の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を解説
サクキミ英語でおすすめしている英語長文問題の参考書・問題集を知りたい方は、関連記事『おすすめの英語長文問題の参考書・問題集』をご覧ください。
②英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英文解釈の参考書を1冊以上解き終わった時点で、ある程度の英語の基礎はあるのではないでしょうか?
このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばす方法をマンツーマンで教えてもらい、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。
最も効率的な時間の使い方が可能になります。
下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
まとめ:英文読解入門基本はここだ!で英文解釈の基礎を築こう

今回は英文読解入門基本はここだ!について解説しました。
英語長文問題は大学受験の合否を分けます。そして、さらに分解すると英語長文問題集や英文解釈の参考書選びを間違えると時間のロスと共に不合格への道へと突き進みます。
そのため、参考書選びを間違えないためにも、今回紹介した英語塾が無料体験をやっているので、頼ってみてもいいですし、サクキミ英語の本記事が少しでも一助になれば幸いです。
ただ、英文読解入門基本はここだ!は間違いのない参考書ですので、しっかり勉強して大学受験合格を勝ち取ってください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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