英文読解の透視図とは
今回紹介するのは、大学受験英語の英文解釈の参考書の中でも5本の指に入る程有名な「英文読解の透視図」です!
受験業界ではあまりにも有名すぎる一冊ですよね。
多くの受験生がこの一冊を使って受験を突破してきました。
この参考書は河合塾のトップ講師3人が共同で書いた、高難易度の英文解釈の参考書です。
プロの予備校講師3人が書いているので、自宅でも予備校のクオリティに近い勉強をすることができます。
また、「英文読解の透視図」は以下の2つの参考書をセットで勉強されることが多く、下位のレベルから使うことによって長文読解のスキルが爆伸びします!
- 英文読解入門基本はここだ!
- ポレポレ英文読解プロセス50
- 英文読解の透視図
皆さんも一度は書店等で見たことがあるのではないでしょうか?
ちなみに、「英文読解入門基本はここだ!」と「ポレポレ英文読解プロセス50」についても記事を書いているので、興味がある方は読んでみてください!
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ここで、この記事を読んでくださっている皆様に1つ質問です。
「英単語」や「英文法」の勉強はしたんだけど、「何かテストでは得点できない」なんて方もいるのではないでしょうか?
理由は何だと思いますか?
その理由は英文解釈の勉強をしていないからです。
英語長文問題で得点するには、「英単語」と「英文法」の勉強をしただけでは、得点できません。
「英文読解の透視図」はそんな悩みを解決してくれる参考書になっています。
構文の説明や長文問題などをどうやって解いていったらいいのかなどの解説もとても丁寧にしてくれている参考書です。
この記事では、そんな「英文読解の透視図」について以下の内容で徹底解説していきます!
- 「英文読解の透視図」の特徴
- 「英文読解の透視図」の概要・構成
- 「英文読解の透視図」のレベル・難易度
- 「英文読解の透視図」がおすすめできる人・できない人
- 「英文読解の透視図」の評価(評判)、口コミレビュー
- 「英文読解の透視図」の使い方と勉強法
- 「英文読解の透視図」が終わったら次にするべきことは何か
本当に騙されたと思って勉強して欲しいです!
英文解釈の重要性や大学受験英語の勉強法については、以下の記事を参考にしてみてください!
偏差値が上がる勉強の順番についても紹介しています↓
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また、『サクキミ英語』では、
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英文読解の透視図の概要・構成
では、まず「英文読解の透視図」の概要・構成から紹介しましょう!
英文読解の透視図の概要(ボリューム)
まずは、「英文読解の透視図」の概要(ページ数・問題数)です!
- 【ページ数】236ページ
- 【チャレンジ問題】24題
- 【テーマ問題】48題
英文読解の透視図の構成
本著で扱う全てのテーマは受験生が苦手とする「倒置・強調・省略・挿入・比較」などです!
多くの受験生が苦手とするということはつまり、そこを克服すれば「他の受験生と差をつけることができる」ということです!
以下、本書の内容詳細になります。
A)S+V+副詞句+O,S+V+副詞句+Cの構造
B)O+S+Vの構造
C)C+be動詞+Sの構造
D)S+V+C+Oの構造
第2講 成句的動詞表現とその後続要素の確定
A)S+V+A+前+Bの構造の確定
B)成句的動詞表現の後続要素の移動
第3講 接続詞 and/but/or の結ぶもの
A)文構造上確定できる場合
B)文構造上確定困難な場合第2章 省略・倒置・挿入・強調の透視図第1講 省略
A)共通語句の省略
B)接続詞の後のS+Vの省略
第2講 倒置
A)強制倒置の生じる場合
B)その他の倒置
第3講 挿入
第4講 強調
A)強調構文の考え方
B)強調構文の見分け方第3章 仮定法・比較表現の透視図第1講 仮定法の諸問題
A)仮定法における条件節表現
B)仮定法と助動詞の問題第2講 比較表現全般における諸問題
A)比較対象の確定
B)比較対象の省略
C)as/than 以下の倒置
D)比較対象の前方への繰り出し第3講 重要比較表現における諸問題
A)最上級的意の内在
B)no+比較級+than … の研究
C)the+比較級 … , the+比較級~卒業編
卒業問題
英文に対してすぐ下に解答例が形成されていて、すぐ下に解説が掲載されています。
前のページから順に解いていくと、前半の復習も兼ねながら、効率よく学習を進めることができるよう作られています。
また、扱うテーマとしては、以下の通りです!
- テーマ1 S+V+副詞句+O
- テーマ2 S+V+副詞句+C
- テーマ3 O+S+V
- テーマ4 O+S+V 読みとりにくい場合
- テーマ5 C+be動詞+S
- テーマ6 C+be動詞+S
- テーマ7 S+V+C+O
- テーマ8 S+V+C+O 読みとりにくい場合
- テーマ9 成句的動詞表現 S+V+A+前+Bの構造
- テーマ10 成句的動詞表現の応用
- テーマ11 成句的動詞表現の後続要素の移動
- テーマ12 成句的動詞表現の後続要素の移動 読みとりにくい場合
- テーマ13 and/but/orの結ぶものの文構造上の確定 語の場合
- テーマ14 and/but/orの結ぶものの文構造上の確定 動詞表現の場合
- テーマ15 and/but/orの結ぶものが文構造上確定しにくい場合
- テーマ16 and/but/orの結ぶものが文脈からしか判断できない場合
- テーマ17 共通語句の省略
- テーマ18 共通語句の省略 読みとりにくい場合
- テーマ19 副詞節中の「S+be動詞」の省略
- テーマ20 接続詞ifの後の「S+V」の省略
- テーマ21 強制倒置 否定の副詞(句・節)が文頭に来た場合
- テーマ22 強制倒置 onlyのついた副詞(句・節)が文頭に来た場合
- テーマ23 倒置 so…that構文の場合
- テーマ24 So+助動詞/do/be動詞+S
- テーマ25 「S+V」などの主節構造の挿入
- テーマ26 「it is 形容詞/分詞」などの主節構造の挿入
- テーマ27 強調構文の基本形 it is …that ~
- テーマ28 疑問詞の強調構文 疑問詞+is it that …?
- テーマ29 強調構文の見分け方 複雑な強調構文
- テーマ30 強調構文の見分け方 強調構文でない場合
- テーマ31 倒置による if の省略
- テーマ32 潜在仮定法――条件節相当語句
- テーマ33 仮定法による追婉曲表現
- テーマ34 助動詞の過去形による仮定法の発見
- テーマ35 「時」の位相における比較
- テーマ36 比較対象が副詞(句・節)で表現される場合</li >
- テーマ37 比較対象の省略 前述した表現が比較対象の場合
- テーマ38 比較対象の省略 その他の場合
- テーマ39 as以下の倒置
- テーマ40 than以下の倒置
- テーマ41 比較対象の前方への繰り出し
- テーマ42 比較対象の前方への繰り出し 複雑な場合
- テーマ43 最上級的意の内在
- テーマ44 最上級的意の内在 複雑な場合
- テーマ45 no+比較級+than …
- テーマ46 no more …than ~
- テーマ47 the+比較級 …, the+比較級~の基本形
- テーマ48 the+比較級 …, the+比較級~ 紛らわしい場合
の全236ページから構成されています。
文の要素や等位接続詞、後置修飾、倒置/省略/挿入、仮定法/比較の中でもかなり解き辛い発展事項を中心に扱っています。
それゆえ、この問題集をやれば怖いもの無しの英文解釈の力が身に付きます。
Challenge問題では長文の中から引かれた下線部を訳すものになっており、京大や阪大などの下線部和訳対策に適していますね。
正直、充実の内容がゆえに手軽に手を出せる内容量ではありません。
計画的に進めていかなければ投げてしまうかもしれないほどの濃厚さと情報量、そして難易度です。
完璧にするには覚悟を持って取り組んでください。
英文読解の透視図の特徴
ここでは、「英文読解の透視図」の特徴について紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- 東大・京大・一橋大の和訳問題対策に最適な英文が多数収録
- 英文自体は難しいけど解説が丁寧で分かりやすい!
- 扱うテーマは受験生が苦手とするものばかり
1.東大・京大・一橋大の和訳問題対策に最適な英文が多数収録
本著、「英文読解の透視図」に収録されている英文は全て、東大・京大・医学部・慶應・早稲田・MARCH・関関同立などの難関大学で出題されたものです。
出てくる英文が1文1文難しいですが、しっかりと解説を読んで理解できるようになれば東大・京大・一橋大の和訳問題への対応力がぐっと向上します。
2.英文自体は難しいけど解説が丁寧で分かりやすい!
先ほども述べたように本著の英文は単語・文法・構文ともにハイレベルですが、解説が丁寧であるため理解はすることができます。
また本著には「英文読解再入門」という、英文読解の基本など(S・V・O・Cそれぞれの役割など)を簡単に説明してる小冊子がついているのでこちらを参考にすることでより一層解説が理解しやすくなります!
3.中学英文法に関してはしっかりとした理解が必要
本著で扱う全てのテーマは受験生が苦手とする「倒置・強調・省略・挿入・比較」などです!
多くの受験生が苦手とするということはつまり、そこを克服すれば「他の受験生と差をつけることができる」ということです!
しかも東大・京大・早慶などの最難関大学を受けるうえで苦手は克服しておかないといけません。
受験本番で苦手なものが出たら命取りになってしまいますのでかならず克服しましょう!
英文読解の透視図のレベル・難易度
続いて、「英文読解の透視図」のレベル・難易度について紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- 前提となるレベル:「ポレポレorビジュアル英文解釈part2レベルの英文解釈技術が習得できている(偏差値65前後)
- 対象者:偏差値65以上の人、東大・京大を目指す人、一橋や慶應・早稲田の英語で高得点を取りたい人
- 勉強後の到達レベル:東大・京大において英語で合格点がとれる(偏差値70超え)
前提となるレベル
この参考書を取り組む前提となるレベルとしては、「ポレポレorビジュアル英文解釈part2」レベルの英文解釈技術が習得できているです。
よく、「英文読解の透視図」は「ポレポレ英文読解プロセス50」、「ビジュアル英文解釈part2」と比較またはセットで使われることが多いです。
もし、「ポレポレ英文読解プロセス50」、「ビジュアル英文解釈part2」で手こずっている場合は、「英文読解の透視図」に挑戦するにはまだ早いでしょう!
もし、手こずっている場合は上記2冊の内、どちらか1冊勉強しておくことをおすすめします!
「ポレポレ英文読解プロセス50」、「ビジュアル英文解釈part2」についても徹底解説しているので、気になる方はぜひ↓
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偏差値65前後
目安としては、偏差値で65前後あるかないかで判断してください!
もし、偏差値65前後ない方は、上記で紹介した「ポレポレ英文読解プロセス50」、「ビジュアル英文解釈part2」を勉強してから挑戦してみましょう!
対象者
対象者としては、偏差値65以上の人、東大・京大を目指す人、一橋や慶應・早稲田の英語で高得点を取りたい人が当てはまります。
この参考書は本当にレベルが高いです!
対象となる方も東大・京大を目指す人、一橋や慶應・早稲田の英語で”高得点”を取りたい人です!
合格点を取りたい方は、「ポレポレ英文読解プロセス50」でも対応は可能です。
勉強後の到達レベル
勉強後の到達レベルとしては、東大・京大において英語で合格点がとれます。
恐らく、高得点で合格できるでしょう!
偏差値70前後
偏差値で言うならば、偏差値70前後のイメージですね!
英文読解入門基本はここだ!がおすすめできる人・できない人
では、前章の内容を踏まえ、「英文読解の透視図」は「どんな人におすすめなのか」紹介しておきます!
おすすめできる人
まずは、おすすめできる人を紹介します!
結論から言うと、以下の通りです!
- 東大・京大を目指す人、一橋や慶應・早稲田の英語で高得点を取りたい人
- 偏差値65前後
東大・京大を目指す人、一橋や慶應・早稲田の英語で高得点を取りたい人
前述もしましたが、東大・京大を目指す人、一橋や慶應・早稲田の英語で高得点を取りたい人におすすめできます!
この参考書は、かなりレベルが高い人でないとおすすめしていないです。
偏差値65前後
目安は、偏差値65前後か否かで判断すると良いでしょう!
もし、偏差値65前後ない方は、まずは、「ポレポレ英文読解プロセス50」を勉強しておきましょう!
詳しく知りたい方はこちら↓
ポレポレ英文読解プロセス50とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文解釈の参考書の中でも5本の指に入る程有名な「ポレポレ英文読解プロセス50」です! 受験業界ではあまりにも有名すぎる一冊ですよね。多くの受験[…]
おすすめできない人
続いて、おすすめできない人についても紹介しておきましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- 東大、京大、早慶以上のレベルを目指さない方
- 偏差値65未満
東大、京大、早慶以上のレベルを目指さない方
東大、京大、早慶以上のレベルを目指さない方にはおすすめしていません。
この参考書は東大、京大、早慶レベルで”高得点”、つまり安全に受かりたい方向けです!
「そこまで特に目指していないよ!」という方は、「ポレポレ英文読解プロセス50」まで勉強しておけば充分です。
詳しく知りたい方はこちら↓
ポレポレ英文読解プロセス50とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文解釈の参考書の中でも5本の指に入る程有名な「ポレポレ英文読解プロセス50」です! 受験業界ではあまりにも有名すぎる一冊ですよね。多くの受験[…]
偏差値65未満
偏差値の目安で65を基準に考えると良いでしょう!
英文読解の透視図の評価(評判)・口コミ
それでは、いよいよ、皆さんが1番気になるであろう、「英文読解の透視図」の世間での評価(評判)、口コミについて紹介したいと思います。
良い評価(評判)・口コミレビュー
まずは、良い評価(評判)・口コミレビューを紹介します!
もし私が英文解釈の参考書を一つ選べと言われたら、この『英文読解の透視図』を挙げるでしょう
私が塾講師のアルバイトをしていた時、生徒からよく受験時代の英語の勉強法や利用していたお勧めの参考書を聞かれたものですが、その返答としては、とにかく自分に合っていて信用できる参考書や辞書を穴が空くほど熟読し繰り返すことしかしなかったと言ってきました。
中学で使用される教科書のガイド本とCDを買ってひたすら音読し、この『英文読解の透視図』を何回も読み返しました。
それ以外は文法書と辞書をこつこつ調べたりして補い、最終的には赤本を解きまくっただけです。
塾生は私を疑っていたのか、これだけでセンター試験で9割以上の正答率は確実ですかと聞かれたり、絶対にMARCH以上に受かるに足る点数は取得できますかと聞かれたりもしました。
もちろん私の勉強方法がその生徒に100パーセント合うか否かは分かりませし、そもそも私が使ってきた参考書、及び勉強量で足りるかどうかも分からない、また他の科目のことも考慮しなければならず、「絶対に」とか「必ず」とかは言い切れないのですが、私が特別頭の良い人間ではなかったことや私の通っていた高校が中レベルの平均的な学校だったことなどを考えるなら、大抵の高校生は私と同じ勉強のやり方を模倣すれば(それから同じ参考書を使うなら)合格に近付くということは請け負うと答えたものです。
今でも同じ考えです。
つまり、英語の参考書なんていうものは、まあ誤植だらけだとか和訳が拙過ぎるだとか論外ですが、何を使っても大した差はなくて、自分がこれを使おうと決めたものを無我夢中で読み込む、あとは何度も音読したり紙に書きまくったり、辞書や文法書で調べたり、これこそが大学合格へと導くのではないでしょうか。
感想ではなくなりましたが,私の勉強方法を少しばかり述べさせて頂きました。
最後になりますが、もし私が英文解釈の参考書を一つ選べと言われたら、この『英文読解の透視図』を挙げるでしょう。
もちろんですがこれは大学受験のみに絞ったお話であって、英会話ができるようになりたいだとか向こうの本を向こうの言葉で読みたいだとかは考慮に入れておりません。
MARCHレベルならこれをやらなくても余裕で解けます
自慢ですが、東京大学学生です。
理系ですが、英語は文理共通なので是非参考にしてください。
この参考書は幅広い知識を問いつつ、かなり難易度の高い問題を扱っています。
MARCHレベルならこれをやらなくても余裕で解けます。
東大だってこれをやらなきゃ合格できない訳ではありません。
この参考書をやっていると時々なぞなぞを解いている気分になるくらいですから。
まず前提としてある程度の単語力と文法力が必要です。
登場した単語や文法を逐次覚えていけばこの本だけでも学習は十分に可能ですが、そうなると素晴らしい難問に対して自分で考える余地が少なくなり、学習効率も著しく低下してしまいます。よってこの本を手にするのはある程度の英語の基礎力ができてからが良いでしょう。
この参考書に取り込むことで東大の文章は殆ど読めるようになります。まあ、そもそも東大の入試問題にはそこまで難解な英文は登場しませんが、一部の間違い探しの難問や早稲田の英語でいやらしい問題が出たときに安定して正答を出せるようにまでなります。
常に時間と争いながら、自分を鍛え上げましょう。
めんどうくさいと思うのはそれだけ脳を使うからです。
筋トレと同じく面倒でキツイ方が大抵の場合大きく成長します。
皆さん、是非この参考書を使って志望校に合格してください。心から応援しています。
「英文読解の透視図」は英文解釈の参考書の中でも最も難しいレベルだと思います。
悪い評価(評判)・口コミレビュー
続いて、悪い評価(評判)、口コミについて紹介していきます!
変化球に対応するためにする練習のようなもの
野球にたとえていうなら一通り、バッティングセンターで、130-140kmくらいまでなら自力で打ち返せるようになった人が、変化球に対応するためにする練習のようなものか?
そんな方は取り組む一冊だと思います。
変化球が打てなくても大学は受かりますよ!
オーバースペックな部分が有る気がする
入試問題に好まれそうな題材や下線翻訳問題がピックアップされている点は、受験生には良いのだろう。
倒置・省略は、ネイティブではない者にとっては難しい文で、分かった気にはなるが、初見での対応や使いこなすのは大変だと思う。
Challenge11の文とかは、倒置が無いにしても難しい文だし、Challenge13とかも意味が取りづらい(表現方法自体が特殊な気がするが)。
言い換えると、オーバースペックな部分が有る気がする。
少し補足しておくと、本書は出来は良いと思う。
ただ、案外難しいので、消化しきれる人がそんなに多くないのではないかと思う。
この本の英文は面白いし精読用には良いと思うけれど、もっと簡単なレベルから精読の練習をした方が効率的だと思う。
簡単な物を正確に読む練習をしておかないと、妄想で意味を作りだすクセが付きます(私は、経験者)。
内容的についての悪い評価は少なかったものの、軽い気持ちで手をだすべきでなはない口コミは多かったですね!
英文解釈を完璧いしておきたいという方以外は、「ポレポレ英文読解プロセス50」まで勉強しておけば充分だと思います。
「ポレポレ英文読解プロセス50」について詳しく知りたい方はこちら↓
ポレポレ英文読解プロセス50とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文解釈の参考書の中でも5本の指に入る程有名な「ポレポレ英文読解プロセス50」です! 受験業界ではあまりにも有名すぎる一冊ですよね。多くの受験[…]
総括すると、内容的な評価はとても高い参考書となっていました。
内容については、すこぶる評価が高く、購入しても絶対損はしない参考書となっていること間違いなしです。
英文読解の透視図の効果的な使い方と勉強法
続いて、「英文読解の透視図」の効果的な使い方と勉強法についても紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- ゴールを決める【計画を立てる】
- 問題を印刷・コピーする
- 「テーマ問題」を解いて、解説を理解し、音読する
- 「チャレンジ問題」を解いて、解説を理解し、音読する
- 次の章に進んで3、4を行う
- 2周目以降はスピードを重視して進める
- 受験までに最低5周
1つずつ解説していきます!
1.ゴールを決める【計画を立てる】
いつまでにこの参考書をマスターするかのゴールを決めましょう。
このいつまでという期限を決めないと、人はどうしてもだらけがちになってしまいますが、期限を決めることで集中力を高め、効率よく勉強できます。
ですので、例えば高校3年生の方であれば「10月からは過去問演習に取り組みたいから夏休み中に長文演習を終わらせる」などと言ったようにゴールを決めましょう♪
2.問題を印刷・コピーする
さて、ここからは具体的な使い方ですが、まずは問題のページを印刷しましょう。
もし印刷せずに本紙に直接書き込んでしまうと、精読による復習や解きなおしができなくなってしまいます。
先ほどの述べたように、英語長文は同じ長文を何度も何度も復習することによってその成果を発揮します。
ですので、復習ができるように、本紙には書き込まず、“必ず”問題文はコピーするようにしましょう!
3.「テーマ問題」を解いて、解説を理解し、音読する
英文読解の透視図の各講の初めのページには「チャレンジ問題」が載っています。
ですが、いきなりこれに取り組むのでなく、1ページめくったところにある「チャレンジ問題を解く前に」という「テーマ問題」があるので、これを最初に取り組むようにしましょう。
この「テーマ問題」は各講で習得したい構文(倒置・強調・挿入など)によって作られた短い文を訳すというもの。
まずはこれを自力でノートやメモ紙に訳してみよう。
しかし、ここに時間をかけすぎると勉強の効率が悪いので、訳は自分が読める字でいいので丁寧に字を書く必要はないし、考えてもわからないものはすぐにあきらめて解説を読んでください。
最初から完璧にできる必要はないです。
解説を読んで理解した後に自力で訳ができるようになれば大丈夫です!
訳を自分でした後は解説を読んでしっかり理解しましょう。
もし理解できないところがあれば、何度も読み直すなり、ネットで調べるなり、周りの人に質問するなりして必ず理解するように努めてください!
これがおわったら先ほど訳したテーマ問題の英文を最低10回は音読しましょう。
英語の学習において音読は必要不可欠です。
音読によるメリットはリスニング力向上よりも、「音読するスピードで英語を意味を理解しながら読めるようになる」というところが大きいです。
すなわち速読力の強化につながります。
特に難関大学受験者はかならず速読力を身につけておかないと合格は難しいので決して音読を怠らないようにしてください!
音読の効果は最強という話皆さんは、英語長文問題の勉強において、音読はしているでしょうか?もし、音読はしていないという方がいたら、それはもったいないことをしています。 英語では、音読すると英語長文問題の点数を[…]
4.「チャレンジ問題」を解いて、解説を理解し、音読する
「テーマ問題」を解いた後は「チャレンジ問題」に挑戦です!
「チャレンジ問題」では先ほど「テーマ問題」で学んだ構文が出てきているので、学んだことを生かしてまずは自分で訳をしてみましょう。
あとは「テーマ問題」と同じ流れで勉強を進めていけばいいだけです。
訳には時間をかけすぎず、解説は理解できるまで読み込み、音読を欠かさない!
5.次の章に進んで3、4を行う
以上の3、4の流れで一つの単元が終わるので次の単元に取り組もう。
次の単元でも3、4と同じ流れで進めていってください。
これをひたすら繰り返すと1周目が終わはずです。
1周目は初めて見る英文やうまく理解できない解説などに苦戦し、かなり骨が折れることだと思います。
しかし、2周目以降は一度見たことのある英文、1度理解したことのある解説であるため1周目よりもはるかにスムーズに勉強を進めることができるはずです!
ここで挫折し諦めた人間がどんどん受験では脱落していくで、頑張ってください!
6.2周目以降はスピードを重視して進める
さて、ここまででようやく1周が終わったのだが、当然1周やるだけではこの参考書の内容の5分の1しか体に身についていないことだろう。
そこで2周、3周と繰り返し取り組んでいくのですが、時間に余裕があるという人は1周目と同じように取り組んでもらっても構いません。
しかし「受験までもう○ヵ月しかない!時間がない!」という人は、2周目以降の復習はスピードを重視して行ってください。
具体的には、「訳を書くという手間を省いて、訳を頭の中で考えるようにする」や「絶対に訳せる自信がある英文は次からもう取り組まない」などするといいでしょう。
7.受験までに最低5周
ちなみに私は5周をしたころには、構文が複雑に入り混じった英文も自然と読めるようになり英語の学習はほぼ完成したと感じました。
また、「英文解釈の解き方、勉強法」に関しては、以下の記事も併せて読んでおくと良いでしょう↓
はじめに【英文解釈の重要性】皆さんは、大学受験英語でどのくらい点数を取れていますか?英単語も英文法も勉強しているのになぜか点数が伸びない・・・ そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?その理[…]
英文読解の透視図が終わったら?(次は?)
英文読解の透視図が終わったら、次にやるべきことも紹介してきましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- やっておきたい英語長文1000
- 過去問を解く
やっておきたい英語長文1000
「英文読解の透視図」が終わったら、次は河合塾の「やっておきたい英語長文1000」がおすすめです!
この問題集はレベル的には東大、京大、早慶レベルを合格にするレベルです。
「英文読解の透視図」で英文解釈をマスターしたと思うので、次は英語長文問題の練習(アウトプット)をしましょう!
4択問題や和訳問題など、多岐にわたりますので、良い練習になると思います!
やっておきたい英語長文とは今回紹介するのは、大学受験英語の英語長文読解の問題集の中でも1位、2位を争うほど有名な参考書、「やっておきたい英語長文シリーズ」の「やっておきたい英語長文1000」です! この問題集は[…]
ちなみに、他の長文問題集も知りたいという方は以下の記事を参考に!
はじめに皆さんは英語長文問題は得意ですか? 筆者この質問に自信を持って得意です!と言える方は、恐らく大学受験が受かるでしょう! なぜなら、大学受験は英語で合否が決まりま[…]
過去問を解く
また、「英文読解の透視図」が終わった方は、もう大学受験英語において、ほぼすることはないと思います。
なので、志望校対策として、過去問に取り組みましょう!
過去問はその大学の傾向をつかむことが重要です。
力試しするような問題集ではありません。
詳しくは、以下の記事をご覧ください!
過去問・赤本を解く前に皆さんは、過去問を有効活用していますでしょうか?過去問をただ何となく解いている人、特に明確な戦略がない人! 筆者あぶないです。過去問はその志望大学からのメッセージです。[…]
英文読解の透視図でTOEICや英検はどのくらいカバーできるか?【番外編】
たまに、「英文読解の透視図でTOEICと英検の勉強も一緒にできますか?」という質問をいただきますので、紹介しておきましょう。
結論から言うと、「英文読解の透視図」でTOEICや英検をカバーすることは厳しいです。
「英文読解の透視図」はあくまでも大学受験英語の入試に向けて作られた問題集ですので、TOEICや英検の対策として使っていくのはやめた方がいいでしょう。
最後に
いかがでしたか?
「英文読解の透視図」は対象者が限られるものの、レベルの高い学生なら勉強することも多い参考書ですので、他の受験生に差をつけられないためにもぜひ、勉強しておくことをおすすめします。
皆さんが合格することを祈っています!
ではまた!
ちなみに、「英文読解の透視図」が難しいという方は以下の3冊の中かから自分のレベルに合わせて勉強いくと「英文解釈」の勉強は完璧ですよ♪
英文読解入門基本はここだ!とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文解釈の参考書の中でも5本の指に入る程有名な「英文読解入門基本はここだ!」です! 受験業界ではあまりにも有名すぎる一冊ですよね。多くの受験生が[…]
ポレポレ英文読解プロセス50とは今回紹介するのは、大学受験英語の英文解釈の参考書の中でも5本の指に入る程有名な「ポレポレ英文読解プロセス50」です! 受験業界ではあまりにも有名すぎる一冊ですよね。多くの受験[…]