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大学受験英語での英検の有効期間はいつまで?外部民間試験の仕組みを解説

大学受験英語での英検の有効期間はいつまで?外部民間試験の仕組みを解説

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大学受験を考えるとき、「英検の資格は入試で使えるの?」「有効期間はいつまでなの?」と疑問に思う受験生は多いでしょう。

近年は大学入試で英検などの外部民間試験を活用する大学が増えており、仕組みを理解していないとせっかくの資格が無駄になってしまうこともあります。

本記事では、大学受験英語における英検の有効期間や、外部民間試験がどのように利用されるのかをわかりやすく解説します。

さらに、出願時に注意すべきポイントや対策の考え方も紹介。読み進めれば、英検のスコアを最大限に活かし、受験戦略に組み込むヒントが見つかるはずです。

※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。

大学受験英語業界に衝撃【英検驚きのニュース】

大学受験英語業界に衝撃【英検驚きのニュース】

2019年の春、大学受験界に関する驚きのニュースが報道されました。

2020年度から新しく始まる「大学入学共通テスト」に「大学入試英語成績提供システム」という制度が設けられるという話は聞いたことがあるかもしれません。

①従来型の英検は大学受験の評価に反映されない

要は、大学受験の評価基準に、英検を始めとする民間などで広く行われている試験の成績を反映させようというものですが、その枠組みの中に従来型の英検が認定されなかったのです。

従来型の英検とは

1次試験で3技能(読む・書く・聞く)を試験し、1次試験合格者のみが2次試験で残りの1技能(話す)を試験するテストのこと。

そのため、英語民間試験の認定要件である「1回の試験で英語4技能全てを評価するものであるとすること」を満たしていなかったため、認定されませんでした。

②新方式の英検は認定されている

しかし、新方式の英検は問題なく「大学入試英語成績提供システム」に認定をされています。

新方式といっても、運営方法以外は問題構成や級認定、技能別スコア等々、従来の英検と全く同じものであると英検協会より発表されています。

次章では、大きく変わる大学受験と英検の関係に関して、解説していこうと思います。

英検とはどんな試験?

英検とはどんな試験?

そもそも、英検とは一体どんな試験なのでしょうか。

英検の正式名称は「実用英語技能検定」で、年に3回開催されます。

主に中高生を対象にしており、以下の7つのグレードに分かれていてレベルは様々です。

英検のレベル

  • 5級
  • 4級
  • 3級
  • 準2級
  • 2級
  • 準1級
  • 1級

次章で英検の試験内容とレベルについて紹介します。

英検の各級のレベル目安と試験内容【1級~5級】

英検の各級のレベル目安と試験内容【1級~5級】

英検の試験内容は受験する級によって変わってきます。

各級のレベル感と試験内容を一覧表にしてみてました。

\英検の級のレベル感と試験内容!/

英検級 レベル目安 試験内容
5級 中学初級 英語を学習し始めた人の最初の目標となり、家族や趣味など身近な話題が出題されるため英語の基礎固めに最適
4級 中学中級 内容がより実用的になり、身近なトピックを題材とした難解問題が加わり、基礎力アップに
3級 中学卒業 文部科学省が定める中学卒業段階の英語力の達成目標。海外の文化などにも題材が広がり、二次試験では英語で考えを述べるスピーキングテストが加わる
準2級 高校中級 準2級~2級は、文部科学省が定める高校卒業段階の英語力達成目標。教育や科学などアカデミックな長文穴埋めが加わり、大学入試レベルの指標となる
2級 高校卒業 ライティングや医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解が出題され、海外留学や国内での入試優遇・単位認定など、コミュニケーション力が高く評価される。ビジネスシーンでも履歴書に記載する目標となる
準1級 大学中級 ライティング、スピーキングを含む4技能の総合力を測定し、エッセイ形式の実践的な英作文問題が出題される。「実際に使える英語力」の証明となる
1級 大学上級 4技能に加え、二次試験で2分間のスピーチとその内容への質問がなされ、相手に伝える発信力と対応力が測られる。世界で活躍できる人材の英語力として認められる

【比較】従来型の英検と新方式の英検はどう違う?

【比較】従来型の英検と新方式の英検はどう違う?

冒頭で、大学受験の評価基準として採用されるのは、新方式の英検で従来型の英検は評価基準に入っていない旨は説明しました。

では「従来型の英検」と「新方式の英検」は一体何が違うのでしょうか?

下記3つについて解説していきます。

英検の新旧方式

  • 従来型英検
  • 新方式1:英検CBT
  • 新方式2:英検S-CBT

従来型英検

学校や団体で受けられる英検はこちらになります。

従来型英検の特徴

  • 4級、5級に関しては、リーディング、リスニングを筆記で受験
  • 録音式のスピーキングテストも受験
  • 3級以上は、リーディング、リスニング、ライティング+スピーキング
  • 受験に年齢制限はない

4級、5級に関しては、リーディング、リスニングを筆記で受験

4、5級に関しては、リーディング、リスニングを筆記で受けます。

録音式のスピーキングテストも受験

筆記試験で合否が出ますが、合否とは別に録音式のスピーキングテストも受験します。

スピーキングテストは、学校もしくは自宅のパソコンやスマホから受験できるものです。

3級以上は、リーディング、リスニング、ライティング+スピーキング

3級以上は、リーディング、リスニング、ライティングを筆記で受ける1次試験とスピーキングをはかる面接を行う2次試験があります。

3級以上では1次試験で決められた成績を取れないと、2次試験に進むことができません。

成績は絶対評価ではなく「CSEスコア」というもので決まります。

受験に年齢制限はない

受験に年齢制限などはなく、希望すれば誰でも受けられます。

新方式1:英検CBT

CBTとは「Computer Based Testing」の略で、つまりはコンピューターを使った試験になります。

新方式1:英検CBTの特徴

  • 出題はパソコンの画面、解答はマウスもしくはキーボードで行う
  • スピーキングはヘッドセットを使って吹き込み録音をする
  • ライティングがキーボードでの回答
  • 従来型英検との大きな違い2つ

これまでの英検の内容とは変わらずに、出題方法、解答方法がパソコンになります。

出題はパソコンの画面、解答はマウスもしくはキーボードで行う

「リーディング、リスニング、ライティング」の出題はパソコンの画面、解答はマウスもしくはキーボードで行います。

スピーキングはヘッドセットを使って吹き込み録音をする

またスピーキングは、ヘッドセットを使って吹き込み録音をするかたちになっています。

ライティングがキーボードでの回答

ライティングがキーボードでの回答になるため、タイピングが苦手な人は大変かもしれません。

④従来型英検との大きな違い2つ

従来型英検との大きな違いは以下の2点でしょうか。

  • パソコンで回答すること
  • 1日で試験すべてを受験できること

1日で試験がすべて受けられるため、従来型のように1次試験不合格で2次試験を受けられない、ということはありません。

英検CBTでは3級から準1級までを受験することが出来ます。

新方式2:英検S-CBT

「英検S-CBT」とは、2021年度は延期が決定した「大学入試英語成績提供システム」のために新しく作られた試験になります。

新方式2:英検S-CBTの特徴

  • 「新方式1の英検CBT」との違いは解答方法にあり
  • スピーキングはどちらも変わらずヘッドセットで吹き込み録音式
  • 英検CBTと同様1日で試験が終了
  • 「英検S-CBT」は従来型英検と英検CBTが合体したようなもの

「新方式1の英検CBT」との違いは解答方法にあり

こちらは新方式1の英検CBTと似ていますが、違いは解答方法です。

英検CBTでは、リーディング、リスニング、ライティングを解答をマウスまたはキーボードで行いますが、英検S-CBTは解答は筆記で行います。

スピーキングはどちらも変わらずヘッドセットで吹き込み録音式

スピーキングはどちらも変わらずヘッドセットで吹き込み録音式です。

英検CBTと同様1日で試験が終了

また、英検CBTと同様、1日で試験が終了します。

「英検S-CBT」は従来型英検と英検CBTが合体したようなもの

そのため、従来型英検と英検CBTが合体したようなものになります。

受験できる人は、現状高校2年生、高校3年生に限られていますが、将来的には受験資格を広げるようです。

新方式1の英検S-CBTでは3級から準1級まで受験することが出来ます。

新英検システム:英検CSEスコアについて

新英検システム:英検CSEスコアについて

上記で「従来型の英検」と「新方式の英検」について紹介しました。

そこにもう1つ新たに加わったシステムがあります。

①CSEスコア:TOEICやTOEFLのようにスコアでの評価も追加

「CSEスコア」という尺度が追加されました。

CSEスコアとは

2016年度から英検にも加わったシステムで、級の合否だけでなく、TOEICやTOEFLのようにスコアでの評価も追加されたもの。

各技能ごとのスコアは均等で、その合計のスコアがCSEスコアとなります。

しかし、各技能ごとに問題数も違うので、正確な配点は分かりません。

各級の技能ごとの満点スコアは以下の通りです。

各級の技能ごとの満点スコア

  • 5級:575点満点/1科目
  • 4級:600点満点/1科目
  • 3級:625点満点/1科目
  • 準2級:700点満点/1科目
  • 2級:750点満点/1科目
  • 準1級:800点満点/1科目
  • 1級:850点満点/1科目

②合格でも不合格でもスコアが分かる

そして合格でも不合格でもスコアが分かるので、自分が今どれくらいのレベルにいるか目に見えますし、目標を立てやすいですよね。

級だけでなく、このCSEスコアを採用する大学もあるので要チェックです。

大学受験英語で英検利用をする場合の種類

大学受験英語で英検利用をする場合の種類

では、実際に英検を利用して大学受験を受ける場合、英検がどのように使われるか見ていきましょう。

英検の利用方法

  1. 出願資格
  2. 英語の試験免除
  3. 英語の試験に得点換算

①出願資格

英検の結果が出願資格として問われているパターンです。

この場合、結果的に後述する英語の試験免除が組み合わさっていることが多いです。

例えば、中央大学国際情報学部では、準1級、もしくは1級を受験し、スコアを2300取ると、他は「国語(現代文のみ)」で受けられる英検利用入試が受けられます。

出願資格のメリットとしては、以下の通りです。

出願資格のメリット

  • 志望校の入試回数が人より1回増える
  • 他の科目が少なくて済む場合がある
  • 求められる級・スコアが高い場合、その入試の倍率が低くなる可能性がある

②英語の試験免除

求められる英検の級・スコアを提出することで英語の大学独自の試験を受けなくてよくなるパターンです。

大学によっては、後述するように英検の級・スコアが英語の得点となるところもあります。

例えば、法政大学は全学部で求められる級・スコアを提出すればあとは1科目で受けられる英語外部利用入試があります。

英語の試験免除のメリットとしては、以下の通りです。

英語の試験免除のメリット

  • 英語のかける時間を他の科目にかけられる
  • 科目が減る場合、得意なものだけで受けられる

③英語の試験に得点換算

この場合、決められた級・スコアを取ると、大学の英語の試験で点を取ったことにしてくれます。

例えば、東洋大学の全学部全学科で、英検2級以上を受験しスコア1980を取れば80点換算となり、スコア2304を取れば、何と満点換算です。

英語の試験に得点換算のメリットとしては、以下の通りです。

英語の試験に得点換算のメリット

  • 英語にかける時間を他の科目にかけられる
  • 大学の独自試験を受けられる場合、点数の保険になる
  • 英検利用入試と銘打たない入試(一般前期入試)で使える場合もあり、得点を持っていない他の受験生より優位に立てる

以上、新英検システム、英検CSEスコアについてでした。

この英検利用を知っている人知らない人では大学受験の戦い方に大きく差が出ます。

大学受験英語での英検結果の使われ方

大学受験英語での英検結果の使われ方

続いて、取得した英検結果の使い方を説明します。

「英検の結果の使い方」も、大学によって異なります。

英検結果の使い方

  1. 合格していればOK
  2. 合格していなくてもスコアがあればOK
  3. 合格したうえで、スコアもあればOK

①合格していればOK

求められる級に合格していればよいタイプです。

「合格」が必要なので、例えば2級合格が求められている場面で、準1級不合格だがスコアが1980(2級合格スコア)がある、という場合は出願できません。

受験級を考えるときには必要なのは2級”以上”合格なのか、2級合格なのかは確認しておきましょう。

②合格していなくてもスコアがあればOK

求められるスコアさえ満たせば、合格しているかは関係ないパターンです。

ただし、受験級は制限される場合があるので、気を付けましょう。

たとえば、東洋大学は準2級では前述の、みなし換算を受けることができません。

逆に言うと、英検に合格していなくてもスコアによっては可能性が有るので、あきらめないようにしましょう。

③合格したうえで、スコアもあればOK

こちらは、指定された級の合格と合わせてスコアも求められるものです。

そのため、合格スコアよりも、求められるスコアは高くなります。

例えば法政大学現代福祉学部では、2級以上合格の上、スコアが2180必要です。(2級合格スコアは1980)

大学受験英語では英検結果はいつまで適用範囲?

大学受験英語では英検結果はいつまで適用範囲?

ここで、大学受験において、英検結果はいつまで適用範囲か紹介しておきます。

英検利用入試の場合、多くは出願からさかのぼって2年以内の成績しか使えないことが多いです。

そのため、もし高校1年生の場合には、大学受験のみを考えるなら好きな級を受けて問題ありません。

大学受験英語対策として受けるべき英検の級と種類

大学受験英語対策として受けるべき英検の級と種類

本記事で最も重要な章です。

上記では、「新方式の英検」、「英検の利用方法」、「英検結果の使われ方」について解説してきました。

そこであなたは、結論、大学受験で有利になるためには、一体、

  • 何級を受ければ良いのか
  • どの種類の英検を受ければよいのか

こう考えていると思います。

①英検とるなら「2級A」を目指せ

英検を取るなら「2級A」以上を目指すのがベスト。

「2級A」とは、2級に合格し、4技能合計CSEスコアが2150点以上の方に与えられる資格です。

2級の中でも、高スコア合格者に付与される海外留学用の語学力証明として、多くの大学やカレッジが採用しています。

アメリカ留学では、2年生大学やESLに必要とされている基準は英検2級Aとなっています。

英検2級A取得できれば、海外留学への可能性も高まりますね。

②最低でも準2級以上

英検の大学入試優遇制度を利用するには、最低でも準2級以上を目標に受験することをおすすめします。

準2級から得点加算などの優遇が受けられる可能性が高まり、さらに2級では試験免除や満点換算の優遇を受けやすくなります。

③1級・準1級は優遇されるが難しい

1級・準1級は、英検を入試に利用している大学であれば、必ずと言っていいほど優遇されます。

もちろん1級を取得できれば一番良いと思いますが、問題のレベルは格段に上がります。

2級は高校卒業レベルの内容となっているので、大学入試までに取得するのであれば「2級A」を目指しましょう。

④英検の種類は新方式の「英検CBT」もしくは「英検S-CBT」

また、英検を受ける場合のその種類ですが、新方式の英検CBT、もしくは英検S-CBTがおすすめです。

理由は、1日で4技能すべての試験を受けられるために、1次試験で落とされることがないからです。

従来型ですと、1次試験で落とされた場合スピーキングのスコアを取ることが不可能になるため、「合格でなくてもスコアがあればOK」なタイプの入試すら受験が難しくなります。

英検の特徴は?TOEIC・TOEFLとの違いを比較

英検の特徴は?TOEIC・TOEFLとの違いを比較

今までは、新方式の英検について、大学受験と英検がどのように関わってくるのかについて説明してきました。

そんな英検ですが、どのような特徴があるのかご存じでしょうか?

英検の他に、同じような英語の資格試験といえば、「TOEIC」、「TOEFL」があります。

本章では、英検にはどういった特徴があり「TOEIC」「TOEFL」のような他の試験と何が違うのかを解説していきたいと思います。

英検の特徴

  1. 合否が出る
  2. テストがレベル分けされている
  3. 問題が公開されている

特徴1:合否が出る

まず1つ目の特徴として英検は「合否が出る」ことが挙げられます。

一方で、TOEICやTOEFLだとスコアが出るだけで、それ以外の評価はないのです。

スコアで目標設定するよりも、級ごとに合格不合格と出るほうがモチベーションになりそうですよね。

受験本番のように合格不合格があることは緊張感も与えてくれると思います。

特徴2:テストがレベル分けされている

2つ目の特徴として、英検は「テストがレベル分けされている」ことが挙げられます。

英検の公式ホームページにも、上で述べたような各級の目安が書かれており、どのレベルの方でも目指しやすい試験となっています。

一方、TOEICやTOEFLなどはどのレベルでも統一の同じ試験を受けることになるので、なかなかチャレンジしづらいですよね。

また、級のレベルを上げていくことによって、次の目標なども分かりやすいことも特徴です。

特徴3:問題が公開されている

3つ目の特徴として、英検は「試験問題(一次試験)が公開されている」ことが挙げられます。

そのため、受験した後も問題の持ち帰りが可能でしっかり復習できるのです。

一方で、TOEICやTOEFLは持ち帰り厳禁で、巷に売っている問題集は“予想問題”となっています。

実際の問題を見ることできちんと対策ができることは他の試験との違いだと思います。

以上、英検とTOEIC・TOEFLの比較でした。

大学受験英語にもおすすめの英検対策ができる問題集・参考書

大学受験英語にもおすすめの英検対策ができる問題集・参考書

今まで「英検」について様々解説してきましたが、

本章では「英検対策できる問題集・参考書」を級ごとに紹介していきます。

英検5級対策のおすすめ問題集・参考書

まずは、英検5級対策のおすすめ問題集・参考書です。

CD付 英検5級 絵で覚える単熟語

英検5級対策の単語学習のとっかかりとしては、こちらの教材がおすすめ。

通称「絵単5級」です。絵が多く扱われているので覚えやすいです。

音声CDも付いているので発音がわからない人にもおすすめです。

「音読」には正しいやり方があります。音読の正しいやり方と効果については、関連記事『音読の正しいやり方と効果』をご覧ください。

英検5級 過去6回全問題集

英検5級過去問とCDです。

「過去問は英検直前に始めよう」と考えている方がいますが、それはもったいないです。

先ほどの「絵単5級」と並行して、この過去問を解いていきましょう。

そして、過去問は解きっぱなしにしないこと。

この過去問にはリーディング問題の和訳や、リスニング問題の音声スクリプトと和訳が付いています。必ずわからなかった単語は確認をして、繰り返し問題を解き直し、スラスラと正解できるようにしましょう。

リスニングについては、単語の確認をしたら、音読やシャドーイングなどの学習を通して、英語音声を聞いたらスラスラと意味が理解できるようにしておきましょう。

英検5級 でる順パス単

こちらはリスト型の単語帳である「パス単5級」です。

絵単5級が終わってしまったらこのパス単5級に移りましょう。

音声データも無料ダウンロードが可能です。

発音が不安な方は音声を使って単語の暗記を進めていきましょう。

CD付 英検5級をひとつひとつわかりやすく。

英検5級に向けて文法が不安な方にはこの一冊。

「英検5級をひとつひとつ」です。

英検5級に出題される文法事項がまとまっています。

文法の単元のみを優先して学習するといいでしょう。

予想問題などは過去問をやっていれば事足りるので、必ずしも取り組まなくても大丈夫です。

英検4級対策のおすすめ問題集・参考書

続いて、英検4級対策のおすすめ問題集・参考書です。

CD付 英検4級 絵で覚える単熟語

内容は5級と同じです。

英検4級 過去6回全問題集

英検4級過去問とCDです。

こちらも内容は5級と同じです。

英検4級 でる順パス単

こちらはリスト型の単語帳である「パス単4級」です。

絵単4級が終わってしまったらこのパス単4級に移りましょう。

CD付 英検4級をひとつひとつわかりやすく。

内容は5級と同じです。

英検3級対策のおすすめ問題集・参考書

続いて、英検3級対策のおすすめ問題集・参考書です。

CD付 英検3級 文で覚える単熟語

英検3級対策のとっかかりとしては、こちらの教材がおすすめです。

通称「文単3級」です。

こちら、英検3級に出てくる単語を使った英文が音声つきで掲載されています。

英検3級 過去6回全問題集

英検3級過去問とCDです。

内容は5級の3級版です。

英検3級 でる順パス単

こちらはリスト型の単語帳である「パス単3級」です。

文単3級が終わってしまったらこのパス単3級に移りましょう。

CD付 英検3級をひとつひとつわかりやすく。

英検3級に向けて文法が不安な方にはこの一冊。

「英検3級をひとつひとつ」です。

英検3級に出題される文法事項がまとまっています。

英検準2級対策のおすすめ問題集・参考書

続いて、英検準2級対策のおすすめ問題集・参考書です。

CD付 英検準2級 文で覚える単熟語

英検準2級対策のとっかかりとしては、こちらの教材がおすすめ。

通称「文単準2級」です。

こちら、英検準2級に出てくる単語を使った英文が音声つきで掲載されています。

英検準2級 過去6回全問題集

英検準2級過去問とCDです。

内容は5級の準2級版です。

英検準2級 でる順パス単

こちらはリスト型の単語帳である「パス単準2級」です。

文単準2級が終わってしまったらこのパス単準2級に移りましょう。

CD付 英検準2級をひとつひとつわかりやすく。

英検準2級に向けて文法が不安な方にはこの一冊。「英検準2級をひとつひとつ」です。

英検準2級に出題される文法事項がまとまっています。

英検2級対策のおすすめ問題集・参考書

続いて、英検2級対策のおすすめ問題集・参考書です。

CD付 英検2級 文で覚える単熟語

英検2級対策のとっかかりとしては、こちらの教材がおすすめ。

通称「文単2級」です。

こちら、英検2級に出てくる単語を使った英文が音声つきで掲載されています。

英検2級 過去6回全問題集

英検2級過去問とCDです。

内容は5級の2級版です。

英検2級 でる順パス単

こちらはリスト型の単語帳である「パス単2級」です。

文単2級が終わってしまったらこのパス単2級に移りましょう。

CD付 英検2級をひとつひとつわかりやすく。

英検2級に向けて文法が不安な方にはこの一冊。

「英検2級をひとつひとつ」です。

英検2級に出題される文法事項がまとまっています。

英文読解入門基本はここだ!

「英検2級の長文をどうしても読み間違えてしまい、リーディングの点数が上がらない…」という方におすすめの教材、「英文読解入門」です。

文単2級もパス単2級も仕上げ単語は完璧なのに、それでもリーディングの長文問題の点数が上がらないという人は、英文解釈に課題があるかもしれません。

こちらの参考書で英文を正しく読む練習を積みましょう。

英検準1級対策のおすすめ問題集・参考書

続いて、英検準1級対策のおすすめ問題集・参考書です。

CD付 英検準1級 文で覚える単熟語

英検準1級対策のとっかかりとしては、こちらの教材がおすすめ。

通称「文単準1級」です。

こちら、英検準1級に出てくる単語を使った英文が音声つきで掲載されています。

1級 過去6回全問題集

英検準1級過去問とCDです。

内容は5級の準1級版と同じです。

英検準1級 でる順パス単

こちらはリスト型の単語帳である「パス単準1級」です。

文単準1級が終わってしまったらこのパス単準1級に移りましょう。

ポレポレ英文読解プロセス50

「英検準1級の長文をどうしても読み間違えてしまい、リーディングの点数が上がらない…」という方におすすめの教材。

「ポレポレ英文読解」です。

文単準1級もパス単準1級も仕上げ単語は完璧なのに、それでもリーディングの長文問題の点数が上がらないという人は、英文解釈に課題があるかもしれません。

こちらの参考書で英文を正しく読む練習を積みましょう。

英検1級対策のおすすめ問題集・参考書

最後に、英検1級対策のおすすめ問題集・参考書です。

CD付 英検1級 文で覚える単熟語

英検1級対策のとっかかりとしては、こちらの教材がおすすめ。

通称「文単1級」です。

こちら、英検1級に出てくる単語を使った英文が音声つきで掲載されています。

英検1級 過去6回全問題集

英検1級過去問とCDです。

内容は5級の1級版です。

英検分野別ターゲット英検1級英作文問題

英検1級ライティングにオススメの参考書はこちら。

「英検1級英作文問題」です。

こちらの教材には幅広い分野の問題と模範解答が掲載されています。

一旦、TOPICに関して自分なりにエッセイを書き上げ、その後こちらの模範解答を参考に自分で書いたエッセイを見直しするとといいでしょう。

結構タフな学習にはなりますが、模範解答をいくつか丸暗記してしまえば、エッセイの構成や使える表現が自然に身につくのでおすすめです。

「英作文」について詳しく知りたい方は、関連記事『大学受験英語の英作文の対策方法・勉強法と参考書』をご覧ください。

英検1級 でる順パス単

こちらはリスト型の単語帳である「パス単1級」です。

文単1級が終わってしまったらこのパス単1級に移りましょう。

究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語

英検1級の単語(特にリーディング大問1で出題される単語)は難易度が高く、文単1級とパス単1級だけでは不十分です。

そこでおすすめなのがこの「究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語」です。

この単語帳まで仕上げてしまえば、英検1級の単語に悩まされることはほぼなくなります。

英文解釈教室

「英検1級の長文をどうしても読み間違えてしまい、リーディングの点数が上がらない…」という方におすすめの教材、「英文解釈教室」です。

この他にも同シリーズで「入門編」「基礎編」がありますので、間違えないように注意してください。

文単1級もパス単1級も究極の英単語4も仕上げ単語は完璧なのに、それでもリーディングの長文問題の点数が上がらないという人は、英文解釈に課題があるかもしれません。

こちらの参考書で英文を正しく読む練習を積みましょう。

サクキミ英語で大学受験の英文解釈の勉強法・やり方を知りたい方は、関連記事『大学受験の英文解釈の勉強法・やり方』をご覧ください。

【CD+DVD付】14日でできる! 英検1級 二次試験・面接 完全予想問題

英検1級二次面接試験対策にはこの一冊、「英検1級二次試験・面接完全予想問題」です。

まず参考書に同封されているDVDを観て、英検1級面接の流れを掴み、また、受験者がどの程度の長さでどういった構成で回答しているかを把握してください。

そして、この参考書のTOPICについて、一度自分でショートスピーチを即興でやってみます。その後、参考書内の模範解答を読んで、自身のスピーチとの違いをチェックしましょう。

いくつか模範解答を丸覚えしてしまえば、英検1級面接ショートスピーチの構成と表現が身につきます。

また、想定のQAも含まれていますので、実際に本番で質問されたことを想定して自分なりに瞬時に回答し、その後模範解答を確認し、自分のアンサーの質を上げて行きましょう。

最後にショートスピーチに関しては、本番も想定して、英検1級過去問の面接カードを使い、実際に1分間でトピックを選んでショートスピーチの構成を考える練習をしておくことをオススメします。

その他の参考書・問題集について

上記では、英検の級ごとにおすすめの参考書や問題集を紹介しました。

上記以外でも、大学受験界の参考書や問題集は英検対策に有益なものがたくさんあります。

それに、英単語や英文法などは英検や大学受験関係なく、英語を習得したいのなら勉強しておかなければならないものです。

最後に、上記で紹介したもの以外の参考書・問題集の中から、英検対策に有益な情報を紹介してきます。

英単語

英単語については以下の記事を読んでおくと良いでしょう。

英文法

英文法については以下の記事を読んでおくと良いでしょう。

英語長文問題

英語長文問題については以下の記事を読んでおくと良いでしょう。

英熟語

英熟語については以下の記事を読んでおくと良いでしょう。

大学受験英語で参考書以外の英検対策方法3つ

大学受験英語で参考書以外の英検対策方法3つ

前章では、大学受験英語で英検対策をするのにおすすめの参考書を紹介しました。

英検は参考書以外にも対策する方法が2つあるので、紹介しておきます。

個人的にはこちらの方法の方が参考書よりもおすすめですね。

参考書以外の英検対策

  1. 大学受験専門の英語塾を使う
  2. 英会話スクール・オンライン英会話を使う

①大学受験専門の英語塾を使う

1つ目は学習塾を使う方法ですね。

ちなみに、塾の中には大学受験専門の英語塾があるのはご存じでしょうか?

英語塾は、大学受験の英語に特化した対策が可能で、3~6ヶ月という短期間で英語の偏差値を15アップさせるなど、高い専門性があります。

そして、この英語塾は無料体験を実施しており、オンラインでも可能です。

無料体験では、あなたに最適な勉強スケジュールを教えてくれる塾もあります。

文字通り無料になっているので、勉強計画だけでも相談してみてはいかがでしょうか?

サクフリでおすすめしている大学受験の英語塾・予備校を知りたい方は、関連記事『大学受験の英語塾・予備校』をご覧ください。

②英会話スクール・オンライン英会話を使う

英会話スクール、オンライン英会話という手もあります。

大学受験英語専門の英語塾よりも料金が安くなるので、料金重視で英検対策をしたい人にはおすすめですね。

おまけ:英検2級を利用できる大学一覧

英検2級を利用できる大学一覧

最後におまけです。

英検2級を利用できる大学一覧を紹介して終わりたいと思います。

もう一度おさらいですが、大学受験では主に以下の5つの優遇制度を採用しています。

大学受験における英検の優遇制度

  1. 出願資格(出願できる条件となる)
  2. 特典加算(取得した資格をもとに評価される)
  3. 加点(決まった点数が加えられる)
  4. 判定優遇・合否参考(当落線上に複数の受験生がいた場合に優先される)
  5. 試験免除(英語の入学試験が免除される)

早慶上智・March・関関同立・日東駒専・産近甲龍の中から利用できる大学を簡単に確認してみましょう。

早慶上智

  • 早稲田:換算・加点
  • 上智:出願・推薦

March

  • 明治:出願・推薦・換算・加点
  • 青山学院:出願・推薦
  • 立教:出願・推薦
  • 中央:出願・推薦
  • 法政:出願・推薦

関関同立

  • 関西:出願・推薦
  • 関西学院:出願・推薦
  • 同志社:出願・推薦
  • 立命館:出願・推薦

日東駒専

  • 日本:出願・推薦
  • 東洋:出願・推薦・換算・加点
  • 駒澤:換算・加点
  • 専修:換算・加点

産近甲龍

  • 京都産業:出願・推薦・換算・加点
  • 近畿:出願・推薦・換算・加点
  • 甲南:出願・推薦・換算・加点
  • 龍谷:出願・推薦・換算・加点

各大学・各学部の最新情報は、各自で確認してください。

まとめ:英検対策をして大学受験を有利に戦おう

英検対策をして大学受験を有利に戦おう

今回は、大学受験での英検利用について解説しました。

本記事のまとめ

  • 従来型の英検は大学受験の評価に反映されない
  • 新方式の英検は認定されている
  • 大学受験では英検結果は2年以内が適用範囲
  • 英検とるなら「2級A」を目指せ
  • 英検対策ができる問題集・参考書の紹介
  • 英検対策におすすめの予備校・塾やアプリの紹介

大学受験は大きく変わりつつあります。変化する大学受験に備えて、準備できる範囲でコツコツを準備していきましょう。

最新の大学受験情報は予備校や塾に行くと取得しやすいので、おすすめです。

個人的には、英検対策をするには「英語塾」か「英会話スクール・オンライン英会話」を利用するのが最も手っ取り早い対策方法なので、おすすめですね。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。