英語長文を読むたびに「結局、何を言っているのか分からない…」と感じたことはありませんか?
そんな受験生の“英文解釈の壁”を乗り越えるために作られたのが、『入門英文解釈の技術70』です。
この参考書は、英語長文を正確に理解するための“読解のルール”を70のステップで丁寧に解説しており、基礎から英文の構造をつかみたい人に最適。
シリーズの中でも最もやさしい入門編で、初学者でも「読める」感覚を身につけやすいと評判です。
一方で、「簡単すぎる」「中級者には物足りない」という声もあるため、自分のレベルに合った使い方が重要になります。
本記事では、『入門英文解釈の技術70』の口コミ・評判をもとに、レベルや難易度、効果的な活用法を詳しく解説。
英文読解の基礎を固めたい人は、ぜひチェックしてみてください。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
入門英文解釈の技術70とはどんな参考書?

まず、入門英文解釈の技術70の基本情報から見ていきたいと思います。
入門英文解釈の技術70の特徴
「入門英文解釈の技術70」は以下の「英文解釈の技術」の3シリーズの1冊です。
上記3冊の中で「入門英文解釈の技術70」は1番易しいレベルになっています。
※他のレベルの2冊についても解説記事があるので、読んでみてください。
入門英文解釈の技術70と超入門英文解釈の技術60の違い
ちなみに、英文解釈の技術シリーズには入門技術70よりさらに前に「超入門英文解釈の技術60」という参考書があります。
解釈60は名前に超入門とある通り、英語(特に文法、文構造、構文)学習において基礎の基礎となる内容を取り扱っています。
個人的には時間がもったいないので、この超入門60は必要ないと思いますが、時間に余裕がある方はこのレベルから始めてみても良いかもしれませんね。
入門英文解釈の技術70を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「入門英文解釈の技術70」を深堀していきたいと思います。
まずは、入門英文解釈の技術70のメリットを紹介しましょう。
①合計140問【例題70問・問題70問】
入門英文解釈の技術70は70問の例題とそれに対応する形の問題70問、合計140問あります。
②ボリュームはそこまで多くない
上述の通り問題数は140問でそこだけ聞くとかなりのボリューム感と感じるかもしれませんが、実際はそこまでボリュームはありません。
理由は、問題のレベルがそこまで高くないからです。
1日に最低でも3題程度はできると思います。
1ヶ月もすれば一周は終わります。
入門英文解釈の技術70を使って勉強していく時は計画を立ててサクサクと問題を進めていくイメージですね。
③解説が丁寧すぎる
入門英文解釈の技術70で1番嬉しい特徴は解説が丁寧ということです。
入門英文解釈の技術70は英文解釈初心者の受験生に向けて作成されてますので、SVOCの文型から品詞からこと細かく、偏差値50以下の受験生にもわかるように解説してくれています。
英単語と英文法の勉強を全くやっていない方は少し厳しいかもしれませんが、英文解釈をこれから始めようとする受験生にはぴったりな参考書となっています。
もし英単語と英文法の勉強が終わっていない方がいれば、以下の記事が参考になると思います。
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④音声CDがついている
「入門英文解釈の技術70」には音声CDも付いています。
英文解釈のような参考書は音読の勉強をすると効果が倍増しますので、音声CDがあると効率よく勉強できます。
入門英文解釈の技術70は壁にぶち当たる回数も少ないと思います。ここではとにかく知識を頭の中に入れていく事が必要不可欠になってきますので、頑張って勉強していきましょう。
入門英文解釈の技術70のレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、入門英文解釈の技術70のレベル・難易度について紹介します。
どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。
①偏差値50以下の受験生レベルに適している
「入門英文解釈の技術70」はタイトルにもある通り入門レベルの参考書です。
偏差値でいえば50以下の人が使っていくレベルの参考書になります。
英文解釈を基本的なことから学んでいきたいという人には「入門英文解釈の技術70」ぴったりです。
②共通テストレベルは理解できるようになってくる
「入門英文解釈の技術70」を使って勉強していけば、共通テストレベルの問題は解けるようになってきます。
「入門英文解釈の技術70」ができるようになれば「共通テストレベルの文章は何となく読めるなー」という感覚が芽生えるはずです。
③日東駒専・産近甲龍レベル
大学で言うと、日東駒専・産近甲龍レベルです。
MARCHや関関同立は厳しいと思います。
MARCHや関関同立レベルに到達したい方は、1つ上のレベルの「基礎英文解釈の技術100」にチャレンジしましょう。
「入門英文解釈の技術70」⇒「基礎英文解釈の技術100」と勉強できれば、相当英文を読めるようになると思いますよ。
入門英文解釈の技術70の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

今までの内容を踏まえ、「入門英文解釈の技術70」の口コミ・評判を紹介します。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「入門英文解釈の技術70」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
良い口コミ・評判
まずは良い口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ・評判①:解説が丁寧な所が非常によかった
とても解説が丁寧な所が非常によかった。
入門英文解釈の技術70は一文一文の解説が丁寧にされている参考書になりますので、独学で勉強している人にも優しい参考書になっています。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判②:高校一年生から取り組むことができるレベルで嬉しい
「入門英文解釈の技術70」は入門と書いてあるだけあって、長文の内容も易しかったので、高校一年生から取り組むことができる。
「入門英文解釈の技術70」は3段階レベルがある中で、1番下のレベルになりますので、高校一年生の英語レベルでも非常に取り組みやすい内容になっています。
英文解釈、長文問題は大学受験英語の最も点数配分が高い科目ですので、早い内から勉強できるのは嬉しいですね。
(引用:サクキミ英語調査)
解説が丁寧で易しいレベルの文章なら、独学でも勉強しやすく嬉しいですね。
悪い口コミ・評判
続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。
悪い口コミ・評判①:問題数が少し多いように感じる
「入門英文解釈の技術70」は問題数が少し多いように感じる。
「入門英文解釈の技術70」は70個の例題がありますが、70個すべて違った内容の知識が得られるとは限りません。重複した問題もほんの少しですがあります。
そう考えると、効率を重視する方には不向きかもしれません。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミとしては「問題レベルが適正」、「解説が丁寧」という口コミが多かったですね。
「入門英文解釈の技術70」は英文解釈を最初に取り組むのに最適です。
ただ、「入門英文解釈の技術70」だけで英文解釈や英語長文問題の対策が完璧になるわけではありませんので、本書が終わったら、次のレベルの「基礎英文解釈の技術100」に取り掛かりましょう。
入門英文解釈の技術70がおすすめできる人・できない人

今までの内容を踏まえ「入門英文解釈の技術70」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。
入門英文解釈の技術70がおすすめできる人
- 大学受験英語初心者(偏差値50以下)
- 大学受験本番まで時間がある受験生
1.大学受験英語初心者【偏差値50以下】
特に入門英文解釈の技術70はレベルが高いわけでもなく、英文解釈の基礎から学ぶことができますので、学びやすい参考書になります。
また、入門英文解釈の技術70はとても解説が丁寧な参考書になっています。
そのため、細かい部分も解説があってほしいという大学受験英語初心者にはおすすめです。
具体的には偏差値50以下の受験生ですね。
偏差値50以上の受験生が英文解釈を学んでいきたいのであれば「入門英文解釈の技術70」の1つ上のレベル参考書(基礎英文解釈の技術100)を使って勉強していくことをおすすめします。
2.大学受験本番まで時間がある受験生
また、大学受験本番まで時間がある受験生にもおすすめです。
大学受験本番まで時間があるのであれば、「英文解釈の技術シリーズ」を本書(入門英文解釈の技術70)からじっくり勉強し、英文解釈を完璧にしておくことをおすすめします。
英文解釈を勉強するのとしないのでは、その後の偏差値の伸びに違いが出てくるので、英文解釈は可能であればじっくり勉強するのがおすすめです。
入門英文解釈の技術70がおすすめできない人
- 1冊を読破した達成感が早く欲しい方
- 偏差値55以上の受験生
1.1冊を読破した達成感が早く欲しい方
「入門英文解釈の技術70」は問題の数が少し多いので、少ない問題量で勉強して1冊をどんどん終わらせているという達成感が欲しい方は、「入門英文解釈の技術70」はおすすめではありません。
もっと問題数が少ない参考書を選んで勉強した方が達成感を得ることができます。
「入門英文解釈の技術70」は1冊終わらせるのに継続力が必要だと思います。
2.偏差値55以上の受験生
偏差値55以上の受験生にも「入門英文解釈の技術70」はおすすめできません。
偏差値55以上ある方は1つ上のレベルの「基礎英文解釈の技術100」を解いた方が良いと思います。
入門英文解釈の技術70の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえて、入門英文解釈の技術70を使ってみようかなと思う方に入門英文解釈の技術70の効果的な使い方について紹介しておきます。
サクキミ英語で考えた最も効率が良い勉強法だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
①ゴールを決める【計画を立てる】
いつまでにこの参考書をマスターするかのゴールを決めましょう。
「いつまで」という期限を決めないと、人はどうしてもだらけがちになってしまいますが、期限を決めることで集中力を高め、効率よく勉強できます。
ですので、例えば高校3年生の方であれば「10月からは過去問演習に取り組みたいから夏休み中に長文演習を終わらせる」などと言ったようにゴールを決めましょう。
②問題を印刷・コピーする
そして、問題のページを印刷しましょう。
もし印刷せずに本紙に直接書き込んでしまうと、精読による復習や解きなおしができなくなってしまいます。
先ほどの述べたように、英語長文は同じ長文を何度も何度も復習することによってその成果を発揮します。
ですので、復習ができるように、本紙には書き込まず、必ず問題文はコピーするようにしましょう。
③時間を決めて問題を解く
印刷が出来たら早速解いていきます。
長文ごとに目標解答時間があるので、その時間内に解き終わるようにしてください。
ここではとにかく、限られた時間の中で問題を解ききることを意識してください。
④解説を読む
問題が解き終わりましたら解説を読んでいきましょう。
この際に間違った問題に関しては、自分がなぜ間違っていたのか、そして正解するにはどのように文構造を把握すべきだったのかを解説を読んでしっかりと理解してください。
この際に、正解の選択肢だけでなく不正解の選択肢に関する解説もしっかりと読み、自分が問題を解くうえで引っ掛かりやすい場所などの弱点を見つけて克服することを意識してください。
⑤和訳も参考程度に見る
解説を読み終わったらその横にある和約を見ましょう。
ただ和約は意訳であるため、正解は本著に書かれているもの1つだけとは限りませんが、和訳する際のコツなどは参考になるので必ず目を通しておきましょう。
⑥SVOCを割り振り精読する
ここでの精読と、次の音読をやり込むことによって長文読解力が“大幅”に伸びます。
むしろ、解説を読んで終わりという人はいつまでも経っても長文読解力が伸びることはありません。
具体的にどのように精読するかというと、長文1文1文全てにSVOCを割り振り、わからない英単語などは調べて、長文の全てを和訳できるようにするということです。
この際に、SVOCを割り振り終えたらそれがあっているか、SVOCが割り振られている巻末の長文ページを開いて確認しましょう。
そこで、自分が誤って把握していた文構造を正しく理解しなおすことを心がけてください。
ここで、誤ったままにしていると次の音読の際に、この誤った構文把握を身体に染み込ませていしまい、英文読解の際の大きな障害となってしまいますので、くれぐれもご注意を。
⑦10回以上音読する
いよいよ最後のステップ「音読」です。音読しまくりましょう。
この長文を完全に理解した後に音読をすることによってあなたの長文読解力は飛躍的に向上します。
それはなぜかというと、音読することにより「音読をするスピードと同じスピードで英文を読める」ようになり、「頭の中で英語を日本語に訳さずに、英語を英語のまま理解できる」ようになるからです。
おそらくこれができるようになるまで少なくても10回は音読することになるでしょう。
できるようになるまで“音読を繰り返してください。
⑧受験までに最低3周
繰り返し1周終わったらそれで終わらずに何度も何度も繰り返し復習しましょう。
参考書を1周して完璧に内容を習得できている人は天才中の天才です。
ほとんどの人は2周目以降に理解できることや気づくことがあると思います。
ですので、参考書の内容を完璧に習得するために何周もしましょう。
私は3周をしたころには、構文が複雑に入り混じった英文も自然と読めるようになり英語の学習はほぼ完成したと感じました。
英文解釈の勉強法に関して知りたい方は、関連記事『大学受験の英文解釈の勉強法・やり方』をご覧ください。
入門英文解釈の技術70が終わったら?【次は何やる?】

最後に「入門英文解釈の技術70」が終わったら次に何をすれば良いか紹介しましょう。
①レベル・難易度の高い英文解釈の参考書に取り組む

「入門英文解釈の技術70」が終わったら、次は以下のどれかを勉強するのがおすすめです。
- 基礎英文解釈の技術100
- ポレポレ英文読解プロセス50
基礎英文解釈の技術100
「入門英文解釈の技術70」が終わったらセオリー通り「基礎英文解釈の技術100」に取り組むのがおすすめです。
基礎英文解釈の技術100を終わらせることでMARCHや関関同立レベルに対応する解釈力をつけることができます。
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基礎英文解釈の技術100の口コミ・評判は?レベル/難易度/使い方を解説
ポレポレ英文読解プロセス50
「入門英文解釈の技術70」を極めた人は「ポレポレ英文読解プロセス50」もおすすめです。
「ポレポレ英文読解プロセス50」は偏差値60前後の受験生が偏差値65を目指すような参考書です。
大学で言うならば、MARCH、関関同立以上、もっと言えば、早慶以上も目指せます。
ポレポレ英文読解プロセス50を勉強して英語長文問題を得意にしましょう。
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ポレポレ英文読解プロセス50の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
②英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英文解釈の参考書を1冊以上解き終わった時点で、ある程度の英語の基礎はあるのではないでしょうか?
このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばす方法をマンツーマンで教えてもたい、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。
最も効率的な時間の使い方が可能になります。
下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
まとめ:入門英文解釈の技術70で英文解釈の基礎を築こう

今回は入門英文解釈の技術70について解説しました。
英語長文問題は大学受験の合否を分けます。そして、さらに分解すると英語長文問題集や英文解釈の参考書選びを間違えると時間のロスと共に不合格への道へと突き進みます。
そのため、参考書選びを間違えないためにも、今回紹介した英語塾が無料体験をやっているので、頼ってみてもいいですし、サクキミ英語の本記事が少しでも一助になれば幸いです。
ただ、入門英文解釈の技術70は間違いのない参考書ですので、しっかり勉強して大学受験合格を勝ち取ってください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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