英語学習の参考書選びで悩んでいる方の間で注目を集めているのが「ALL IN ONE」。
一冊で文法・単語・熟語・長文読解まで幅広くカバーできる“オールインワン”設計が特徴で、大学受験からTOEIC・英検対策まで活用できると評判です。
とはいえ、「本当に一冊で十分なの?」「レベルや難易度はどのくらい?」「効果的な使い方が知りたい」と疑問に思う方も多いはず。
そこで本記事では、実際の口コミをもとに「ALL IN ONE」の評判や学習効果、難易度や使い方のコツを徹底解説します。
購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
ALL IN ONEとはどんな参考書?

まず、ALL IN ONEの特徴から見ていきたいと思います。
ALL IN ONEの特徴
「ALL IN ONE」は、その名に恥じない、まさしくAll in Oneな英単語帳、参考書です。
419個の例文を学習していくことで、「単語、熟語、英文読解、英文法、英文解釈、英作文、リスニング」など、すべての英語力を1冊で勉強できちゃいます。
「ALL IN ONE」は、うまく使いこなせれば最高レベルで効率のよい学習を進めていくことができる反面、消化するのは同じようなタイプの英単語帳で大学受験英語の中でも超高レベルなDUO3.0の比ではないくらい大変なので、誰にでもおすすめできる参考書ではありません。
例文の1個1個がDUOより長いことに加え、1ページあたりの情報量が非常に多いのです。
ALL IN ONEの単語数・ボリューム
- 重要英単語2600
- 重要熟語・構文1100
- 大学入試で出題される英文法419例文
「ALL IN ONEは英単語と英熟語や構文も併せると3700語になります。
「DUO3.0」は英単語と熟語を合わせて2600語なので、いかにボリュームがあるかがわかりますよね。
大学受験英語のおける英単語数の目安を知りたい方は、関連記事『大学受験英語に必要な単語数は?共通テストや難関大学のレベルを解説』をご覧ください。
ALL IN ONEはどのタイプ?【英単語帳5つの種類】

前章でALL IN ONEの基本情報が把握していただけたかと思います。
サクキミ英語では「英単語帳」と言っても、下記の5つのタイプがあると考えており、自分に合ったタイプを選ぶことをおすすめしています。
5つのタイプについてメリット、デメリットを簡単にまとめておきました。
| タイプ | メリット | デメリット |
| 1.単語列挙型 | 単語だけを暗記していくのに最適。シンプルで使いやすい | 目立った特徴がなく、1冊目には少し不向きな単語帳が多い |
| 2.フレーズ暗記型 | 試験に出やすい形で複数の単語をフレーズとして記憶していくので、一気に得点が上がる | 情報量が多く、覚えるのが少し大変 |
| 3.例文暗記型 | 例文を1個覚えるだけで複数の単語を同時に覚えることができる | 情報量が多く、覚えるのが少し大変 |
| 4.長文読解型 | 大学受験で最も大切な長文読解力を養いつつ、単語も覚えることができる | 1冊目として使うと単語が覚えにくい |
| 5.語源型 | すでに単語力がある人にとっては、知識を整理することができる | ある程度単語を覚えていない人には不向き |
5つのタイプについて詳しく知りたい方は、関連記事『大学受験におすすめの英単語帳』をご覧ください。
\「ALL IN ONE」は例文暗記型!/
では、「ALL IN ONE」はどのタイプか。
答えは、もうお分かりだと思いますが「例文暗記型」です。
他の「例文暗記型」で代表的な単語帳は以下の3冊でしょうか。
- 例文で覚える中学英単語・熟語1800
- 英単語WIZ
- DUO3.0
例文暗記型の英単語帳は最も実践に根差しており、完璧にマスターすることができれば最も力を発揮する英単語帳と言っても過言ではありません。
ALL IN ONEを利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「ALL IN ONE」を深堀していきたいと思います。
まずは、ALL IN ONEのメリットを紹介しましょう。
①例文の長さがちょうどいい
「ALL IN ONE」の例文はすべてがちょうどいい長さになっています。
その理由について、本書では以下のように説明しています。
集中力を高めるために例文の長さを短くしています。但し、短すぎると読解の訓練ができないので、考えて読まなければならない20〜30語にしてあります。
実際にやってみると実感するんですが、長すぎず短すぎず、負荷がちょうど良い。
長文を毎日やるとけっこうしんどいので挫折しやすいんですが、「ALL IN ONE」は適度な負荷がかかるのでギリギリ毎日続けられる分量にキープされています。
②「語順での直訳」と「意訳」があるので理解が深まる
「ALL IN ONE」には例文の語順で直訳と意訳の2つがあります。
訳し方はあまり注目されないポイントですが、私は「ALL IN ONE」を選ぶ最大の理由の1つに挙げてもいいと思っているくらいです。
ほとんどの英語教材は意訳、つまり英文に対して”いい感じ”の日本語訳をあてることがほとんどです。
意訳にも良い面はありますが「この単語は本来なんて意味なんだろう?」とか「意訳されすぎてて、熟語の意味がよくわからない」という事態が起こりやすいんですよね。
その点、「ALL IN ONE」はどちらもカバーしているので非常にわかりやすいです。
\具体例!/
“I’ve had a dull pain in my chest on and off for a couple of days.” “Really? That’s too bad. Have you seen a proper doctor?”
そして、以下のような直訳と意訳が書かれています。
【語順の直訳】
「私はずっともっている・鈍い痛みを / 私の胸部に / 断続的に / 数日間」「本当に?それはいけないですね。すでに診てもらったのですか・きちんとした医者に」
【意訳】
「ここ数日、断続的に胸に鈍い痛みがあるんだ」「本当?それはいけないわね。ちゃんとした医者に診てもらったの?」
上記の場合だと、文頭の I’ve had〜 の訳し方がポイントですね。
「私はずっともっている」という直訳があることで、I’ve had〜 が持つニュアンスを理解しやすくなります。
③わからない英単語の和訳に不足がない
「ALL IN ONE」には英単語も載っており、例文のなかで使われている単語の訳が書かれています。
ここまではどんな教材でも同じなんですが、私は「わからない単語の和訳に不足がない」という点に感動しました。
どういうことかというと
この単語わからないな → 意味をチェックしてみよう → なんだ、意味載ってないじゃん → 辞書を引く
という面倒がまったく起こらないということです。
英語を勉強してきた人なら経験があると思うんですが、わからない英単語が出てきたときに、その教材のなかに意味が載ってないことってけっこうありませんか?
和訳がないと、その本をいったん閉じて辞書を引かなくてはいけません。これってけっこうストレスなんです。
しかし、「ALL IN ONE」はその必要がないのです。私は1ヶ月にわたって「ALL IN ONE」をやってきましたが、わからないなと思った単語には百発百中で和訳がついてます。
もちろん、英語レベルによっては単語説明に不足を感じることがあるかもしれませんが、少なくとも私は非常に満足しています。
④文法の説明は短いのにわかりやすい
「ALL IN ONE」は文法の説明も書かれているので、文法書を買う必要がありません。
そして、その文法の説明がめちゃくちゃわかりやすいんです。
私はかれこれ30冊以上、英語の教材を読み込んできましたが、ここまで納得感のある英文法の説明が書かれているのは始めてです。
わかりやすくいえば「なんでここってこうなるの?」という疑問にピンポイントで答えてくれます。
たとえば、英語学習でつまずきやすい文法に過去完了形(had + 過去分詞)があります。けっこうややこしいですよね。
\具体例!/
The presidential candidate got off the bus and shook hands in turn with each of his loyal supporters, who had cheerfully greeted him.
大統領候補者はバスを降りて、にこやかに出迎えてくれた熱心な支持者達一人一人と順番に握手を交わしていった。
この例文を見て had 〜 greeted がどんな意図をもって使われているのかパッと理解するのはむずかしいですよね。
でも、以下の解説を見ればスパッと理解できます。
例文の「彼を出迎えていた」は「大統領候補がバスを降りて支持者と握手をした」という過去の時点までにすでに完了していた行為なので「過去完了形」が使われています。(中略)
「彼を出迎えていた」のがすでに完了していた行為であることを明確にするために過去完了形が使われているわけです。
どうでしょうか。
私はこの解説を読んで、これまで漠然と理解していた過去完了形が、ハッキリと理解できたことを実感しました。
英語の文法書って「ここでは過去完了形が使われます」と説明するばかりで、「なぜ過去完了形が使われるのか?」についての説明が書かれていないことが多いんですよね。
そういった本と比べても、「ALL IN ONE」の文法解説のわかりやすさは圧倒的です。
非常に少ない紙幅、少ない文章のなかで完結に説明しているところに、もはや感動すら覚えます。
⑤リスニング音声がナチュラルで速くて良い
「ALL IN ONE」にはリスニングCDがついておりまして、すべての例文が掲載されています。
このCDが良いのが、非常にナチュラルなスピードだということです。
英語の教材にありがちな「遅すぎる、ネイティブはこんなに遅く喋らないよ」という不満が一切ありません。
見方を変えれば速くて追いつくのが大変とも言えるのですが、音声スピードの速さはスマホアプリを使えば簡単に調節できるので問題なしです。
ただ、英文に対する和訳が吹き込まれてないのは残念。
つまり、英文しかCDには収録されていません。
ですから、音声CDだけで英文の理解を深めるのはむずかしいでしょう。
本を読み込んで例文をしっかり理解したうえで、音声CDを聞き流すという使い方がおすすめです。
⑥タスク管理シートがあるから毎日の習慣化につながる
もう一つ、「ALL IN ONE」の素晴らしいところが「学習進度表」がついていることです。
いわゆるタスク管理シートみたいなものでして、学習計画を立てるのにめちゃくちゃ便利。
「ALL IN ONE」にはCDが2枚ついているんですが、そのなかに「1日7例文の学習進度表」が収録されていて、それを使っています。
これをプリントアウトしてノートに貼り、毎日チェックをつけると完璧です。
このシートは、1日7例文を1つのセットにして、それを毎日続けるという目標でスケジュールが立てられています。
1日目から始まり、110日目まで。
つまり、4ヶ月ほどかけて1冊を完全に習得するという、かなり本気のスケジュールが組まれています。
「ALL IN ONE」は反復学習を推奨しており、1度読んだ範囲を何度も繰り返し学習する方法をくわしく紹介しています。ようするに、復習ですね。
英語学習をするときにありがちな「どの範囲をどれくらいの時間でやればいいんだろう?」という悩みは、このシートであっさり解決しちゃうわけです。
忙しい人向けに1日5例文のパターンもCDに収録されているので、ありがたいですね。
ALL IN ONEのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、ALL IN ONEのレベル・難易度について紹介します。
どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。
「ALL IN ONE」には、通常の「ALL IN ONE」の他に、1つ下のレベルの「ALL IN ONE Basic」があります。
本章では、上記2冊についてレベル・難易度を紹介しましょう。
ALL IN ONE Basic
- 前提となるレベル:中学レベルの英語力【高校受験の偏差値45】
- 対象者:共通テストレベルで8割、MARCHや関関同立レベルを目指す人
- マスター後の到達レベル:上記大学の英単語及び英熟語が怖いものなしになる【偏差値60前後】、英検でいうと二級、TOEICでいうと500~600点レベルに到達できる
前提となるレベル:中学レベルの英語力
「ALL IN ONE Basic」を使うための前提レベルとして中学レベルの英語力を覚えている必要があります。
これらの基本単語を覚えていなければ、「ALL IN ONE Basic」に載っている単語を覚えようとしても英語が読めないでしょう。
英文法なども自信がない方は、以下の3冊のどちらかで英文法の基礎をたたきこんでからも遅くはないと思います。
- 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
- 総合英語Evergreen
- 高校英文法をひとつひとつわかりやすく
時間がない方は1番下の「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」を選べばよいでしょう。
1~2週間程度で高校英文法をマスターすることができます。
対象者:共通テストレベルで8割、MARCHや関関同立レベルを目指す人
「ALL IN ONE Basic」を使うべき人は共通テストレベルで8割、MARCHや関関同立レベルを目指す人です。
マスター後の到達レベル:偏差値60前後/英検では二級/TOEICでは500~600点レベル
次に「ALL IN ONE Basic」をマスターした後の到達レベルですが、難関大学の英単語及び英熟語が怖いものなしになります。
英検でいうと2級、TOEICでいうと500~600点レベルに到達できます。
偏差値で言えば、60前後を目指すことができます。
このレベルまで覚えると、ほぼ英文を左から右に読み進めていけるなーという感じになっているのではないでしょうか。
ALL IN ONE
- 前提となるレベル:大学受験基本英単語を覚えた人【速読英単語必修編、システム英単語、ターゲット1900、キクタン4000など】
- 対象者:東大や早慶といった最難関大学受験者。英検準一級やTOEIC、TOEFLで高得点を目指す人【偏差値60以上】
- マスター後の到達レベル:上記の最難関大学の英単語及び英熟語が怖いものなしになる。英検でいうと準一級、TOEICでいうと600~780点レベルに到達できる
前提となるレベル
「ALL IN ONE」を使うための前提レベルとして大学受験基本英単語を覚えている必要があります。
この基本英単語とは、以下の英単語帳に収録されているレベルの英単語です。
- 速読英単語必修編
- システム英単語
- ターゲット1900
- キクタン4000
「ALL IN ONE Basic」でも紹介しましたが、基礎英文法に加えて、「ALL IN ONE」を進めていくなら、これらの基本単語を覚えていなければ、「ALL IN ONE」に載っている単語を覚えようとしても英語が読めないでしょう。
もしこれらの単語帳をまだ覚えていないという人は先に「ALL IN ONE Basic」に取り組んでも良いかもしれません。
対象者:東大や早慶といった最難関大学受験者/英検準一級やTOEICで高得点を目指す人
「ALL IN ONE」を使うべき人は大学受験生で言えば、主に東大や早慶といった最難関大学受験者向けであり、中堅国公立やGMARCHや関関同立などの大学受験者には必要ありません。
それらの大学の入試では「ALL IN ONE」に収録されている単語を覚えていなくても十分合格が可能だからです。
偏差値で言えば、60以上の方はこの英単語帳が最適だと思います。
もし、MARCHや関関同立レベルを志望の方で合格まで最短距離でいきたい、という方は、「例文暗記型」の「英単語WIZ」がおすすめですよ。
「英単語WIZ」はマイナーな英単語帳なので、知らない人も多いですが、Z会文庫から出版されており、隠れた名書です。
マスター後の到達レベル:最難関大学レベル/英検なら準一級、TOEICなら600~780点
次に「ALL IN ONE」をマスターした後の到達レベルですが、先ほど言った東大や早慶といった最難関大学英単語および熟語を覚えることができ、受験本番でこれらにおくすることはなくなります。
このレベルまで覚えると、英文を左から右にスラスラ読み進めていけると思います。
関連記事
ALL IN ONEの口コミ・評判【利用者の声を徹底レビュー】

今までの内容を踏まえて、「ALL IN ONE」の世間での口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ・評判だけでなく、悪い口コミ・評判も紹介しているので「ALL IN ONE」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
良い口コミ・評判
まずは良い口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ・評判①:この1冊をこなせば、英語はほぼ全て対応可能だと思います
レビュータイトルに書いている通りです。私はこの本を購入して8ヶ月がたちます。この本の勉強を500時間はやってると思います。私は勉強の効率がいい方ですが、この本のはかなり難しく感じます。もちろん、私が受験から10年以上英語の勉強に遠ざかっていたことも原因としてあげられますが・・・。
最近は英語のドラマも何となく聞き取れるようになってきました。(同時字幕があればの話ですが。)
かなり根気がいりますが、この本を一冊極めることが英語力の向上につながると思います。覚悟が必要ですが、本気で英語を極めようと思う人はこの本を一冊極めればよいのではないでしょうか。私はあと2ヶ月から4ヶ月ほど勉強すれば、この本をだいたいマスターできる計画になっています。本当に覚悟が必要ですが、得られるものも大きいと思います。英語力の乏しい人は、この本をマスターするのに1年かかることを覚悟したほうがいいかもしれません。もちろん、一つのテキストのみを使用したほうが繰り返しの勉強効果が得られますので、何冊も使用して英語を勉強するより最終的に効率的で効果的だと思いますよ。あと、この本を使うなら、アプリ版とインターネット版を使用しいつでも音を確認するのがおすすめです。最高にして最難の参考書で一緒にレベルアップしましょう。
【追加分】
本日久しぶりに仕事に関する英語の文章を読んでみましたが、だいたいの文章を読めるようになってました。仕事の専門用語はさすがにわかなかったですが、効果を実感してます。というか、AIOの文章構造は難しいので、普通の英文を読んだら簡単に感じるかもしれません。(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判②:ひと目見てこれだと
最初の購入は10年以上前です。今は多くの点で改良が加えられ、再度購入しました。最初に購入したのは、私が某国立大学を卒業して10年以上してから英語の基本をきちんと学ぶ必要性に迫られた時期です。仕事を続けながらすき間時間を利用しての学習です。
文法、長文、リスニングを別々に問題集でコツコツ勉強するよりは、少々辛くても(?)実力がつく方が良いと考えていたところ、このテキストを見てこれこそが自分の求めるものだと直感的に思いました。書かれていたとおり4ヶ月半でやり終えるため、通勤途中などにCDを聞いたり、覚えたフレーズを歩きながら頭の中で反芻したり(せっかく覚えたフレーズを忘れてしまうのを防ぐため)と、あとで考えるとかなりの時間と労力を割いたようにも思いますが、多種多様な内容の英文のおかげで飽きさせず楽しく学習できました。
いろいろ予定が入ってしまい挫折しないために、なるべく前倒しで(時間がとれる日は一日3個のところ10個以上)暗記するのが達成のコツだと思います。おかげで大学のセンター試験で95%くらいは得点できるようになり、英語の基礎力についてかなり自信がつき、やってよかったとしみじみ思います。
人にも勧めて、知人がこのテキストを気に入って欲しいとのこと、今回購入したものはまず知人に贈りました。(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判③:センター英語(筆記)が133→194
とても良い本です。浪人時代この本を一年やり続けて多読するとセンター英語(筆記)が133→194と飛躍的に伸びました。ただ発音・アクセント・英作文・リスニングは別で対策したほうがいいかもしれません。
そして唯一の弱点は本があまり丈夫ではないところですかね…(引用:サクキミ英語調査)
評価や口コミを見ている限り、かなり難しいけどそれだけ勉強する価値がある一冊って感じの口コミが多いですね。
「ALL IN ONE」は相当難易度が高いですが、達成したら、他の受験生が太刀打ちできない程、英語力が向上していると思います。
悪い口コミ・評判
続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。
悪い口コミ・評判①:文法解説が載っているDUOのような本
DUOよりは単語や熟語の関連事項が少ない分、文法解説がついているので、文法に不安がある人にオススメです。DUOと比べると、例文が長めですので、読むのに不安がある人はDUOやbasicにするといいと思います。
英文に/が付いているのですが、これがあることで無意識に文章を区切ってしまうので、読みづらくなってしまう印象です。/は赤ファイルで隠せますし、慣れてくれば無視して読むことができるようになります。
(引用:サクキミ英語調査)
悪い口コミ・評判②:もう少し解説が充実していれば5つ星ですね
語い、文法、構文などなど一度に学べる贅沢さ、網羅性の魅力を感じて購入しました。実際にやってみるとボリュームの割りに(分厚い)、解説の薄さが気になりました。独学に不慣れな初心者が簡単に扱えるものではありません。
取り上げられているポイントは良さそうなので、自分なりに辞書などを活用してアレンジすることが苦にならないのであれば効果はその人によって期待できると思います。コンセプトは素晴らしいので、もう少し解説が充実していれば5つ星ですね。
(引用:サクキミ英語調査)
悪い評価や口コミというより、難しいということですね(笑)
「ALL IN ONE」は評価や口コミを見ると全体的に評価が本当に高いです。
ただ、使える人は限られるので、自分のレベルに応じ「Basic」なのか、はたまた「DUO3.0」にするのかは決めた方が良いと思います。
全体的な口コミレビューは良かったです。
やはり、勉強するのは大変ですが、達成した時の効果は評価や口コミを見ると保証されているみたいですね。
一方で、レベルが高いので、英語の基礎がないと厳しいなど、イマイチな評価や口コミも一定数見られるので、自分に合ったレベルの参考書を選ぶようにしてください。
ただ、総括すると、内容的な評価はとても高い英単語帳となっていました。
唯一見られる欠点が、「レベルが高い」って感じですね。
「ALL IN ONE」の評価はかなり高いと言えます。
内容については、評価が高く、購入しても絶対損はしない英単語帳となっていること間違いなしです。
ALL IN ONEがおすすめできる人・できない人

今までの内容を全て踏まえ「ALL IN ONE」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。
ALL IN ONEがおすすめできる人
- DUOよりも若干難しい例文型単語帳を探している人
- 例文暗記と文法の復習を同時にやりたい欲張りな人
- 単語も文法も現役のときに勉強してきた、時間をたっぷり取れる浪人生
- 英語に自信がある現役生
1.DUOよりも若干難しい例文型単語帳を探している人
うまく使いこなせれば最高レベルで効率のよい学習を進めていくことができる反面、消化するのはDUOの比ではないくらい大変なので、誰にでもおすすめできる参考書ではありません。
例文の1個1個がDUOより長いことに加え、1ページあたりの情報量が非常に多いため、この本を消化するのはDUOの比ではないくらい大変です。
ただ、「DUO3.0」レベルも覚えてしまって、本当に難しい英単語帳を探しているという方にはおすすめです。
「ALL IN ONE」を覚えたら、他の受験生に大学受験英語では負けなくなると思います。
2.例文暗記と文法の復習を同時にやりたい欲張りな人
「ALL IN ONE」は、419個の例文を学習していくことで、単語、熟語、英文読解、英文法、英文解釈、英作文、リスニングなど、すべての英語力を1冊で勉強できちゃいます。
そのため、例文暗記と文法の復習を同時にやりたい欲張りな人には「ALL IN ONE」1択で良いと思います。
3.単語も文法も現役のときに勉を強してきた、時間をたっぷり取れる浪人生
また、単語も文法も現役のときに勉強してきた、時間をたっぷり取れる浪人生にもおすすめです。
時間がたっぷり取れない方は他の「英単語帳」、「英文法の参考書・問題集」探した方が良いでしょう。
4.英語に自信がある現役生
英語に自信がある現役生も取り組むと他の受験生に負けなくなると思います。
具体的には以下の条件を満たしているのであれば、チャレンジしてみることをおすすめします。
- すでに偏差値60オーバー、もしくは共通テストレベルなら8割以上は取れる
- 受験本番までそれなりに時間が残っている
上記の人なら、すでに文法や単語の基礎は固まっているはずなので、復習感覚で効率よく「ALL IN ONE」を活用していけるはずです。
ALL IN ONEがおすすめできない人
- GMARCHや関関同立レベルまでの大学を志望している人
- 受験までに時間がない人
1.GMARCHや関関同立レベルまでの大学を志望している人
GMARCHや関関同立レベルまでの大学を志望している人にはおすすめしていません。
GMARCHや関関同立レベルまでの大学を志望している人に「ALL IN ONE」の英単語レベルは必要ありません。
覚えている時間が無駄になってしまいます。
「ALL IN ONE」と同じようなタイプの例文暗記型の英単語帳を探しているのでれば、以下の2冊がおすすめ。
- 「英単語WIZ」⇒MARCHや関関同立レベル
- 「DUO3.0」⇒早慶以上(東大、京大も含む)
上記の2冊ならば、「ALL IN ONE」程時間もかからないし、語彙暗記、リスニング、文法力、作文力など、すべての能力を伸ばせます。
2.受験までに時間がない人
「ALL IN ONE」は、得られる単語の質や量は良いですが、しっかり単語を拾って取り組むには時間がかかります。
そのため、受験までに時間がない人にはおすすめではありません。
もし受験まで時間がない方は、関連記事『大学受験で偏差値40から3ヶ月で逆転合格できる塾・予備校14選|MARCHも』をご覧ください。
その他の英単語帳を知りたい方は、関連記事『大学受験の英単語帳おすすめ30選【レベル・偏差値・タイプ別に比較】』をご覧ください。
ALL IN ONEの効果的な使い方・覚え方【効率的な勉強法】

では、ALL IN ONEを使ってみようかなと思う方に、ALL IN ONEの効果的な使い方を紹介しておきます。
使い方1:英単語とその意味を覚える
まずは、100個くらいを目安に英単語に目を通しましょう。
そして、1週間の間に何度も英単語に目を通すことで決めた範囲を覚えましょう。
また、その際に「ALL IN ONE」専用のCDも活用することでより効率よく英単語を覚えることができるでしょう。
正直、通勤通学中に音声CDを聞いていたら、自然と覚えていると思います。
大学受験英語での音読の効果と正しいやり方を知りたい方は、関連記事『大学受験英語での音読の効果と正しいやり方【継続のコツ・メリットも紹介】』をご覧ください。
使い方2:復習テストをする
1週間経ったら、1週間で覚えた範囲の復習テストをしましょう。
その際に、間違えた単語にはチェックをするなどして自分が間違えたことがわかるようにしましょう。
そして、間違えた単語は定着するまでさらに復習をしましょう。
使い方3:1と2を繰り返す
1と2の過程を繰り返しましょう。
そして、全ての英単語を暗記し、わからない単語がない状態にしましょう。
英単語の覚え方について知りたい方は、関連記事『大学受験で高校生に役立つ英単語の覚え方7選【覚えられない人必見】』をご覧ください。
ALL IN ONEが終わったら?【次は何やる?】

最後に、ALL IN ONEが終わったら次に何をするべきか紹介しておきます。
下記のパターンが考えられます。
①英文解釈の勉強を始める

「ALL IN ONE」のみで充分な英単語力です。
東大、京大、早慶にも受かることも難しくないはずです。
そのため、英単語を覚えたあなたは、英文解釈の勉強を始めましょう。
もし並行して「英文解釈」の勉強していたあなたはそのまま継続で問題ありません。
しかし、これから英語長文問題にチャレンジするという方で、まだ「英文解釈」の勉強をしていない方がいれば、まずは、「英文解釈」の勉強をすることをおすすめします。
英文解釈を勉強しない方と勉強した方では、その後の偏差値の伸びに差が出ます。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
②英語長文問題にチャレンジ

「英文解釈を勉強する時間がない」、「英文解釈は並行して勉強していた」という方は、英語長文問題に取り組みましょう。
大学受験英語に合格するためには、英単語を覚えただけでは絶対受かりません。
英語長文問題が解けた始めて、志望校に合格できます。
「ALL IN ONE」を覚えれば、英単語はもう充分だと思うので、英語長文問題にチャレンジしてみてください。
③英熟語を覚える

「英単語」を覚えたら、次は「英熟語」を覚えてください。
受験生の間で「英単語」は覚えたけど「英熟語」は覚えてないという方は本当に多いです。
そして、以下の記事でも書きましたが、「英熟語」を覚えた時点で大学受験英語は勝ち組といって私は良いと思っています。
大学受験で高校生に役立つ英単語の覚え方を知りたい方は、関連記事『大学受験で高校生に役立つ英単語の覚え方7選【覚えられない人必見】』をご覧ください。
ただ1点注意点があり、「英熟語」を覚えるのは「英文解釈」と「英語長文問題」が終わってからです。
正直、英熟語を完璧に覚えていなくても大学に受からないということはありません。
「英熟語」は他の受験生に差をつけるものと思ってください。
④過去問を解いてみる

「ALL IN ONE」が終わったら、過去問を解いてみても良いかもしれません。
サクキミ英語でおすすめしている過去問・赤本の使い方を知りたい方は、関連記事『過去問・赤本の使い方』をご覧ください。
⑤英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英単語を覚えたらある程度の基礎はあると思います。
このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばし、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や英語長文問題を解くという偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。
最も効率的な時間の使い方が可能になります。
下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
ALL IN ONEを覚えて大学受験英語を勝ちに行こう

「英単語」は大学受験英語の基本であり、最も差がつくところと言っていいでしょう。
「英単語」は覚えたら覚えただけ大学受験英語で有利なのは間違いありません。
そしてALL IN ONEは大学受験英語の単語帳として間違いないと思います。
「ALL IN ONE」を覚えて、素敵なキャンパスライフを送ってください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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