- 1 システム英単語Premium(語源編)とは
- 2 システム英単語Premium(語源編)のボリューム(単語数)・概要
- 3 システム英単語Premium(語源編)の特徴・メリット
- 4 システム英単語シリーズのレベル・難易度
- 5 システム英単語Premium(語源編)のレベル・難易度
- 6 システム英単語シリーズ(その他)の紹介
- 7 システム英単語Premium(語源編)をおすすめできる人・できない人
- 8 システム英単語Premium(語源編)の評価(評判)・口コミ
- 9 システム英単語Premium(語源編)の効果的な使い方と覚え方(勉強法)
- 10 システム英単語が終わったら?(次は?)
- 11 システム英単語Premium(語源編)でTOEICや英検単語もカバーできる?
- 12 最後に
システム英単語Premium(語源編)とは
今回紹介するのは、大学受験英語の英単語帳でも意外と知らない人が多いシステム英単語シリーズの『システム英単語Premium(語源編)』です!
『システム英単語』は、”実際に出るかたち”で覚えられる受験に特化した英単語帳”です。
難関大学受験生に圧倒的に支持されています。
『システム英単語』には代表的なもので、以下の4つのシリーズがあり、自分のレベルに合わせて勉強が可能です↓
- システム英単語Basic
- システム英単語
- システム英単語Premium(語源編)
- システム英熟語
ちなみに、『システム英単語』について詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧ください↓
システム英単語とは今回紹介するのは、大学受験英語の英単語帳でも難関大学受験生に支持されているあまりにも有名な名書『システム英単語』です! 『システム英単語』は、”実際に出るかたち”で覚えられる受験に特化した英単[…]
はじめに言っておくと、この『システム英単語Premium(語源編)』は通常の『システム英単語』とは少し違います!
『システム英単語Premium(語源編)』は「語源で覚える」ことにフォーカスしたバージョンです。
一般的な英単語帳はレベルで英単語が分けられています。
一方、『システム英単語Premium(語源編)』は「語源」ごとに分かれているので、とても暗記の効率が良いんです。
例えば「less」で終わる単語でまとめてあったり、「dis」から始まる単語がグループ化されていたり。
関連の無い単語を無作為に覚えていくのがニガテな受験生には、ぴったりな1冊といえるでしょう。
ただ、1点注意点として、ミニマルフレーズや例文がついていないので、単語の使い方が分からないのが難点。
ちなみに、私は『英単語帳』と言っても、以下の5つのタイプがあると思っており、自分に合ったタイプを選ぶことをおすすめしています↓
- 単語列挙型(ターゲット、単語王など)
- フレーズ暗記型(システム英単語など)
- 例文暗記型(DUOなど)
- 長文読解型(速読英単語など)
- 語源型(システム英単語 Premiumなど)
簡単に5つのタイプについて説明しておきます↓
英単語帳のタイプ | メリット | デメリット |
単語列挙型 | 単語だけを暗記していくのに最適! シンプル | 目立った特徴がなく、1冊目には少し不向きな単語帳が多い |
フレーズ型 | 試験に出やすい形で複数の単語をフレーズとして記憶していくので、一気に得点が上がる | 情報量が多い |
例文暗記型 | 例文を1個覚えるだけで複数の単語を同時に覚えることができる | 情報量が多く、覚えるのが少し大変 |
長文読解型 | 大学受験で最も大切な長文読解力を養いつつ、単語も覚えることができる | 1冊目として使うと単語が覚えにくい |
語源型 | すでに単語力がある人にとっては、知識を整理することができる | ある程度単語を覚えていない人には不向き |
ちなみに、5つのタイプについて、は詳しくは以下の記事を参考にしてください↓
はじめに大学受験の英語で英語長文問題や英文法・語法、英作文の基礎となってくるのが英単語です。 英単語は誰もが覚える分野ですし、必ず勉強するでしょう!なので、誰もがどの英単語帳を選べば良いのか迷いますよね[…]
システム英単語Premium(語源編)は語源型
では、『システム英単語Premium(語源編)』はどのタイプか。
答えは、もうお分かりだと思いますが『語源型』です!
『語源型』の英単語帳は大学受験英語の英単語帳だと、この『システム英単語Premium(語源編)』しか知らないです!
ここで、この記事を読んでくださっている皆様に1つ質問です。
「英文法」や「長文読解」の問題演習はしているものの、「なぜか長文問題では得点できない」、「模試でも偏差値50前後でくすぶっている」なんて方もいるのではないでしょうか?
理由は何だと思いますか?
その理由は英単語を覚えていないからです。
極論ですが、英語長文問題は英単語を覚えていればいるだけ得点できます!
上記のような問題は『英単語を覚えれば全て解決できます!』
『システム英単語Premium(語源編)』はそんな悩みを解決してくれる英単語帳になっているのです。
この記事では、そんな『システム英単語Premium(語源編)』について以下の内容で徹底解説していきます↓
- 『システム英単語Premium(語源編)』のボリューム・概要
- 『システム英単語Premium(語源編)』の特徴・メリット
- 『システム英単語Premium(語源編)』のレベル・難易度
- 『システム英単語Premium(語源編)』がおすすめできる人・できない人
- 『システム英単語Premium(語源編)』の評価(評判)、口コミレビュー
- 『システム英単語Premium(語源編)』の効果的な使い方(覚え方)
- 『システム英単語Premium(語源編)』が終わったら次にするべきこと
個人的には、同時進行せずに「英単語」を覚えてから英語長文問題の勉強した方が良いと思います!
詳しいことは以下の記事で紹介していますよ↓
大学受験英語の勉強法の完全版になります↓
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また、『英単語』に関して、この記事の後に併せて読んでおくと良いでしょう↓
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また、『サクキミ英語』では、
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システム英単語Premium(語源編)のボリューム(単語数)・概要
『システム英単語Premium(語源編)』のボリューム(単語数)と簡単な概要を紹介します!
ボリューム(単語数)
- 掲載語数:1856語
- ページ数:298ページ
- 「出る順」や「レベル別」となっておらず『語源順』となっている
概要(内容)
『システム英単語 Premium(語源編)』は、掲載語数が1856語です。
必要十分な量を掲載しています。
しかし、「出る順」や「レベル別」となっていないので、単語帳を1冊しっかりやれば十分な多くの受験生にとっては、最適な1冊ではないかもしれません。
上記のように、補助的に使用するのがベストではないかと思います。
システム英単語Premium(語源編)の特徴・メリット
続いて、『システム英単語Premium(語源編)』の特徴・メリットについて紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです↓
- 特徴1:早慶レベルの難しい単語も語源から推測できるようになる
- 特徴2:シンプルな構成で覚えやすい
- 特徴3:理解を助けるイラスト多数掲載
- 特徴4:語源の切り口から物事を見つめるMINI LECTURE
- 特徴5:接頭辞、接尾辞、語根の意味を知って語彙力増強
特徴1:早慶レベルの難しい単語も語源から推測できるようになる
『システム英単語 Premium(語源編)』は、早慶レベルの英語入試問題で十分な単語力を身につけたい人にオススメな単語集です。
システム英単語にはこの他にも普通のバージョンの単語帳が発売されていますが、『システム英単語 Premium(語源編)』では掲載されている英単語のレベルが少し難しくなっています。
『システム英単語 Premium(語源編)』の場合は、掲載されている英単語がすべて語源でまとまっていて、その単語がどういう意味を持っているかを、単語に含まれるアルファベットなどから推測することが可能です。
普段はあまり意識することがない語源についての知識ですが、『システム英単語 Premium(語源編)』を使ってしっかりマスターすれば早慶レベルの英単語も語源から推測できる力が身につくはずです!
特徴2:シンプルな構成で覚えやすい
接頭辞、接尾辞、語根で章が分かれており、それぞれの意味を知って、それをもとに単語の意味を推測しながら覚えられるよう構成されています。
左側に単語、右側に意味と語源の説明というシンプルなレイアウトになっています。
同義語や反義語が掲載されている点も学習者に嬉しいポイントです。
特徴3:理解を助けるイラスト多数掲載
また、セクションの最初にイラストが入っているものもあり、イメージがつかみやすくなるよう工夫がされています。
各単語の意味は赤字になっているので、付属の赤シートで隠して暗記学習することもできます。
特徴4:語源の切り口から物事を見つめるMINI LECTURE
セクションの間に掲載されているコラム『MINI LECTURE』も、語源に関する深い知識が身につく素晴らしい内容となっています。
特徴5:接頭辞、接尾辞、語根の意味を知って語彙力増強
接頭辞、接尾辞、語根の種類がとにかく多く、解説が丁寧なので、一通り学習すれば、かなりの語彙力が身につくでしょう。
本書に収録されている単語の意味をただ丸暗記するのではなく、接頭辞、接尾辞、語根の意味を覚えることになるので、さらなる語彙力増強に役立ちます。
また、巻末のインデックスを使って辞書のように接頭辞などを調べることも可能です。
学習時に気になった単語の接頭辞の意味を調べて覚えるという使い方もできます。
システム英単語シリーズのレベル・難易度
以下の『システム英単語』の2冊についてレベル・難易度について紹介します!
結論は以下の通り↓
- システム英単語Basic:高校基礎レベル~旧センター試験レベル(偏差値~50)
- システム英単語:関関同立やGMARCH、早慶、旧帝大以上の大学を目指す人(偏差値50~65)
システム英単語Basic
結論から言うと、以下の通りです↓
- 【前提となるレベル】中学レベルの英語力
- 【対象となる人】高校基礎英単語を覚えたい人(偏差値50以下)
- 【マスター後の到達レベル】日東駒専・産近甲龍・旧センター試験レベルに到達
前提となるレベル:中学レベルの英語力
前提となるレベルとしては、中学レベルの英単語は必要です!
フレーズを暗記していく時に中学レベルの英単語、英文法も覚えていないと厳しいです。
『eat⇒食べる』、『ate⇒食べるの過去形』くらいの中学レベルの英単語は最低限必要です!
英文法に自信がない方は、以下の2冊のどちらかで英文法の基礎をたたきこんでからも遅くはないので、まずは英文法の基礎も勉強しましょう↓
- 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
- 総合英語Evergreen
『総合英語Forest(フォレスト)7th Edition』と『総合英語Evergreen』について詳しく知りたい方はこちら↓
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対象となる人:高校基礎英単語を覚えたい人
大学入試の英単語帳として次に紹介する「システム英単語(改訂版)」や「速読英単語必修編」、「ターゲット1900」といった有名な英単語帳がありますが、これらはどれも前提レベルとして高校基礎英単語を覚えていることが必須であり、これらは上記の単語帳には収録されていません。
もし高校基礎英単語を覚えていない状態で、上記の単語帳を覚えても英語を読むことができないでしょう。
なぜなら高校基礎英単語の方が上記の単語帳に収録されている単語よりもはるかに頻出度が高いためです。
なので、もし上記の単語帳に取り組みたいと思っているのであれば、まずは『システム英単語Basic』を完璧に覚えるようにしましょう!
偏差値50以下
偏差値で言えば、50以下を目安にすると良いでしょう!
マスター後の到達レベル:日東駒専・産近甲龍・旧センター試験レベルに到達
マスター後の到達レベルとしては、日東駒専・産近甲龍・旧センター試験レベルに到達できるでしょう!
偏差値55前後
偏差値で言うならば、55前後は到達できると思います!
システム英単語
結論から言うと、以下の通りです↓
- 【前提となるレベル】Basic版レベルの英単語力(偏差値50以上)
- 【対象となる人】関関同立やGMARCH、早慶、旧帝大以上の大学を目指す人
- 【マスター後の到達レベル】上記の大学入試に合格できる単語力を身に着けることができる
前提となるレベル:Basic版レベルの英単語力(偏差値50以上)
『システム英単語』の前提レベルとしては、Basic版レベルの英単語力です!
偏差値50以上
偏差値で言えば、50以上は最低でも欲しいです。
対象となる人:関関同立やGMARCH、早慶、旧帝大以上の大学を目指す人
対象となる人は、関関同立やGMARCH、早慶、旧帝大以上の大学を目指す人です!
特に偏差値が55~60の人や上記記載の大学を目指す人は絶対にマスターしていただきたいし、そのような人にはこの単語帳を覚えておくことをおすすめします!
マスター後の到達レベル:関関同立やGMARCH、早慶、旧帝大以上の大学合格
『システム英単語』をマスターすれば全部の英単語を覚えれば、東大・京大・早慶の入試に対応できる単語力を身に着けることができます!
偏差値65前後
偏差値で言えば、65前後には到達可能だと思います!
単語学習を終えた後、英語長文の問題集や過去問を解いていくうちに知らない単語に出会うと思います。
ちなみに、さらにこれより難しい最上級レベルの英単語帳を探している人には以下の3冊がおすすめです↓
- 鉄壁
- 単語王
- DUO3.0
上記3冊についても解説記事を用意しています↓
[鉄壁]鉄緑会東大英単語熟語とは今回紹介するのは、大学受験英語の英単語帳でも最上級難易度を誇る『[鉄壁]鉄緑会東大英単語熟語』です! タイトルに「東大」とついていますが、決して東大を受験する人だけにしか使えない[…]
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システム英単語Premium(語源編)のレベル・難易度
では、システム英単語関係の説明は終わったので、本題の『システム英単語Premium(語源編)』のレベル・難易度について紹介しましょう!
結論から言うと、以下の通りです!
- 【前提となるレベル】システム英単語を終わらせたレベルの英単語力(偏差値60以上)
- 【対象となる人】単語を理屈で覚えたい受験生、すでにかなりの語彙力があるが、息抜き的に理屈を知っておきたい受験生(偏差値60以上)
- 【マスター後の到達レベル】早慶、旧帝大、東大・京大以上の大学の英単語について意味が推測できるようになる
前提となるレベル
前提となるレベルとしては、システム英単語を終わらせたレベルの英単語力です。
基本的に、単語は語源で覚えよう!みたいなことを言ってくる人を信用するべきではありません。
語源で覚える単語帳では、基本的に以下のような説明をしてきます↓
foot(足)を意味する単語として、ラテン語ではped、ギリシャ語彙ではpodというものがあります!pedal(ペダル)やpedestrian(歩行者)という英単語は、足を使ってホゲホゲするイメージから派生して生まれた英単語なんだよ!
でも、これを聞いて「なるほどな〜!」と思う人は、すでにpedestrian(歩行者)とかpedal(ペダル)という単語を知っている人に限られるんじゃないでしょうか。
そもそもの単語を知らない人が語源のことを意識し始めてしまうと、覚えることが余計に増えてしまい、効率がダウンしかねません。
語彙レベルがある程度まで高まった人にとっては話はべつ
ただ、語彙レベルがある程度まで高まった人にとっては話はべつです。
なっるほどな〜〜〜!!!!とテンションを上げつつ好奇心を満たしながら語彙強化していけるので、大学受験で合格するのは必然ですよ、みたいな態度で高等な学習を進めていけます。
対象となる人
対象となる人は、単語を理屈で覚えたい受験生、すでにかなりの語彙力があるが、息抜き的に理屈を知っておきたい受験生です!
先程も説明した通り、最低でも『システム英単語』が終わっている人です!
偏差値60
偏差値60以上を1つの目安にするのが良いと思います!
マスター後の到達レベル
『システム英単語Premium(語源編)』をマスターすれば、早慶、旧帝大、東大・京大以上の大学の英単語について意味が推測できるようになります!
早慶以上の受験問題は、市販されている英単語帳に掲載されていない英単語もバンバン出てきて、英単語の意味を推測する力が重要になってきます!
『システム英単語Premium(語源編)』はその単語の意味を推測する力を養うのに最適な1冊です!
システム英単語シリーズ(その他)の紹介
『システム英単語』には上記で紹介した3冊以外にもいくつか種類があるので、紹介しておきましょう!
紹介するのは以下の2冊です↓
- システム英単語TOEICテスト
- システム英単語メディカル
システム英単語TOEICテスト
TOEICスコアを上げるために必要な1320語を掲載しています。
システム英単語 TOEICテストには、単語が頻出度に載っているだけではなく、用法や連語関係も押さえているので、試験本番での回答力を身に付けることが可能です。
システム英単語メディカル
「システム英単語メディカル」は医・歯・薬・看護系学部の入試に対応するための特殊な一冊となっています。
医系の文脈に合わせた訳語・フレーズで,医学・保健トピックの英文読解におけるポイントを押さえた単語学習ができます。
収録語数は必修270語と上級医系350語です。
医学部受験生にはぜひおすすめしたい一冊です。
専門的分野の英語長文に登場する英単語を極めるには最適です。
システム英単語Premium(語源編)をおすすめできる人・できない人
では、上記の内容を踏まえ、『システム英単語Premium(語源編)』がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます!
おすすめできる人
まずは、『システム英単語』がおすすめできる人について紹介していきます。
結論から言うと、以下の通りです↓
- 早慶以上志望で、すでに『システム英単語』を終わらせている受験生
- 単語を理屈で覚えたい受験生
- すでにかなりの語彙力があるが、息抜き的に理屈を知っておきたい受験生
早慶以上志望で、すでに『システム英単語』を終わらせている受験生
『システム英単語Premium(語源編)』は、頻出順というわけではなく、『語源順』で出題されるユニークな英単語帳です!
偏差値が低い受験生が使用すると、逆に効率が悪くなってしまうでしょう!
一方で、覚えたら英単語の意味を推測する力がつくので、難関大学受験生にはもってこいの1冊です!
単語を理屈で覚えたい受験生
『システム英単語Premium(語源編)』は理解できる人が読むと、なっるほどな〜〜〜!!!!とテンションを上げつつ好奇心を満たしながら語彙強化していけるので、大学受験で合格するのは必然ですよ、みたいな態度で高等な学習を進めていけます。
ですので、単語を理屈で覚えたい受験生におすすめです。
すでにかなりの語彙力があるが、息抜き的に理屈を知っておきたい受験生
前述の通り、『システム英単語Premium(語源編)』は効率的に英単語を覚えるには向いていません。
なので、すでにかなりの語彙力があるが、息抜き的に理屈を知っておきたい受験生におすすめです!
おすすめできない人
続いて、おすすめできない人についてです!
結論から言うと、以下の通りです↓
- システム英単語以上の単語力がない人
- ターゲットのような単語列挙型のような英単語帳が好きな人
システム英単語以上の単語力がない人
前述の通り、『システム英単語Premium(語源編)』は効率的に英単語を覚えていくことには向いていない上に、ある程度の語彙力がないと、効果を最大限発揮することができないでしょう!
なので、最低限『システム英単語』の単語力は覚えているようにしてください↓
『システム英単語』について詳しく知りたい方はこちら↓
システム英単語とは今回紹介するのは、大学受験英語の英単語帳でも難関大学受験生に支持されているあまりにも有名な名書『システム英単語』です! 『システム英単語』は、”実際に出るかたち”で覚えられる受験に特化した英単[…]
ターゲットのような単語列挙型のような英単語帳が好きな人
ターゲットのような単語列挙型のような英単語帳が好きな人にもおすすめはしていません。
『システム英単語Premium(語源編)』は語源からじっくりと覚える単語帳で、『ターゲット』は『キクタン』などと同じで効率を重視し、結論だけパッパッと覚えていくことが好きな方に合う単語列挙形式の単語帳になっています。
もし、語源で覚えるのではなく、『ターゲット』や『キクタン』のようなパッパッと覚えていく単語列挙型を望む方には、『ターゲット』や『キクタン』をおすすめします↓
『ターゲット』や『キクタン』について詳しく知りたい方はこちら↓
英単語ターゲット1900とは今回紹介するのは、大学受験英語の英単語帳でも最も有名な1冊で2020年1月に約8年ぶりに改訂され『大学入学共通テスト』にも対応した『英単語ターゲット1900』です! 『英単語ターゲッ[…]
キクタンとは今回紹介するのは、大学受験英語の英単語帳でも有名な「キクタン」です! キクタンとはアルクから出版されており、「英単語を聞いて覚える」という手軽さから人気を集め、シリーズ累計450万部を突破しました。[…]
また、英単語帳全般については、詳しくは以下の記事をご覧ください↓
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システム英単語Premium(語源編)の評価(評判)・口コミ
それでは、いよいよ、皆さんが1番気になるであろう、『システム英単語Premium(語源編)』の世間での評価(評判)、口コミについて紹介したいと思います。
良い評価(評判)・口コミレビュー
まずは、良い評価(評判)・口コミレビューを紹介します!
まとまりの良い単語集
単語は、なんらかの関連性と結び付けて覚えると忘れにくいし、少なくとも単語のイメージを呼び起こし易い。そんな観点で見て、接頭語別等で上手く単語群をまとめていると思う。なので、記憶に残り易い単語集である。
語源は、単語を覚えやすくするので、これまで意識していなかった学習者には超おすすめである。学習した人にも語彙増強は忘却との戦いなので、時々読み返すのに良い単語集だと思う。
高校生から使っても、全然OKなんじゃないかと思う。4000語の範囲から試験が出ます、とか言われて4000語きっちり覚えていられる人間なんていないんで、多目に学習して適当に抜け落ちて4000語て言う意識で良いんじゃないでしょうか。英語に関しては、受験は通過点と考えておいた方が、後の人生を有意義に過ごせると思うし。
このような本がもっと増えてほしい
多くの学校では英単語の語根を体系的に教わらず、単語帳には載っているとしてもバラバラに少しか載っていない。
あるとしても鉄緑会の単語帳や英検準1級、1級など、受験であればハイレベルなものにしか載っていない。
しかし本当は高校入学と同時くらいに単語の語根を覚え、単語を早く理解し、覚える速度を速めるべきなのだ(しかも語根を学ぶことは単語の構造を理解することなので忘れにくく、一生物の知識になる)。
その後で文法や読解を行う方が明らかに効率が良く、学習方法として優れている。
語根を学ぶことにより、英語を感覚と論理両方で理解しやすくなる。
確かに載っている単語のチョイスは受験のレベルとは離れるが、語根とそのバリエーションを幅広く載せており、さらにCDまで付いているのは良い。
語根を早く学ぶことで、その後の勉強が加速すること請け合いだ。
例文は要らない
レビューに見られるフレーズ付けろという指摘は的外れ。
語源から原義を知るのが最優先されるべきで、フレーズ付けたら見にくいだけ。
このプレミアムはシステム英単語で暗記しにくい単語を語源から理解し、語源に近くよく使われる訳語だけ暗記する為に辞書的に使うべき。
語源を知れば、派生語の意味で、元の単語の意味と全然違う意味を無闇に暗記する必要は無くなる。
他の単語帳を既にやったけど「まだ曖昧かな?」と思っている人が使うといいと思います
特徴を連ねていきます。
・例文がない
・CDが付いています。語源とその意味を言った後その語源が入った単語が読まれます。
・単語の意味は読まれないので注意。
・ところどころにハ〇ーポッターの呪文の話なんかがある。(もちろん語源の話)
以上です。
単語を覚えては忘れるを繰り返している人に向いていると思います。
『システム英単語Premium(語源編)』は覚えれば、難関大学を受験する人の中で一歩リードすることができそうですね!
悪い評価(評判)・口コミレビュー
続いて、悪い評価(評判)、口コミについて紹介していきます!
例文若しくはコロケーションがあれば最高だった
例文やコロケーションがないが故に「usage」を感覚的につかむことができず、「英単語帳」として価値が萎れてしまった。
コロケーション(フレーズ的なの)さえあれば完璧。
素晴らしいのだが
接頭辞や接尾辞を知ることにより単語が覚えやすくなりとても良い。
コラム的なのも面白い。
しかし例文が無いので使い方を辞書で調べなければならないことが欠点である。
例文又はフレーズ的なのがあれば間違いなく星5である。
『システム英単語Premium(語源編)』にフレーズが付くのを願うしかありませんね(笑)
評価(評判)・口コミまとめ
全体的な口コミレビューは良かったです。
やはり、勉強するのは大変ですが、『語源から学べる英単語帳』が他には存在しませんし、『CDがついている』ところが高評価に繋がりました!
一方で、今回のやはり例文やフレーズが欲しかったという口コミも一定数見られました!
ただ、総括すると、内容的な評価はとても高い英単語帳となっていました。
内容については、評価が高く、購入しても絶対損はしない英単語帳となっていること間違いなしです。
システム英単語Premium(語源編)の効果的な使い方と覚え方(勉強法)
本章では、『システム英単語Premium(語源編)』の効果的な使い方と覚え方(勉強法)について紹介します!
結論から言うと、以下の通りです!
- 覚え方1:語源ごとのグループごとに覚えていく
- 覚え方2:まずは白のマークの単語をマスターしていく
- 覚え方3:次に青のマークがついている単語(難単語)を覚えていく
- 覚え方4:CDを効果的に使い復習する
覚え方1:語源ごとのグループごとに覚えていく
語源ごとに単語がグループ化されているので、グループごとに覚えていきましょう。
語源の解説やイラストを参考にして、単語をイメージ化して覚えていってください。
そうすれば同じ語源の単語に出会ったときに、意味を推測できるようになります。
覚え方2:まずは白のマークの単語をマスターしていく
青のマークがついている単語は難単語ですので、まずは白のマークの単語をマスターしていきましょう。
覚え方3:次に青のマークがついている単語(難単語)を覚えていく
そこまで完璧になったら、青のマークの単語へと進んでいきます。
『システム英単語Premium(語源編)』には例文が無いので、「この単語、あんまり良くわからないな」と感じたら、辞書やインターネットを活用して、その語を深く学んでください。
覚え方4:CDを効果的に使い復習する
最後に、CDもついているので、正しい発音を聴いて音読を繰り返し、復習してください!
リスニングやスピーキングの力を伸ばすのも良いでしょう。
見て覚えるだけでなく、耳や口も使って覚えていくと、より記憶に定着しやすくなります。
音読の効果は最強という話皆さんは、英語長文問題の勉強において、音読はしているでしょうか?もし、音読はしていないという方がいたら、それはもったいないことをしています。 英語では、音読すると英語長文問題の点数を[…]
『英単語の覚え方』については、以下の記事も併せて読んでおくとおすすめです↓
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システム英単語が終わったら?(次は?)
最後に、『システム英単語Premium(語源編)』が終わったら次に何をするべきか紹介しましょう!
結論から言うと、以下の5パターンが考えられます↓
- 最高難易度の英単語帳を覚える
- 英文解釈の勉強を始める
- 英語長文問題にチャレンジ
- 英熟語を覚える
- 過去問を解いてみる
最高難易度の英単語帳を覚える
『システム英単語Premium(語源編)』はレベルが高いです!
なので、英単語を追加で覚える必要はありませんが、、時間がある方は、大学受験英語界のなかでも最高難易度の英単語帳を覚えるは良いかもしれません!
最高難易度の英単語帳は以下の3冊です↓
- 鉄壁
- 単語王
- DUO3.0
上記3冊についても解説記事を用意しています↓
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英文解釈の勉強を始める
『システム英単語Premium(語源編)』のみで充分な英単語力です!
東大、京大、早慶にも受かることも難しくないはずです!
なので、英単語を覚えたあなたは、英文解釈の勉強を始めましょう!
もし、並行して「英文解釈」の勉強していたあなたはそのまま継続で問題ありませんが、これから英語長文問題にチャレンジするという方で、まだ「英文解釈」の勉強をしていない方がいれば、まずは、「英文解釈」の勉強をすることをおすすめします!
詳しくは、以下の記事を参考にしてください↓
大学受験英語が全くできない偏差値40台の受験生へ!突然ですが未来の話をします。大学受験英語で偏差値70を超えると、その先どうなると思いますか? 高確率でどこの大学も合格することができる 良い大学に入ると異性からか[…]
また、英文解釈の勉強法や参考書・問題集について詳しく知りたい方はこちら↓
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英文解釈がいらないは間違い!よく、大学受験英語の勉強において、『英文解釈なんていらない!』と言われることがあります! 筆者しかし、これ間違いです! 『英文解釈』は、難関[…]
英語長文問題にチャレンジ
「英文解釈を勉強する時間がない」、「英文解釈は並行して勉強していた」という方は、英語長文問題に取り組みましょう!
大学受験英語に合格するためには、英単語を覚えただけでは絶対受かりません!
英語長文問題が解けた始めて、志望校に合格できます。
『システム英単語Premium(語源編)』を覚えれば、英単語は充分だと思うので、英語長文問題にチャレンジしてみてください!
「英語長文問題の解き方や勉強法」、「英語長文問題の参考書や問題集」について詳しく知りたい方はこちら↓
はじめに【英語長文問題で点数が取れない理由】皆さんは、大学受験の英語長文問題で点数は取れていますか?英語長文問題は、受験する大学のレベルが上がるほど、入試問題でも配点の大部分を占める重要な分野です。 しかし[…]
はじめに【英語長文読解に取り組む前に】英語長文読解の解き方にはコツがあります。 私は、 英単語 英文法 英文解釈 英語長文読解とある程度勉強を重ねてきましたが、なぜか思うよう[…]
はじめに皆さんは英語長文問題は得意ですか? 筆者この質問に自信を持って得意です!と言える方は、恐らく大学受験が受かるでしょう! なぜなら、大学受験は英語で合否が決まりま[…]
英熟語を覚える
『英単語』を覚えたら、次は『英熟語』を覚えてください!
受験生の間で『英単語』は覚えたけど『英熟語』は覚えてないという方は本当に多いです!
そして、以下の記事でも書きましたが、『英熟語』を覚えた時点で大学受験英語は勝ち組といって私は良いと思っています↓
大学受験英語が全くできない偏差値40台の受験生へ!突然ですが未来の話をします。大学受験英語で偏差値70を超えると、その先どうなると思いますか? 高確率でどこの大学も合格することができる 良い大学に入ると異性からか[…]
ただ、1点注意点があります!
それは、『英熟語』を覚えるのは、『英文解釈』と『英語長文問題』が終わってからです!
正直、『英熟語』の場合、完璧に覚えていなくても、大学に受からないということはありません。
英熟語なら、同じシステムシリーズの『システム英熟語』がおすすめです↓
ちなみに、『システム英熟語』についてさらにに詳しく知りたい方はこちら↓
システム英熟語とは今回紹介するのは、大学受験英語の英熟語帳でも1.2位を争う有名は熟語帳『システム英熟語』です! 『システム英熟語』は熟語によく使う基本動詞や前置詞、副詞等それぞれのグループに分類して、それぞれ[…]
『システム英熟語』が好ましくない人は以下の記事の中から選べば間違いないでしょう↓
はじめに【英熟語帳っているの?】10%この数字は何かわかりますか? この数字は、英熟語は覚えましたか?こう受験生に問いかけた時に「覚えました!」と答える割合です! そう。大学受験英語に[…]
また、『英熟語の覚え方』も以下の記事で解説しています↓
英熟語を覚えると偏差値70超え!?皆さんは、大学受験英語の勉強において、英熟語の勉強はしていますか? 膨大な量の単語に加えて、熟語も覚えなければならない・・・どうしても熟語は後回しになってしまいますよね。[…]
過去問を解いてみる
『システム英単語Premium(語源編)』が終わったら、過去問を解いてみても良いかもしれません!
過去問の使い方については、以下の記事を参考にしてください↓
過去問・赤本を解く前に皆さんは、過去問を有効活用していますでしょうか?過去問をただ何となく解いている人、特に明確な戦略がない人! 筆者あぶないです。過去問はその志望大学からのメッセージです。[…]
システム英単語Premium(語源編)でTOEICや英検単語もカバーできる?
『システム英単語Premium(語源編)』でTOEICや民間の試験を補うことができるかどうかについてご紹介していこうと思います。
結論から言うと補うことはできます。
『システム英単語Premium(語源編)』は上位のレベルの英単語も記載しているので、TOEICや民間の試験を勉強していく上で役に立ちます。
ただ、TOEICなどは癖のある問題というよりかは、本当に英語力がどれくらいあるのかを確かめる試験なので語根などを使ったりする場面は少なくなるかもしれません。
システム英単語TOEICテスト
TOEICに注力して勉強したい方は、同じ『システム英単語シリーズ』の中の『システム英単語TOEICテスト』を利用すると良いでしょう↓
最後に
いかがでしたか?
『英単語』は大学受験英語の基本であり、最も差がつくところと言っていいでしょう!
『英単語』は覚えたら覚えただけ大学受験英語で有利なのは間違いありません。
そして、『システム英単語Premium(語源編)』は大学受験英語の単語帳として間違いないと思います。
『システム英単語Premium(語源編)』を覚えて、素敵なキャンパスライフを送ってください!
皆さんが合格することを祈っています!
ではまた!