英語長文の本質的な読解力を鍛えたい受験生にとって、長年支持され続けている定番書が『英語長文問題精講』です。
難関大志望者を中心に、「文章の構造を正確に捉える力がつく」「入試本番レベルの英文に慣れられる」と高い評価を受けています。
単なる「問題集」ではなく、英文の論理展開を深く理解させる構成が特徴で、精読力・分析力をバランス良く育成できる一冊です。
一方で、「難易度が高く、使い方を間違えると挫折する」という声もあるため、正しいレベル感の把握と活用法がカギになります。
この記事では、『英語長文問題精講』の口コミや評判をもとに、レベル・難易度・効果的な使い方を徹底解説します。
難関大学合格を目指す受験生や、長文読解の最終仕上げに取り組みたい方は、ぜひ参考にしてください。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
英語長文問題精講とはどんな問題集?

まず、英語長文問題精講の基本情報から見ていきたいと思います。
英語長文問題精講の特徴
この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくことで、確実に読解力をレベルアップできる問題集となっています。
※他のレベルについても参考記事を書いているので、興味がある方は読んでみてください。
英語長文問題精講シリーズの構成と問題数
各レベルの構成と問題数は下記のようになっています。
入門英語長文問題精講
- 本冊:264ページ
- 別冊:104ページ
- 問題数:24題
基礎英語長文問題精講
- 本冊:304ページ
- 別冊:104ページ
- 問題数:40題
英語長文問題精講
- 本冊:272ページ
- 別冊:72ページ
- 問題数:60題
基礎と標準の問題数が多くなっています。
もし少しでも気になる方は数千円から将来に投資できるので、ぜひチェックしてみてください。
英語長文問題精講を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「英語長文問題精講」を深堀していきたいと思います。
英語長文問題精講のメリットを紹介しましょう。
①レベルが高い(難易度高め)
まず、全体的に言えることですが、レベルが高いです。
1番易しいレベルも「入門」と書いていますが、入門ではないのでは?というレベルの英文も混ざっています。
ただ、英語の外部検定利用入試の普及などにより、受験生に求められる英語レベルは間違いなく上がっています。
もっとも、だからといって入試問題で超難問というレベルの長文や設問が問われることは稀であり、仮にあったとしても合否には関わらないでしょう。
ただ骨のある、真の実力のつく高度な英文には数多く触れ、確固たる英語力・長文読解力をつけることは必須です。その点、本書は間違いなくその要請に応えてくれます。
②設問タイプが多岐にわたる
本文は入試問題の引用や抜粋ですが、設問についてはより受験生のためになるようかなり改変されています。
単なる内容一致問題は少なく、英文を題材にして、その中で語彙力・文法力・英作文力などを幅広く要請できるよう設問が工夫されています。
その設問レベルも多くは難しすぎない適切なものでとても勉強になります。
英語は入試における配点などを考えると最重要教科ですが「他教科含め勉強しなければならないことは多いこと」と「長文読解は復習まで考えるとかなりの時間とエネルギーを要すること」を考えると1つの長文から多くを学べる本テキストは大変貴重です。
③持ち運びが便利
持ち運びが便利という点も、かなり重要です。
長文問題集と言うと、やはり解説の詳しさが重視される関係でどうしても厚くなりがちです。
受験生はそれでなくとも時間がないのでスキマ時間を効率的に使いたいところです。
英語でいえば、スキマ時間は単語や熟語を覚えるということになりがちですが、単語帳・熟語帳を覚えるだけでは語彙力は不十分であり、勉強した長文の中に出てきたものも全て覚えるくらいの貪欲さが求められます。
その点、本書はコンパクトサイズなので混んだ電車でも開くことが可能ですので、使い勝手がとても良いです。
英語長文問題精講を利用するデメリット

メリットがあれば、デメリットもあります。
本章では「英語長文問題精講」のデメリットを紹介しておきます。
①大学受験レベルを超える難易度の高い英文も掲載されている
上記でも紹介しましたが「入門編」、「基礎編」、「標準編」と書いてあることとのギャップが大きく感じる難しい長文も少なからずあります。
内容面もそうですし、使われている単語や表現が受験レベルを超えた学術的な文章も含まれています。
判断は難しいですが、あまりにも難しいとやる気を失ったり、必要のないことに時間と労力をかけ、受験勉強全体を見たときに極めて非効率にもなりかねません。
後術するレベル・難易度を確認して、自分のレベルに合ったものを選ぶようにしてください。
②解説が薄い
解説が全体的に不十分という点も挙げられます。
言い方を変えれば、かなりの学力レベルの受験生にとって必要と考えられる解説のみが書かれているというイメージです。
掲載長文数が多いため、全てにつき詳細な解説は載せられないという問題はあると考えられます。
しかし、一部の設問にしか解説がない長文もあるので、場合によっては復習にかなりの時間がとられることにもなりかねないでしょう。
③音声CDもなく、ダウンロードもできない【入門編と基礎編は可】
英語長文問題精講は音声CDもなく、ダウンロードもできません。
音読は英語長文問題において最強の勉強法なので、これは大きなデメリットですね。
ただ、入門編と基礎編は19年ぶりに改訂され、音声ダウンロードができるようになりました。
そのため、どうしても音声を利用したい方は入門編か基礎編を利用してみましょう。
また、同レベルで音声がある長文問題集が欲しい方は「英語長文ハイパートレーニングレベル3発展編」がおすすめですよ。
音声もありますし、解説が非常に詳しいです。
英語長文問題精講シリーズのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、英語長文問題精講のレベル・難易度について紹介します。
どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。
入門英語長文問題精講
- 前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】
- 対象となる人:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:共通テストレベル攻略【偏差値50台後半以上】
前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】
「入門編」は、後術する「基礎長文問題精講」が出版された後に世に出たもので、大学受験生というよりも中学生を含め本当に入門編というレベル設定・構成になっています。
そのため、「入門編」は、大学受験英語初心者向けということです。
ただ、本書に取り組む前に、前提として大学受験標準レベルの英語力、偏差値で言えば50以上はないと厳しいということだけ理解しておいてください。
「大学受験標準レベルの英語力」「偏差値で言えば50以上」は「英単語」「英文法」「英文解釈」はある程度勉強しているレベルになります。
これら3つの知識がないと、「英語長文問題精講シリーズ」を勉強しても効果が半減してしまいます。
なぜなら、これら3つの知識がなければ英語長文を読むことはできず、取り組むだけ無駄だからです。
いくら優れた英語長文の参考書とは言えども、これらの知識がない人が取り組んでも長文が読めるようにはなりません。
もし上記の勉強が終わっていない方は、以下の記事を参考に自分のあった参考書で、まずは「英単語」「英文法」「英文解釈」の知識を習得しましょう。
対象となる人:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人
「共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人」となります。
本書に収録されているのは共通テストレベルの難易度の長文ですので、どこの大学を受験するにしても、ぜひとも読めるようにしておきたいレベルです。
このシリーズのうち、一番解説が丁寧で分かりやすい参考書ですので、「基礎」や「新装版」が難しいと感じた人はまずこれからやるといいでしょう。
勉強後の到達レベル:共通テストレベル攻略【偏差値50台後半以上】
「偏差値が50台後半に達する」そして「共通テストレベルの長文で安定して高得点が取れるようになる」ようになります。
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入門英語長文問題精講の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を解説
基礎英語長文問題精講
- 前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力(偏差値55以上)
- 対象となる人:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル(偏差値60以上)
前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力【偏差値55以上】
語彙力も文法力もある程度付いてきて、いよいよ英語長文問題を得点源にしたという受験生におすすめです。
基礎編とはいえ中身は入試問題の抜粋で構成されていますので、最低限の語彙力・文法力は必要でしょう。
偏差値で言うならば、偏差値55以上が目安となるでしょう。
対象となる人:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
勉強すべき対象となる方は、MARCH、関関同立レベル以上の大学を受験する人です。
MARCH、関関同立レベルになると、直訳してもよくわからない英文も出てくるので、本書で英語長文の練習をして、長文対策をしっかりしておくことをおすすめします。
勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル(偏差値60以上)
「基礎英語長文問題精講」をしっかりと勉強した後は、MARCH、関関同立合格レベルに達することができます。
偏差値で言うと60以上ですね。
このレベルになると、英文をスラスラと読むことができるというレベルになっていると思います。
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基礎英語長文問題精講の口コミ・評判は?レベル/難易度/使い方を評価
英語長文問題精講
- 前提となるレベル:偏差値60以上
- 対象となる人:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
- 勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル(偏差値65以上)
前提となるレベル:偏差値60以上
まず、前提となるレベルですが偏差値60以上は必須です。
本書のレベルはかなり高いので「最難関大学を目指すから難しいものに取り組まなければ」と焦り、実力がしっかりとついていない段階で取り組んでも効果はありません。
別のシリーズでも良いですが、同じシリーズの方が構成や解答解説の書かれ方など一貫していて使いやすいと考えられますので、入門ないし基礎から始めて最終的に本テキストに取り組むのが良いでしょう。
対象となる人:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
対象となる人は東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人です。
この参考書は最難関大学のレベルを目指す受験生やMARCH、関関同立には余裕で受かっておきたい、という方以外にはおすすめしていません。
中途半端に勉強しようとすると、時間の無駄になりますし、自身を喪失してしまうかもしれないからです。
自信がある方は取り組んでみましょう。
勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル【偏差値65以上】
この問題集を勉強すれば、大学受験英語で怖いものはなくなります。
東大、京大、早慶も合格圏内に入ってくるレベルを目指すことができるでしょう。
偏差値で言うと、偏差値65以上となるイメージです。
英語長文問題精講の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

今までの内容を踏まえ、「英語長文問題精講」の口コミ・評判を紹介します。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「英語長文問題精講」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
良い口コミ・評判
まずは良い口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ・評判①:標準レベルの学力がしっかりと固まり、次の段階に進みたい方に本当におすすめ
質の良い長文を積むことは、受験生にとって何よりも大切なことです。
この問題集の良い点を、下記の通りに挙げてみました。
・実際に大学で出題された問題で構成されている(一つの大学のみではなく、複数の大学で出題された問題で構成されてる)。
・構文の確認が出来る短文が最後についてくる。
・受験生に必要な単語や熟語が注釈つきで全て解説されている。
・質の高い問題が60題収録されている。標準レベルの学力がしっかりと固まり、次の段階に進みたい方に本当におすすめです。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判②:かなり優れた問題集、おすすめ
確かに英文そのものはハイレベルしかし興味をひかれる内容と筋が通った英文が多いので、不思議と読むが苦にならないと思います。
解説についてですが、このレベルの問題を解くような人にとってはこれくらいで調度いいんじゃないかな?ごちゃごちゃしてなくていいですかなり優れた問題集、おすすめ。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判③:簡潔な解説が合っていると感じた生徒にはおすすめ
難関大用。簡潔な解説が合っていると感じた生徒にはおすすめ。
学習の進んだ生徒向け。
具体的にはDuo、ビジュアル英文解釈1・2を自分のものにした後に臨む、など。
ただ、近年の傾向としてこれより若干読みやすく、かつ長い英文が多い。
(引用:サクキミ英語調査)
「英語長文問題精講」は、世間の評価はかなり高いようです。ただ、口コミを見る限り、やはりかなりハイレベルな問題集みたいですね。
悪い口コミ・評判
続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。
悪い口コミ・評判①:レベルが高い。基礎が出きていないとやる意味なし
あなたにはまだ早すぎると先生に怒られるくらい、しっかりとした基礎英語力がないと使い物になりません。
(引用:サクキミ英語調査)
悪い口コミ・評判②:音声がないのが残念
歴史に残る名著であるが、中原氏の本には音声が無い。
何度か出版社に電話したが、著者が要らないと言っていると聞いた。今時音声が無いのは時代遅れだ。
中身が素晴らしいだけに残念でならない。音声さえあれば、受験界では最高の参考書になるのに、実に惜しい。音声があれば、どれだけ学習効果が高いか、著者にもわかって欲しい。
(引用:サクキミ英語調査)
以上、口コミ・評判でした。
口コミを見る限り、かなりハイレベルですが、良問が多く、やり遂げられればかなり力がつきそうですね。
また、悪い口コミの中にCDを出して欲しいという口コミがありましたが、現在は19年ぶりに改訂され、入門編と基礎編は音声ダウンロードができるようになっています。
そのため、英語長文問題精講も音声がつくように改訂される可能性はありますので、気長に待ちましょう。
あなたも、ぜひ1度勉強してみて最上位レベルを目指してみてはどうでしょうか?
英語長文問題精講がおすすめできる人・できない人

今までの内容を踏まえ、「英語長文問題精講」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。
英語長文問題精講がおすすめできる人
- 東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生
- 偏差値60以上
1.東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生
東大、京大、早慶レベル最難関レベルの大学を目指す学生におすすめです。
この問題集は、最難関レベルの問題集です。
そのため、上記のような最難関レベルの大学を目指す学生は勉強しておくことをおすすめします。
個人的には、MARCH、関関同立レベル以上を受けるなら勉強しておくべきだと思います。
「英語長文問題精講」を勉強しておけば、MARCHや関関同立は余裕で受かるレベルに到達できると思います。
日東駒専までが志望校という方は勉強する必要はありませんが、MARCH、関関同立レベル以上を受験する人はぜひ、このレベルの問題集まで手を伸ばしておきましょう。
2.偏差値60以上
偏差値で言うならば、60以上ある受験生にはおすすめです。
偏差値60の学生が、この問題集を勉強して、偏差値65を目指すというイメージですね。
英語長文問題精講がおすすめできない人
- 志望校が日東駒専レベル
- 偏差値60未満
1.志望校が日東駒専レベル
志望校が日東駒専レベルの方は、この「英語長文問題精講」までは勉強する必要はありません。
「英語長文問題精講」を取り組むのであれば、「入門英語長文問題精講」か「基礎英語長文問題精講」を勉強しましょう。
2.偏差値60未満
また、偏差値60未満の受験生も、まだこの問題集を勉強するには早いです。
偏差値60未満の受験生は、基礎が完璧でない可能性が高いです。
基礎ができていない方は、以下の記事を読んでみてください。
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大学受験英語の基礎固めができる勉強法・やり方5選|参考書・問題集も
英語長文問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえて、英語長文問題精講を使ってみようかなと思う方に、英語長文問題精講の効果的な使い方について紹介しておきます。
サクキミ英語で考えた最も効率が良い勉強法だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
使い方1:ゴールを決める【計画を立てる】
いつまでにこの参考書をマスターするかのゴールを決めましょう。
このいつまでという期限を決めないと、人はどうしてもだらけがちになってしまいますが、期限を決めることで集中力を高め、効率よく勉強できます。
ですので、例えば高校3年生の方であれば「10月からは過去問演習に取り組みたいから夏休み中に長文演習を終わらせる」などと言ったようにゴールを決めましょう。
使い方2:問題を印刷・コピーする
さて、ここからは具体的な使い方ですが、まずは問題のページを印刷しましょう。
もし印刷せずに本紙に直接書き込んでしまうと、精読による復習や解きなおしができなくなってしまいます。
先ほどの述べたように、英語長文は同じ長文を何度も何度も復習することによってその成果を発揮します。
ですので復習ができるように、本紙には書き込まず、“必ず”問題文はコピーするようにしましょう。
使い方3:時間を決めて問題を解く
印刷が出来たら、早速解いていきます。
長文ごとに目標解答時間があるので、その時間内に解き終わるようにしてください。
ここでは、とにかく限られた時間の中で問題を解ききることを意識してください。
使い方4:解説を読む
問題が解き終わりましたら解説を読んでいきましょう。
この際に間違った問題に関しては、自分がなぜ間違っていたのか、そして正解するにはどのように文構造を把握すべきだったのかを解説を読んでしっかりと理解してください。
この際に、正解の選択肢だけでなく不正解の選択肢に関する解説もしっかりと読み、自分が問題を解くうえで引っ掛かりやすい場所などの弱点を見つけて克服することを意識してください。
使い方5:SVOCを割り振り精読する
いよいよここからが英語長文演習の醍醐味といえる勉強法です
ここでの精読と、次の音読をやり込むことによって長文読解力が“大幅”に伸びます。
むしろ、解説を読んで終わりという人はいつまでも経っても長文読解力が伸びることはありません。
具体的にどのように精読するかというと、長文1文1文全てにSVOCを割り振り、わからない英単語などは調べて、長文の全てを和訳できるようにするということです。
この際に、SVOCを割り振り終えたらそれがあっているか、SVOCが割り振られている巻末の長文ページを開いて確認しましょう。
そこで、自分が誤って把握していた文構造を正しく理解しなおすことを心がけてください。
ここで、誤ったままにしていると次の音読の際に、この誤った構文把握を身体に染み込ませていしまい、英文読解の際の大きな障害となってしまいますので、くれぐれもご注意を。
使い方6:音声CDがある場合は効果的に使い10回以上音読する
いよいよ最後のステップ「音読」です。
問題集の中には音声CDが無料で付属している場合も多いです。
そのため、音声CDを効果的に使いながら音読していきましょう。
もし音声CDがない場合はステップ5までを徹底して音読してみてください。
この長文を完全に理解した後に音読をすることによってあなたの長文読解力は飛躍的に向上します。
それはなぜかというと、音読することにより「音読をするスピードと同じスピードで英文を読める」ようになり、「頭の中で英語を日本語に訳さずに、英語を英語のまま理解できる」ようになるからです。
おそらくこれができるようになるまで少なくても10回は音読することになるでしょう。
できるようになるまで“音読を繰り返してください。
英語長文問題精講が終わったら?【次は何やる?】

最後に「英語長文問題精講」が終わったら次に何をすれば良いか紹介しましょう。
①レベル・難易度の高い英語長文問題集に取り組む

「英語長文問題精講」が終わったら「やっておきたい英語長文1000」を解いてみることをおすすめします。
最高レベルの英語長文問題集になります。
サクキミ英語でおすすめしている英語長文問題の参考書・問題集を知りたい方は、関連記事『おすすめの英語長文問題の参考書・問題集』をご覧ください。
②過去問を解いてみる

「英語長文問題精講」が終わったら、過去問を解いてみても良いかもしれません。
サクキミ英語でおすすめしている過去問・赤本の使い方を知りたい方は、関連記事『過去問・赤本の使い方』をご覧ください。
③英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英語長文問題集を1冊以上解き終わった時点で、ある程度の英語の基礎はあるのではないでしょうか?
このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばす方法をマンツーマンで教えてもらい、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。
最も効率的な時間の使い方が可能になります。
下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
英語長文問題精講を勉強して早慶・東大・京大のような最難関大学を合格圏内に

今回は英語長文問題精講について解説しました。
悪い口コミの中にCDを出して欲しいという口コミがありました。
現在は19年ぶりに改訂され、入門編と基礎編は音声ダウンロードができるようになっています。
そのため、英語長文問題精講も音声がつくように改訂される可能性はありますので、気長に待ちましょう。
英語長文問題は大学受験の合否を分けます。
そして、さらに分解すると英語長文問題集選びを間違えると時間のロスと共に不合格への道へと突き進みます。
そのため、問題集選びを間違えないためにも、今回紹介した英語塾が無料体験をやっているので、頼ってみてもいいですし、サクキミ英語の本記事が少しでも一助になれば幸いです。
ただ、英語長文問題精講は間違いのない問題集ですので、しっかり勉強して大学受験合格を勝ち取ってください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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