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イチから鍛える英語長文500の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を解説

イチから鍛える英語長文500の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を解説

サクフリ株式会社

サクフリ株式会社は、リサーチ×分析を得意とするWebマーケティング会社です。英会話スクール・学習塾・家庭教師など、英語教育や大学受験領域を中心に、各サービスを公平かつ専門的な視点からレビューしています。

英語長文の読解力をワンランク引き上げたい人に人気の一冊が、『イチから鍛える英語長文500』です。

シリーズの中でも上級者向けに位置づけられ、MARCH〜早慶レベルの入試に対応できる実戦的な読解力を身につけられる参考書として高く評価されています。

しかし、「500はどのくらい難しい?」「300との違いは?」「どんな使い方をすれば効果的?」と疑問に思う人も多いでしょう。

この記事では、『イチから鍛える英語長文500』の口コミ・評判をもとに、レベル・難易度・効果的な使い方を詳しく解説します。

難関大学合格を目指して“本物の読解力”を鍛えたい人は、ぜひ参考にしてください。

※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。

イチから鍛える英語長文500とはどんな問題集?

イチから鍛える英語長文500とはどんな問題集?

まず、イチから鍛える英語長文500の基本情報から見ていきたいと思います。

イチから鍛える英語長文500の特徴

この問題集は以下の4つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくことで、確実に読解力をレベルアップできる問題集となっています。

4つのレベル

  • イチから鍛える英語長文Basic
  • イチから鍛える英語長文300
  • イチから鍛える英語長文500←本記事はこれ!
  • イチから鍛える英語長文700

「イチから鍛える英語長文500」は「イチから鍛える英語長文シリーズ」の中で上から2番目のレベルの問題集になります。

ちなみに、他のレベルについても解説記事を出しているので、詳しく知りたい方はこちらを確認してください。

イチから鍛える英語長文シリーズの構成【ページ数/問題数】

そんなイチから鍛える英語長文シリーズですが、下記のような構成になっています。

イチから鍛える英語長文Basicのページ数と問題数

  • 【ページ数】153ページ
  • 【長文数】15題

イチから鍛える英語長文300のページ数と問題数

  • 【ページ数】180ページ
  • 【長文数】15題

イチから鍛える英語長文500のページ数と問題数

  • 【ページ数】197ページ
  • 【長文数】15題

イチから鍛える英語長文700のページ数と問題数

  • 【ページ数】207ページ
  • 【長文数】14題

イチから鍛える英語長文500を利用するメリット

イチから鍛える英語長文500を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「イチから鍛える英語長文500」を深堀していきたいと思います。

まずは、イチから鍛える英語長文500のメリットを紹介しましょう。

メリット

  1. 長年使われていて問題の質が高い
  2. 作りがとてもシンプル
  3. 解説が丁寧
  4. 音声CDが無料でついている

①長年使われていて問題の質が高い

まず最初に挙げられる特徴として、イチから鍛える英語長文は長年受験生から愛用されている定番の参考書であるということです。

その理由としては上記で説明したように「各レベルごとに良質な長文が多数収録されており、英文読解力向上の材料として適している」からです。

この後の勉強法でも説明しますが「英語長文は1回解いたら終わりではなく、1度解いた長文を何度も何度も復習する必要」があります。

これはなぜかというと何度も何度も復習して、あるレベルの複数の長文を完璧に読めるようになったら、それと同等の長文であれば初見でも内容のほとんどが理解でき、そしてそれ以下のレベルの長文であればスラスラと完璧に読めるようになるからです。

そして「イチから鍛える英語長文」では1つのレベルに対して複数の長文が収録されているため、それが可能に。

つまり、1つのレベルの長文を何度も何度も復習して完璧に読めるようにすれば、それと同等レベルの長文を初見で読めるようになるのです。

これが長年、イチから鍛える英語長文が受験生に愛用されている理由なのです。

②作りがとてもシンプル

この「イチから鍛える英語長文」シリーズはよく比較される河合塾から出ている「やっておきたい英語長文」シリーズと同じく非常にシンプルな作りとなっています。

③解説が丁寧

「イチから鍛える英語長文」シリーズはよく河合塾から出ている「やっておきたい英語長文」シリーズと比較されます。

両者は似ていますが、決定的に違うところは、どちらかと言うと「イチから鍛える英語長文」シリーズの方が解説が丁寧です。

問題と解答・解説が別冊になっている

問題と解答・解説が別冊になっていて、解答・解説も無駄なものがなく、かといって足りないこともないというちょうどいい参考書になっています。

解答・解説がごちゃごちゃしているものが嫌いな人には非常におすすめの1冊と言えます。

復習に適した解説満載

また問題の冊子と別に、文構造の解説が行われているページ、英文にスラッシュの入ったページが、さらには重要語句リストの問題を解いた後、それらを見ることで、スムーズに復習が行えるように、詳しすぎるほどの解説がなされているのも特徴です。

④音声CDが無料でついている

「イチから鍛える英語長文」シリーズには音声CDが無料でついてきます。

詳細な解説を活用することで高精度の読解力を、CDを活用することでリスニング力、スピーキング力をつけることができます。

英語において、音読の効果は半端ないですよ。

イチから鍛える英語長文のレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

イチから鍛える英語長文のレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、イチから鍛える英語長文シリーズ全体のレベル・難易度について紹介します。

どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。

レベル

  • Basic:入門・基礎レベル、共通テストよりも易しい
  • 300:共通テストレベル、日東駒専レベルの大学にも対応
  • 500:共通テスト~MARCHなどの難関大学レベル
  • 700:国公立大学、早慶などの最難関私大

イチから鍛える英語長文Basic

  • 前提となるレベル:大学受験英語基礎レベル、偏差値で言えば約50以上
  • 対象となる人:初めて英語長文の演習に取り掛かる人
  • 勉強後の到達レベル:偏差値50代後半

前提となるレベル:大学受験英語基礎レベル、偏差値で言えば約50以上

まずは前提のレベルとして「大学受験基礎レベルの英語力。偏差値で言えば約50以上」をクリアしている必要があります。

もしクリアしていない人は以下で紹介する分野別の参考書のうち、それぞれどれか一冊を使ってクリアしておくことをおすすめします。

対象となる人:初めて英語長文の演習に取り掛かる人

上記で述べたように「英単語・熟語」・「英文法」・「英文解釈」の3つの学習をして「これから初めて英語長文にも取り組むぞ」という人向けです。

勉強後の到達レベル:偏差値50代後半

余裕で偏差値50代後半に達することができます。

ちなみに、以下の人は「Basic」だけでは足りないので、最低でも次の「300」まで取り組みましょう。

  • 共通テストレベルで8割以上を目指す
  • MARCHや関関同立などの難関大学を受験する
  • 二次試験で英語が出題される国公立を受験する
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イチから鍛える英語長文300

  • 前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力。偏差値約55以上
  • 対象となる人:MARCHや関関同立、地方国公立を受験する人で“合格点”を取りたい人
  • 勉強後の到達レベル:共通テストレベルで8割以上。難関大学レベルの英文が読破可能。

全15題の長文が収録されており、ボリュームは他の英語長文系の参考書と同じくらいになっています。

本書を仕上げることで共通テストレベルの長文はほとんど理解できるようになり、日東駒専レベルの入試問題の長文もすらすら読めるようになります。

前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力。偏差値約55以上

「大学受験標準レベルの英語力。偏差値で言えば約55以上」をクリアしている必要があります。

もしクリアしていない人は先程紹介した分野別の参考書のうち、それぞれどれか一冊を使ってクリアしておくことをおすすめします。

対象となる人:MARCHや関関同立、地方国公立を受験する人で“合格点”を取りたい人

「MARCHや関関同立、地方国公立を受験する人で“合格点”を取りたい人」もしくは「共通テストレベルで6、7割ほどから成績が上がらない人」となります。

「300」に収録されている英語長文のレベルとしては基本的に、共通テストの長文よりはやや難しく、上記の大学の英語長文のうち“易しめ”のレベルに相当します。

そのため、共通テストレベルで高得点を取りたい人は「300」をやり込めば可能です。

しかし、上記の大学の“難しめ”の長文への対応は「300」だけでは難しいので、次の「500」にも取り組むことをおすすめします。

勉強後の到達レベル:共通テストレベルで8割以上!難関大学レベルの英文が読破可能

「共通テストレベルで8割以上安定してとれるようになる」、そして「上記の大学の英語長文のうち“易しめレベル”であれば読めるようになります」

上記でも述べた通り、難関大学受験する人はぜひとも次の「500」にも取り組んでください。

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イチから鍛える英語長文500

  • 前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力。偏差値約60以上
  • 対象となる人:MARCHや関関同立、地方国公立を受験する人で“合格点・高得点”を取りたい人。早慶を目指す人
  • 勉強後の到達レベル:最難関大学の英文が読破可能。

全15題の長文が収録されており、ボリュームは他の英語長文系の参考書と同じくらいになっています。

本書を仕上げることで共通テストレベルやMARCH、関関同立レベルの難関私立大学・難関国公立大学レベルの長文を読むことができるようになります。

前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力!偏差値約60以上

先ほど紹介した「300」と同様の前提レベルをクリアしていれば大丈夫です。

「500」に取り組む人の大半は「300」をやってからという人が多いと思うので、おそらく皆さん前提レベルについては問題ないでしょう。

対象となる人:MARCHや関関同立、地方国公立を受験する人で“合格点・高得点”を取りたい人

「MARCHや関関同立、地方国公立といった難関大学を受験する人で“合格点・高得点”を取りたい人」または「早慶といった難関大学を受験する人で“合格点”を取りたい人」となります。

「500」に収録されている英語長文のレベルとしては「MARCHなどの難関大学の英語長文のうち“標準”レベル」です。

勉強後の到達レベル:最難関大学の英文が読破可能。

最後に「500」をマスターした後に到達するレベルについてですが、MARCHや関関同立、地方国公立大学の“標準レベル”の長文が読めるようになります。

そして早慶の“易しめレベル”の長文が読めるようになります。

ですので、早慶などの最難関大学を受験する人以外は「500」までやり込めば十分、他の受験生と戦うことは可能です。

MARCHなどの難関大学は「500」までで合格することは可能ですが、さらに長文読解力を高めて合格率を上げたい人、早慶を目指す人は、ぜひとも「700」まで取り組むことをおすすめします。

イチから鍛える英語長文700

  • 前提となるレベル:大学受験応用レベルの英語力。偏差値60~65以上
  • 対象となる人:東大・京大・一橋・東工大・早慶を受験する人で“合格点”を取りたい人
  • 勉強後の到達レベル:最難関大学の英文で合格点が取れる

全14題の問題文が収録されており、ボリュームは他の英語長文系の参考書と同じくらいのボリュームになっています。

本書を仕上げることで早稲田大学、慶応大学、上智大学等の難関私立大学や東京大学、京都大学などの難関国公立大学に必要な英語長文読解力を身に着けることができます。

前提となるレベル:大学受験応用レベルの英語力。偏差値60~65以上

「大学受験応用レベルの英語力。偏差値で言えば約60以上(できれば65あるとなお良い)」をクリアしている必要があります。

もしクリアしていない方は、以下の「英単語」と「英文法」も併せて勉強してみても良いかもしれません。

  • 英単語⇒鉄壁
  • 英文法⇒全解説頻出英文法・語法問題1000
  • 英文解釈⇒英文解釈100の技術
  • 英熟語⇒解体英熟語

偏差値65以上ある猛者たちが使用している参考書や問題集を分野ごとに集めてみました。

対象となる人:東大・京大・一橋・東工大・早慶を受験する人で“合格点”を取りたい人

「東大・京大・一橋・東工大・早慶を受験する人で“合格点”を取りたい人」となります。

「700」に収録されている長文のレベルは、上記の大学の英語長文の“易しめ~標準”レベルに相当します。

ですので、上記の大学を受験する人はどんな長文が出ても安定して合格できる実力を身に着けるために、ぜひとも取り組んでほしい一冊です。

勉強後の到達レベル:最難関大学の英文で合格点が取れる

最後にこの参考書をマスターした後に到達するレベルについてですが、東大・京大・一橋・東工大・早慶の“標準レベル”の長文が読めるようになります。

もし、もうワンランク上に行きたい方は、河合塾から出版されている「やっておきたい英語長文1000」を勉強しておいた方が良いかもしれません。東大、京大、早慶レベルの問題が多く掲載されています。

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イチから鍛える英語長文500でTOEICや英検はカバーできる?

イチから鍛える英語長文500でTOEICや英検はカバーできる?

前章では、イチから鍛える英語長文のレベル感を紹介しました。

たまに「イチから鍛える英語長文500でTOEICと英検の勉強も一緒にできますか?」という質問をいただきますので、紹介しておきましょう。

結論から言うと「イチから鍛える英語長文500」でTOEICや英検をカバーすることは厳しいです。

「イチから鍛える英語長文500」はあくまでも大学受験英語の入試に向けて作られた問題集ですので、TOEICや英検の対策として使っていくのはやめた方がいいでしょう。

TOEICや英検はそれ専用の問題集を使うことをおすすめします。

イチから鍛える英語長文500の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

イチから鍛える英語長文500の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

今までの内容を踏まえて、「イチから鍛える英語長文500」の口コミ・評判を紹介します。

良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「イチから鍛える英語長文500」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。

良い口コミ・評判

まずは良い口コミ・評判を紹介します。

良い口コミ・評判①:解き終わったあとの、解説が詳しい

解き終わったあとの、解説が詳しいです。

これを全て解き終えたあとセンター過去問なり模試の過去問を解くとものすごく英文が読みやすなります。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判②:こんなにメリットがあってこの値段はコスパ半端ない

この本の特徴は、まず長文問題が15個あって、1日1個ずつ無理なく進めます。

さらに、解説が素晴らしく左から右にそのまんま訳せるように全訳の下に区切りごとの訳があります。何も書いてない全訳もあります。載ってる数は少ないですが単語もそこそこ載ってます。

さらに、CDも付いていて、音読に最適です。この本は復習、音読を前提に作られているのでこの1冊で相当英語力を上げることが出来ます。

コラム的なのもあってそれもまた面白いです。こんなにメリットがあってこの値段はコスパ半端ないです。ボロボロになるまで音読して自分の目指す大学に合格しましょう。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判③:長い英文を読んでいくことで英文の長さに抵抗感が無くなってきた

「イチから鍛える英語長文300」を終えてから購入しました。

この本でも推奨されているように段々と長い英文を読んでいくことで英文の長さに抵抗感が無くなってきたのを感じます。英文と設問の難しさは300と比較するとぐんと上がった印象はあります。ですが、音読練習を繰り返すことで不思議と難しさを感じなくなるようになっていきます。

英文のテーマも色々な分野から選ばれていて飽きません。各回ごとの設問には要約問題がかならず出題され、これが結構難しいです。ですが、この問題に取り組むことで要点の整理の仕方が分かります。英文を読む速さも鍛えられるのでとてもおすすめの教材です。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判④:標準レベルからハイレベルへの読解力アップにオススメの良書

選択式や記述式どちらの問題形式もバランスよく含まれており、総合力が鍛えられるのがとても良い。

私大・国立両方から500語程度の英文が出題され、毎問に要約問題がつき、文章の要旨を意識させる工夫がされている。標準レベルからハイレベルへの読解力アップにオススメの良書。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判⑤:利用方法が多彩でその点は本当に秀逸です

難易度のバラつきは少し気になるものの、良い文章が揃っています。

CDを聴きながらトレーニングブックで復習したり、解説にあった文章を意識しながら音声のみを聞いたりと、利用方法が多彩でその点は本当に秀逸です。

(引用:サクキミ英語調査)

「イチから鍛える英語長文500」は、世間の評価はかなり高いようです。

特に解説が丁寧という口コミと、音声CDが嬉しいという口コミが多かったですね。

悪い口コミ・評判

続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。

悪い口コミ・評判①:設問を見た途端、やる気が失せる

1つの長文で、要旨をまとめる問題(50文字でなど)が2つも、3つも出てくる。

指定された時間内では解けないし、現代文の記述式の問題を解いているみたい。

設問を見た途端、やる気が失せる。

(引用:サクキミ英語調査)

悪い口コミ・評判②:構文がわからない

構文がわからない。解釈できないので音読のしようがないと思う。

早稲田や、青学の問題を意訳されるとこんがらがるのでやめてほしい

(引用:サクキミ英語調査)

偏差値レベルが「イチから鍛える英語長文500」に届いていない受験生が使うと難しそうですね。

イチから鍛える英語長文はシリーズになっているので、難しいと感じる方は、300か構文や英文解釈の問題集を1冊解いても良いかもしれません。

イチから鍛える英語長文500がおすすめできる人・できない人

イチから鍛える英語長文500がおすすめできる人・できない人

今までの内容を踏まえ「イチから鍛える英語長文500」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。

イチから鍛える英語長文500がおすすめできる人

  1. 早慶レベルを目指している人
  2. 偏差値60以上

1.早慶レベルを目指している人

「イチから鍛える英語長文500」は難関レベルの大学である早慶レベルを目指している人におすすめです。

「イチから鍛える英語長文500」は上記で述べたようにレベルの高い問題集になります。

難関大学と言われるレベルの高い学生は必ず皆さん勉強してくる問題集になるので、周りに差をつけられないためにも、必ず「500」までは勉強しておきましょう。

2.偏差値60以上

偏差値で言うならば、偏差値60以上の学生におすすめです。

偏差値60前後の受験生が本書を勉強して偏差値60を安定的に取るようにするというイメージですね。

イチから鍛える英語長文500がおすすめできない人

  1. 偏差値60未満の人

1.偏差値60未満の人

偏差値60未満の人にはおすすめしていません。

偏差値60前後にない人はこの問題集をやっても効果は半減してしまうでしょう。

もう少し、レベルを上げる必要があります。

構文など、自分でまだ曖昧だなと思うのであれば、「構文」や「英文解釈」の問題集の中で解説のある問題集を使って勉強しておきましょう。

イチから鍛える英語長文500の効果的な使い方【効率的な勉強法】

イチから鍛える英語長文500の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえて、イチから鍛える英語長文500を使ってみようかなと思う方に、イチから鍛える英語長文500の効果的な使い方について紹介しておきます。

サクキミ英語で考えた最も効率が良い勉強法だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

効果的な使い方

  1. ゴールを決める【計画を立てる】
  2. 問題を印刷・コピーする
  3. 時間を決めて問題を解く
  4. 解説を読む
  5. SVOCを割り振り精読する
  6. 音声CDを効果的に使い10回以上音読する

使い方1:ゴールを決める【計画を立てる】

いつまでにこの参考書をマスターするかのゴールを決めましょう。

このいつまでという期限を決めないと、人はどうしてもだらけがちになってしまいますが、期限を決めることで集中力を高め、効率よく勉強できます。

ですので、例えば高校3年生の方であれば「10月からは過去問演習に取り組みたいから夏休み中に長文演習を終わらせる」などと言ったようにゴールを決めましょう。

使い方2:問題を印刷・コピーする

さて、ここからは具体的な使い方ですが、まずは問題のページを印刷しましょう。

もし印刷せずに本紙に直接書き込んでしまうと、精読による復習や解きなおしができなくなってしまいます。

先ほどの述べたように、英語長文は同じ長文を何度も何度も復習することによってその成果を発揮します。

ですので復習ができるように、本紙には書き込まず、“必ず”問題文はコピーするようにしましょう。

使い方3:時間を決めて問題を解く

印刷が出来たら、早速解いていきます。

長文ごとに目標解答時間があるので、その時間内に解き終わるようにしてください。

ここでは、とにかく限られた時間の中で問題を解ききることを意識してください。

使い方4:解説を読む

問題が解き終わりましたら解説を読んでいきましょう。

この際に間違った問題に関しては、自分がなぜ間違っていたのか、そして正解するにはどのように文構造を把握すべきだったのかを解説を読んでしっかりと理解してください。

この際に、正解の選択肢だけでなく不正解の選択肢に関する解説もしっかりと読み、自分が問題を解くうえで引っ掛かりやすい場所などの弱点を見つけて克服することを意識してください。

使い方5:SVOCを割り振り精読する

いよいよここからが英語長文演習の醍醐味といえる勉強法です

ここでの精読と、次の音読をやり込むことによって長文読解力が“大幅”に伸びます。

むしろ、解説を読んで終わりという人はいつまでも経っても長文読解力が伸びることはありません。

具体的にどのように精読するかというと、長文1文1文全てにSVOCを割り振り、わからない英単語などは調べて、長文の全てを和訳できるようにするということです。

この際に、SVOCを割り振り終えたらそれがあっているか、SVOCが割り振られている巻末の長文ページを開いて確認しましょう。

そこで、自分が誤って把握していた文構造を正しく理解しなおすことを心がけてください。

ここで、誤ったままにしていると次の音読の際に、この誤った構文把握を身体に染み込ませていしまい、英文読解の際の大きな障害となってしまいますので、くれぐれもご注意を。

使い方6:音声CDがある場合は効果的に使い10回以上音読する

いよいよ最後のステップ「音読」です。

問題集の中には音声CDが無料で付属している場合も多いです。

そのため、音声CDを効果的に使いながら音読していきましょう。

もし音声CDがない場合はステップ5までを徹底して音読してみてください。

この長文を完全に理解した後に音読をすることによってあなたの長文読解力は飛躍的に向上します。

それはなぜかというと、音読することにより「音読をするスピードと同じスピードで英文を読める」ようになり、「頭の中で英語を日本語に訳さずに、英語を英語のまま理解できる」ようになるからです。

おそらくこれができるようになるまで少なくても10回は音読することになるでしょう。

できるようになるまで“音読を繰り返してください。

イチから鍛える英語長文500が終わったら?【次は何やる?】

イチから鍛える英語長文500が終わったら?【次は何やる?】

最後に「イチから鍛える英語長文500」が終わったら次に何をすれば良いか紹介しましょう。

次にやること

  1. レベル・難易度の高い英語長文問題集に取り組む
  2. 英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

①レベル・難易度の高い英語長文問題集に取り組む

レベル・難易度の高い英語長文問題集に取り組む
「イチから鍛える英語長文500」が終わったら、次は以下の3冊のどちらかを勉強するのがおすすめです。

  • イチから鍛える英語長文700
  • やっておきたい英語長文700
  • 英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編

イチから鍛える英語長文700

「イチから鍛える英語長文500」が終わったら次は、セオリー通り「イチから鍛える英語長文700」を解きましょう。

「イチから鍛える英語長文500」はMARCHや関関同立レベルの問題集です。

そして「イチから鍛える英語長文700」は早慶レベルで合格点を取るための問題集です。

「イチから鍛える英語長文700」に挑戦し、ワンランク上にいきましょう。

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やっておきたい英語長文700

「イチから鍛える英語長文500」が終わったら次は「やっておきたい英語長文700」を解いてみるのも良いと思います。

「イチから鍛える英語長文700」と「やっておきたい英語長文700」は同じレベルくらいですし、長文の内容や問題形式も似ているので、良質な問題を同じレベルでたくさんこなせます。

「やっておきたい英語長文700」の方が若干難しいかもしれません。

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英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編

「英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」もおすすめです。

「英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」はレベル的には、「イチから鍛える英語長文700」と同じくらいもしくは若干高めなので、自分のレベルが本当に上がっているか再確認するのも良いかもしれません。

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サクキミ英語でおすすめしている英語長文問題の参考書・問題集を知りたい方は、関連記事『おすすめの英語長文問題の参考書・問題集』をご覧ください。

②英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英語長文問題集を1冊以上解き終わった時点で、ある程度の英語の基礎はあるのではないでしょうか?

このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばす方法をマンツーマンで教えてもらい、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。

最も効率的な時間の使い方が可能になります。

下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。

まとめ:イチから鍛える英語長文500を勉強してMARCH・関関同立を合格圏内に

イチから鍛える英語長文500を勉強してMARCH・関関同立を合格圏内に

今回はイチから鍛える英語長文500について解説しました。

英語長文問題は大学受験の合否を分けます。

そして、さらに分解すると英語長文問題集選びを間違えると時間のロスと共に不合格への道へと突き進みます。

そのため、問題集選びを間違えないためにも、今回紹介した英語塾が無料体験をやっているので、頼ってみてもいいですし、サクキミ英語の本記事が少しでも一助になれば幸いです。

ただ、イチから鍛える英語長文500は間違いのない問題集ですので、しっかり勉強して大学受験合格を勝ち取ってください。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。