英語長文を読むたびに「文の構造がつかめない」「どこで区切ればいいのかわからない」と感じていませんか?
そんな悩みを解消し、英文を“正確に読む力”を育ててくれる定番書が『入門英文問題精講』です。
この参考書は、名著『英文問題精講』シリーズの中でも最も基礎的な位置づけにあり、文構造のとらえ方や読解の考え方を初歩から丁寧に解説。短めの英文を通して、英文解釈の基礎を一歩ずつ固めていけると多くの受験生から支持されています。
一方で、「古めの表現が多い」「難関大志望者にはやや物足りない」といった声もあり、使い方次第で評価が分かれる一冊でもあります。
本記事では、『入門英文問題精講』の口コミ・評判をもとに、レベル・難易度・効果的な使い方を詳しく解説します。
英文読解の“基礎固め”をしたい人は、ぜひ参考にしてください。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
入門英文問題精講とはどんな参考書?

まず、入門英文問題精講の基本情報から見ていきたいと思います。
入門英文問題精講の特徴
入門英文問題精講は英文解釈の参考書です。
入門英文問題精講は題名に入門と書いてあるだけあって、初めて英文解釈の参考書を手に取る受験生でも勉強することができます。
英文問題精講はシリーズになっていて、以下の3つのレベルで構成されています。
入門英文問題精講の構成【問題数・ページ数】
- 問題数:72問
- 本冊 : A5判/176ページ
- 別冊 : A5判/80ページ /1色
- その他 : 英文音声/講義動画付き
入門英文問題精講の著者はドラゴン桜のモデルとなった竹岡先生
ちなみに、本書の著者はあのドラゴン桜のモデルとなった竹岡先生です。
入門英文問題精講を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「入門英文問題精講」を深堀していきたいと思います。
入門英文問題精講のメリットを紹介しましょう。
①英文を正確かつ正しく読むことを目的とするレベルから始めることが可能
英文解釈の参考書は基本的にレベルが高いものが多い中、英文を正確かつ正しく読むことを目的に勉強していきます。
そんな中で本書は入門レベルから丁寧に学ぶことができます。
一文一文の特徴や英文の前後関係など、英語には様々なルールや性質があります。
そのようなことを学ばずして長文問題を解いていくのは厳しいと思います。
英文法などもある程度勉強していきつつ英文解釈の勉強に入る人は入門英文問題精講を使っていくことをおすすめします。
②英単語を覚えてなくても大丈夫(語彙レベルが優しめ)
また、入門英文問題精講は語彙力があまり無い人でも取り組みやすい参考書になっています。
他の英文解釈の参考書では、ある程度の単語数が最低限必要ですが、入門英文問題精講は比較的に優しめな語彙で問題がつくられています。
英文解釈の勉強を始める時に英単語を完璧にしてから勉強をするという人もいますが、受験生はただでさえ時間もなく先に進んでいかないといけないので、入門英文問題精講は英文解釈も勉強できて、英単語も同時に覚えられるので一石二鳥ですね。
もし、同時に英単語も覚えていきたいという方は以下の記事を参考に自分に合った英単語帳を探してみてください。
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大学受験におすすめの英単語帳30選|レベル・偏差値・タイプ別に比較
③解説が丁寧(品詞について細かく説明されている)
入門英文問題精講は問題に入る前に品詞の説明がされています。
ほかの参考書でも説明しているものもありますが、入門英文問題精講は重点的かつわかりやすい説明になっています。
④著者の解説動画を見ることができる
さらに入門英文問題精講で嬉しい特典があります。
それは無料でこの参考書の執筆した人の解説動画を見ることができる点です。
基本的に解説動画などの付いている参考書は別売りで販売されていることが多いのですが、入門英文問題精講は無料で付録がついてあります。とても役に立つ特典です。
入門英文問題精講は解説にこだわっている参考書です。
参考書の解説のページも丁寧にされていますし、なおかつ無料で解説の動画も観れる点は嬉しいポイントですね。
入門英文問題精講のレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、入門英文問題精講のレベル・難易度について紹介します。
①MARCH以下の大学レベル
合格できる大学で表しても、入門英文問題精講をしっかりと問題を解いて復習もした段階と仮定しても、私立大学であるならば中堅のレベル(MARCH以下)の大学になります。
②国立大学のレベルは難しい
国立大学は難易度的に考えても届くのは厳しいと思います。
③偏差値50~55レベル
偏差値で言うと、しっかりと勉強したとして、50~55くらいが限界だと思います。
ある程度の偏差値がある人は上2つ上(基礎、標準)のレベルのシリーズを使っても問題はないですが、偏差値50前後の方ならば入門英文問題精講から使って勉強していきましょう。
\レベルに合った参考書を選ぶべし!/
問題を解く力もろくに無いのに上のレベルのシリーズを使うのはおすすめしません。
しっかりと基礎から学んでいき応用に入って行った方が伸び代もありますし、勉強もとてもスムーズに進めることができます。
入門英文問題精講は基本的な事をわかるようにするための参考書です。
基本ができていないと、いくら応用的な勉強をしても伸びることはありません。
しっかりと土台を作っていくためにも、入門英文問題精講でしっかりと勉強していきましょう。
基礎レベルが定着していない人はまずは基礎固めをしてください。
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大学受験英語の基礎固めができる勉強法・やり方5選|参考書・問題集も
入門英文問題精講の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

今までの内容を踏まえ、「入門英文問題精講」の口コミ・評判を紹介します。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「入門英文問題精講」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
良い口コミ・評判
まずは良い口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ・評判①:特典が多い
入門英文問題精講は問題などの章に入る前に品詞の説明を詳しくしてくれているページやさらに解説に至っては無料での動画などもあります。
一冊の参考書を購入しただけでここまで面倒を見てくれる参考書は中々ありません。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判②:難易度が本当に入門で使いやすい
難易度が本当に入門で使いやすいです。
英文解釈の参考書はどれも難しいことが多いので初心者の私には嬉しいです。
(引用:サクキミ英語調査)
入門英文問題精講は丁寧な解説や説明があるので、語彙力が低かったり、勉強を始めたばかりの受験生なども使いやすい参考書になっています。
悪い口コミ・評判
続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。
悪い口コミ・評判①:解説が中途半端に感じる
入門英文問題精講の解説が1英文につき見開き2ページの制約があり、解説が中途半端に感じます。
これにより解説の部分が見にくくなってしまい、勉強する時に困る。
見にくさの改善のために、スマホなどで写真を撮ったりして使っています。
(引用:サクキミ英語調査)
悪い口コミ・評判②:問題が簡単すぎる
問題が簡単です。
偏差値55以上ある方は入門編はいらないと感じます。
(引用:サクキミ英語調査)
入門英文問題精講の良い評価、悪い評価について紹介しました。
総括すると入門英文問題精講の内容自体の悪い内容は見当たらないので、非常に優秀な問題集です。
唯一悪い口コミであったのは、紹介した「解説が中途半端に感じる」と「問題が簡単すぎる」という2点でした。
そのため、総合的な評価はかなり高いものばかりでした。
入門英文問題精講の解説の部分が高い評価に繋がっているみたいですね。
少しでも気になる方はぜひチェックしてみてください。
入門英文問題精講がおすすめできる人・できない人

今までの内容を踏まえ、「入門英文問題精講」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。
入門英文問題精講がおすすめできる人
- 偏差値が50以下の人
- 解説が丁寧な参考書が欲しい人
1.偏差値が50以下の人(英語が苦手)
入門英文問題精講は入門のレベルの参考書になりますので、偏差値が50以下の人が使っていくのにおすすめな参考書になります。
偏差値が50以下の人は英文解釈とは何なのか、長文に出てくる英文はどのように括られているのかなどを知る必要があります。
そのために入門英文問題精講を使って勉強していくことはとてもおすすめなことです。
2.解説が丁寧な参考書が欲しい人
他にも入門英文問題精講は解説が丁寧すぎます。
そのため、解説が丁寧な参考書が欲しい人はまさにピッタリな1冊ですね。
入門英文問題精講は解説の部分もしっかりしていますが、尚且つ解説してくれる動画も無料で視聴することが出来ます。
英語がとても苦手という人でもわかることが出来る参考書になります。
入門英文問題精講がおすすめできない人
- 偏差値50以上(できれば55以上)
1.偏差値50以上(できれば55以上)
入門英文問題精講でおすすめ出来ない人は偏差値50以上ある人です。偏差値55以上ある方は特にですかね。
50以上ある人は入門英文問題精講のシリーズの一つ上のレベルの参考書(基礎英文問題精講)を使って勉強していきましょう。
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基礎英文問題精講の口コミ・評判は?レベル/難易度/使い方を評価
入門英文問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえ、入門英文問題精講を使ってみようかなと思う方に、本書のの効果的な使い方について紹介しておきます。
使い方1:ゴールを決める【計画を立てる】
いつまでにこの参考書をマスターするかのゴールを決めましょう。
このいつまでという期限を決めないと、人はどうしてもだらけがちになってしまいますが、期限を決めることで集中力を高め、効率よく勉強できます。
ですので、例えば高校3年生の方であれば「10月からは過去問演習に取り組みたいから夏休み中に長文演習を終わらせる」などと言ったようにゴールを決めましょう。
使い方2:問題を印刷・コピーする
そして、問題のページを印刷しましょう。
もし印刷せずに本紙に直接書き込んでしまうと、精読による復習や解きなおしができなくなってしまいます。
先ほどの述べたように、英語長文は同じ長文を何度も何度も復習することによってその成果を発揮します。
ですので、復習ができるように、本紙には書き込まず、“必ず”問題文はコピーするようにしましょう。
使い方3:時間を決めて問題を解く
印刷が出来たら早速解いていきます。
長文ごとに目標解答時間があるので、その時間内に解き終わるようにしてください。
ここではとにかく、限られた時間の中で問題を解ききることを意識してください。
使い方4:解説を読む
問題が解き終わりましたら解説を読んでいきましょう。
この際に間違った問題に関しては、自分がなぜ間違っていたのか、そして正解するにはどのように文構造を把握すべきだったのかを解説を読んでしっかりと理解してください。
この際に、正解の選択肢だけでなく不正解の選択肢に関する解説もしっかりと読み、自分が問題を解くうえで引っ掛かりやすい場所などの弱点を見つけて克服することを意識してください。
使い方5:和訳も参考程度に見る
解説を読み終わったらその横にある和約を見ましょう。
ただ和約は意訳であるため、正解は本著に書かれているもの1つだけとは限りませんが、和訳する際のコツなどは参考になるので必ず目を通しておきましょう。
使い方6:SVOCを割り振り精読する
ここでの精読と、次の音読をやり込むことによって長文読解力が“大幅”に伸びます。
むしろ、解説を読んで終わりという人はいつまでも経っても長文読解力が伸びることはありません。
具体的にどのように精読するかというと、長文1文1文全てにSVOCを割り振り、わからない英単語などは調べて、長文の全てを和訳できるようにするということです。
この際に、SVOCを割り振り終えたらそれがあっているか、SVOCが割り振られている巻末の長文ページを開いて確認しましょう。
そこで、自分が誤って把握していた文構造を正しく理解しなおすことを心がけてください。
ここで、誤ったままにしていると次の音読の際に、この誤った構文把握を身体に染み込ませていしまい、英文読解の際の大きな障害となってしまいますので、くれぐれもご注意を。
使い方7:10回以上音読する
いよいよ最後のステップ「音読」です。音読しまくりましょう。
この長文を完全に理解した後に音読をすることによってあなたの長文読解力は飛躍的に向上します。
それはなぜかというと、音読することにより「音読をするスピードと同じスピードで英文を読める」ようになり、「頭の中で英語を日本語に訳さずに、英語を英語のまま理解できる」ようになるからです。
おそらくこれができるようになるまで少なくても10回は音読することになるでしょう。
できるようになるまで“音読を繰り返してください。
使い方8:受験までに最低3周
繰り返し1周終わったらそれで終わらずに何度も何度も繰り返し復習しましょう。
参考書を1周して完璧に内容を習得できている人は天才中の天才です。
ほとんどの人は2周目以降に理解できることや気づくことがあると思います。
ですので、参考書の内容を完璧に習得するために何周もしましょう。
私は3周をしたころには、構文が複雑に入り混じった英文も自然と読めるようになり英語の学習はほぼ完成したと感じました。
以上、入門英文問題精講の効果的な使い方でした。
英文解釈の勉強法に関して知りたい方は、関連記事『大学受験の英文解釈の勉強法・やり方』をご覧ください。
入門英文問題精講が終わったら?【次は何やる?】

最後に「入門英文問題精講」が終わったら次に何をすれば良いか紹介しましょう。
①レベル・難易度の高い英文解釈の参考書に取り組む

「入門英文問題精講」が終わったら、次は以下の2冊のどちらかを勉強するのがおすすめです。
- 基礎英文問題精講
- 入門英文解釈の技術70
基礎英文問題精講
入門英文問題精講の勉強が終わったらある程度の基礎の内容は出来てきたと思いますので、このシリーズの一つ上のレベル(基礎英文問題精講)を使って勉強していきましょう。
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基礎英文問題精講の口コミ・評判は?レベル/難易度/使い方を評価
入門英文解釈の技術70
「入門英文解釈の技術70」もおすすめです。
「入門英文解釈の技術70」は「入門英文問題精講」と同レベルです。
「入門英文問題精講」だけでは、問題演習が足りない場合もあるので、その場合はレベルの「入門英文解釈の技術70」を勉強しておくと良いでしょう。
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入門英文解釈の技術70の口コミ・評判は?レベル・難易度・使い方を評価
②英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英文解釈の参考書を1冊以上解き終わった時点で、ある程度の英文読解の基礎はあるのではないでしょうか?
このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばす方法をマンツーマンで教えてもらい、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。
最も効率的な時間の使い方が可能になります。
下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
まとめ:入門英文問題精講で英文解釈の基礎を築こう

今回は入門英文問題精講について解説しました。
英語長文問題は大学受験の合否を分けます。そして、さらに分解すると英語長文問題集や英文解釈の参考書選びを間違えると時間のロスと共に不合格への道へと突き進みます。
そのため、参考書選びを間違えないためにも、今回紹介した英語塾が無料体験をやっているので、頼ってみてもいいですし、サクキミ英語の本記事が少しでも一助になれば幸いです。
ただ、入門英文問題精講は間違いのない参考書ですので、しっかり勉強して大学受験合格を勝ち取ってください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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