大学入試の英語長文や文法問題で「見たことある問題が出た」と感じる受験生は、しっかりと頻出パターンを押さえている人です。
そんな“出る問題”だけを効率よく演習できる定番教材が、『大学入試英語頻出問題総演習(通称:英頻)』です。
長年にわたり多くの受験生に支持されており、英文法・語法・イディオム・会話表現など、大学入試に直結する分野を網羅。
単なる暗記ではなく、実戦的な演習を通して「なぜその答えになるのか」を理解しながら定着させられる構成になっています。
この記事では、『英頻』の口コミ・評判をもとに、実際の使いやすさやレベル、難易度、効果的な使い方まで詳しく解説します。
英語の得点源を確実にしたい受験生は、ぜひ参考にしてください。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
大学入試英語頻出問題総演習(通称:英頻)とはどんな参考書?

まず、大学入試英語頻出問題総演習の基本情報から見ていきましょう。
大学入試英語頻出問題総演習の特徴
大学入試英語頻出問題総演習は受験生の間で英頻という愛称で親しまれている名著で、大きな特徴の1つとして、他のような英文法の問題集と違い、分野がランダムに別れていつという点が挙げられます。
分野ごとの問題集になっていると、次の問題は何が出されるか何となく予想がついてしまったりしますが、問題がランダム出題されると、本番さながらの練習ができるので、本当の英文法力がつきます。
大学入試英語頻出問題総演習を使っていけば、入試本番と同様の練習ができ、よりスキルアップしていきます。
大学入試英語頻出問題総演習の構成
- 第1章 重要構文
- 第2章 重要イディオム
- 第3章 文法・語法
- 第4章 口語表現
- 第5章 語い
- 第6章 発音・アクセント
2022年2月時点で最新版は第6版で、以前の第5版から頻度・語法・現代英語の観点から全問題を見直し、出題頻度の高い問題と入れ替えおよび問題の追加を行い、全問題の約10%が新しい問題となりました。
あわせて、「第5章 語い/第6章 発音・アクセント問題」は学習しやすい紙面構成に変更され、見開きで掲載されている解説の部分は、重要ポイントを赤字にし、付属の赤シートで文法項目のチェックができるようになっています。
もし、少しでも興味がある方ぜひチェックしてみてください。
大学入試英語頻出問題総演習【英頻】を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」を深堀していきたいと思います。
まずは、大学入試英語頻出問題総演習【英頻】のメリットを紹介しましょう。
①6章構成で問題はランダムに出題
- 重要構文
- 重要イディオム
- 文法・語法
- 口語表現
- 語い
- 発音・アクセント
全部がランダムに出題されるので、相当な英文力がつくはずです。
②問題のタイプはあらゆる問題形式に対応
問題のタイプは4択の選択問題だけでなく、語句整序や正誤問題、空欄記述など、私大のあらゆる知識問題に対応できるようになっています。
問題のタイプも豊富だと、柔軟に対応できるようになりますし、さまざまな問題の形式があることによって、より質の高いアウトプットをすることができます。
ちなみに、大学入試英語頻出問題総演習を解く前に、1度、文法・語法の内容が単元別にまとめてあって、丁寧に解説されている参考書(インプット用)や簡単な英文法の問題集をきっちりやっておくことをおすすめします。
アウトプットの方が大事になってきますが、全くインプットをしないのも無理があります。
ですからインプットするために、丁寧に解説されている参考書を使って勉強していき、その後に大学入試英語頻出問題総演習のようなアウトプット用の問題集を使って勉強していきましょう。
③音声CDがあるので音読学習が可能
大学入試英語頻出問題総演習には準拠した音声CDがあるので、音声学習をすることが可能です。
音読をする効果は計り知れないので、非常に大きなメリットとなります。
④入試直前まで使っていける問題集
大学入試英語頻出問題総演習は入試直前まで使っていける問題集です。
ですから、受験勉強を始めてからすぐに使って勉強していく必要はありません。
受験勉強の基礎が終わってから、大学入試英語頻出問題総演習を使って勉強していく必要があります。
偏差値50くらいだと厳しいということですね。
※まだそこまで英語の偏差値が上がってないという方は、以下の記事を読んでおいてください。偏差値40から70に上げる方法を紹介しています。
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大学受験英語のゼロからの勉強法|偏差値40~70を最短達成する勉強の順番
大学入試英語頻出問題総演習【英頻】のレベル・難易度

ここでは、大学入試英語頻出問題総演習【英頻】のレベル・難易度について紹介します。
どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。
①私立大学でいうとMARCHや関関同立などの難関レベル
具体的な私立大学名で説明すると、MARCHや関関同立などの難関レベルです。
②国立大学なら首都大、横市、地方国立大学などのレベル
同じく、国立大学の具体的な大学名で言うと、中堅レベルの首都大、横市、地方国立大学などのレベルなら対策することができると思います。
③偏差値は60〜65程度まで到達
大学入試英語頻出問題総演習で到達する偏差値は60〜65程度に持っていくことが可能です。
大学入試英語頻出問題総演習はランダムに問題が出題されるので、その形式で鍛えれば、偏差値65程度まではいきます。
最後の仕上げにもってこいの参考書って感じですかね。
大学入試英語頻出問題総演習を使い始めたら、はやく終わらす事を意識するのではなく、一つ一つ苦手なところを重点的に責めて、勉強していきましょう。
大学入試英語頻出問題総演習【英頻】の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

今までの内容を踏まえて、「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」の口コミ・評判をまとめます。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介しているので「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
良い口コミ・評判
まずは良い口コミ・評判を紹介します。
良い口コミ・評判①:左側に問題、右側に解説が掲載されているのでとても見やすい
大学入試英語頻出問題総演習のコメントの中で多かったのが、左側に問題、右側に解説が掲載されているのでとても見やすいという内容です。
大学入試英語頻出問題総演習は問題が解き終わったら、すぐに解説を見れるように、隣のページに解説が記載されています。
その記載されている解説はとても見やすくて、わかりやすいものになっています。
(引用:サクキミ英語調査)
良い口コミ・評判②:暗記できるように赤シートで隠すことができるようになっています
大学入試英語頻出問題総演習は解説の部分で、暗記できるように赤シートで隠すことができるようになっています。これも受験生からしたらとてもありがたいことです。
大抵の問題集は暗記したい部分は何も施されてないので、自分でチェックペンなどを使っていく必要があります。これはあまり効率が良くありません。
まずチェックペンを買う必要があり、自分が暗記したい部分を塗っていかなければなりません。
ですが、大学入試英語頻出問題総演習ではこの手間を省いてくれているので、効率よく勉強することができます。
(引用:サクキミ英語調査)
大学入試英語頻出問題総演習は全体的にかなり良い評価が多かったです。
確かにいちいち赤ペンとかで線を引いたりするの面倒なので、嬉しいですね。
悪い口コミ・評判
続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。
悪い口コミ・評判①:今の大学受験英語の入試問題にはなかなか出題されないものがある
大学入試英語頻出問題総演習でのコメントで多かったのが、昔の表現があったりして、今の大学受験英語の入試問題にはなかなか出題されないものがあるといったところです。
大学入試英語頻出問題総演習は、2003年に発売された問題集ですので、そういった問題もあるかもしれません。とくに大学入試英語頻出問題総演習を中古で買うと改訂版されてないやつなどは、そういった問題が多いとおもいます。
ですから、最新の第六改訂版を買えば、かなり最新の入試問題の傾向にそって作られています。大学入試英語頻出問題総演習を買う際はその点において、注意が必要なので、覚えておいてください。
(引用:サクキミ英語調査)
悪い口コミ・評判②:イディオムが少ない
大学入試英語頻出問題総演習に記載されている問題で、イディオムが少ないです。
大学入試英語頻出問題総演習はイディオムが重視されているわけではないので、イディオムを使った問題は少ないかもしれないです。
(引用:サクキミ英語調査)
以上、大学入試英語頻出問題総演習【英頻】の口コミ・評判でした。
使い勝手の良さと難易度の高さが高い評価となっていました。
一方で、イディオムの問題が少ないという声もありました。
ただ、全体的な評価は高く、購入しても損はしない問題集であることが伺えます。
ちなみに、もしイディオムの問題も練習したい人は、ネクステを選ぶと良いと思います。
バランスよくイディオムの問題が収録されていますよ。
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大学入試英語頻出問題総演習【英頻】がおすすめできる人・できない人

今までの内容を踏まえ、「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。
大学入試英語頻出問題総演習【英頻】がおすすめできる人
- 英文法のインプットが終了した人
- インプットが終了したばかりの人【特に効果あり】
1.英文法のインプットが終了した人
大学入試英語頻出問題総演習はアウトプット用の問題集になりますので、英文法のインプットが終了した人にはおすすめです。
この問題集は全範囲がランダムに出題されますので、全範囲の英文法の勉強が終わっていなければいけません。なので英文法の範囲のインプットが終了した人にはおすすめです。
2.インプットが終了したばかりの人【特に効果あり】
英文法のインプットをしたら、それを活かすためにもアウトプットが必要です。
その時に大学入試英語頻出問題総演習をつかって勉強すれば、より効果的な勉強法になっていきます。
タイミングとしてはインプットしたばかりです。すぐにアウトプットをやってこそ意味があります。
人間は記憶力に関してはそこまで、頭が良くはありません。
覚えたつもりが、すぐに忘れてしまったりすることも、多々あります。
ですから、インプットが終わったら、すぐ大学入試英語頻出問題総演習に取り掛かりましょう。
大学入試英語頻出問題総演習【英頻】がおすすめできない人
- インプットが終わってない人
- 偏差値が55以下の人
1.インプットが終わってない人
大学入試英語頻出問題総演習はアウトプット用の問題集になりますので、まだインプットが終わってない人はおすすめできません。
インプットが終了してから、取り組んでいきましょう。
でないと、せっかくの大学入試英語頻出問題総演習のいい問題集をいかすことができません。
2.偏差値が55以下の人
偏差値55以下の人もおすすめはしません。
大学入試英語頻出問題総演習はそれなりにレベルの高い問題集です。
基礎程度の勉強は終了したつもりで、書かれています。
偏差値が55以下の人は英文法の基礎がまだ足りないので、しっかりと勉強してから取り組んで行った方がいいです。
インプットしていない人はまずは、「総合英語Forest(フォレスト)」や「総合英語Evergreen」などでインプットしましょう。
インプットはどちらか1冊やればOKです。
大学入試英語頻出問題総演習【英頻】の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえて、大学入試英語頻出問題総演習を使ってみようかなと思う方に、大学入試英語頻出問題総演習の効果的な使い方について紹介しておきます
使い方1:スピード感を持って単元ごとに一周する
まずは確実にわかる問題とわからない問題の選別を行います。
1問30秒で制限時間を設けて1周サクッと解いてみてください。
時間以内に解けなかったもの、間違えたもの、自信がなかったものも含め全てマークするようにしてください。
ここで大事なのは正直に自分の力のなさを認めることです。
できないところと向き合いましょう。
使い方2:問題と解答を見ながら「なぜその解答になるか?」を理解する
問題と解答を自分で熟読し、解答根拠をどのように問題で使用するかを理解します。
自分がなぜできなかったのか、問題を解くために必要なエッセンス、プロセスをまずはゆっくり吸収しましょう。
ここで解説を読んでもわからない箇所が出てくると思います。
そんな時は、上記で紹介した辞書的な参考書を使えば解決します。
辞書的な参考書
- 総合英語Forest(フォレスト)7th Edition
- 総合英語Evergreen
- 高校英文法をひとつひとつわかりやすく
使い方3:1回解けた問題を含めて再度スピーディーに演習する
人間の記憶力は曖昧ですので解説を読んでもわからなくなってしまうものです。
再度時間を決めて解いてみましょう。
すると正答数は増えているはずです。
そしてさらに間違えた問題と新しく間違えた問題にマークをつけてください。
使い方4:自分の苦手な分野を補強する
2周してやっと自分が苦手としているところが明確化されてきたと思います。
足りない部分や苦手な分野は上記で紹介した参考書や先生を駆使してわからない箇所を潰していきながら学習を進めていきましょう。
使い方5:1〜4を高速化する
これを続けて1回の演習時間をどんどん短くしていきます。
短時間で文法事項の総復習を心がけてください。
問題を見た瞬間に文法事項と答えがわかるようになればバッチリですね。
大学受験の英文法を1ヶ月で効率的に覚える勉強法を知りたい方は、関連記事『大学受験の英文法を1ヶ月で効率的に覚える勉強法』をご覧ください。
大学入試英語頻出問題総演習【英頻】が終わったら?【次は何やる?】

最後に、大学入試英語頻出問題総演習【英頻】が終わったら次に何をするべきか紹介しておきます。
①最高難易度の英単語帳を覚える

「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」だけで充分な基礎力と言えます。
英文法に関してはもう勉強量は充分だと思うので、ここでさらに基礎力強化に向けて単語力を鍛えたてもいいかもしれません。
そのため、「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」が終わったら、最高難易度の英単語帳を覚えてもみましょう。
最高難易度の英単語帳は以下の3冊です。
- 鉄壁
- 単語王
- DUO3.0
サクキミ英語でおすすめしている英単語帳を知りたい方は、関連記事『大学受験におすすめの英単語帳』をご覧ください。
②英文解釈の勉強を始める

「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」のみで充分な文法力です。
東大、京大、早慶にも受かることも難しくないはずです。
そのため、英文法を終えたあなたは、英文解釈の勉強を始めましょう。
もし並行して「英文解釈」の勉強していたあなたはそのまま継続で問題ありません。
しかし、これから英語長文問題にチャレンジするという方で、まだ「英文解釈」の勉強をしていない方がいれば、まずは、「英文解釈」の勉強をすることをおすすめします。
英文解釈を勉強しない方と勉強した方では、その後の偏差値の伸びに差が出ます。
③英語長文問題にチャレンジ

「英文解釈を勉強する時間がない」、「英文解釈は並行して勉強していた」という方は、英語長文問題に取り組みましょう。
大学受験英語に合格するためには、英文法を終えただけでは絶対受かりません。
英語長文問題が解けた始めて、志望校に合格できます。
「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」を覚えれば、文法力はもう充分だと思うので、英語長文問題にチャレンジしてみてください。
④英熟語を覚える

「英文法」を覚えたら、次は「英熟語」を覚えてください。
受験生の間で「英単語」は覚えたけど「英熟語」は覚えてないという方は本当に多いです。
そして、以下の記事でも書きましたが、「英熟語」を覚えた時点で大学受験英語は勝ち組といって私は良いと思っています。
ただ1点注意点があり、「英熟語」を覚えるのは「英文解釈」と「英語長文問題」が終わってからです。
正直、英熟語を完璧に覚えていなくても大学に受からないということはありません。
「英熟語」は他の受験生に差をつけるものと思ってください。
⑤過去問を解いてみる

「大学入試英語頻出問題総演習【英頻】」が終わったら、過去問を解いてみても良いかもしれません。
サクキミ英語でおすすめしている過去問・赤本の使い方を知りたい方は、関連記事『過去問・赤本の使い方』をご覧ください。
⑥英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英文法を覚えたらある程度の基礎はあると思います。
このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばし、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や英語長文問題を解くという偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。
最も効率的な時間の使い方が可能になります。
下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
大学入試英語頻出問題総演習【英頻】を勉強して大学受験に合格しよう

今回は大学受験英語の中でも有名な一冊、大学入試英語頻出問題総演習【英頻】を紹介しました。
「大学入試英語頻出問題総演習」はレベルの高い学生なら皆さん勉強してくる参考書・問題集です。
そのため、他の受験生に差をつけられないためにもぜひ、勉強しておくことをおすすめします。
英文法は英語の基礎中の基礎ですので、手を抜かずに頑張ってください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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