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基礎英語長文問題精講の口コミ・評判は?レベル/難易度/使い方を評価

基礎英語長文問題精講の口コミ・評判は?レベル/難易度/使い方を評価

サクフリ株式会社

サクフリ株式会社は、SEO・AIO対策を得意とするWebマーケティング会社です。英会話スクール・学習塾・家庭教師など、英語教育や大学受験領域を中心に、各サービスを公平かつ専門的な視点からレビューしています。

英語長文読解の力を“基礎から実践レベルへ”と引き上げたい人に選ばれているのが、『基礎英語長文問題精講』です。

定評ある「英語長文問題精講」シリーズの中でも、入門編から一歩進んだ内容で、大学入試の標準レベルに対応できる読解力を養える1冊となっています。

文構造の丁寧な解説と設問の質の高さが特徴で、英文を正確に理解しながら読解スピードを高める練習が可能。

共通テストや中堅私大レベルの長文対策としても最適で、「精講シリーズらしい徹底した分析と実践的な構成」が口コミでも高く評価されています。

この記事では、『基礎英語長文問題精講』の口コミ・評判をもとに、レベル・難易度・効果的な使い方を詳しく紹介します。

英語長文の基礎力を固め、実戦的な読解力を身につけたい人は、ぜひ参考にしてください。

※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。

基礎英語長文問題精講とはどんな問題集?

基礎英語長文問題精講とはどんな問題集?

まず、基礎英語長文問題精講の基本情報から見ていきたいと思います。

基礎英語長文問題精講の特徴

この問題集は以下の3つにレベル分けされており、下位レベルから進めていくことで、確実に読解力をレベルアップできる問題集となっています。

3つのレベル

  1. 入門英語長文問題精講
  2. 基礎英語長文問題精講←本記事はこれ!
  3. 英語長文問題精講

英語長文問題精講シリーズの構成と問題数

各レベルの構成と問題数は下記のようになっています。

入門英語長文問題精講

  • 本冊:264ページ
  • 別冊:104ページ
  • 問題数:24題

基礎英語長文問題精講

  • 本冊:304ページ
  • 別冊:104ページ
  • 問題数:40題

英語長文問題精講

  • 本冊:272ページ
  • 別冊:72ページ
  • 問題数:60題

基礎と標準の問題数が多くなっています。

もし少しでも気になる方は数千円から将来に投資できるので、ぜひチェックしてみてください。

基礎英語長文問題精講を利用するメリット

基礎英語長文問題精講を利用するメリット

前提知識を把握していただいたところで、さらに「基礎英語長文問題精講」を深堀していきたいと思います。

基礎英語長文問題精講のメリットを紹介しましょう。

メリット

  1. レベルが高い(難易度高め)
  2. 設問タイプが多岐にわたる
  3. 持ち運びが便利
  4. 音声ダウンロードができるので、音読学習が可能

①レベルが高い(難易度高め)

まず、全体的に言えることですが、レベルが高いです。

1番易しいレベルも「入門」と書いていますが、入門ではないのでは?というレベルの英文も混ざっています。

ただ、英語の外部検定利用入試の普及などにより、受験生に求められる英語レベルは間違いなく上がっています。

もっとも、だからといって入試問題で超難問というレベルの長文や設問が問われることは稀であり、仮にあったとしても合否には関わらないでしょう。

ただ骨のある、真の実力のつく高度な英文には数多く触れ、確固たる英語力・長文読解力をつけることは必須です。その点、本書は間違いなくその要請に応えてくれます。

②設問タイプが多岐にわたる

本文は入試問題の引用や抜粋ですが、設問については、より受験生のためになるようかなり改変されています。

単なる内容一致問題は少なく、英文を題材にして、その中で語彙力・文法力・英作文力などを幅広く要請できるよう設問が工夫されています。

その設問レベルも多くは難しすぎない適切なものでとても勉強になります。

英語は入試における配点などを考えると最重要教科ですが「他教科含め勉強しなければならないことは多いこと」と「長文読解は復習まで考えるとかなりの時間とエネルギーを要すること」を考えると1つの長文から多くを学べる本テキストは大変貴重です。

③持ち運びが便利

持ち運びが便利という点も、かなり重要です。

長文問題集と言うと、やはり解説の詳しさが重視される関係でどうしても厚くなりがちです。

受験生はそれでなくとも時間がないのでスキマ時間を効率的に使いたいところです。

英語でいえば、スキマ時間は単語や熟語を覚えるということになりがちですが、単語帳・熟語帳を覚えるだけでは語彙力は不十分であり、勉強した長文の中に出てきたものも全て覚えるくらいの貪欲さが求められます。

その点、本書はコンパクトサイズなので混んだ電車でも開くことが可能ですので、使い勝手がとても良いです。

④音声ダウンロードができるので、音読学習が可能

また、本書は音声がついているので、問題を解き終わったら音読することができます。

音読は英語長文問題において最強の勉強法なので、これは大きなメリットですね。

基礎英語長文問題精講を利用するデメリット

基礎英語長文問題精講を利用するデメリット

メリットがあれば、デメリットもあります。

本章では「基礎英語長文問題精講」のデメリットを紹介しておきます。

デメリット

  1. 大学受験レベルを超える難易度の高い英文も掲載されている
  2. 解説が薄い

①大学受験レベルを超える難易度の高い英文も掲載されている

上記でも紹介しましたが「入門編」、「基礎編」、「標準編」と書いてあることとのギャップが大きく感じる難しい長文も少なからずあります。

内容面もそうですし、使われている単語や表現が受験レベルを超えた学術的な文章も含まれています。

判断は難しいですが、あまりにも難しいとやる気を失ったり、必要のないことに時間と労力をかけ、受験勉強全体を見たときに極めて非効率にもなりかねません。

後術するレベル・難易度を確認して、自分のレベルに合ったものを選ぶようにしてください。

②解説が薄い

解説が全体的に不十分という点も挙げられます。

言い方を変えれば、かなりの学力レベルの受験生にとって必要と考えられる解説のみが書かれているというイメージです。

掲載長文数が多いため、全てにつき詳細な解説は載せられないという問題はあると考えられます。

しかし。一部の設問にしか解説がない長文もあるので、場合によっては復習にかなりの時間がとられることにもなりかねないでしょう。

英語長文問題精講シリーズのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

英語長文問題精講シリーズのレベル・難易度【どこまでの大学なら対応可能?】

ここでは、英語長文問題精講のレベル・難易度について紹介します。

どのレベルの大学まで通用するのかチェックしましょう。

入門英語長文問題精講

  • 前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】
  • 対象となる人:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:共通テストレベル攻略【偏差値50台後半以上】

前提となるレベル:大学受験標準レベルの英語力【偏差値50以上】

「入門編」は、後術する「基礎長文問題精講」が出版された後に世に出たもので、大学受験生というよりも中学生を含め本当に入門編というレベル設定・構成になっています。

そのため、「入門編」は、大学受験英語初心者向けということです。

ただ、本書に取り組む前に、前提として大学受験標準レベルの英語力、偏差値で言えば50以上はないと厳しいということだけ理解しておいてください。

「大学受験標準レベルの英語力」「偏差値で言えば50以上」は「英単語」「英文法」「英文解釈」はある程度勉強しているレベルになります。

これら3つの知識がないと、「英語長文問題精講シリーズ」を勉強しても効果が半減してしまいます。

なぜなら、これら3つの知識がなければ英語長文を読むことはできず、取り組むだけ無駄だからです。

いくら優れた英語長文の参考書とは言えども、これらの知識がない人が取り組んでも長文が読めるようにはなりません。

もし上記の勉強が終わっていない方は、以下の記事を参考に自分のあった参考書で、まずは「英単語」「英文法」「英文解釈」の知識を習得しましょう。

対象となる人:共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人

「共通テストレベルを含めて大学受験で英語を受験する人」となります。

本書に収録されているのは共通テストレベルの難易度の長文ですので、どこの大学を受験するにしても、ぜひとも読めるようにしておきたいレベルです。

このシリーズのうち、一番解説が丁寧で分かりやすい参考書ですので、「基礎」や「新装版」が難しいと感じた人はまずこれからやるといいでしょう。

勉強後の到達レベル:共通テストレベル攻略【偏差値50台後半以上】

「偏差値が50台後半に達する」そして「共通テストレベルの長文で安定して高得点が取れるようになる」ようになります。

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基礎英語長文問題精講

  • 前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力(偏差値55以上)
  • 対象となる人:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル(偏差値60以上)

前提となるレベル:大学受験標準超えレベルの英語力【偏差値55以上】

語彙力も文法力もある程度付いてきて、いよいよ英語長文問題を得点源にしたという受験生におすすめです。

基礎編とはいえ中身は入試問題の抜粋で構成されていますので、最低限の語彙力・文法力は必要でしょう。

偏差値で言うならば、偏差値55以上が目安となるでしょう。

対象となる人:MARCH、関関同立レベル以上の大学で英語を受験する人

勉強すべき対象となる方は、MARCH、関関同立レベル以上の大学を受験する人です。

MARCH、関関同立レベルになると、直訳してもよくわからない英文も出てくるので、本書で英語長文の練習をして、長文対策をしっかりしておくことをおすすめします。

勉強後の到達レベル:MARCH、関関同立合格レベル(偏差値60以上)

「基礎英語長文問題精講」をしっかりと勉強した後は、MARCH、関関同立合格レベルに達することができます。

偏差値で言うと60以上ですね。

このレベルになると、英文をスラスラと読むことができるというレベルになっていると思います。

英語長文問題精講

  • 前提となるレベル:偏差値60以上
  • 対象となる人:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人
  • 勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル(偏差値65以上)

前提となるレベル:偏差値60以上

まず、前提となるレベルですが偏差値60以上は必須です。

本書のレベルはかなり高いので「最難関大学を目指すから難しいものに取り組まなければ」と焦り、実力がしっかりとついていない段階で取り組んでも効果はありません。

別のシリーズでも良いですが、同じシリーズの方が構成や解答解説の書かれ方など一貫していて使いやすいと考えられますので、入門ないし基礎から始めて最終的に本テキストに取り組むのが良いでしょう。

対象となる人:東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人

対象となる人は東大、京大、早慶レベルの大学で英語を受験する人です。

この参考書は最難関大学のレベルを目指す受験生やMARCH、関関同立には余裕で受かっておきたい、という方以外にはおすすめしていません。

中途半端に勉強しようとすると、時間の無駄になりますし、自身を喪失してしまうかもしれないからです。

自信がある方は取り組んでみましょう。

勉強後の到達レベル:東大、京大、早慶合格レベル【偏差値65以上】

この問題集を勉強すれば、大学受験英語で怖いものはなくなります。

東大、京大、早慶も合格圏内に入ってくるレベルを目指すことができるでしょう。

偏差値で言うと、偏差値65以上となるイメージです。

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基礎英語長文問題精講の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

基礎英語長文問題精講の口コミ・評判【利用者の声をレビュー】

今までの内容を踏まえ、「基礎英語長文問題精講」の口コミ・評判を紹介します。

良い口コミだけでなく、悪口コミも紹介しているので「基礎英語長文問題精講」が気になっている方はぜひチェックしてみてください。

良い口コミ・評判

まずは良い口コミ・評判を紹介します。

良い口コミ・評判①:この問題集を7月辺りにやるのとやらないのとでは大分違うと思います

量が多い事もメリットと言えるでしょう。「やっておきたいシリーズ」だと10〜20題しかなくて問題も和訳などが多いですが、この本は30題強あります。

レベルも、MARCH以下の大学ならこの一冊で対応できると思います。とにかく、この問題集を7月辺りにやるのとやらないのとでは大分違うと思います。

やっておきたいシリーズは、9月以降でも十分ですが、これをやれば語句同意問題や熟語の知識を問う問題で点数を稼ぐ事ができるので、秋以降の自信になるんです。熟語の知識は必ず得点に直結しますんで、ぜひ購入をお勧めいたします。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判②:この問題集の趣旨は、英文の内容を正確に読めるようにすることにあると思う

この問題集の設問形式が大学入試の傾向とずれているという酷評もあるが、この問題集の趣旨は設問が解けるか解けないかといった小手先のテクニックを身につけるものではなく、英文の内容を正確に読めるようにすることにあると思う。

したがって設問は英文の内容を正確につかむため、理解を深められるように作られているのだと思う。問題文の内容を読んでいくだけでは、誤読してしまいがちな部分も設問を解くことにより洗い出されること間違いなし。

また、英文の内容も多岐にわたり幅広い教養を身につけられるように思う。英文自身はやや難しいものも多いが、一つ一つが味わい深く、読み進めるうちに英文読解力、英文を読み進める上で必要な基礎教養を多角的に身につけられると思う。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判③:知的好奇心が刺激されること間違いなし

ここに書かれている英文の構造、基本語彙を捉えきり、内容を深く理解することを通して入試に必要な力をつけられることだけでなく、知的好奇心が刺激されること間違いなし。

英語の問題の設問が解けるかどうかは問題の形式になれることよりも、英文正確に早くを読む力によるものの方が大きいと思う。

本書は入試の設問形式と異なるものも多いが、英文を読むこと自体を鍛えればその点についてはさほど心配の必要はないように思う。

この本を取り組む人には問題を解いた時間の2~3倍の時間をかけて英文を精読して、音読するといったように、1題1題基本に忠実に着実に取り組んで欲しいと思う。

間違っても問題を解いて解説をさらっと流し読みするような使用法は避けて欲しい。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判④:文法から和訳問題まで幅広く対応しているようです

ページ数は、テーマ別、単元別、出典別、出題校別にそれぞれ分けられてあって参照しやすく、解説は淡白ですが、ポイントがしっかりおさえられてあります。

取り扱うテーマも面白く、文法から和訳問題まで幅広く対応しているようです。

(引用:サクキミ英語調査)

良い口コミ・評判⑤:難関大学を目指す人は、高2ぐらいには仕上げておきたいレベル

センターの速読はできるけど、なんとなくできてしまっているとか、英検の2級に受かってしまって、知らない単語はないけれど、読めないみたいな学生には最適。

文法・構文の力を磨いて、骨太の英文読解力をつけてくれる1冊。

全体として、レベル的には基礎英文問題精講よりは、若干やさしめかな?

基礎英文問題精講を挫折して、必修英文問題精講・基礎英文解釈の技術100あたりで解釈のちからをつけたひとが、つなぐのにいい肩慣らし(必修英語長文ではやさしすぎる)になる。

難関大学を目指す人は、高2ぐらいには仕上げておきたいレベル。

(引用:サクキミ英語調査)

「基礎英語長文問題精講」は世間の評価はかなり高いようです。

4択問題だけのような出題ではなく、語句整序や和訳問題など、長文問題をベースに様々な問題を練習できることが評価が高い理由のようですね。

悪い口コミ・評判

続いては、悪い口コミ・評判を紹介します。

悪い口コミ・評判①:バカな自分には早すぎた

あなたにはまだ早すぎると先生に怒られるくらい、しっかりとした基礎英語力がないと使い物になりません。

(引用:サクキミ英語調査)

悪い口コミ・評判②:CD出して

歴史に残る名著であるが、中原氏の本にはCDが無い。何度か出版社に電話したが、著者が要らないと言っていると聞いた。今時CDが無いのは時代遅れだ。

中身が素晴らしいだけに残念でならない。

(引用:サクキミ英語調査)

以上、基礎英語長文問題精講の口コミ・評判でした。

悪い口コミの中にCDを出して欲しいという口コミがありましたが、現在は19年ぶりに改訂され、音声ダウンロードができるようになっています。

そのため、悪い口コミを多く占めていた音声に関してはクリアしてことになります。

レベルが高いというくらいが唯一のデメリットでしょうか。

内容については評価が高く、購入しても絶対損はしない問題集となっていること間違いなしです。

あなたも、ぜひ1度勉強してみて最上位レベルを目指してみてはどうでしょうか?

基礎英語長文問題精講がおすすめできる人・できない人

基礎英語長文問題精講がおすすめできる人・できない人

今までの内容を全て踏まえ「基礎英語長文問題精講」がおすすめできる人とおすすめできない人を紹介しておきます。

基礎英語長文問題精講がおすすめできる人

  1. MARCH、関関同立レベル以上の大学を目指す学生
  2. 偏差値55以上

1.MARCH、関関同立レベル以上の大学を目指す学生

MARCH、関関同立レベル以上の大学を目指す学生におすすめです。

この問題集は「英単語」や「英文法」をある程度勉強して長文問題を得意にしたい、という方に適したレベルの問題集です。

そのため、MARCHや関関同立レベルのような難関レベルの大学を目指す学生は勉強しておくことをおすすめします。

2.偏差値55以上

偏差値で言うならば、55以上ある受験生にはおすすめです。

偏差値55の学生が、この問題集を勉強して、偏差値60前後を目指すというイメージですね。

基礎英語長文問題精講がおすすめできない人

  1. 偏差値55未満

1.偏差値55未満

また、偏差値55未満の受験生は、まだこの問題集を勉強するには早いです。

偏差値55未満の受験生は、基礎が完璧でない可能性が高いです。

最低でも、「英単語」、「英文法」、「英文解釈」は勉強しておくことをおすすめします。

基礎英語長文問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法】

基礎英語長文問題精講の効果的な使い方【効率的な勉強法】

今までの内容を踏まえて、基礎英語長文問題精講を使ってみようかなと思う方に、基礎英語長文問題精講の効果的な使い方について紹介しておきます。

サクキミ英語で考えた最も効率が良い勉強法だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

効果的な使い方

  1. ゴールを決める【計画を立てる】
  2. 問題を印刷・コピーする
  3. 時間を決めて問題を解く
  4. 解説を読む
  5. SVOCを割り振り精読する
  6. 音声CDを効果的に使い10回以上音読する

使い方1:ゴールを決める【計画を立てる】

いつまでにこの参考書をマスターするかのゴールを決めましょう。

このいつまでという期限を決めないと、人はどうしてもだらけがちになってしまいますが、期限を決めることで集中力を高め、効率よく勉強できます。

ですので、例えば高校3年生の方であれば「10月からは過去問演習に取り組みたいから夏休み中に長文演習を終わらせる」などと言ったようにゴールを決めましょう。

使い方2:問題を印刷・コピーする

さて、ここからは具体的な使い方ですが、まずは問題のページを印刷しましょう。

もし印刷せずに本紙に直接書き込んでしまうと、精読による復習や解きなおしができなくなってしまいます。

先ほどの述べたように、英語長文は同じ長文を何度も何度も復習することによってその成果を発揮します。

ですので復習ができるように、本紙には書き込まず、“必ず”問題文はコピーするようにしましょう。

使い方3:時間を決めて問題を解く

印刷が出来たら、早速解いていきます。

長文ごとに目標解答時間があるので、その時間内に解き終わるようにしてください。

ここでは、とにかく限られた時間の中で問題を解ききることを意識してください。

使い方4:解説を読む

問題が解き終わりましたら解説を読んでいきましょう。

この際に間違った問題に関しては、自分がなぜ間違っていたのか、そして正解するにはどのように文構造を把握すべきだったのかを解説を読んでしっかりと理解してください。

この際に、正解の選択肢だけでなく不正解の選択肢に関する解説もしっかりと読み、自分が問題を解くうえで引っ掛かりやすい場所などの弱点を見つけて克服することを意識してください。

使い方5:SVOCを割り振り精読する

いよいよここからが英語長文演習の醍醐味といえる勉強法です

ここでの精読と、次の音読をやり込むことによって長文読解力が“大幅”に伸びます。

むしろ、解説を読んで終わりという人はいつまでも経っても長文読解力が伸びることはありません。

具体的にどのように精読するかというと、長文1文1文全てにSVOCを割り振り、わからない英単語などは調べて、長文の全てを和訳できるようにするということです。

この際に、SVOCを割り振り終えたらそれがあっているか、SVOCが割り振られている巻末の長文ページを開いて確認しましょう。

そこで、自分が誤って把握していた文構造を正しく理解しなおすことを心がけてください。

ここで、誤ったままにしていると次の音読の際に、この誤った構文把握を身体に染み込ませていしまい、英文読解の際の大きな障害となってしまいますので、くれぐれもご注意を。

使い方6:音声CDがある場合は効果的に使い10回以上音読する

いよいよ最後のステップ「音読」です。

問題集の中には音声CDが無料で付属している場合も多いです。

そのため、音声CDを効果的に使いながら音読していきましょう。

もし音声CDがない場合はステップ5までを徹底して音読してみてください。

この長文を完全に理解した後に音読をすることによってあなたの長文読解力は飛躍的に向上します。

それはなぜかというと、音読することにより「音読をするスピードと同じスピードで英文を読める」ようになり、「頭の中で英語を日本語に訳さずに、英語を英語のまま理解できる」ようになるからです。

おそらくこれができるようになるまで少なくても10回は音読することになるでしょう。

できるようになるまで“音読を繰り返してください。

基礎英語長文問題精講が終わったら?【次は何やる?】

基礎英語長文問題精講が終わったら?【次は何やる?】

最後に「基礎英語長文問題精講」が終わったら次に何をすれば良いか紹介しましょう。

次にやること

  1. レベル・難易度の高い英語長文問題集に取り組む
  2. 英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

①レベル・難易度の高い英語長文問題集に取り組む

レベル・難易度の高い英語長文問題集に取り組む

「基礎英語長文問題精講」が終わったら以下の3冊のどちらかを勉強するのがおすすめです。

  • 英語長文問題精講
  • やっておきたい英語長文700
  • 英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編

英語長文問題精講

「基礎英語長文問題精講」が終わったら次は、セオリー通り「英語長文問題精講」を解きましょう。

「基礎英語長文問題精講」はMARCHや関関同立レベルの問題集です。

そして「英語長文問題精講」は早慶・東大・京大レベルの問題集です。

「英語長文問題精講」に挑戦し、最難関レベルと言われるワンランク上にいきましょう。

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やっておきたい英語長文700

「基礎英語長文問題精講」が終わったら次は「やっておきたい英語長文700」を解いてみるのも良いと思います。

「やっておきたい英語長文700」と「英語長文問題精講」は同じレベルくらいですし、長文の内容や問題形式も似ているので、良質な問題を同じレベルでたくさんこなせます。

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英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編

「英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」もおすすめです。

「英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」はレベル的には「英語長文問題精講」と同じくらいなので、自分のレベルが本当に上がっているか再確認するのも良いかもしれません。

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サクキミ英語でおすすめしている英語長文問題の参考書・問題集を知りたい方は、関連記事『おすすめの英語長文問題の参考書・問題集』をご覧ください。

②英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英語塾や予備校に通って短期間で爆発的に偏差値を伸ばしてみる

英語長文問題集を1冊以上解き終わった時点で、ある程度の英語の基礎はあるのではないでしょうか?

このタイミングで英語塾に通ってみて短期間で爆発的に英語の偏差値を伸ばす方法をマンツーマンで教えてもらい、本来取らなければいけないはずだった時間を他の科目や偏差値向上に直結する強化時間に割り当ててもいいかもしれません。

最も効率的な時間の使い方が可能になります。

下記の記事でおすすめの英語塾をまとめているので、ぜひ読んでみてください。

まとめ:基礎英語長文問題精講を勉強してMARCH・関関同立を合格圏内に

基礎英語長文問題精講を勉強してMARCH・関関同立を合格圏内に

今回は基礎英語長文問題精講について解説しました。

英語長文問題は大学受験の合否を分けます。

そして、さらに分解すると英語長文問題集選びを間違えると時間のロスと共に不合格への道へと突き進みます。

そのため、問題集選びを間違えないためにも、今回紹介した英語塾が無料体験をやっているので、頼ってみてもいいですし、サクキミ英語の本記事が少しでも一助になれば幸いです。

ただ、基礎英語長文問題精講は間違いのない問題集ですので、しっかり勉強して大学受験合格を勝ち取ってください。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。