大学受験英語における英語長文問題の重要性
ほとんどすべての大学入試英語において、英語長文問題が出題されます。
よく大学受験は英語の長文読解で合否が決まると言われます。
なぜ、そこまで英語長文読解は重要なのでしょうか?
理由は以下2点です↓
- 英語長文問題は点数の差がつきやすい
- 高校授業だけでは対策不足
英語長文問題は点数の差がつきやすい
文章のタイプ(論説、小説など)や単語レベル、特殊性(一橋大学では経済系の文章が多く出題されたり、私立大学の医学部では医学系の単語が多く出てくる文章が出題されたりします)は大学や学部によって大きく異なりますが、どの大学でも長文の占めるウェイトは大きくなっています。
比較的長い文章を読み、また記述をしなければならないので、英語長文読解は、文法問題や短文英訳、短文和訳のといった他の問題に比べて差がつきやすくなっています。
高校授業だけでは対策不足
長文の点数が受験生間で差がつきやすい理由のもう一つとして挙げられるのが、大学によって傾向が違いすぎて高校や予備校の授業では大学ごとの対策をすることが難しいことです。
もちろん、基本的な文章の読み方や問題の解き方は教えてもらえますが、一対多数の授業では長文対策にも限界があります。
なので、英語長文の対策に関しては主に自習で対応することになるのですが、記号選択問題を除いて回答に幅がある長文対策を自分だけで行うのは簡単ではありませんし、参考書を買おうにも参考書の種類が多すぎてどの参考書を買えばいいのか戸惑ってしまう受験生も多いと思います。
また、悩んで購入した結果、解説が不親切だったり、問題レベルが自分に合っていなかったりとあまり訳に立たない参考書を選んでしまう可能性もあります。
そこで今回は、比較的個別のニーズに合わせた、大学受験英語長文の対策が『無料で』行えるサイトやアプリを紹介します。
また、『サクキミ英語』では、
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英語長文読解対策に使える無料サイト
まずは『英語長文読解対策に使える無料サイトを5選』を紹介します。
あとで紹介するアプリでの勉強と違い、比較的時間、労力がかかるので、きちんと時間を決めて、腰を据えて学習する必要があります。
阿佐ヶ谷英語塾の「英語長文問題(全訳134題)」
このサイトは阿佐ヶ谷英語塾という個人塾が公開しているサイトですが、この阿佐ヶ谷英語塾、少数指導型の塾ということもあり、扱う英文のレベルも高くなっており、比較的難易度の高い大学を受験する受験生におすすめのサイトになっています。
英語長文の全訳も載せていて、この訳のレベルが非常に高い
この塾のハイレベルな塾の教材を全て無料でできるこのサイト、最大の特徴は英語長文の全訳も載せていて、この訳のレベルが非常に高いことです。
普通の問題集や予備校教材も全訳が掲載されていることが多く、またその訳もまず間違っていることはありませんが、文法事項にこだわるあまり、「間違ってはないけどどこがぎこちない訳」「英語に普段から触れてないのではと思われかねない不自然な訳」が散見されます。
しかし、このサイトに掲載されている全訳はもちろん、文法事項の訳は適切に行ったうえでできるだけ自然な訳になっています。
問題に対して塾長が文章レベルや設問について所見を述べている
また、もう一つの特徴としてそれぞれの問題に対して塾長が文章レベルや設問について所見を述べているという点が挙げられます。
正直それを読むことが得点向上に直結することはありませんが、楽しみながら飽きずに続けられるという点では素晴らしい教材だといえます。
加えて問題の数も134題と非常に多くなっており、普通の長文系の問題集の掲載問題数が平均13-15題であることを考えればこのサイトは8-10冊の問題集に匹敵する内容のものだといえます。
大学入試センター試験英語過去問題“超”解説
こちらのサイトは先述の英語長文問題とは打って変わって基礎事項の確認をしたい人、実際に入試の英語長文を読む前に肩慣らしをしたい人向けのサイトとなっています。
題名の通り、センター試験英語の解説をしているサイトですが、本当に丁寧に解説してくれています。
最も簡単なSVOから手抜きをせずに解説してくれるので、受験生は一度読んでおくべきです。
センター試験英語の2007年~2014年の問題を扱っているサイトですが、このサイトに載っている解説をすべて読めば、高校範囲の文法事項はすべてカバーできます。
センター問題を解いてわからない問題というのは「こんな問題を質問するのは恥ずかしい」とないがしろにしてしまう受験生も多いのでそれをカバーしてくれるこのサイトは最高の先生と言えます。
大学入試過去問ダウンロード Benesse マナビジョン
次に紹介するのが「大学入試過去問ダウンロード Benesse マナビジョン」です。
ベネッセが提供していることもあり、全国120校以上の国公立大入試の過去問やセンター試験問題を数年分掲載しています。
実際の過去問を解けるサイトは大学と提携している大手予備校のサイトならではで、これは先ほど挙げた二つのサイトよりも優れた点となっています。
また、ベネッセ独自の回答解説を載せているので、赤本や問題集で触れた問題の解説が欲しいときにこのサイトを訪れて解説を読むという使い方もできます。
このサイトでは過去問が大学ごとに掲載されていますので、ほとんどの閲覧者は自分の志望校や受験する可能性のある大学の過去問を選んで解くと思いますが、自分が受ける可能性のない大学の過去問にも積極的に挑戦することで初見の問題に対応する力が付き、受験する大学の傾向が急に変わった時にそれに対応することができるようになるので、傾向が変わった時に周りの受験生に差がつくと同時にもし傾向が変わらなかったとしても自信をもって入試に臨むことができるようになります。
東進衛星予備校「大学入試問題過去問データベース」
最後に紹介するのが東進衛星予備校が公開している「大学入試過去問データベース」です。
ベネッセのマナビジョンと同様、実際の大学入試、センター試験の過去問を解くことができ、掲載大学数も185大学とマナビジョンよりも多くなっています。
掲載年数も最大25年と長く、赤本等の過去問集を買っただけでは解くことのできない古い問題にも挑戦できます。
このサイトの優れている点として、大学ごと、科目ごとの講評があり、大学ごとの出題傾向をつかみやすいという点が挙げられます。
また、易化難化傾向も書かれるため、だいたいのその大学の入試の難易度もつかみやすくなっています。
一方で、解説の質はマナビジョンには劣るので解説を読むために訪れるサイトとしてはマナビジョンのほうがいいでしょう。
スタディサプリ高校・大学受験講座【おすすめ】
最後は、あの有名な名教師である関正雄先生の『スタディサプリ』です!
「スタディサプリ」とは、リクルート社が提供する、自主学習型のWebサービスのこと。
対象は小学生から中学生、高校生、大学受験生、英語を勉強したい社会人まで。学生はもちろん、専業主婦や企業勤めをしている人まで、Webが使える環境が整っているならどんな人でも利用することができます。
6タイプに分かれている
- 小学4~6年生向けの「スタディサプリ小学講座」
- 中学生向けの「スタディサプリ中学講座」
- 高校生向けの「スタディサプリ高校講座」
- 高校生や大学進学を目指す人のための「スタディサプリ大学受験講座」
- TOEIC(R)やビジネス英語、英会話などが学べる「スタディサプリ ENGLISH」
- 英単語学習に特化した「スタディサプリ 英単語」
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14日間の無料体験コースがある
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スタディサプリの特徴
スタディサプリには以下の5つの特徴があります。
- 特徴1:いつでも、どこでも、何度でも、授業を見ることができる
- 特徴2:予備校に比べて費用がかからない
- 特徴3:全科目・全教科・全単元!今までになかったボリューム
- 特徴4:ひとつ前の学校の内容まで「すべて」復習できる
- 特徴5:日本で1番 質の高い授業を、誰でも受けることが出来るようになった
特徴1:いつでも、どこでも、何度でも、授業を見ることができる
スタディサプリはオンラインサービスなので、時間や場所の制限を受けずに授業を見ることができます。
大手予備校なら例えば、「早稲田対策用の英語の講座を受けたいけど、火曜の17:30-19:00と土曜の14:00-15:30のパートにしか講座がなくて、部活と被って受けられない(泣)」といったケースが出てきますが、スタディサプリでなら曜日を問わず、朝でも夜中でも授業が聞けます。
また、予備校のように決まったスケジュールで授業を受けなくていいので、部活の公式戦前夜やテスト期間中に講座を受ける必要はありません。
自分の好きなペースで好きな量だけ勉強できるので、スケジュールと相談しながらストレスなく進めていくことが可能です。
そして1度見た授業を何度も繰り返し見ることができます。
講座を受けて何か月か過ぎてしまうとどうしても記憶は薄れてしまうので、忘れたころにいつでも振り返って復習できるのはいい仕組みですね。
特徴2:予備校に比べて費用がかからない
大学受験で予備校に通うとなると数十万というお金がかかってしまいがちですが、スタディサプリなら月額1980円(税抜き)×登録月数、プラスで講座のテキスト代を支払うのみで済みます。
高3から私大文系を目指して登録する場合なら、おそらく3~4万円ほどで落ち着くでしょう。
特徴3:全科目・全教科・全単元!今までになかったボリューム
『スタディサプリ』は全学年の全教科の全範囲の内容がすべて含まれた参考書です。
しかもその内容は、基礎から応用レベルに分けられています。
ボリュームだけ見ても、いままでの参考書や通信教材とは次元が違います。
1つの教材で、全学年・全教科の全範囲の内容が全て網羅されているものなど、今まで存在しませんでした。
スマホやパソコンの普及で、参考書も新時代に突入したといえます。
紙の教材でこのボリュームのテキストをそろえようと思ったら、本棚が5個も6個も必要です。
進研ゼミの様な通信教材が、3年間(小学生なら6年間)かけて毎月送ってくるテキストが、スマホ一台に全て入っているわけです。
特徴4:ひとつ前の学校の内容まで「すべて」復習できる
スタディサプリ高校生講座なら中学校、スタディサプリ中学生講座なら小学校の内容も、全て含まれています。もちろんこれも、全学年の全教科、全範囲の内容です。
つまり、わからないことが有ったら、辞書を引くように過去にならった内容の授業を受けられるんです。
よく苦手科目と言いますが、その原因はほとんど、「過去に学んだ内容のどこかをわからないままにしている」ことが原因です。
日本の教育は、同じ学年の人は同じペースで学習していくスタイルなので、一度つまづいた内容を放置して進んで行ってしまいます。
塾であれ、予備校であれ、通信教材でさえも、一定のペースで勉強を進めていかなければなりません。
全ての生徒のつまづいた部分を1から授業するなんてことは、何人先生がいても足りません。
なので、理解できていない子がいても、決まったペースで次の単元に進んでしまいます。
これが、一度わからない部分が出来てしまうと、その教科はそれ以降、苦手になってしまう原因です。
スタディサプリの登場で、前の学校の内容を、ワンクリックで授業を受け直せるようになりました。
今までは放置するしかなかった過去のつまづきを、一人で授業を受け直すことが出来るわけです。
つまづいたところを理解できれば、必ずその先もわかるようになります。
特徴5:日本で1番 質の高い授業を、誰でも受けることが出来るようになった
スタディサプリが「史上最高の参考書」である理由は、ボリュームだけではありません。
全学年・全科目・全単元の内容を「誰でも」わかるようになる教材だからこそ「史上最高の参考書」だといえます。
スタディサプリが誰でもわかる教材なのは、日本中の大手予備校や有名塾から選ばれた、最も質が高い授業だけを動画にして配信しているからです。
学校や予備校、塾のレベルは、授業の質の高さで決まります。
有名進学校に行くのも、大手予備校、有名塾が人気なのも「質の高い授業(=わかりやすい授業)」を受けられるからです。
「質の高い授業=わかりやすい授業」ですから、学力の伸びに直結します。
今まで、学校の先生は勝手に決められていましたし、有名な予備校講師の授業は高いお金を払わないと受けることが出来ませんでした。
残念ながら、学校の先生も、予備校の講師も、塾の先生も「授業の質の高さ」にはバラつきがあります。
教えるのが下手な先生に当たると、その教科の学力は下がります。
スタディサプリの動画授業は、リクルートが日本中から選んでひき抜いた有名な講師が行っています。
有名予備校、大手塾で、生徒から長年、高い評価を受けてきた人だけしかいません。
今までは、有名進学校に合格するか、高いお金を出して予備校や大手塾に行かないと、受けることが出来なかった「日本で最も質の高い」授業を誰でも受けれるんです!
世界が変わりますよ!
英語長文読解対策に使える無料アプリ4選
これまで、『大学受験の英語長文の勉強に使えるサイト』を5つ紹介しましたが、『英語の勉強を手軽にできるアプリ』も複数公開されています。
あまり時間のない受験生にとって、通学通塾等の移動時間や学校、予備校の休み時間に手軽に勉強できるアプリは本当にありがたいものです。
ここではそうしたスキマ時間に英語の勉強をするのに適したアプリを紹介します。
結論から言うと、以下の通りです!
- mikan
- POLYGLOTS
- Duolingo
- スタディサプリ⇒おすすめ!
mikan
長文を読む前にまずは、英単語の暗記!!ということで単語力を鍛えるアプリを1つご紹介いたしましょう。
英語長文を読むにしても英単語がわからないと解けないと思います。
mikanという名前のとおり、可愛いみかんのキャラクター「ひとかわむけお」くんと一緒に楽しく単語を暗記するアプリです。
mikanには3つ大きな特徴があります。
- 制限時間の設定
- mikanテスト
- 目的に合わせて単語レベルが設定されている
制限時間の設定
このアプリでは30秒に10個のペースで単語を学ぶように設定がされており、このスピードに慣れるように学習することで、英単語を見てからその意味が頭に浮かぶまでの時間がどんどん短くなり、最終的には日本語の文章と同程度のスピードで英文を読むことができるようになります。
mikanテスト
また、『mikanテスト』と呼ばれる英単語テストでは他の受験生とテスト形式で単語テストを受け、競争することができます。
一人でやりがちな単語勉強も他人と競争しながらすることでモチベーションが上がります。
目的に合わせて単語レベルが設定されている
このアプリ、大学受験、センター試験、医学部受験、各種資格試験(TOEIC,TOEFLなど)など、目的に合わせて単語レベルが設定されているので、すべての受験生におすすめします。
単語学習系のアプリとしては各社の英単語帳を購入したときに特典として使える学習アプリが多くリリースされていますが、いずれもその単語帳に入っている単語しか勉強できません。
それだけの内容で無料のこのアプリ、単語力に自信のない生徒の勉強用にも、単語力に自信のある受験生の確認、更なるレベルアップ用にもぜひおすすめします。
POLYGLOTS
こちらは単語の勉強をするためのmikanとは異なり、主に英語の長文を読むためのアプリになっています。
英文の素材は海外の実際ニュース
英文の素材としては海外の実際ニュースとなっており、更新頻度も高いので比較的タイムリーなものを読むことができます。
あまりニュース形式の文章が大学入試で出題されることはありませんので、あくまで英文をすらすら読むトレーニング、英文を読むスピードと制度を上げるトレーニングとして取り組むといいでしょう。
ニュースの内容も政治、経済といった難しめのものからエンタメ、ゴシップ等読みやすいものまでそろっている
また、ニュースの内容も政治、経済といった難しめのものからエンタメ、ゴシップ等読みやすいものまでそろっているので、飽きずに取り組むことができます。
読む記事を選ぶことができる
また、読む記事を選ぶことができるため自分の知っているニュースを選んで背景知識を持った状態で読むと分からない単語を脳内で補填しながら英文を読む練習もすることができます。
辞書機能のようなものがあり、効率的に勉強が可能
また、わからない単語があった時にその単語を押すと辞書のように単語の意味を表示してくれます。
さらにすごいことに、あとから押した単語、つまり自分が知らなかった単語を一覧で見ることができます。
この機能を使うことによって自分が分からない単語だけを一覧にした自分専用の単語帳を作ることができて復習にも非常に便利です。
自然に読むスピードが早くなるペースメーカー付
また、このアプリでは英語長文を読むスピードを上げることができます。
ただ読むだけでも英語に触れる機会が増えるのでスピードが上がりますが、それに加えてこのアプリでは自動的に一定スピードでページがスクロールされるペースメーカー機能があり、そのペースに合わせて読めるようにトレーニングすることで英文の読解スピードを格段に上げることができます。
もちろんペースメーカー機能を使わずに自分のペースで読むこともできます。
Duolingo
最後に紹介する『Duolingo』は 年間最優秀アプリ(iPhone App of the Year)に選ばれた、受験生のみならず語学学習者全体から人気のアプリです。
ゲーム感覚で取り組める
人気の理由としてこれまでに紹介したアプリやサイトがいかにも英語の勉強のためのものという感じがするのに対し、Duolingoはゲーム感覚で取り組めるという点が挙げられます。
ゲーム感覚でできる学習アプリは複数ありますが、いずれも勉強感が強くて無理やりゲーム形式にしてみたというものも多いのですが、このDuolingoにはレベル、スキルポイント、アイテム、ライフといった他のゲームと同じような概念があるため、本当にゲームをプレーしているような気分になります。
回答に幅が認められている実際の大学入試英語に近くなっている
また、オンラインでの英語学習で問題になる解答の幅の広さ(実際の大学入試では認められる程度の意訳であってもアプリ側が誤答と判定してしまうことが良くあります)も広く、問題の趣旨から外れない解答であれば正解としてくれるため、回答に幅が認められている実際の大学入試英語に近くなっています。
英語長文読解、リスニングなど様々なモードを選べる
英語長文読解、リスニングなど様々なモードを選べるのも魅力で、実際の大学入試英語でも出題される並び替え問題などにも取り組めます。
この並べ替え問題も1問間違えるごとにライフが一つ減るのである程度の緊張感をもって解くことができます。
受験勉強は疲れるもの。そんな疲れを紛らわすゲーム感覚で勉強ができるDuolingoも受験生に強くおすすめできるツールとなっています。
スタディサプリ高校・大学受験講座【おすすめ】
最後は、あの有名な名教師である関正雄先生の『スタディサプリ』です!
※サイトの箇所で解説した内容と同じ内容です。
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対象は小学生から中学生、高校生、大学受験生、英語を勉強したい社会人まで。学生はもちろん、専業主婦や企業勤めをしている人まで、Webが使える環境が整っているならどんな人でも利用することができます。
6タイプに分かれている
- 小学4~6年生向けの「スタディサプリ小学講座」
- 中学生向けの「スタディサプリ中学講座」
- 高校生向けの「スタディサプリ高校講座」
- 高校生や大学進学を目指す人のための「スタディサプリ大学受験講座」
- TOEIC(R)やビジネス英語、英会話などが学べる「スタディサプリ ENGLISH」
- 英単語学習に特化した「スタディサプリ 英単語」
スタディサプリがスゴイのは、なんと言っても月々リーズナブルな料金設定。
その中で、一流講師による映像授業をWebやアプリで好きなだけ繰り返し聞くことができるのです。
しかも、例えば980円の範囲内で、小学講座なら5教科・全授業が見放題!
この太っ腹さが、スタディサプリの人気の秘密と言えそうですね。
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14日間の無料体験コースがある
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スタディサプリの特徴
スタディサプリには以下の5つの特徴があります。
- 特徴1:いつでも、どこでも、何度でも、授業を見ることができる
- 特徴2:予備校に比べて費用がかからない
- 特徴3:全科目・全教科・全単元!今までになかったボリューム
- 特徴4:ひとつ前の学校の内容まで「すべて」復習できる
- 特徴5:日本で1番 質の高い授業を、誰でも受けることが出来るようになった
特徴1:いつでも、どこでも、何度でも、授業を見ることができる
スタディサプリはオンラインサービスなので、時間や場所の制限を受けずに授業を見ることができます。
大手予備校なら例えば、「早稲田対策用の英語の講座を受けたいけど、火曜の17:30-19:00と土曜の14:00-15:30のパートにしか講座がなくて、部活と被って受けられない(泣)」といったケースが出てきますが、スタディサプリでなら曜日を問わず、朝でも夜中でも授業が聞けます。
また、予備校のように決まったスケジュールで授業を受けなくていいので、部活の公式戦前夜やテスト期間中に講座を受ける必要はありません。
自分の好きなペースで好きな量だけ勉強できるので、スケジュールと相談しながらストレスなく進めていくことが可能です。
そして1度見た授業を何度も繰り返し見ることができます。
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特徴2:予備校に比べて費用がかからない
大学受験で予備校に通うとなると数十万というお金がかかってしまいがちですが、スタディサプリなら月額1980円(税抜き)×登録月数、プラスで講座のテキスト代を支払うのみで済みます。
高3から私大文系を目指して登録する場合なら、おそらく3~4万円ほどで落ち着くでしょう。
特徴3:全科目・全教科・全単元!今までになかったボリューム
『スタディサプリ』は全学年の全教科の全範囲の内容がすべて含まれた参考書です。
しかもその内容は、基礎から応用レベルに分けられています。
ボリュームだけ見ても、いままでの参考書や通信教材とは次元が違います。
1つの教材で、全学年・全教科の全範囲の内容が全て網羅されているものなど、今まで存在しませんでした。
スマホやパソコンの普及で、参考書も新時代に突入したといえます。
紙の教材でこのボリュームのテキストをそろえようと思ったら、本棚が5個も6個も必要です。
進研ゼミの様な通信教材が、3年間(小学生なら6年間)かけて毎月送ってくるテキストが、スマホ一台に全て入っているわけです。
特徴4:ひとつ前の学校の内容まで「すべて」復習できる
スタディサプリ高校生講座なら中学校、スタディサプリ中学生講座なら小学校の内容も、全て含まれています。もちろんこれも、全学年の全教科、全範囲の内容です。
つまり、わからないことが有ったら、辞書を引くように過去にならった内容の授業を受けられるんです。
よく苦手科目と言いますが、その原因はほとんど、「過去に学んだ内容のどこかをわからないままにしている」ことが原因です。
日本の教育は、同じ学年の人は同じペースで学習していくスタイルなので、一度つまづいた内容を放置して進んで行ってしまいます。
塾であれ、予備校であれ、通信教材でさえも、一定のペースで勉強を進めていかなければなりません。
全ての生徒のつまづいた部分を1から授業するなんてことは、何人先生がいても足りません。
なので、理解できていない子がいても、決まったペースで次の単元に進んでしまいます。
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スタディサプリの登場で、前の学校の内容を、ワンクリックで授業を受け直せるようになりました。
今までは放置するしかなかった過去のつまづきを、一人で授業を受け直すことが出来るわけです。
つまづいたところを理解できれば、必ずその先もわかるようになります。
特徴5:日本で1番 質の高い授業を、誰でも受けることが出来るようになった
スタディサプリが「史上最高の参考書」である理由は、ボリュームだけではありません。
全学年・全科目・全単元の内容を「誰でも」わかるようになる教材だからこそ「史上最高の参考書」だといえます。
スタディサプリが誰でもわかる教材なのは、日本中の大手予備校や有名塾から選ばれた、最も質が高い授業だけを動画にして配信しているからです。
学校や予備校、塾のレベルは、授業の質の高さで決まります。
有名進学校に行くのも、大手予備校、有名塾が人気なのも「質の高い授業(=わかりやすい授業)」を受けられるからです。
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今まで、学校の先生は勝手に決められていましたし、有名な予備校講師の授業は高いお金を払わないと受けることが出来ませんでした。
残念ながら、学校の先生も、予備校の講師も、塾の先生も「授業の質の高さ」にはバラつきがあります。
教えるのが下手な先生に当たると、その教科の学力は下がります。
スタディサプリの動画授業は、リクルートが日本中から選んでひき抜いた有名な講師が行っています。
有名予備校、大手塾で、生徒から長年、高い評価を受けてきた人だけしかいません。
今までは、有名進学校に合格するか、高いお金を出して予備校や大手塾に行かないと、受けることが出来なかった「日本で最も質の高い」授業を誰でも受けれるんです!
世界が変わりますよ!
英語長文問題に関連記事
ここまで、大学受験の英語長文問題に関して、『WEBサイト』と『アプリ』を紹介してきましたが、やはり、勉強するなら、しっかりとした問題集を解いた方が効率が良い場合もあります!
そこで、最後に、大学受験の英語長文問題に関する関連記事を紹介して終わりたいと思います!
『英語長文問題の解き方やコツ』、『おすすめの英語長文問題集』を知りたい人は、ぜひ読んでみてください!
英語長文問題の解き方やコツ
『英語長文問題の解き方やコツ』に関しては以下の2つの記事を参考にすると良いと思います↓
はじめに【英語長文問題で点数が取れない理由】皆さんは、大学受験の英語長文問題で点数は取れていますか?英語長文問題は、受験する大学のレベルが上がるほど、入試問題でも配点の大部分を占める重要な分野です。 しかし[…]
はじめに【英語長文読解に取り組む前に】英語長文読解の解き方にはコツがあります。 私は、 英単語 英文法 英文解釈 英語長文読解とある程度勉強を重ねてきましたが、なぜか思うよう[…]
おすすめの英語長文問題集
『おすすめの英語長文問題集』は以下の記事を読んでおいてください↓
はじめに皆さんは英語長文問題は得意ですか? 筆者この質問に自信を持って得意です!と言える方は、恐らく大学受験が受かるでしょう! なぜなら、大学受験は英語で合否が決まりま[…]
最後に
以上で英語長文の学習に役立つ『WEBサイト』と『アプリ』を紹介しました。
いずれもそれぞれの素晴らしさがあり、クオリティも高くなっています。
もちろんこれらにきちんと取り組めば英語の力は向上しますが、これらだけをやっていて大学受験英語の長文に対応できるというわけではありません。
今日紹介したサイト、アプリをあくまで実際の大学入試英語の長文を解くまでの足掛かり程度にとらえ、ぜひ役立ててもらいたいと思います。
合格に向けて頑張ってください!