語学学習において「話せるようになる」ためには、ただ単語を覚えるだけでは不十分。そこで注目されているのが、世界70カ国以上で導入されている『ベルリッツ』メソッドです。
英語はもちろん、さまざまな言語習得に活用されるこの教授法には、自然な会話力を効率よく養うための独自のアプローチが凝縮されています。
この記事では、ベルリッツメソッドの5つの特徴や実際の指導法、そして他の学習法との違いをわかりやすく解説。
学習者の声や導入メリットにも触れながら、語学力アップのヒントを探っていきます。「使える語学」を身につけたい方は必見です。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
ベルリッツ(Berlitz)とはどんな英会話スクール?

まず、ベルリッツがどんな英会話スクールなのか、基本情報を紹介しましょう。
ベルリッツ(Berlitz)の基本情報
| 受講期間 | マンツーマン:自由 グループ:自由 自己学習+オンライン:6ヶ月・1年 |
| 入学金 | 3.3万円 |
| 受講料金 | 【マンツーマン】 教室:6千円~/1回 オンライン:5千円~/1回 【グループ】 教室:4千円~/1回 オンライン:4千円~/1回 【自己学習+オンライン】 6ヶ月:10.8万円 1年:17.8万円 |
| 対象 | 幼児〜社会人 |
| 講師 | 多国籍 |
| 校舎 | 関東~九州 |
| オンライン | ○ |
| その他 | ー |
| 公式サイト | https://www.berlitz.com/ja-jp |
ベルリッツ(Berlitz)の特徴
『ベルリッツ』は、2022年オリコン顧客満足度調査で総合NO.1を獲得。
この順位獲得の秘密は高品質のベルリッツ独自の学習メソッドにあります。
ベルリッツメソッドとは
ベルリッツメソッドは「英語教授法辞典」や「英語学英語教育研究辞典」で最も有効な教授法(ダイレクト・メソッド)として紹介され、140年以上愛されている独自の学習方法。
日本語を使うことはなく、英語のみでのレッスンを徹底することで英語を英語で理解することができます。
また、実生活で使えるリアルな英会話にこだわり、ムダのない英語学習が可能です。
ベルリッツに所属する講師はレベルが業界最大級に高いことで有名で、ヨーロッパ、南米、アフリカ、アジアなど幅広い国籍の講師が所属、全員がビジネス経験を持つ講師です。
ポイントはネイティブ講師だけでないという点ですね。
グローバルな世界となった今、第二言語・外国語として英語を話す人口は約11.2億人です。それに比べ、英語を話すネイティブの人口はたったの約3.8億人。
ベルリッツはこの事実をふまえ、受講する方たちにあらゆる英語と人種に対応できる力を身に着けるという事を目的に、敢えてレッスンごとの講師を変更します。
そして、マンツーマンレッスンとグループレッスンを好きな受講スタイルで選んで受講することが可能です。
マンツーマンレッスンも魅力的ですが、特にベルリッツのグループレッスンが人気で「最大3名限定」と少人数で受講でき、ストレスなく会話量も多めに取れるのでおすすめです。
初級者から上級者まで、ビジネスシーン・日常シーンで通用する実践的な英会話力を身につけられるカリキュラムが用意されています。
本来は通学型の英会話教室として人気の英会話教室ですが、最近オンライン専用コースも開始されたことから、さらに利用者が増えています。
教室も全国にあり、「英語コーチング」、「マンツーマンレッスン」、「グループレッスン」、「オンライン」全てに対応している万能スクールです。
オンライン英会話コースも開講
上記で紹介したベルリッツのオンライン英会話コースは「Berlitz Live Online(ベルリッツ ライブ オンライン)」と言います。
ベルリッツ校舎でのマンツーマンレッスンと同品質のレッスンを、自宅など好きな場所から受けることができます。

ZoomやSkypeを使ったオンラインレッスンで細かく設定された目標をクリアしてから先に進みます。効果的なテクニックを導入したレッスンで、習得を目指すスキルを確実に身につけられます。
一般的なオンライン英会話スクールとは違い、厳しいトレーニングを受けたネイティブの教師を採用しています。
また、マンツーマンオンラインレッスンとAIでの自己学習を組み合わせた「Berlitz Flex」もおすすめです。
コロナウイルスの影響が続く中、オンラインと併用してレッスンを受けることができるのは嬉しいポイントです。
ベルリッツ・メソッドとは?5つの特徴と効果

では、本章よりベルリッツ・メソッドとはどんなメソッドかを解説します。
語学学習において高い効果があるとされるベルリッツメソッドには、主に以下の5つの特徴があります。
①学習言語のみでレッスンを行う
ベルリッツメソッドで行われるのは、母語を使わない学習言語のみでのレッスン。
学習言語だけを用いて理解することによって、飛躍的に語学力を上達させることができるというものです。
実際、私がこのメソッドを体験したときは、推測して、想像力を常に働かせながらレッスンを受けるという感覚がありました。頭もいつもよりフル回転し、母国語なしで理解できたときには何とも言えない高揚感もあったり
この、推測しながら理解するということは、理解度や習熟度を高めるためにはとても重要なことです。
なぜなら、これだけで能動的にレッスンを受けていることになるので、ただのインプットより忘れにくくなるからです。
受動的ではなく、メソッドを通してアクティブにレッスンができるのは、ベルリッツメソッドの強みだと言えますね。
②毎回のレッスンでゴールを設定して学習効率を高める
これも、語学学習においてすごく大事な部分だと言えます。
脳科学的に見ても、人は物事を継続するためには、大きな目標と小さな目標を同時に設定することが必要だからです。
例えば、大きな目標として、ビジネスレベルの語学力を身に付ける、とするなら、小さな目標としては、電話対応ができるようになる、堂々とプレゼンができるようにする…など。
小さな目標を作って達成感を積み重ねて、大きな目標へ近づいていくことで、モチベーションも低下せずに進んでいくことができます。
レッスンでは先生と共にゴールを設定することで、迷いなく着実に学習を進めることができますし、その達成感が、記憶の定着率も高めてくれますね。
③言葉が自然に出てくるよう話す時間を最大化
この点については、体験レッスンを受けた際に私も体感した部分です。
焦らされる感覚はないのに、先生がどんどん質問できるように促してくれたので、いつもよりたくさん話せて密度の高い時間になりました。
そして、間違えた箇所は、正しい表現をその都度教えてくれるので、上手く話せなくても、先生とのやり取りの中で自然に言葉が出てくる感覚もありましたね。
このナチュラルかつ効果的な先生の促し方には、高いコーチングスキルが必要なのだろうなと思います。
そのおかげで、話すのが怖くない、間違えても平気、という感覚にもなれるので、言葉に慣れるための大事なメソッドの一つだといえますね。
④レッスンでは「話す」「聴く」に集中
ベルリッツメソッドでのレッスンでは、とにかく話すこと、聴くことが大切にされます。
先生の話すことを、とにかくよく聴いておかないことには、理解もできないしそこから推測することもできません。
そのため、いつもより注意深く聴くことになるので、集中力が高まったままレッスンを受けることができます。
かといって、「無理に集中しよう」と思わなくとも、レッスンを受ければ自然と集中している自分に気付くはずです。
使える言語にするために、コミュニケーションで必須のリスニングとスピーキングを鍛えることが、語学力を早く伸ばすコツですよね。
⑤文法・語彙は、会話の実践演習の中で身につける
文法や語彙については、単語帳などで一気に覚えたほうが一見効率的にも感じます。
ですが、単語帳だけでは一旦は覚えても、やっぱり忘れやすいんですよね…。
そこで、記憶の定着という面でも、実際に話して聞いて使う、という「体験」を織り交ぜながらやると忘れにくくなります。
それと単語帳を併用すると、単語を見る度にその記憶が思い出されるので、より効率がいいと思います。
そして、レッスンを重ねていくと使える語彙が自然に増えていき、レッスン内でも自然に使えるようになってきます。
独学では、どうしてもこの実践演習はやりにくい部分なので、レッスンで学びながら先生と一緒に表現を身に付けられることは大きなメリットですね。
以上がベルリッツ・メソッドになります。
私がベルリッツを受講した時に感じた、何か他の英会話スクールと違う感覚は、このベルリッツメソッドが原因なのだとわかりました。
そして、このベルリッツメソッドはベルリッツの無料体験をすれば、無料で受講することが可能です。
もし、少しでもこのベルリッツメソッドを体感してみたい方は、ぜひ無料体験を受けてみてくださいね。
ベルリッツメソッドを用いた指導法とは?

今までベルリッツメソッドの特徴を紹介してきましたが、メソッドには語学学習において大切なポイントがいくつもあることがわかりました。
では、実際このメソッドは、どのようにして教えられているのでしょうか?
ベルリッツメソッドの指導法のポイントとして、主に以下の3点が挙げられます。
①単語のみでなく、フルセンテンスで答えること
フルセンテンス(full sentence)とは、「動詞と述語を伴った完全な文章」のこと。
例えば、
”Do you like listening to music?に対して、”Yes, I like listening to music.”と答えるという形です。
このようにフルセンテンスで答えることで、スピーキングと文法、両方の理解度を高めることができます。
言われたことが理解できていたとしても、単語のみで返答するのと、フルセンテンスでの答えとでは、相手にも大きな印象の差を与えますよね。
ただ、ネイティブでも毎回フルセンテンスで答えている訳ではないし、これは一見不自然にも感じられそうです…。
ですが、スピーキングと文法両方を伸ばせるという効果を考えれば、レッスンではどんどんフルセンテンスで練習しないと損ですよね。
フルセンテンスで答えようとすると、先生の質問も注意深く聴かなければいけないので、リスニング力を高めることにも繋がりますね。
②間違った文法・単語の訂正と重要フレーズの反復練習
レッスン内では、間違った単語や文法をその都度先生が訂正してくれ、正しい表現や発音を一緒に反復練習して定着率を高めます。
レッスンが進んでいくとどうしても忘れがちになりますが、その都度訂正してもらえると取りこぼしもなく、一緒に反復することで記憶にも残りやすくなります。
個人的に、反復練習って自分一人ではあまり面白くないので、先生と一緒にできるのはとてもありがたいです。
正しい表現を覚えるごとに、自信を持って使えるフレーズが増えていくのでモチベーションも高まりますね。
そして、なによりこういった指導でレッスンの質が高まり、毎回実りあるレッスンを受けることができます。
③講師による表現のフィードバックと効果的な質問で発話を増やす
ベルリッツメソッドでは、話すことと聴くことに集中して、とにかくたくさん話すことができますが、ただ話すだけで終わりではありません。
しっかり先生がチェックしながら聞いてくれていて、良かった点などもきちんとフィードバックしてくれます。
そして、自然と先生が効果的に質問するように促してくれるので、自分も思ったよりたくさん話していたということに気付きます。
返答した後、付け加えたりしながらまた質問する、といったようにプラスαしながらなので、会話もふくらんで何より楽しく行えますよ。
そして、ベルリッツメソッドでの指導にはスキルが求められるので、先生方はきちんとした高い指導力を持っています。
その点も、安心して委ねられるので学習への悩みも減り、勉強に集中することができると思います。
ベルリッツ・メソッドが生まれたきっかけは偶然だった?【誕生秘話】

前章まで、ベルリッツメソッドについて詳しく解説してきました。
本章ではベルリッツメソッドの豆知識を紹介しましょう。
ベルリッツメソッドがどうやって生まれたのかを紹介します。
ベルリッツメソッドを開発したのは、言語学者であるマキシミリアン・ベルリッツ氏。
現在70以上の国と地域で展開される大手語学スクール、ベルリッツの創設者でもあります。メソッドの名前は、そのまま開発者ベルリッツ氏に由来していたんですね。
しかし、このメソッドは彼一人で作り上げたのではなく、偶然の出来事や状況が重なったことがきっかけだったそうです。
そのきっかけが面白かったので、少しストーリーを紹介させてください。
ベルリッツ・メソッド開発秘話
ベルリッツ氏は、19世紀当時、アメリカでドイツ語とフランス語を教えていました。
あるとき、彼は重い病気にかかってしまい、しばらくフランス語のクラスを教えることが困難に。
そこで、ニコラス・ジョリーというフランス人を雇って、代わりに授業を行ってもらうことにしました。しかし、雇った後になって、ジョリーは全く英語が話せないことが発覚…。
ベルリッツ氏とのやり取りはいつもフランス語だったため、雇う時まで気付かなかったそうです。
そのため、ベルリッツ氏は仕方なく彼に、指導のポイントとしてこのように伝えました。
「生徒の理解を助けるようジェスチャーを使って意味を表現し、語彙を提示するときは文脈の中で使うように」
ジョリーは言われた通り、ジェスチャーや、声のトーンと表情などで意味を伝え、完全にフランス語のみで授業を行いました。
それから6週間後、ベルリッツ氏は生徒たちの遅れを予想しながらクラスに復帰すると…その心配とは裏腹に、生徒たちはフランス語でかなり流暢に会話することができていたのです。
それだけでなく、発音と文法もとても良かったんだそうです。
指導法とフランス語のみで学ぶ環境が、生徒たちの語学力を圧倒的に伸ばしたということですね。
この経験からベルリッツ氏は、授業初日から学習言語のみで行うベルリッツメソッドを開発することとなったのです…。
学習言語のみで行うスタイルのことをイマージョン型指導法と言う
ベルリッツメソッドの開発のきっかけを知ると、偶然が重なって生まれたことがわかりますね。
ちなみに、メソッドの一つである、学習言語のみで行うスタイルのことをイマ―ジョン型指導法とも言います。
イマ―ジョンとは「浸かること」を意味し、その言語環境に浸って学ぶことで効率的に上達できるとされています。
ベルリッツメソッドは、外国語教授法において最も有効な方法の一つとして、時代を経てもなお効果を認められています。
そのため、この方法はベルリッツスクールのみならず、他の学校でも採用されているそうです。
まとめ:ベルリッツ・メソッドはすごい!無料体験で体感してみよう

今回は、外国語を指導する際に用いられるメソッドとして、有名なベルリッツメソッドをきっかけや特徴から深掘りしてみました。
偶然のきっかけで開発されたメソッドでしたが、現在でも多くの学校で取り入れられている指導法でもあります。
メソッドの主な特徴5点と、その指導法の特徴3点について、もう一度まとめておきます。
ベルリッツメソッドを用いた指導法の特徴
- フルセンテンスで答えること
- 文法・単語の訂正と反復練習
- 講師のフィードバックと全体的な発話量アップ
これらはどれも、外国語学習においてとても重要なポイントですよね。
自分で学習する際にもこれらのポイントを押さえていけば、学習効率はかなり変わってくるはずです。
ベルリッツ氏が創設したベルリッツスクールでは、英語のみならず多言語をベルリッツメソッドを用いて学ぶことができます。
私は実際、英語の体験レッスンを受けることでメソッドの特徴を体感でき、すごくいい経験になりました。
興味のある方には、このメソッドを一度だけでもぜひ体感してみて欲しいです。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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