早稲田大学法学部の入試傾向と対策方法【受験科目・難易度も解説】

早稲田大学法学部の入試傾向と対策方法【受験科目・難易度も解説】

早稲田大学法学部の入試傾向と対策方法【受験科目・難易度も解説】

こんにちは。サクキミ英語です。

私たちサクキミ英語は予備校講師や現役難関大学生(東大・京大・早慶など)でチームを構成しており、学習指導および学習のプロとしての視点から英語学習に関する様々な最新情報を発信しています。現在まで200社以上の塾・予備校を調査してきました。

早稲田大学法学部に合格するには、正しい対策、勉強法を実行する必要があります。

そのために、どんな入試方式があるのか、受験できる入試科目は何か、合格最低点や合格ラインについて、偏差値や倍率、入試問題の傾向と対策など、把握しておくべき情報、データがたくさんあります。

今回は、早稲田大学法学部に受かるために、どんな学習内容を、どんな勉強法ですすめるのかを解説していきたいと思います。

早稲田大学法学部に合格するには突き詰めると方法は2つしかないと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。

早稲田大学法学部とはどんなところ?

早稲田大学法学部とはどんなところ?

まずは基礎知識として、早稲田大学法学部がどんなところなのかを簡単に紹介しておきます。

早稲田大学法学部は1882年、早稲田大学の前身である東京専門学校の法律学科として誕生しました。 早稲田の法学部では4年間を通して少人数教育が充実しています。

また、春学期と秋学期の2セメスターによる科目配置により、学習効果を高めることができ、留学制度を利用しやすい環境が整えられています。 成績が特に優秀な学生に対しては、3年での卒業を認める制度があります。

近年、卒業生の約15~20%が法科大学院等の大学院へ進学しています。日本の法律家の約7分の1は早稲田大学法学部出身者であるとも言われています。

早稲田大学法学部入試の基本情報【受験科目・難易度】

早稲田大学法学部入試の基本情報【受験科目・難易度】

まず、早稲田大学法学部入試に関する基本情報を知っておきましょう。

早稲田大学法学部の入試情報
  1. 早稲田大学法学部の一般選抜入試の受験科目
  2. 早稲田大学法学部の難易度

①早稲田大学法学部の一般選抜入試方式による受験科目

早稲田大学法学部の一般入試の募集人数は350名。

試験科目は外国語・国語・地歴公民または数学の3科目入試となっています。

【2023年度】 早稲田大学法学部 一般入試要項
募集人数350名
試験科目外国語(英語/ドイツ語/フランス語/中国語)
国語(国語総合/現代文B /古典B)
地歴公民(世界史B/日本史B/政治・経済)/数学
出願方法WEB出願
出願期間2023年1月6日(金)~1月20日(金) ※締切日消印有効
試験日2023年2月15日(水)
合格発表2023年2月24日(金)

※ドイツ語・フランス語・中国語・数学を選択した受験生は大学入学共通テストの該当科目を受験し、得点が調整されて試験結果に反映。

数学の場合は数学I・数学Aと数学Ⅱ・数学Bの大学入学共通テストを受験する必要があります。

2021年より、センター試験の部分は大学入学共通テストに変わりました。

②早稲田大学法学部の難易度

続いて、早稲田大学法学部の難易度を見てみましょう。

早稲田大学法学部の偏差値

早稲田大学法学部の偏差値は67.5となっており、私立文系の中ではトップクラスの偏差値です。

早稲田大学のなかでは政治経済学部に続いて2位の偏差値となっています。

よく比較される慶應義塾大学法学部の偏差値は67.5~70.0と同等レベルの偏差値です。

両校非常に高い偏差値なので、法学部受験者はどちらの大学を選択する場合も多くの学習量が必要になります。

早稲田大学法学部の倍率と受験者平均点

早稲田大学法学部の倍率と受験者平均点は下記の通りです。

倍率
【2022年度】 早稲田大学法学部 倍率
定員350名
受験者数4,136人
合格者数754
倍率4.8
受験者平均点
【2022年度】 早稲田大学法学部 受験者平均点
英語27.736点/60点
国語26.060点/50点
日本史23.428点/40点
世界史26.878点/40点
政治経済22.263点/40点

早稲田大学法学部の受験対策・学習のポイント【勉強法を紹介】

早稲田大学法学部の受験対策・学習のポイント【勉強法を紹介】

早稲田大学法学部は一般入試と共通テスト利用入試の2つの制度があり、両制度の併願が可能です 法学部の一般入試は3教科型の受験となります。

「外国語(英語orドイツ語orフランス語or中国語)60点満点」「国語50点満点」「選択科目(世界史or日本史or政治経済or数学)40点満点」です。

3教科の中でも英語の配点が最も高いですが、残りの2教科もそんなに配点差がないので、3教科ともバランス良く得意にしないといけません。

「数学」については個別試験は行わず、共通テストの成績を利用する形となります。 3教科合計の合格ラインとしては得点率60%くらいとなるでしょうか。

共通テスト利用入試もありますが、共通テストで90%以上の得点率が取れていないと合格は厳しいと思われます。

早稲田大学法学部に受けるには2つの方法しかない

早稲田大学法学部に受けるには2つの方法しかない

前章では、早稲田大学法学部の入試情報について紹介しました。

ご覧の通り、様々な入学方法がありますが、総じて言えるのはどの入学方法も難しいということ。

では、そんな早稲田大学に合格するためにはどうすればいいのか。方法は2つしかありません。

早稲田大学に合格する2つの方法
  1. 独学で受験対策をする→自分次第
  2. ここで紹介する早稲田大学対策におすすめの塾を利用する

当たり前と言えば当たり前ですが、早稲田大学に合格しようとしたらこの2つの選択肢しかないです。

そして、サクキミ英語的には効率の面から考えても「②早稲田大学対策に強い塾の利用」をおすすめしていますが、中には金銭的な問題等で「①独学」を選択するしかない人もいると思います。

なので、次章から両者のアプローチ方法について解説していくので「②早稲田大学対策に強い塾の利用」を選択しない人も、実際、早稲田大学対策におすすめの塾にはどんな塾があるのかをチェックしてみてください。

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早稲田大学法学部の各科目の入試傾向と対策方法【科目別】

早稲田大学法学部の各科目の入試傾向と対策方法【科目別】

では、上記で紹介した対策方法の内「①独学で受験対策をする」の方を紹介します。

下記の科目別に紹介していきます。

早稲田大学法学部の入試科目
  1. 英語
  2. 国語
  3. 世界史
  4. 日本史
  5. 政治経済

①【英語】早稲田大学法学部の入試傾向と対策

まずは英語の入試出題傾向と対策です。

早稲田大学法学部の英語の入試出題傾向

早稲田大学法学部の英語はマークシートと記述式の解答形式です。

問題の量が多く、時間の余裕がないのが特徴です。

問題番号出題内容詳細
大問1長文読解政策決定のオンラインフォーラム
大問2長文読解スポーツにおける性差問題
大問3空所補充問題8つの空所に適切な語を選ぶ問題
大問4正誤問題4つの下線部から誤りを選ぶ問題
大問5空所補充問題5つの空所に適する言葉を選ぶ問題
大問6語句整序問題2箇所の下線部を並び替える問題
大問7英作文イラストを元に自分の考えを述べる問題
長文問題

長文読解問題は2題出題されており、1,000文字を超える長文が出題されることもあります。

ジャンルは評論・エッセイ、小説など様々で、どの分野の語彙のレベルは高いといえます。

文法・語法問題

問題形式としては空所補充と正誤問題です。

空所補充問題では、前置詞の使い方やイディオムの知識などが求められます。

正誤問題は文法的に間違っているものを選ぶ形式ですが、全て正しいという答えもあります。

解答慣れするためにも、演習をたくさんこなしておく必要があるでしょう。

英作文問題

早稲田法学部英語の特徴的な問題であるのが、自由英作文です。

自由英作文は苦手な受験生が多いですが、難しい語句を使う必要はなく、基本的な英作文を作ることができれば十分に解答可能です。

早稲田大学法学部の英語の対策

早稲田法学部の英語対策は下記の点を気を付けると良いでしょう。

パラグラフリーディングを身につける

パラグラフリーディングとは、段落ごとに要点を掴んで筆者の結論や言いたいことなどを読み取っていく手法です。慣れていくと読むスピードが劇的に早くなり、次に何を言いたいのかということが予測できるようになります。

早稲田法学部の英語は問題の量が多いので、パラグラフリーディングで時間に余裕を持ちましょう。

過去問を使って出題形式になれる

過去問を利用し出題形式に慣れることで、当日問題を解く順番や自分の苦手な問題形式を把握し、対策することができます。

また、過去問をやることで問題形式に慣れることができ、その結果解く時間を縮めることができます。

本気で合格を狙うなら、最低でも5~10年分の過去問を解きましょう。

②【国語】早稲田大学法学部の入試傾向と対策

続いて、国語です。

早稲田大学法学部の国語の入試出題傾向

マークシートと記述式の両方が出題されます。

大問は4題からなり、大問1は古文、大問2は漢文で大問3・4が現代文となっています。

早稲田大学全体的に入試に占める国語の配点比率は他の大学より高いです。

問題番号出題内容詳細
大問1古文黒川真頼『山吹物語』
大問2漢文呉兢『貞観政要』
大問3現代文山崎正和『リズムの哲学ノート』 (中央公論新 社 2018 年刊)より、 第三章「リズムと身体」 の一節
大問4現代文現代の文化や社会の問題を扱った評論
現代文

早稲田大学法学部の国語は非常に難易度の高い問題が出題されるのが特徴です。

抽象的で難解な語彙を使っている文章が多く、完璧に理解し解答するのは困難です。

古文

随筆や日記など幅広いジャンルから出題されており、特定の時代の作品に偏るといったこともありません。

古文の文法と単語の学習をコツコツ積み重ねて、文章の意味を理解できるようになっておきましょう。

漢文

法学部の国語の中でしっかり得点をとりたいのが漢文です。

漢文の勉強はどうしても後回しにしがちですが、早稲田大学法学部の漢文は標準的な知識を問われることがほとんどです。

特に漢詩の出題が頻出なので、基礎知識は持っておいてください。

早稲田大学法学部の国語の対策

国語の対策は下記のような対策を講じればいいでしょう。

古文と漢文を狙って着実に得点する

現代文が非常に難易度が高いため、あまり差がつかないと考えられます。

そのため、古文と漢文で得点を重ね、周りと差をつけるのが大切です。

単語と文法など、基本的なことは完璧になるくらい学習し、ミスをなくしましょう。

漢文についても同様に高得点を狙えるような対策をしておきましょう。

記述式の対策をしておく

早稲田大学の現代文は非常に難易度が高いため、受験前だけ学習するだけでは得点できません。

記述式に対応するために過去問に取り組み、解き方や時間配分などをしっかり確認しておきましょう。

③【世界史】早稲田大学法学部の入試傾向と対策

続いては、世界史の入試傾向と対策をまとめます。

早稲田大学法学部の世界史の入試傾向

政治経済の問題はマークシートと記述式、論述問題が出題されます。

論述問題は必ず出題されるので対策が必須です。

全体的に広範囲から出題されるのが特徴的です。

問題番号出題内容
大問1新しい人権
大問2立憲主義
大問3GDP・経済成長
大問4国際経済体制
出題形式

政治経済の問題は日本史のように知識を問う記述式の問題もありますし、世界史のように論述問題も出題されます。

論述問題は2問〜4問の間で、まとめる文字数は50字以内だったり、150字以内だったり年によってバラバラです。

出題範囲

広範囲から出題されるので、教科書全体を学習し、基礎は完璧に身につけておくといいでしょう。

国内外の時事問題も出題される傾向にあるので、受験前は時事問題に関しても意識しておく必要があります。

早稲田大学法学部の世界史の対策

続いて、対策方法を紹介します。

基礎を完璧にする

早稲田大学の社会は基本的に難問が多く出題されます。

しかし、法学部ではそこまで奇問が出る傾向はありません。

教科書を中心とした基礎をどれだけ正しく暗記できているかが得点を左右します。

論述問題は入念に対策を

基礎問題の出題が多いため、差がつく問題は論述問題です。

私大の社会は選択式の問題が多いため、論述慣れしている生徒が少ない傾向にあります。

そこで、論述問題に対してしっかり対策を行うことで他の受験生に差をつけることが可能です。

そのためには、過去問の対策は合格に必須となります。

④【日本史】早稲田大学法学部の入試傾向と対策

続いては、日本史の入試傾向と対策をまとめます。

早稲田大学法学部の日本史の入試傾向

法学部の日本史は、記述式の割合が多いことが特徴です。

解答に占める割合は4割を超え、歴史用語の知識を問う設問が多く、私大文系らしい問題が続きます。

問題番号出題内容
大問1畿内・七道
大問2中世・近世の一揆
大問3近代の情報伝達
大問4戦後の為替レート
出題形式

マークシートは語句選択・正誤判定・年代整序のパターンで出題されます。

正誤判定問題の比率が高くなっており、正確な知識の暗記が求められます。

出題範囲

大問3と4は近現代史であることが多く、戦後史などに重きを置いた学習が必要です。

出題分野も法学部の問題らしく、政治史や外交史に関わる問題が頻出です。

早稲田大学法学部の日本史の対策

日本史の対策はまとめます。

教科書内容を完璧にする

日本史は世界史よりも難易度が高い傾向があります。

ですが、教科書問題を完璧にしておくことで合格点には到達することができます。

難しい問題の得点よりも、いかに基本的な問題を落とさないかが大切です。

資料問題・過去問の取り組みが合否を左右する

日本史では未見資料問題が頻出されます。

資料問題の対策を行っている受験生は比較的少ないので、過去問で対策をし、資料問題に対してしっかり得点できると他の受験生に差をつけることが可能です。

早稲田大学に関係している人に要注意

法学部の日本史は、早稲田にゆかりのある歴史上の人物も出題されます。

創立者の大隈重信や早大初の内閣総理大臣となった石橋湛山といったメジャーな人物については基本的な知識はおさえておきたいところです。

⑤【政治経済】早稲田大学法学部の入試傾向と対策

続いては、政治経済の入試傾向と対策です。

早稲田大学法学部の政治経済の入試傾向

政治経済の問題はマークシートと記述式、論述問題が出題されます。

論述問題は必ず出題されるので対策が必須です。

全体的に広範囲から出題されるのが特徴的です。

問題番号出題内容
大問1新しい人権
大問2立憲主義
大問3GDP・経済成長
大問4国際経済体制
出題形式

政治経済の問題は日本史のように知識を問う記述式の問題もありますし、世界史のように論述問題も出題されます。

論述問題は2問〜4問の間で、まとめる文字数は50字以内だったり、150字以内だったり年によってバラバラです。

出題範囲

広範囲から出題されるので、教科書全体を学習し、基礎は完璧に身につけておくといいでしょう。

国内外の時事問題も出題される傾向にあるので、受験前は時事問題に関しても意識しておく必要があります。

早稲田大学法学部の政治経済の対策

政治経済の対策としては、下記を意識すると良いでしょう。

教科書を完璧にし、着実に得点する

マークシート式の問題については標準的な問題がほとんどです。

合格するには落とすことができないポイントです。

記述や論述は応用力が試される

対策している受験生とそうでない学生で差が付きやすいのが記述式や論述問題です。

早稲田大学法学部の政治経済の記述式や論述は応用力が試される問題が多いです。

単純な暗記では対応できないものもあるため、過去問に取り組み、出題傾向や時間配分をあらかじめ把握しておきましょう。

ニュースで時事問題は対策しよう

政治経済は科目の特性上、時事問題は必ず出題されます。

日頃からニュースに目を通す習慣が大事です。

特に新しい法改正の動きや経済の動向には注目しておきましょう。

早稲田大学法学部におすすめの塾・予備校【特化型専門塾含む】

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では続いては、対策方法②の「早稲田大学対策に強い塾」を紹介します。

今回紹介するのは、サクキミ英語過去200社以上の調査の中でも最もおすすめする塾(全てオンライン対応)です。

ここで紹介すると量が多くなってしまうので、別記事を用意したので、早稲田に絶対受かりたい人は、ぜひ気になる塾の無料体験から始めてみてくださいね。

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まとめ:早稲田大学法学部は魅力満載!入学してキャンパスライフを楽しもう

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今回は、早稲田大学法学部の入試傾向と対策方法を紹介しました。

早稲田大学に合格する2つの方法
  1. 独学で受験対策をする→自分次第
  2. ここで紹介する早稲田大学対策におすすめの塾を利用する

私個人的には、本気で早稲田大学に合格したいなら「②早稲田大学対策に強い塾を利用する」をおすすめしています。

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ぜひ、しっかりと対策をして合格を勝ち取りましょう。

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今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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